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キャリアコンサルティングとは?受けるメリットや助成金についても解説【2024年最新版】

更新日:2024.01.24

従業員により良いキャリアを築いてもらうために、キャリアコンサルティングを導入する企業が増加中です。国もキャリアコンサルティングへの助成金制度を設け、その取り組みを支援しています。
そこでこの記事では、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、キャリアコンサルティングで活用できる助成金について紹介!キャリアコンサルティングとは何か、導入のメリットなども詳しく解説していきます。

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キャリアコンサルティングとは

キャリアコンサルティングとは労働者の職業選択や能力開発、キャリア開発の相談にのり、助言や指導をすることを指します。「キャリア」の意味は、厚生労働省によると下記の通りです。

「キャリア」とは、過去から将来の長期にわたる職務経験やこれに伴う計画的な能力開発の連鎖を指すものです。「職業生涯」や「職務経歴」などと訳されます。

2016年に職業能力開発促進法によってキャリアコンサルティングを行う専門家を「キャリアコンサルタント」として規定、国家資格になりました。キャリアココンサルタントはカウンセリングを通じて、労働者の価値観やスキル、能力を見極め、その人に合った理想的なキャリア形成を支援します。

※出典:厚生労働省HP
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/career_consulting.html

キャリアコンサルティングを受けるメリット

キャリアコンサルティングを受けるメリットは以下の3つです。

・第三者から客観的なアドバイスをもらえる
従業員が自身のキャリアについて考えるときに、第三者の視点からアドバイスを貰えます。上司でも家族でも友人でもない、客観的な立場から意見を貰うことで気づきがあるでしょう。
・新たな自分を発見できる
自分の価値観や適性は自分が一番理解しているつもりでも、意外に気が付いていない部分もあるもの。キャリアコンサルティングを受けることで、新たな可能性が広がる可能性があります。
・キャリア形成の最短距離を描ける
キャリア形成は道筋が目に見えるものではないため、自己判断だと遠回りする可能性があります。キャリアコンサルタントに相談することで、キャリア形成について的確なアドバイスがもらえるでしょう。

キャリアコンサルタントを探す方法

先述の通り、キャリアコンサルタントが国家資格になったのは2016年であり、比較的新しい資格です。キャリアコンサルティングを実施したくても、身近にいないという方も多いのではないでしょうか。キャリアコンサルティングを全国から、あるいは最寄りで探す場合は、特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会が運営するキャリアコンサルタント検索システム「キャリコンサーチ」を利用しましょう。

キャリアコンサルティングは助成金の対象となる?

キャリアコンサルティングの導入について、以前は労働者のキャリア形成を支援するための「キャリア形成促進助成金」があり、キャリアコンサルティングの導入費用が助成対象となっていました。現在、キャリア形成促進助成金はありませんが「人材開発支援助成金」という新たな制度としてキャリアコンサルティングの導入を支援しています。

キャリアコンサルティングも対象となる人材開発支援助成金とは

人材開発支援助成金とは、職業能力開発に必要な費用の一部を助成する制度です。対象となるのは正規雇用されている労働者に対し、仕事に関する技術、専門知識を身に着ける目的で研修を行う場合で、費用の一部を負担してもらえます。
また、人材開発支援助成金に似た制度にキャリアアップ助成金があります。この2つの違いは、人材開発支援助成金が正規雇用従業員の教育・育成を目的としているのに対し、キャリアアップ助成金は非正規雇用労働者の正社員化、または待遇改善を目的としている点です。

人材開発支援助成金のコース

人材開発支援助成金は以下の7つのコースが用意されています。仕事に関連した知識や技能の習得に必要な職業訓練などを計画に沿って実施した場合、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部について助成を受けられます。

・人材育成支援コース
・教育訓練休暇等付与コース
・人への投資促進コース
・事業展開等リスキリング支援コース
・建設労働者認定訓練コース
・建設労働者技能実習コース
・障害者職業能力開発コース


※出典 厚生労働省HP
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/d01-1.html

キャリアコンサルティングの費用について

人材開発支援助成金にはさまざまなコースがあり、各コースでキャリアコンサルティングに費やした時間や経費が助成の対象となります。キャリアコンサルティングは直接本業の知識や技術に関わるものではありませんが、従業員が仕事をする上での新たな気づきを得るという点で重要です。その結果、モチベーションの向上や、行動変容が期待できます。その結果、エンゲージメントや生産性の向上が期待できるでしょう。助成金を貰いつつ、従業員の質の向上が図れるのであれば導入しない手はありません。

「自社にあった社労士が見つからない」「社労士選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数ある社労士事務所からあなたの要望にあった事務所をピックアップして無料でご紹介いたします。

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助成金申請については社労士に相談

キャリアコンサルティングの助成金申請は自力でもできますが、申請は要件や必要書類なども多く手続きが非常に複雑です。抜け漏れがあると非承認になるため、確実に成功させるには社労士に相談するのがおすすめです。特に助成金申請に強い社労士に依頼すると、要件の確認や申請作業もスムーズでしょう。

社会保険労務士の費用相場

社会保険労務士との契約には、大きく2つの契約方法があります。顧問契約は毎月継続して社会労務関連の仕事全般を行う契約です。労働保険・社会保険諸法令に基づいた書類の作成、ならびに提出代行を中心に、人事労務に関する相談やアドバイス、細かな指導や情報提供などをメインに行います。
一方、労務手続き+相談業務がセットになったのが、通常の顧問契約です。また社労士事務所によっては顧問契約を個別に分けているところもあります。労務手続きのみ、あるいは相談業務のみという場合には、包括的なプランと比較して30~50%ほど費用を抑えられるでしょう。

社労士は依頼内容や従業員数などによって報酬が変わるので、「依頼前に社会保険労務士の費用相場についてもっと詳しく知りたい!」という方は、以下の記事をチェックしてください。

【まとめ】社労士選びでお悩みならアイミツへ

今回は、キャリアコンサルティングやキャリアコンサルティングに活用できる助成金について解説しました。人材開発支援助成金を活用すれば、キャリアコンサルティングで費やした費用の一部を助成してもらうことができます。しかし、助成金申請は複雑のため成功させるには社労士への依頼がベストです。助成金申請に強い社労士をお探しの方はアイミツまでご相談ください。

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