アプリケーションとは|種類や開発のメリットをご紹介&スマホアプリの作成手順も解説!【2024年最新版】
パソコンやスマートフォンの普及とともに、よく耳にするようになったアプリケーション(アプリ)。独自のアプリケーションを開発している企業は、大企業はもちろん、中小企業でも珍しくありません。ただ、アプリケーションという言葉の認知度とは裏腹に「よく耳にするけれどどういうものか分からない」という方も多いのではないでしょうか。そこで、この記事ではそもそもアプリケーションとはどのようなものなのかといった基本的なところから、アプリケーションの種類、開発するメリット、開発する際の流れまで幅広くお伝えします。
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アプリケーションとは
まずは、アプリケーションの意味をあらためて把握しておきましょう。アプリケーションは、もともとは英語で「適応」や「応用」を意味します。しかし、アプリケーションもしくはアプリという場合、ユーザーの目的に応じてプログラムされ、コンピューターにインストールされているアプリケーションソフトウェアのことを指すことが一般的です。Excelのような表計算アプリからWordのようなワープロアプリ、メールやカレンダーといったものから勤怠管理や顧客管理など、数多くのアプリが開発されています。スマートフォン用のアプリケーションも同様で、ゲームアプリもSNSアプリもいずれもアプリケーションの一種です。
ネイティブアプリとは
アプリケーションは、ネイティブアプリとWebアプリの2種類に大別されます。App StoreやGoogle Playといったアプリストアで、アプリケーションをインストールするタイプのアプリケーションが、ネイティブアプリです。ネイティブアプリは、プッシュ通知機能やGPSによる位置情報機能、カメラ機能など、スマートフォンやタブレット特有の機能を利用できます。さらに、アプリケーションの起動や動作に必ずしもインターネット環境が必要ではないため、オフラインでも利用可能です。
Webアプリとは
アプリケーションのもう一つの種類のWebアプリとは、インターネット(Webブラウザ)を介して利用するタイプのアプリケーションです。たとえば、YouTubeやGoogleマップ、Google DocsといったものはすべてWebアプリといえますす。Webアプリの一番のメリットは、常に最新の機能が利用できる点です。ネイティブアプリと異なり、インストールの必要がなく常に最新機能が利用できます。さらに、アカウントさえ作成すればさまざまな端末で利用可能です。
「アプリ=スマホのアプリ」ではない
アプリと聞くと、多くの方がスマートフォンのアプリを思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、前述のようにアプリにはネイティブアプリとWebアプリがあり、アプリ=すべてがスマートフォンアプリとは限りません。タブレット端末やパソコンで作業することを前提に、プログラムされたアプリもあります。そのため、「アプリ=スマートのアプリ」という認識では、業務上で齟齬が生じる可能性もあるでしょう。「スマホのアプリですよね?」など必要に応じて確認するようにしてください。
アプリケーションの種類
アプリケーションと一口に言っても、その種類は無数にあり、リリースされているアプリケーションは星の数ほどあります。アプリの種類は無数にありますが、大きく「SNSアプリ」「業務系アプリ」「ゲーム系アプリ」「地図アプリ」などに分けられます。
SNSアプリは、TwitterやFacebookなどのSNSを利用できるアプリのことです。業務系アプリとは、勤怠管理や給与計算、経費計算などの機能を搭載したアプリです。ゲーム系アプリは文字通り、ゲームをプレイする目的に開発されています。地図アプリは、スマートフォンの位置情報機能と連動し、現在地から目的地までを案内してくれるアプリのことです。
また、スマートフォンアプリは、iPhoneやiPad向けに開発された「iOSアプリ」、Android端末向けの開発された「Androidアプリ」に分けられます。
アプリを開発するメリット
大企業はもちろん、中小企業の多くもアプリを独自開発していることから、「自社でもアプリ開発を行うべきか」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。アプリ開発に限らず、新規事業を行うかどうかを判断する際に重要なのは、メリットとデメリットをきちんと把握することです。アプリ開発のメリットは次の通りです。
