Facebook広告のやり方や成功させるポイントを公開!【2024年最新版】
ビジネス分野において高い成果が期待できるのが「Facebook広告」です。Facebook広告は特定の属性を持つユーザーにピンポイントでアプローチできるため、高いクリック率を獲得できる広告として注目を集めています。しかしながら、Facebook広告を使ったことがない、もしくは利用したが思ったような成果は得られなかったという方もいることでしょう。本記事では、Facebook広告のやり方や成果を上げるためのポイントについて詳しく紹介します。ぜひ参考にしてください。
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Facebook広告のやり方
Facebook広告には2つのやり方があります。1つは、その名の通り「Facebook広告」、もう1つは「投稿を宣伝」です。
気軽にできる方法は「投稿を宣伝」のため、読者の中には「投稿の宣伝」がFacebook広告だと勘違いしている方もいるかもしれません。2つは異なる広告に分類されているため、まずは両者の違いを整理していきましょう。
既存の投稿を広告として配信する「投稿を宣伝」
「投稿を宣伝」は、既存の投稿をそのまま題材として使用し、PRを行う方法です。例えば、企業アカウントであるFacebookページで3日前に実施した投稿を新しいターゲットの元に届けられます。
「投稿を宣伝」のメリットはやり方が簡単であること。自社が実施した投稿画面を確認すると「投稿を宣伝」という青色のボタンが追加されているため、そのボタンをクリックし、簡単な設定(オーディエンス、期間、費用など)を行うだけで運用できます。一方で、複雑な設定はできない点がデメリットです。手間をかけずに気軽な運用を行いたい場合などに利用するとよいでしょう。
「Facebook広告」として配信する
Facebook広告は、複雑な設定ができる高度な広告です。Facebook広告では広告運用に特化したツール「広告ビジネスマネージャ」を利用できるため、テキストや写真・動画を使い、ビジネス用の広告が作れます。「投稿を宣伝」と比べると、広告の目的や広告配置、オーディエンス設定などがより細かく設定できます。また、多様な広告クリエイティブが作成できるため、PR方法も多岐にわたります。
ただし、広告ビジネスマネージャをうまく使いこなすにはある程度の知識や経験が必要。多少の時間をかけてでもよりマッチしたユーザーにアプローチしたい、広告運用を継続的に行い確かな成果を上げたい、という方はFacebook広告を利用するとよいでしょう。
広告の成果を最大化するなら「Facebook広告」
一概には比較できないものの、広告成果を最大化するためには、「投稿を宣伝」ではなく、Facebook広告を利用した方がよいといわれています。利用できる設定幅が大きく異なるためです。例えば、オーディエンスの項目を比較した際、設定できる項目は以下の通りです。
・投稿を宣伝
性別、年齢、地域、条件一致(興味関心など)
・Facebook広告(広告ビジネスマネージャ)
性別、年齢、地域、条件一致(興味関心など)
カスタムオーディエンス、類似オーディエンス、
特別な広告オーディエンスなどの特殊なターゲティング
このように、「投稿を宣伝」とFacebook広告では利用できる機能の幅が大きく異なります。Facebook広告は投稿を宣伝と比べ、特定のユーザーにピンポイントでアプローチできるとともに、広告クリエイティブの多様性、アプローチ経路、広告戦略などの点で細かい設定が可能です。これにより、費用対効果の高い広告が可能となります。Facebookでの広告成果を最大化させたければ、多少複雑であっても、Facebook広告を用いることをおすすめします。
Facebook広告の始め方
Facebook広告を運用するためには、9つの手順を踏む必要があります。1つ1つの設定はそれほど難しくはないため、順を追って設定すれば問題なく利用できるでしょう。ここからは、その9つの手順の詳細について解説します。
①Facebook個人アカウントを開設する
まずはFacebookの個人アカウントを開設してください。スマホの電話番号やメールアドレスがあれば開設できます。パソコンもしくはスマホのどちらからでも開設できるため、使いやすい方を選ぶとよいでしょう。
Facebookの個人アカウントは、実名での登録制です。ただし、個人アカウントはFacebookページを開設する、もしくは運用するのに利用するだけのため、ここで設定した氏名が広告とともに公開されることはありません。
②Facebookページを開設する
Facebookの個人アカウント経由で、Facebookページを開設します。Facebookページとは、企業名やサービス名で運用できるビジネス向けページです。企業としてFacebookを利用する際には、このFacebookページを運用します。
個人アカウントから「ページ」というタブをクリックし、「新しいページを作成」ボタンから作れます。ページ名やカテゴリー、詳細等を記入したのち、運用が可能になります。
③Facebookビジネスマネージャアカウントを開設する
続いて、Facebookビジネスマネージャアカウントを開設しましょう。Facebookビジネスマネージャとは、Facebook広告の一元管理ができる公式ツールです。Facebookビジネスマネージャを利用することで複雑な作業が効率良く進められたり、複数人で運用する際に使い勝手がよくなったりするため、効果的に利用するとよいでしょう。
開設手順は以下の通りです。
