チラシはエクセルで作れる！無料テンプレートも紹介【2024年最新版】

チラシは、会社や店舗がイベントやキャンペーンを行う際に活用する重要な販促物。社内に専用のデザインソフトやスキルを持つ人材を持たないため、内製は難しいと考えている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、BtoB受発注プラットフォーム「アイミツ」が、エクセルでのチラシ作成の可否、作成の手順と流れ、作成のコツ、おすすめの無料テンプレートについて詳しく解説していきます。

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PhotoshopやIllustratorといった専用ソフトを持っていなければ、チラシを作成することができないと考えている方は多いのではないでしょうか。実は、チラシに関してはエクセルでチラシ用のデザインデータを作成することが可能。ポイントを押さえれば、オシャレでインパクトのあるチラシを作成することも十分に可能です。

エクセルでチラシを作成する基本的な手順・流れは以下のとおり。

1.レイアウト案を手書きで作る
2.チラシの用紙サイズを設定する
3.画像やテキストを入れ込む
4.印刷する

ここでは、上記各ステップについてそれぞれ解説します。

チラシ制作では、まずはデザインレイアウトを先に考えるのが基本です。エクセルでチラシを作成する際にも例外ではないため、まずは手書きでチラシのデザインレイアウト案を作りましょう。あくまでイメージとして作成するため、画像やテキストの配置・配色・制作時のポイントなどが分かれば、ある程度ラフな感じで作成して構いません。

手書きのデザインレイアウトを作成してイメージが固まったら、エクセルで実際にチラシの制作を行っていきます。以下の手順で、エクセルの用紙の設定を行っておきます。

・「ページレイアウト」メニューから余白をゼロに設定
・用紙の向き（縦横）を設定
・「サイズ」メニューから用紙サイズを設定

意図的に余白を設けたい場合を除き、基本的には余白をゼロに設定しておきましょう。

用紙設定を済ませたら、デザインレイアウト案をもとに実際にエクセルでチラシのデザインを行っていきます。

・画像の配置
メニューから「挿入＞画像」の順に選択。画像を選択して任意の場所に配置。

・テキストの配置
セルに入力するか、より自由度の高い配置を行いたい場合にはテキストボックスで配置。

セルへ直接テキストを入力する方法は微調整ができないため、テキストボックスを積極的に活用するのがポイントです。  

チラシのデザインデータが完成したら、プリンターで印刷を行います。印刷を行う前に、エクセルをPDF化しておくことがポイント。PDF化を行うことで、印刷後のイメージを確認できます。

社内にカラープリンターが無い場合や性能が低い場合は、デザインデータを印刷業者へ持ち込んで印刷することも可能です。

エクセルでチラシを作成するには、以下の要素についてそれぞれコツを押さえておくことが重要です。

・画像
・文字（フォント）
・背景・枠

ここでは、上記各要素を作成する際のコツについて解説します。

チラシを見た人の目に最初に飛び込んでくるのが画像です。チラシの印象や効果に最も影響を与える非常に重要な要素であるため、以下のようなコツを押さえて作成するのがポイント。

・高解像度の画像素材を用意する
画質が荒いと見栄えが悪くなるため、高解像度の素材を用意するのがコツ。

・画像のトリミングを行う
不要な部分はカットして取り除いておく。

・明るさ・コントラストを調整
画像に補正をかけて明るくて鮮明な色合いの画像へと調整。

・画像の加工を行う
必要に応じて画像に線・枠・ぼかしなどの加工を行うのもコツ。

フォントは、画像と並んでチラシの印象や訴求力を大きく左右する要素です。以下のようなコツを押さえて、フォントを効果的に活用するのがポイント。

・チラシのイメージに合ったフォントを選択
力強いフォント・可愛いフォントなど、イメージに合ったフォントを選ぶ。

・フォントサイズにこだわる
デザイン性とユーザーの可読性の両方を考慮してサイズを選択。

・フォントカラーも重要
フォントカラーを変更すると同じフォントでも印象が大きく変わる。

・ワードアートの活用もおすすめ
ワードアートを活用してデザインに幅を持たせるのもおすすめ。

画像・テキストに加えて背景にもこだわると、チラシのインパクト・イメージが格段に向上するためおすすめです。背景を作成する際には、以下のようなテクニックを活用するのがポイント。

・背景を枠で囲む
太枠・点線・二重枠などイメージに合った枠を選択するのがコツ。

・背景に色を付ける
単色・グラデーションなどを駆使することで印象が大きく変わる。

・背景素材を活用する
背景用の画像・テクスチャなどで装飾するのもおすすめ。

さまざまなチラシの事例をチェックして、背景作成時の参考にしてみましょう。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数ある印刷会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

チラシ作成を効率化したい場合には、以下のような無料テンプレートを活用するのもおすすめ。

・テンプレートボックス
・Microsoft Officeテンプレート
・PIXTA
・パワポン

ここでは、上記各テンプレートの概要について解説します。

テンプレートボックスとは、多種多様な高品質のオリジナルテンプレートを低価格で販売しているサービスサイトです。無料のテンプレートも数多く配布されており、基本的にシンプルなデザインのものが多いため、自身でも手を加えてオリジナリティ溢れるチラシを制作したい方には非常におすすめ。
有料テンプレートも非常に格安であるため、コストをかけずチラシを制作したい方にはおすすめです。

Microsoft Officeテンプレートとは、Word・Excel・PowerPointといったOfficeツールで活用できる無料のテンプレートのことです。チラシ・ポスターにおいても多種多様なデザインのテンプレートが配布されており、目的や用途に合わせて選択することが可能。
日常的に利用しているOfficeツールを使用して、誰でも簡単にカスタマイズを行うことができます。

PIXTAとは、画像・動画などのデジタル素材を販売したいクリエイターと利用したいユーザーを繋ぐ、国内最大級のオンラインマーケットプレイスのことです。チラシ・ポスター・DMなどに活用できる無料のデザインテンプレートも配布されており、種類が多くクオリティが高いのが特徴。
パワーポイントでカスタマイズを行うことで、簡単にプロレベルのチラシを作成できるためおすすめです。

パワポンは、印刷通販大手のパプリが運営する無料デザインテンプレートの配布サイトです。名称のとおり、パワーポイントで簡単にチラシのデザインを行うことが可能。配布されているテンプレートは種類も多く品質も良いため、誰でも簡単に本格的なチラシを作成できます。
パワーポイントを日常的に活用している方にはおすすめのサイトです。

当記事でご紹介したとおり、エクセルでもチラシを作成することは十分に可能となっており、テンプレートを活用すれば初心者でも簡単にハイクオリティなチラシを作成できます。

しかし、印刷に関してはプリンターの質に依存するため、本格的にチラシを配布したい場合や枚数が多い場合は、印刷会社へデザインデータを持ち込んで印刷を依頼するのがおすすめです。エクセルで作成したデータに対応した印刷会社も多いため、入稿可能なデータ形式を確認してみましょう。

つづいては、印刷を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。

印刷の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

チラシの作成は専用のデザインツールが無くても、どこの会社にも導入されているエクセルで作成することが可能。無料で利用できる上質なテンプレートも充実しているため、簡単なカスタマイズを行うだけで誰でも簡単に本格的なチラシを作成できます。

ただし、印刷に関しては、クオリティ・コストの観点から印刷会社へ依頼するのがおすすめ。アイミツでは、エクセルデータの入稿が可能なコストパフォーマンスに優れた印刷会社を紹介していますので、お気軽にご相談ください。

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