コンバージョンとは?広告運用のポイント・CV数を増やす方法を解説【2024年最新版】
コンバージョン(CV)とは、Webサイトを訪れたユーザーが商品購入や資料請求などのアクションを起こすことをいいます。この記事では、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「PRONIアイミツ」が、CVの基本的な情報や考え方をご紹介。コンバージョンの基礎知識から、広告運用のポイントや、CV数を増やす方法も詳しく解説していきます。
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コンバージョン(CV)までの流れをおさらい
まずはコンバージョンの流れについて見てみましょう。例えば通販サイトで洗顔料を販売し、商品購入をコンバージョンとします。通販サイトのWeb広告を1クリック50円とします。広告から通販サイトに200人が訪れ、そのうち10人が商品を購入した場合、コンバージョン数は10となります。この時CVR(アクセス数に対するCV達成の割合)は5%、CPC(有料広告のクリック単価)は50円、CPA(CV1件にかかるコスト)は1,000円となります。
コンバージョン(CV)とは
そもそも。コンバージョン(CV)とは何なのでしょうか?コンバージョンの意味を解説します。
コンバージョン(CV)の意味
コンバージョン(CV)とは、Webサイトを訪れた人が商品購入や資料請求などの行動(アクション)を起こすことを指します。コンバージョンは日本語に訳すと変換・転換といった意味です。Webマーケティングにおいては、広告費などのコストを成果に転換することから、コンバージョンと呼ばれています。またコンバージョンは、Web広告において最終的な費用対効果を明らかにするための、重要な指標と言えるでしょう。
商品・サービス別コンバージョンの例
コンバージョンとして考えられるものとしては、商品購入や資料請求だけではありません。コンバージョンは自社の提供しているものによって異なります。例えばユーザーが接触するページがECサイトであれば商品の購入数、自社ホームページやランディングページ(商品やサービスに特化したWebページ)であれば、資料請求や無料体験の予約、見積もり依頼などになるでしょう。またメディアサイトであればメルマガ登録、会員登録、そのほかにもアプリインストールなどもCVとなります。
コンバージョン率(CVR)とは
つづいては、コンバージョン率(CVR)について解説します。
コンバージョン率(CVR)の意味
コンバージョン率(CVR)とは、Webサイトなどへのアクセス数に対して、どの程度の人がコンバージョンまで至ったかの割合を示したものです。CV率とも表記されます。冒頭の例でいえば、「広告から通販サイトに200人が訪れた」がアクセス数を示し、「そのうち10人が商品を購入」がコンバージョンに至った人数です。この2つの数字から割合、つまりコンバージョン率を求めることになります。
CVR(コンバージョン率)の計算方法
コンバージョン率(CVR)の計算式は「コンバージョン数÷アクセス数×100(%)」で求められます。冒頭の例ではコンバージョン数が10、アクセス数が200であるため、CVRは「10÷200×100=5(%)」です。CVRの平均値は業界や商材、取り扱うブランドなどによって異なります。またランディングページの平均的なCVRは約2~3%であり、一方で企業名や商材名などで検索された場合のCVRは10%程度と比較的高いことが特徴です。
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リスティング広告におけるコンバージョンの計測方法
CVの計測方法には、ユニークCVと総CV、クリックスルーCVとビュースルーCV、直接CVと間接CVとがあります。
まずユニークCVと総CVですが、前者では広告のクリック後、何度CVに達しても計測される件数は1件です。しかし後者はクリックで発生したCVはすべて計測されます。次にクリックスルーCVとビュースルーCVです。前者は広告から直接サイトにアクセスしCVに到達したものを計測します。一方で後者は広告を見てもクリックせず、直接検索などでサイトにたどり着きCVに至ったものを計測します。最後は直接CVと間接CVです。前者はCV到達の直前の接点(広告など)を計測し、後者では最後の広告接点を除いたすべての接点(メルマガやサイト検索など)を計測します。これらの方法を、商品やサービスの特性に合わせて適用し、総合的な評価を下します。
コンバージョンを定義する際のポイント
CVの定義で重要なのはハードルの高さと利益のバランスを考えること、CVの定義は1つと考えないことです。例えば専門学校における最終的なCVは入学願書の提出です。しかしこれを段階的に分けてハードルの高さで並べると資料請求<体験入学<入学願書の提出となります。願書提出は直接利益に繋がりますが、すぐに実施しもらうことは難しいでしょう。まずは資料請求や体験入学をCVにすることで、その後の入学願書の提出にも繋げやすくなります。
コンバージョンを増やす方法
では実際にコンバージョン数を増やすためにはどのような点に注意すればいいのでしょうか。そこで次にCV数を増やす方法を詳しく紹介します。
コンバージョンのハードルを低くする
定義のポイントでも紹介したように、コンバージョンはいきなり商品購入などの最終目標を設定しても中々到達できません。商品・サービスが比較的安価である場合以外、通常顧客は高額な商品・サービスの購入や契約をためらうからです。まずはCVの見直しを行い、最終的なCVの前により達成しやすいCV(無料メルマガ登録、資料請求など)がないか、もっと段階を緩やかにできないかを検討してみましょう。
表示回数を増やす
掲出する広告のクリック数はコンバージョン数に直結しています。そのため広告の表示回数を増やすことも重要です。改善の方法としては、入札単価や予算の引き上げ、広告の品質向上などを行い最適な運用が行えるように見直すことが挙げられるでしょう。また広告が配信される検索キーワード自体を見直してみることもおすすめ。キーワードの追加やマッチタイプの見直しなどで広告全体の改善を行ってみましょう。
CVR率を上げる
CVを増加させるためにはCVRを上げることも重要です。見直すポイントとしては、商品・サービスそのもの、広告文、ランディングページ(LP)などが挙げられます。ただし、商品・サービスの見直しはなかなかできないため、まずは広告文をチェックし、ユーザーのニーズに合った内容になっているか見直しを行いましょう。またLPに関しては、商品の内容や魅力が一目で分かりやすくできているか、ユーザーを信用させる根拠は十分か、などを見直してください。
ネット広告料金表
ネット広告の費用をご紹介します。
ネット広告の種類 | 費用相場 |
動画広告 | 10円〜/1再生 |
アフィリエイト広告 | 3万~5万円 |
X広告 | クリック課金:24~200円/1クリック インプレッション課金:1,000表示ごとに400~650円 |
Instagram広告 | クリック課金:40~100円/1クリック インプレッション課金:1,000回表示ごとに500~1,000円 |
Facebook広告 | クリック課金:100~200円/1クリック インプレッション課金:1,000回表示されるごとに100~500円 |
LINE広告 | クリック課金:24~200円/1クリック インプレッション課金:1,000回表示ごとに400~650円 |
TikTok広告 | 起動画面広告(インプレッション課金型):1,000回表示ごとに770円 |
より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターのご利用をおすすめします。
まとめ
本記事ではコンバージョンの基本的な情報や、広告運用のポイント、CV数を増やす方法などについて紹介しました。コンバージョン数を増やすためには、CVの設定や広告の運用方法・内容の見直しをしっかり行いましょう。
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