画像認識アプリまとめ|無料アプリから成功事例まで【2024年最新版】
画像認識アプリにより、画像からさまざまなデータを取り出せるようになりつつあります。今後、ビジネスを目的とした画像認識アプリがより積極的に開発されていくことでしょう。本記事では、最新の画像認識アプリ事情や、画像認識アプリ開発に成功した企業の事例などについて紹介します。
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画像認識アプリとは?
画像認識アプリは、画像内の情報をデータとして読み取れるアプリです。例えば、画像に表示された人物が誰かを特定したり、特定のアイテムがどのような色であるのかを調べたりすることができます。昨今、コンピュータの処理速度向上やAIの進歩によって画像認識のテクノロジーが急速に進歩しており、目的に応じたさまざまなアプリが開発されています。
画像認識アプリの主な種類
画像認識アプリは、どのような用途で利用するのかによってさまざまな機能を有しています。画像認識アプリの種類について紹介します。
図鑑系の画像認識アプリ
画像内にある植物や魚、虫、動物などを認識し、名前や種類、詳細情報などを即座に提供してくれます。有名なものに「PlantSnap」や「フィッシュ-AIが魚を判定する未来の魚図鑑」などがあります。
画像検索・物体識別系の画像認識アプリ
画像内のアイテムが何なのかを分析し、類似のアイテムを検索してくれます。このアイテムが欲しいけど名前がわからない、という場合に便利な画像認識アプリです。有名なものに、Googleが提供する「Googleレンズ」などがあります。
業務系の画像認識アプリ
業務サポートに活用できる画像認識アプリも登場しています。例えばNTCは、洋服の画像から自動で採寸を行うサービスや、スマホで撮影するだけで商品名や型番などを自動認識し検品業務を省力化してくれるサービスなどを開発。また、ギトウシステムズは、マスクをしていても顔認証ができるシステムを提供しています。今後業務改善に役立つさまざまな画像認識アプリが開発されるでしょう。
商品サービス系の画像認識アプリ
気になる画像を読み込むことで、画像内に表示された商品の詳細や価格が表示されるアプリも開発されています。例えば「Louis Vuitton App」では画像検索機能「LVスキャン」が組み込まれており、1枚の写真をもとに製品の検索が可能です。気になる同社製品の写真を撮れば、その場で詳細や価格などが確認できます。
その他ちょっと変わった画像認識アプリ
ほかにも手書きした楽譜を読み込みデータとして保管できる「Piascore – スマートデジタル楽譜リーダー」や、カメラを向けた媒体のJIS規格で定められた色名を教えてくれる「色彩ヘルパー」などの画像認識アプリも開発されています。今後、生活をより便利にするさまざまな画像認識アプリが出現することでしょう。
無料で利用できる!おすすめ画像認識アプリ厳選4選
無料で利用できる画像認識アプリ4選を紹介します。気になる方は気軽に試してみるとよいでしょう。
あらゆるものの答えを見つけられる「Googleレンズ」
Googleレンズは、目の前にあるものをカメラか画像経由で検索できるアプリです。アイテムの正式名称や販売価格、動物や植物の種類はもちろん、数式の解き方まで検索可能。Googleが公式に提供しているアプリということもあり、Google検索との連動が可能なのが強み。今後できることがますます増えていくと考えられます。
1万種類の動物・魚の名前を一瞬でサーチ「かざすAI図鑑」
かざすAI図鑑は、画像で読み込んだ魚や動物を即座に解析し、正式名称や種類、餌、特徴などを提供してくれるアプリです。例えば、睡眠中の魚を読み込めば、デバイス上で優雅に泳ぐ魚を見られます。体験をより豊かにしてくれることに加え、学習や研究の質を高められることから、すでに多くの水族館で導入されています。
画像検索で気になった服を検索・特定できる「WEAR」
WEARは、気になるファッションアイテムをコーディネートできるアプリです。新たに追加された画像認識機能を利用することで、撮影したアイテムと同様の特徴を持つ商品を即座にピックアップ。雑誌やネット上で見つけた洋服と類似の自社商品を即座に提供することで、売り上げ増加も期待できます。
画像からJIS規格で定められた色名を表示「色彩ヘルパー」
色彩ヘルパーは、画像内の色情報を即座に分析してくれるアプリです。JIS規格で定められた色名で表示してくれるため、パンフレットやホームページでこの色味を使いたいと思ったときに非常に便利。この画像と全く同じ色にしてほしいと気軽に頼めるようになるため、今後ビジネス場面においてもさまざまな活用が期待できます。
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画像認識アプリは自社(自作)で開発できる?
画像認識アプリは自作することも可能です。昨今ではアプリの制作方法もネット上で調べることができるため、簡単なものであれば自作できます。ただし、マニュアル通りのアプリではビジネスにおいて利用できないことがほとんど。現場で活用できる、もしくは自社の売り上げ増に貢献してくれるような画像認識アプリを作りたければ、やはり画像認識アプリの開発実績を持つ会社に依頼するのがベストといえるでしょう。
業務系の画像認識アプリ開発の成功事例
業務系の画像認識アプリを開発し、成功を収めた企業の事例について紹介します。
工場向け合否検査アプリ「GAZOKEN(ガゾケン)」
ファインテックは、工場で使える画像検査装置「GAZOKEN(ガゾケン)」を開発しました。アプリが商品の印字ミスやズレを自動で確認してくれるため、検品作業の効率が大幅に改善されます。高性能な画像認識装置を組み込むと高いコストがかかる一方で、アプリの導入であれば約10分の1のコストで設置できるのも大きな魅力。同社社長は、今後も画像認識アプリの開発に力を入れ、年10億円を超える事業にすることを目指し取り組んでいます。
出典:GAZOKEN(ガゾケン)公式ページ https://www.fine-tech.co.jp/product/view/11
AI技術で職人技を再現した業務アプリ「TUNA SCOPE」
TUNA SCOPEは、マグロの品質を診断できる画像認識アプリです。マグロの品定めはこれまで職人の目利きによって行われていましたが、同アプリではAIがマグロの断面の情報をもとに品質をチェック。熟練の職人による品質判定と一致率が90%という高パフォーマンスを発揮しています。現在は同アプリで分析したマグロを提供する事業が世界複数の都市で進められるなど、大きな進展をみせています。
出典:TUNA SCOPE公式ページ https://tuna-scope.com/jp/
アプリの費用相場
つづいては、アプリ開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
アプリのタイプ | 開発費用の相場 |
アプリ開発の平均費用相場 | 250万円~ |
ショッピングカート系 | 100万~300万円 |
カタログ・フリーペーパー系 | 50万~100万円 |
通話・メッセージアプリ系 | 100万~500万円 |
ツール系 | 50万~300万円 |
ゲーム系 | 300万~1,000万円 |
SNS位置情報系 | 500万~1,000万円 |
アプリ内課金/多言語/マップ対応 | 各10万~20万円 |
SNS連携/アクセス解析 | 各5万円 |
学習アプリ系 | 50万~300万円 |
アプリ開発の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】画像認識アプリを依頼するならアプリ開発会社へ
本記事では、最新の画像認識アプリ事情を紹介するとともに、画像認識アプリ開発に成功した企業の事例についても紹介しました。画像認識アプリはアイデア次第で大きな飛躍を遂げる可能性があるため、新規参入する企業も増えることでしょう。
もし画像認識アプリの開発に興味があれば、アイミツまでお気軽にお問い合わせください。あなたの困りごとをしっかりとヒアリングしたあと、ぴったり合った外注先を複数選定し、ご紹介させていただきます。
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アプリ開発の平均費用と料金相場
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