ビジネスマネージャサイトに移動し、右上にある「アカウントを作成」ボタンをクリック
↓
ビジネスマネージャのアカウント名や仕事用メールアドレスを設定
④Facebookページとビジネスマネージャをリンクさせる
FacebookページとFacebookビジネスマネージャアカウントの両方が作れたら、両者を紐付ける作業に移ります。手順は以下の通りです。
ビジネスマネージャ画面の左上から「ビジネス設定」タブをクリック
↓
「Facebookページ」から追加をクリック
↓
自社で所有しているページを追加する際には、さらに「ページを追加」をクリック
↓
追加したいページの詳細が求められるため、Facebookページ名もしくはURLを入力
↓
候補が表示されるため、該当するページを選択。青色の「ページを追加」ボタンを押す
↓
ビジネスマネージャアカウントのユーザーが該当ページの管理者権限を持っている場合、両者が紐付けられる
⑤ビジネスマネージャで広告アカウントを開設する
Facebookビジネスマネージャで広告アカウントを開設します。手順は以下の通りです。
ホーム画面左上のビジネス設定から広告アカウントを選び、追加ボタンをクリック
↓
「新しい広告アカウントを作成」というタブを選択
↓
要求された項目に情報を追加することで広告アカウントの開設が完了
⑥配信する広告を作成する
いよいよ広告の入稿に移ります。以下の3つの手順で広告を申請します。
1.キャンペーンの作成
キャンペーンの作成では、今回実施するキャンペーン(広告運用)の名称や目的について設定します。
まずはキャンペーン名を設定し、マーケティングの目的を選びます。目的の例としては、ブランド認知度アップ/リーチ/アプリのインストール/トラフィック/動画の再生数アップ/コンバージョン等が挙げられます。
2.広告セットの作成
続いて広告セットを作成します。広告セットとは、広告をどのように運用するのかを決める部分で、広告戦略の核となる箇所です。誰に配信するのか、どの位置に配信するのか、どの程度の予算と期間で運用するのかなどを決めていきます。
誰に配信するのか(オーディエンス)では、性別や年齢、地域、言語、興味関心などに加え、カスタムオーディエンスにより詳細なターゲティングが可能。特にFacebook広告では、運用するにつれて機械学習が進み、より効果の高い人々に対して広告を掲載してくれます。Facebook広告の機会学習を進めるためにも、初回から細かく設定することは避け、ある程度大まかなオーディエンス設定から始めるとよいでしょう。
どの位置に配信するのかでは、FacebookやInstagram等のフィードやストーリーズなどから選べます。ビジネスのタイプや投稿する広告の特徴に合わせて適切な配信箇所を選ぶようにしてください。
3.広告の作成
最後に利用する広告を設定します。すでに制作してある画像や動画、テキストなどを登録します。また、カルーセルタイプを用いるなど、広告クリエイティブのタイプも設定できます。ユーザーをより引き込めるよう、問い合わせボタンなどを組み込むことも可能です。
Facebook広告の予算設定は、広告の成果を決める上で非常に重要な項目です。1日あたりいくらの予算を利用するのか、どのぐらいの期間運用するのか、課金の仕組みをどうするのかなどを設定していきます。設定を間違えてしまうと高額な広告費が差し引かれてしまうため慎重に設定しましょう。
⑦Facebookの広告ポリシーに準じているか確認する
上記の設定が完了したら、一度Facebookの広告ポリシーを確認するのをおすすめします。Facebook広告では厳しめの広告ポリシーを採用しており、申請後に不採択となる場合が多いからです。
Facebook広告では、31の禁止コンテンツと10以上の制限コンテンツがあります。中でも発生しやすい不採択の理由が「差別的な行為」です。人種や民族に関する制限を設けるのはもちろん、性別や家族構成に関しても厳しいチェックが入ります。例えば、男性や女性に限定して採用活動をしたり、子どものいない相手に限定して情報を届けたりする行為も不適切となる場合があるため、注意してください。
⑧支払い方法を設定する
支払い方法を設定します。支払い方法については利用する国によって設定されており、日本ではVISA、MasterCard、アメリカンエキスプレス、JCBなどのクレジット・デビッドカードが利用できます。もし複数のカードを管理しているのならば、まずは少額のお金が入金されているデビッドカードを利用することで、設定ミスによる広告費の増加が防げます。
⑨広告の審査結果を確認する
ここまで完了したら、広告運用を依頼しましょう。申請後、Facebookが広告媒体を確認し、問題がなければ広告運用がスタートします。問題がある場合には登録したメールアドレス宛に「不承認」という結果と理由が送付されます。不承認の理由を修正後、再度広告運用を依頼することも可能です。
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Facebook広告を成功させるポイント
Facebook広告の運用には一定の費用が発生するため、成果を最大限にまで高めたいところ。Facebook広告を成功させるためのポイントについて紹介します。
ターゲッティングを適切に行う
Facebook広告の強みは、特定の相手に対して広告を表示できるターゲティングにあります。検索連動型広告のリスティング広告よりもより限定した対象に対して広告を届けられます。Facebook広告の最大の強みともいえるターゲティングですが、設定をいい加減にやってしまったのでは成果につながりません。Facebook広告はオーディンスに関する設定項目が多いため混乱しがちですが、まずはわかる箇所からでも構わないので、できる限り設定してみましょう。