・利便性が向上する
・利益拡大を狙える
・業務効率が向上する
それぞれについて、以下から詳しく見ていきましょう。
利便性が向上する
アプリは、自社のニーズや都合に合わせて開発することが可能なため、ユーザーの利便性が向上します。たとえば、ECサイトを運営する会社の場合を考えてみましょう。その会社の顧客が、Webサイトからの購買のステップが煩雑だと感じている場合、購買手続きの途中であきらめてしまうケースも。そこで、購買の手続きを簡素化した自社専用のアプリをリリースすれば、ユーザーの利便性は向上し、会社側としても機会損失を防ぐことにもつながります。さらに、アプリのアイコンはユーザーのスマートフォンやタブレットに表示されるため、継続的なPRも狙えるでしょう。
利益拡大を狙える
アプリを開発し、販売することで利益拡大も狙えます。無料で利用できるアプリが数多くリリースされている中、有料のアプリも少なくありません。開発したアプリが使いやすく魅力的なアプリであれば、「有料でも欲しい」と思うユーザーはいます。有料でも使いたいと思われるようなアプリを開発し、さらにアプリ内課金なども導入できれば、企業の収益アップにつながります。開発コストが少なければ少ないほど、収益性は向上するでしょう。さらに、アプリが人気になれば企業イメージの向上も期待できるため、直接的な利益だけではなく、間接的な利益も見込めます。
業務効率が向上する
業務系アプリを開発し、運用していくことで業務効率の改善も期待できます。たとえば、業務系アプリには、勤怠管理から経費精算、スケジュールやコミュニケーション機能などを網羅したアプリもあります。そうしたアプリをうまく活用し、すべての業務管理をアプリで一括で行えるようになれば業務効率は大幅に向上するでしょう。
なお、アプリ開発会社の中には、企業の業務内容や課題に合わせたアプリケーションの開発を依頼できる会社も珍しくありません。アプリを通じて、業務上の課題解決につなげたい方は、一度アプリ開発会社に相談してみてはいかがでしょうか。
アプリ開発を依頼したいけれど、「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「PRONIアイミツ」にお問い合わせください。数あるアプリ開発会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして「無料」でご紹介いたします。
アプリ開発をするデメリット
アプリ開発を行うかどうかを判断する際には、メリットだけではなくデメリットも正確に把握する必要があります。一見すると、メリットしかないように思えるアプリ開発にも、デメリットは存在します。
企業がアプリ開発を手掛けることの主なデメリットは、次の通りです。
・成果が得られない場合もある
・コストがかかる
それぞれのデメリットについて、次から詳しく見ていきましょう。
成果が得られない場合もある
成果が得られない場合もあるというデメリットは、特にアプリを営利目的で開発する際に注意が必要です。アプリを開発し、販売することで会社の利益拡大を狙いたいという方は少なくありません。実際に、有料アプリの販売で大きく利益を拡大した企業もあります。しかし、アプリを開発し販売したからといって、必ずしも期待した売り上げが得られるわけではありません。反対に、まったく販売できずに開発費だけがかかってしまったということも十分考えられるでしょう。時間やコストをかけて魅力的なアプリを開発できたとしても、必ず売れるわけではないという点には注意しましょう。
コストがかかる
自社にアプリを開発できるだけのスキルや知識を持ったスタッフがいる企業を除いて、多くの企業はアプリ開発をアプリ開発会社に外注します。外注するには当然のことですが、外注費がかかります。アプリ開発の外注費用は、どのようなアプリを作成するかや外注先によっても異なりますが、平均費用で250万円以上です。高度な機能を搭載したアプリの中には、開発費用が1,000万円以上になってしまうことも珍しくありません。万が一、アプリ開発に失敗してしまった場合、それらのコストが無駄になってしまいます。高額の費用をかけるだけの効果が得られるかどうかは、慎重に検討する必要があるでしょう。アプリ開発を外注する際の費用相場については、のちほど表を用いて詳しくご説明します。
スマホアプリをゼロから作る場合の流れ
