名刺作成・デザインの値段はいくら?費用相場を解説【2024年最新版】
はじめて名刺を作成する方のなかには、名刺を作成するための費用がいくらになるのかわからないという方も多いはず。名刺を作成するためには、はたしてどのくらいの予算を見積もっておけばいいのでしょうか。
この記事では、名刺作成費用の算出方法から依頼先別の名刺費用の相場、価格差が出る理由まで幅広くお伝えします。実在する会社の名刺作成の料金表もご紹介しますので、ぜひ依頼先探しの参考にしてください。
【関連ページ】
あなたの目的別に印刷会社をお探しいただけます。
名刺作成の費用の算出方法
名刺にかかる費用には、どのようなものがあるのでしょうか。まずは、名刺作成の費用の算出方法を確認しましょう。
相場 | 備考 | |
---|---|---|
印刷料 | モノクロ片面の場合100枚あたり1,000円程度 | |
デザイン料 | シンプルなものは3,000円〜5,000円程度 | 凝ったデザインや両面印刷の場合は1万5,000円〜7万円程度 |
名刺作成の費用は印刷料とデザイン料から成る
名刺にかかるトータルの費用は、印刷料金とデザイン料金によって構成されています。印刷料金は、名刺を印刷する枚数×1枚あたりの単価で算出できます。一般的な名刺の印刷料金は、モノクロ片面で100枚1,000円といったところです。大きな違いが出るのはデザイン料金。デザイン料金は、依頼する会社やデザインの種類、内容によって全く異なります。あらかじめ用意されているデザインテンプレートを利用する場合なら、デザイン料金を無料としている会社も少なくありません。
一からオリジナルデザインを作成する場合の相場は、シンプルなデザインで3,000円から5,000円。ロゴなども含めて依頼したい場合は、デザイン料金が数万円となるケースも珍しくありません。また、片面印刷か両面印刷かによっても費用が大きく異なります。
単価が変わる要素
名刺の費用は、主に印刷料金とデザイン料金で決まりますが、印刷料金の単価は何によって決まるのでしょうか。単価を決める要素には、サイズ、紙質、納期などがあります。まず、名刺のサイズは一般的に91×55ミリですが、このサイズから外れると料金が割高になる傾向にあります。
また、用紙に関しては、名刺によく使われるのはマット紙やコート紙で、コストも割安です。一方で、クラフト紙やラメ入り紙など特殊な加工が施されている用紙は追加料金が発生するのが一般的。
納期も料金を左右する要素で、即日や翌日納品のように納期が短くなればなるほど、料金も高くなります。もっとも料金が安くなる納期は5~7営業日といったところでしょう。
依頼先別に見る名刺作成の費用相場
依頼先によっても名刺の費用は変わります。ここでは、印刷会社に依頼した場合とデザイン会社に依頼した場合、フリーのデザイナーに依頼した場合の3つを比較してみましょう。
相場 | 備考 | |
---|---|---|
印刷会社 | 3万円~8万円 | 修正回数の上限あり |
デザイン会社 | 5万円~10万円 | 修正回数の上限なし |
フリーのデザイナー | 5,000円~ |
印刷会社に依頼した場合
名刺を作成する際、多くの人がまず思い浮かべるのが印刷会社ではないでしょうか。印刷会社であれば、名刺のデザインから印刷までをワンストップで依頼できます。また、料金が比較的安い点も、名刺の作成を印刷会社に依頼するメリットです。
印刷会社はデザイン会社と比べると、6~8割ほど割安な料金であることが一般的。たとえば、デザイン会社に依頼した場合10万円かかるところを、印刷会社では6~8万円で依頼できます。その一方、デザイン性の高さには期待できない点がデメリットです。デザイン自体を売り物にするデザイン会社と比べると、どうしてもデザインのクオリティは落ちてしまいます。デザインにこだわりたい方には印刷会社はおすすめできません。
デザイン会社に依頼した場合
デザイン会社に名刺の作成を依頼する場合、相場は5万円から10万円です。デザイン会社に依頼する一番のメリットは、名刺のクオリティの高さが担保される点でしょう。デザイン会社はデザイン自体を商品としているため、発注者の要望を盛り込んだ高いクオリティの名刺を作成することが可能。
また、印刷会社は修正回数に上限を設定していることが一般的ですが、デザイン会社なら発注者が満足するまで修正を繰り返すこともできます。
さらに、提案してくれるデザイン案の種類が豊富なのもデザイン会社に依頼するメリットです。デメリットは印刷会社と比べると料金が割高な点。デザインのプロに発注するだけに、料金が割高になる点はあらかじめ頭に入れておきましょう。
フリーのデザイナーに依頼した場合
フリーのデザイナーに名刺のデザインを依頼する方法もあります。フリーのデザイナーに依頼する際の相場は5,000円からです。依頼するデザイナーによっては、印刷会社やデザイン会社にデザインを依頼するよりも費用を大幅に抑えることも可能。スキルの高いフリーのデザイナーに依頼できれば、コストを抑えつつクオリティの高い名刺を作成できるでしょう。
一方で、フリーのデザイナーは玉石混淆という点は押さえておく必要があります。デザイン会社に所属しているデザイナーは、ある程度の実力が担保されていますが、フリーのデザイナーの場合は実力が担保されていません。フリーのデザイナーに依頼する場合は必ず、過去の実績などを確認した上で依頼するようにしましょう。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数ある印刷会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
なぜ価格が違う?価格差の出る理由
