ポストカードの宛名の書き方を紹介【2024年最新版】

近年、さまざまな想いやメッセージを伝える手段として、EメールやSNS、チャットツールなど、インターネットの活用が主流となりました。とはいえ、ポストカードの郵送など、以前からある方法が消滅したわけではありません。むしろ、インターネット全盛の今だからこそ、誠意をもってポストカードを送ることが、相手の心に響くこともあるはずです。
そこでこの記事では、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、ポストカードの構造に触れながら、縦書き・横書きの両パターンによるポストカードの宛名の書き方や、その際の注意点などについて詳しく解説します。

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ポストカードは、裏面に写真やイラストが印刷されており、表面に宛名やメッセージを書くような構造になっています。表面は、縦書き・横書きの両パターンが可能で、それぞれ適切な書き方があります。また一般的な郵便はがきのように、切手を貼るエリアが明確になっていないものもあるため注意が必要です。

ポストカードの宛名の書き方は、基本的に通常の郵便はがきを利用する場合と変わりません。以下より、縦書き・横書き・文章も加える場合といったパターン別に、ポストカードの宛名の書き方を解説します。なお、必要に応じて、相手・差出人とも、会社名や役職などを追記してください。

ポストカードの宛名を縦書きにすると、横書きよりもフォーマルな印象となります。ビジネスでポストカードを利用する場合は、縦書きにしておけば安心です。

・切手を貼る位置が、左上になるようポストカードを準備。
・ポストカードの右上に、郵便番号を記入。郵便番号の枠がない場合も、ある場合と同様に記入します。
・ポストカードの右端に、相手の住所を記入。郵便番号の下、全体の右上から書き始めます。
・ポストカードの中心に、相手の氏名を記入。通常は、住所よりも大きい文字で記入します。
・ポストカードの左下に、差出人の住所と氏名を記入します。

※ 差出人の住所・氏名は表面に記入するのが基本ですが、裏面でも問題ありません。
※ 敬意を表すため、差出人の住所・氏名は、相手の住所・氏名よりも小さい文字で記入します。

ポストカードの宛名を横書きにすると、カジュアルな印象になります。親しい友人などへ送る場合のみに限定し、ビジネスでの適用は避けたほうが賢明です。

・切手を貼る位置が、左上になるようポストカードを準備。
・ポストカードの右上に、郵便番号を記入。郵便番号の枠がない場合も、ある場合と同様に記入します。
・郵便番号の下に、相手の住所を記入します。
・住所の下に、相手の氏名を記入。通常は、住所よりも大きい文字で記入します。
・ポストカードの右下に、差出人の住所と氏名を記入します。

※ 横書きでは、数字は漢数字でなく算用数字を用います。
※ 差出人の住所・氏名は表面に記入するのが基本ですが、裏面でも問題ありません。
※ 敬意を表すため、差出人の住所・氏名は、相手の住所・氏名よりも小さい文字で記入します。

宛名を縦書きし、文章も加える場合は、ポストカードの下半分に文章を書きます。

・切手を貼る位置が、左上になるようポストカードを準備。
・ポストカードの右上に、郵便番号を記入。郵便番号の枠がない場合も、ある場合と同様に記入します。
・ポストカード上半分の右端に、相手の住所を記入。郵便番号の下、全体の右上から書き始めます。
・ポストカード上半分の中心に、相手の氏名を記入。通常は、住所よりも大きい文字で記入します。
・ポストカード上半分の左端、切手を貼る位置の下に、差出人の住所と氏名を記入します。

※ 相手の住所・氏名、差出人の住所・氏名は、上半分に収め、文章を書く場所にはみ出さないよう注意します。
※ 敬意を表すため、差出人の住所・氏名は、相手の住所・氏名よりも小さい文字で記入します。

宛名を横書きし、文章も加える場合は、ポストカードを横向きにし、左半分に文章を書くのが基本です。

・切手を貼る位置が、右上になるようポストカードを準備します。
・郵便番号の枠がある場合はそのなかへ、ない場合は、ポストカードの右上（切手を貼る位置の左）に、郵便番号を記入します。
・ポストカードの右上（切手を貼る位置の左）に、相手の住所を記入します。
・住所の下に、相手の氏名を記入します。通常は、住所よりも大きい文字で記入します。
・ポストカードの右下に、差出人の住所と氏名を記入します。

※ 横書きでは、数字は漢数字でなく算用数字を用います。
※ 相手の住所・氏名、差出人の住所・氏名は、右半分に収め、文章を書く場所にはみ出さないよう注意します。
※ 敬意を表すため、差出人の住所・氏名は、相手の住所・氏名よりも小さい文字で記入します。

ポストカードの宛名を記載する際には、いくつかの注意点があります。以下より、それを紹介します。

ポストカードを通常の郵便はがきと同様に第二種郵便物として郵送するためには、表面（宛名面）の上部もしくは左側の中央に、「郵便はがき」もしくは「POST CARD」の表記が必要です。これがない場合、第一種郵便物として取り扱われるため、料金が変わってしまいます。

ポストカードの表面に、宛名とともにイラストや文章を加える場合、縦書きの場合は下半分（2分の1まで）、横書きの場合は左半分（2分の1まで）と、掲載可能な範囲が郵便約款に定められています。表面に広告画像などを掲載する場合は、注意が必要です。

ポストカードの宛名にシールを利用するのは、ビジネスシーンにおいてはふさわしくないと言われています。紋切り型の対応を想起させるからと考えられますが、宛名はポストカードに直接印刷するのが賢明です。

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ビジネスにおいては多数の相手が対象になるケースが多いため、ポストカードの宛名書きや印刷を自社で賄うには膨大な手間と時間が必要です。ついては、外部に依頼することもおすすめします。専門の印刷会社へ依頼することにより、高品質な宛名書きや印刷が短期間で実現するばかりか、関連する課題や悩みがすべて解決し、結果的に内製するよりも高い費用対効果が得られる可能性があります。

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以上、ポストカードの構造に触れながら、縦書き・横書きの両パターンによるポストカードの宛名の書き方やその際の注意点などについて解説しました。ポストカードの宛名書きを依頼する会社の選定にお悩みの際は、ぜひ「アイミツ」をご利用ください。ご要望をお伺いした上で、それに見合った印刷会社を複数ご紹介します。お気軽にご相談ください。

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