また、Facebook広告は機械学習を取り入れているため、広告運用を行う中で最適なターゲットを絞り込み、自動的に実施してくれる機能もあります。どうしてもターゲティングに難しさを感じるという方は、それらの機能を利用してみるのもよいでしょう。
質の高いクリエイティブを作成する
広告が適切なターゲットに届いたとしても、広告の内容、つまり広告クリエイティブの質が低い場合、クリックされません。質が低い広告の場合には、逆にブランドイメージを下げてしまう可能性もあります。
少ない金額でも気軽に運用できるFacebook広告ですが、広告クリエイティブの質にはこだわりたいところ。ユーザーを惹きつける広告クリエイティブが作れれば、あとはFacebook広告が自動的に運用してくれます。企業として広告クリエイティブの質にとことんこだわることをおすすめします。
PDCAを回す
広告の運用はPDCAを回し、常に改善を計り続けることでより大きな成果につながります。広告は初回の設定で成功することもあれば、思った成果が得られないこともあります。そのため、ある程度の運用が終わったら結果を確認するとともに、うまくいかなかった理由を考察し、次の運用に活かすことが大切です。広告運用の成果分析などは個人で実施すると主観が入りすぎてしまうため、企業としてチームを作り、複数人の目で確認しながら進めていくことをおすすめします。
Facebookピクセルを利用する
Facebookピクセルを利用するのも効果的です。Facebook広告では、広告に掲載されたURLをクリックした後の行動を分析できません。しかし、FacebookピクセルをWebサイトに組み込むことで、Webサイト到達後のユーザー行動を追跡できるようになります。これにより、広告がLP到達だけでなく、コンバージョンやサイト回覧につながったかどうかを分析できます。ユーザーの行動パターンをより詳細に分析したい方にはおすすめの方法です。
リソースを割いて取り組む
Facebook広告は一定の費用が必要になる広報活動のため、社内の一部ソースを割いて取り組むなど、組織的に取り組みたいところ。よくある失敗例として、広告担当者が単独で運用しており、運用方法に明らかな不手際があるにも関わらず、それに気づかずに運用していた、などがあります。大きな成果が期待できるFacebook広告ですが、運用に関し問題があったのではうまくいきません。広告運用に精通した人材を選任に充てる、広告運用チームを組み複数人の視点で確認するなど、企業としての体制づくりを行うことも非常に大切です。
Facebook広告の設定・作成で困ったら代理店への依頼がおすすめ
Facebook広告では、ビジネスにおける知名度獲得やサイトへの誘導、商品販売促進などに大きな成果が期待できます。一方で、適切なオーディエンス設定や質の高い広告クリエイティブ制作ができない場合、支払った費用に対する見返りが少なくなります。Facebook広告を最大限活用するには専門性や運用経験が必要です。自社だけで難しい場合には、広告運用に精通した代理店に依頼するとよいでしょう。
一定の金額の支払いが必要になるものの、専門家が広告運用することで高い成果が期待できます。また、手の空いた従業員が他の仕事に専念できます。Facebook広告の運用に社内ソースを割けない企業や、Facebook広告で期待する成果が得られない企業は専門家のサポートを検討してみてください。
Web広告にかかる費用相場
つづいては、Web広告を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
<Web広告の種類> | <費用相場> |
動画広告 | 10円〜/1再生 |
アフィリエイト広告 | 3万~5万円 |
Twitter広告 | クリック課金:24~200円/1クリックインプレッション課金:1,000表示ごとに400~650円 |
Instagram広告 | クリック課金:40~100円/1クリックインプレッション課金:1,000回表示ごとに500~1,000円 |
Facebook広告 | クリック課金:100~200円/1クリックインプレッション課金:1,000回表示されるごとに100~500円 |
LINE広告 | クリック課金:24~200円/1クリック インプレッション課金:1,000回表示ごとに400~650円 |
TikTok広告 | 起動画面広告(インプレッション課金型):1,000回表示ごとに770円 |
Web広告の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】Web広告会社選びで迷ったらアイミツへ
本記事では、Facebook広告のやり方や気をつけるポイントなどについて紹介しました。
Facebook広告はオーディエンスの設定が細かくできるため、適切なユーザーに対して訴求できるという魅力があります。一方で、オーディエンス設定が複雑、広告クリエイティブの質が大きく影響するなど、運用に関する難しさもあるのが現状です。
もしFacebook広告の運用でお困りでしたら、アイミツまでお気軽にお問い合わせください。あなたの悩みをしっかりとヒアリングした上でぴったり合った外注先を複数ご提案させていただきます。
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