名刺制作の費用には大体の相場がありますが、トータルの費用が大きく変わることも少なくありません。数万円で名刺を制作できるケースもあれば、数十万円、時には百万円を超えるケースもあります。なぜ、ここまで費用に差が出るのでしょうか。
どこから依頼するのかで価格が変わる
どの工程から依頼するのかによって、名刺の制作費用が変わります。名刺制作の主な工程は、原稿作成、デザイン制作、印刷です。これらのすべてを依頼するのと、デザインから印刷までの依頼、あるいは印刷だけの依頼とでは料金が大きく異なります。
名前と会社の住所など最低限の情報だけを記載する名刺もある一方で、会社や商品のキャッチコピーを記載する名刺も少なくありません。名刺のキャッチコピー専門のコピーライターもいるほどで、キャッチコピーをプロに依頼する場合は、コピーライターへの費用も発生します。
さらに、デザインをプロのデザイナーに発注する場合にもデザイナーへの費用が上乗せされます。反対に、原稿作成やデザイン制作は自社で行い、印刷だけを印刷会社に依頼する場合なら、費用は大幅に抑えられるでしょう。
ロゴやイラストの作成も依頼するならより高額に
名刺にロゴを記載している会社は少なくありません。文字だけの名刺よりも相手の印象に残りやすいのがロゴ入り名刺のメリットです。名刺に記載するロゴ作成もプロのデザイナーに依頼すれば、その分、費用はかさんでいきます。デザイン会社にロゴを依頼する場合の相場は5~20万円です。
また、名刺に自分の顔のイラストを記載するケースもあります。相手の印象に残りやすく顔と名前をセットで覚えてもらいやすくなるのが、名刺に顔のイラストを記載するメリットです。イラストを依頼する場合も別途、追加料金が発生します。
印字や紙質にこだわる場合も要注意
相手の印象に残りやすいように、さまざまな工夫を凝らした名刺を作成したいという方もいるでしょう。たとえば、名刺の裏面に会社の地図を記載しておけば、相手は迷うことなく会社までたどり着けます。しかし、地図を印刷する場合は、別料金が発生するため要注意です。
なかには、英語表記を併記したい方もいるでしょう。名刺に英語表記を記載する場合にも別料金が発生します。特殊な印字を施す両面印刷の名刺の相場は、モノクロ印刷でも100枚あたり2,500円から3,000円ほどです。さらに、マット紙やコート紙といった一般的に使われる用紙ではなく、クラフト紙などの特殊加工が施された用紙を使う場合にも割高になります。
実際に名刺作成の料金表を調べてみた
名刺を作成するのに、どれくらいの予算を確保しておけば良いのでしょうか。実際に存在する印刷会社の料金を見ていきましょう。
料金 | 備考 | |
---|---|---|
A社 | 片面モノクロ印刷100枚あたり820円(税込) | 特殊加工は追加料金が必要 |
B社 | 片面モノクロ印刷100枚あたり1,650円(税込) | 高級台紙は追加料金が必要 |
A社の場合
会社向けの名刺印刷専門サービスを運営するA社。標準サイズの名刺の料金は、片面モノクロ印刷で100枚あたり820円(税込)、両面モノクロ印刷で1,430円(税込)、片面カラー印刷が1,530円(税込)、両面カラー印刷だと2,760円(税込)です。
特殊な加工を施す場合、料金は高額になります。たとえば、プラスチック製の名刺の料金は、片面モノクロ印刷で100枚あたり2,150円(税込)、片面カラー印刷だと2,860円(税込)です。
B社の場合
最短当日納品が売りの名刺作成専門店を運営するB社の料金は、納期によって変動する仕組みです。もっとも安くなるのが、2営業日後の納品の片面モノクロ印刷で、100枚あたり1,650円(税込)。3時間後の納品だと3,850円(税込)、1時間後の納品だと4,950円(税込)と納期が繰り上がるほどに料金が高くなります。
さらに、用紙によっても料金は変動します。なお、上質紙は追加料金無料ですが、クラシックリネンやシャンパンクリスタルといった高級台紙は数百円から千円ほどの追加料金が必要です。
【料金シミュレーター】あなたのしたい印刷の相場感がわかります
名刺印刷にかかる費用を、より詳しく把握しておきたいという方も多いのではないでしょうか。そういった方はぜひ下記のシミュレーターをご利用ください。いくつかの項目にお答えいただくだけで、名刺印刷にかかる費用を算出できます。
【まとめ】名刺印刷にお困りならアイミツへ
名刺の費用は、印刷料金とデザイン料金で決まります。印刷料金は、名刺を印刷する枚数と1枚あたりの単価で算出されますが、会社によって大きな違いはありません。費用に大きな違いが出るのはデザイン料金です。デザイン料金は、印刷会社に依頼するか、デザイン会社に依頼するか、フリーランスのデザイナーに依頼するかで大きく異なります。いずれの依頼先にもメリットとデメリットがあるため、それぞれよく把握した上で依頼先を検討しましょう。
とはいえ、費用は内容や要素によって千差万別。ある程度正確な価格を知るためには、複数の会社に見積もりを取るのが一番の近道です。アイミツではご要望を伺った上で、条件に合う印刷会社などを無料で複数社ご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
名刺印刷に対応できる印刷会社一覧
印刷会社探しで、こんなお悩みありませんか?
-
一括見積もりサイトだと
多数の会社から電話が・・・ -
相場がわからないから
見積もりを取っても不安・・・ -
どの企業が優れているのか
判断できない・・・
PRONIアイミツなら
発注先決定まで
最短翌日
- 専門コンシェルジュが
あなたの要件をヒアリング! - 10万件の利用実績から
業界・相場情報をご提供! - あなたの要件にマッチした
優良企業のみご紹介!
診断とヒアリングから
お探しします