ここからは、スマホアプリの作成手順についてご説明していきます。アプリの開発着手からリリースまで、どのようなステップを踏んで開発が進められるのかは、例え外注する場合でも事前につかんでおきたいところです。そうすることで、無理なスケジュールで依頼する心配も減り、よりよいものが出来上がるのではないでしょうか。スマートフォンアプリを開発する際の流れは以下の通りです。
1.企画を立てる
2.自社か外注かを決める
3.要件定義をする
4.開発のスタート
5.テスト作業
6.リリース
それぞれの工程について、以下で詳しく解説します。
1.企画を立てる
まずは、どのようなアプリを開発するのか企画を立てます。たとえば、業務系アプリを開発するのか社内SNSアプリを開発するのかによって、開発に必要なコストは大きく異なりますし、開発までにどのくらいの期間がかかるのかも異なります。最初にアプリ開発も目的や使用用途、具体的なターゲットの設定、ネイティブアプリなのかWebアプリなのかといった基本的なことを決めましょう。
2.自社か外注かを決める
次に、自社開発するか、システム開発会社に委託するのかを決めましょう。自社開発する場合は、外注コストがかかりませんが、アプリの出来は自社スタッフの人数やスキルに左右されてしまいます。一方、専門知識をもつプロのアプリ開発会社に依頼すれば、高品質なアプリが期待できますが、もちろん外注費用が発生します。予算や目的に応じて、自社開発するかアプリ開発会社に委託するかを決めましょう。
3.要件定義をする
自社開発か委託するのかを決めたら次に、開発するアプリの要件定義を行います。アプリの要件定義とは平たく言えば、開発するアプリの仕様や搭載する機能、開発するプログラミング言語などをまとめることです。予算を考慮して、企画内容から実装する機能を決めるほか、将来的に実装したい機能も洗い出しておきましょう。外注する場合には、搭載したい機能などについてまとめておくことをおすすめします。
4.開発のスタート
どのようなアプリを開発するかがまとまったら、実際にアプリを開発するフェーズに移行します。まず行うのが、要件定義書でまとめた仕様や機能をもとに、システムの根幹部分の構築です。次に、ユーザーの目には触れない内部機能の構築、アプリの動作を細かく指示していく工程へと移っていきます。
5.テスト作業
アプリの開発が一通り完了したら、テストフェーズに移ります。搭載した一つひとつの機能がきちんと動作するか、機能間の連携がスムーズに取れているか、アプリ全体が正常に稼働しているかなどを細かくチェックしていきます。テストで不具合が発生した場所は改良を加え、より完成度を高めていきましょう。
6.リリース
ネイティブアプリの場合、開発しただけではユーザーに利用してもらえません。開発したアプリをアプリストアの審査を通過してから公開という流れになります。iPhoneやiPad用のアプリであればAppStoreに公開、Android用のアプリであればGoogle Playに公開します。
アプリ開発の費用相場
アプリのタイプ | 開発費用の相場 |
アプリ開発の平均費用相場 | 250万円~ |
ショッピングカート系 | 100万~300万円 |
カタログ・フリーペーパー系 | 50万~100万円 |
通話・メッセージアプリ系 | 100万~500万円 |
ツール系 | 50万~300万円 |
ゲーム系 | 300万~1,000万円 |
SNS位置情報系 | 500万~1,000万円 |
アプリ内課金/多言語/マップ対応 | 各10万~20万円 |
SNS連携/アクセス解析 | 各5万円 |
学習アプリ系 | 50万円~300万円 |
アプリ開発の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】アプリ開発会社選びで迷ったらPRONIアイミツへ
アプリを開発しリリースすることには、「利便性が向上する」「利益拡大を狙える」「業務効率が向上する」といったメリットがあります。一方で、デメリットや注意しなければならない点もあります。メリットだけでなくデメリットも正確に把握したうえで、アプリ開発を行うかどうかを決めましょう。
なお、アプリ開発をプロに依頼して質の良いアプリを制作し、確実に成果を上げたいと考える方も多いと思います。しかし、「どのような開発会社に依頼したらいいのか分からない」とお困りの方もいらっしゃるでしょう。そんなときは、ぜひPRONIアイミツにご相談ください。
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