スマホアプリ開発におすすめのプログラミング言語【2024年最新版】
スマホアプリを開発する場合、その開発環境や利用できるプログラミング言語は、iPhoneかAndroidかによって大きく異なります。そこでこの記事では、アプリ開発・システム開発など、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、OSごとにおすすめのプログラミング言語をご紹介!アプリ開発に向いているそのほかの言語も詳しく解説していきます。
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スマホアプリの主要OSは2つ
スマホアプリは現在、iPhoneなどのApple社が提供している端末のiOS、Android端末のAndroid OS、この2つのOSが主流となっています。日本ではiPhoneが人気ですが、海外ではAndroidが多く、どちらにも需要は存在します。しかし前述したようにOSによって必要な言語は異なります。将来的にはどちらにも対応させることがベストですが、難しい場合はまず自社で使われている端末などに合わせてアプリ開発をしていきましょう。
iOSアプリ開発におすすめのプログラミング言語
ではまず、iOSアプリ開発におすすめのプログラミング言語を2つ紹介します。
2-1.Objective-C
Objective-C(オブジェクティブシー)は、1980年代にOS用プログラミング言語としてつくられたもので、後述するSwiftの前身のような言語です。またObjective-Cはオブジェクト指向言語であり、C言語(汎用性の高いプログラミング言語)をベースにつくられました。オブジェクト指向言語とは、プログラミング言語のなかでも、互いに関連したデータなどに関する手続きを1つにまとめたオブジェクトを、基本的な構成として扱う言語のことです。
ソースコードは一見C言語と別物に見えるものの、基本的な構文はC言語になぞられています。そのため、C言語やC++が分かる方であれば比較的容易に学習を進められるでしょう。
2-2.Swift
Swift(スウィフト)は、Apple社が2014年に発表した、オープンソースのプログラミング言語です。Swiftを習得できれば、iOSはもちろん幅広くApple端末のアプリがつくれます。
Objective-Cの上位互換と言われており、早さ・安全性・シンプルさの3つのポイントでObjective-Cよりも優れています。Apple社では、速度がObjective-Cよりも最大2.6倍、後述するPythonのバージョン2.7よりも最大8.4倍速いと公表されています。またWebアプリにも対応していることから、今後も高い需要が期待できるでしょう。
Androidアプリ開発におすすめのプログラミング言語
次にAndroidアプリの開発におすすめなプログラミング言語を2つ紹介します。
3-1.Java
Java(ジャバ)はC言語をベースとしたオブジェクト指向言語で、Googleが開発に利用している三大言語(残り2つはC++とPython)の1つとしても知られています。世界各国の基幹システムとして使われているほど歴史があり汎用性も高く、習得したい言語に選ばれる実績もあります。
またOSに依存しないことも大きな魅力で、どんな環境でもソフトが動かせることから、プログラマーから見ても効率のいい言語です。一度書いたコードが開発環境以外の場所でも実行できる構造となっており、ビジネス以外の場面にも利用されるほど高い需要があります。ただし、Javaはプログラミングをする際の制約が多く、習得するまでにかなり時間がかかるため注意が必要です。
3-2.Kotlin
Kotlin(コリトン)は、2011年前後に生まれたオブジェクト指向言語で、2017年にAndroid公式開発言語に追加されたことから、Androidアプリの開発に使われるようになりました。現代的な言語からも影響を受けており、Javaよりもコードの記述量が少なく済むことが魅力。
またJavaとの相互利用も可能で、JavaのコードをKotlinで呼び出すことや、その逆も可能であるため、すでに存在するJavaの資産を活用できます。またJavaで発生しやすいエラーを防ぐ仕組みもあるなど、Javaを進化させた最新の言語となっています。
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スマホアプリに向いているその他の言語
次に、これまで紹介した言語以外にスマホアプリ開発に向いているプログラミング言語について紹介します。
4-1.C#
C#(シーシャープ)はマイクロソフトが開発を続けているオブジェクト指向言語です。Windowsのアプリ開発はもちろん、AndroidアプリやiOSアプリ、Webアプリの開発もできるなど汎用性の高さが魅力。文法はJavaに似ており、C#を習得すればJavaの習得に必要な学習も比較的容易に進められます。
また開発環境を提供するツールである「Visual Studio」を利用すれば、テキストボックスやボタンをドラッグ&ドロップで貼り付けるなどして、簡単にフォームアプリケーションがつくれます。ビジュアルの綺麗なアプリもつくりやすく、プログラミング初心者でも取り組みやすいでしょう。
4-2.Python
Python(パイソン)は1991年に誕生した、オープンソースのオブジェクト指向言語です。Webアプリ・スマホアプリの開発ができるほか、人工知能やビッグデータの解析にも使われるなど高い汎用性があります。開発の実績としては、InstagramやYouTubeなどが有名です。少ないコードで簡潔にプログラムが書けることも大きな特徴で、初心者でも大規模なアプリを短期間でつくり上げられます。
またライブラリ(開発に役立つプログラムをまとめたもの)の数が数万以上と非常に豊富で、これを活用することでより効率よく簡単にプログラムが作成可能。アプリ開発に関するライブラリも充実しています。Pythonは専門書籍や専門スクールでも教材として利用されることが多く、学習や習得もしやすい言語となっています。
アプリ開発の費用相場
つづいては、アプリ開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
アプリのタイプ | 開発費用の相場 |
アプリ開発の平均費用相場 | 250万円~ |
ショッピングカート系 | 100万~300万円 |
カタログ・フリーペーパー系 | 50万~100万円 |
通話・メッセージアプリ系 | 100万~500万円 |
ツール系 | 50万~300万円 |
ゲーム系 | 300万~1,000万円 |
SNS位置情報系 | 500万~1,000万円 |
アプリ内課金/多言語/マップ対応 | 各10万~20万円 |
SNS連携/アクセス解析 | 各5万円 |
学習アプリ系 | 50万円~300万円 |
アプリ開発の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】スマホアプリ開発を成功させるには?
本記事ではOSごとにおすすめのプログラミング言語などについて詳しく紹介しました。スマホアプリ開発はOSによっても適したプログラミング言語が異なるため、まずは自社で開発したいアプリはどんな端末に対応させたいかを考えてみましょう。
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