noindexタグとは?設定方法や効かない場合の対処法を解説【2024年最新版】
「『noindex』という言葉は聞いたことがあるが、詳しくはよくわからない」という方や、「SEO対策の内部施策に有効と言われても、いまいちピンとこない」という方も多いのではないでしょうか。
この記事ではnoindexタグの概要はもちろん、効果的な使い方や設定方法、エラーが発生した際の対処法などについてわかりやすく解説していきます。noindexタグへの理解を深めたいという方や、エラーへの対処にお困りの方はぜひ参考にしてください。
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noindexタグとは
「noindexタグ」は、Webページを構成する言語であるHTMLで用いられるタグの1つで、「metaタグ」に分類されるものです。noindexは検索エンジンに対して、「このページをインデックスしないでほしい」と伝えるという役割があります。インデックスとは検索エンジンのデータベースにWebページを登録・記録することで、インデックスされたWebページは検索の対象となります。
「検索エンジンに情報を読み取られたくない」何らかの事情がある際には、Webページ内にnoindexタグを設置ことで、インデックスが避けられます。
noindexタグの効果的な使い方
noindexタグは、検索結果において商品・サービスのメインページより上位表示させたくないWebページに用いることでメリットが得られます。たとえば、LP(ランディングページ)は広告からの流入が中心となるWebページであるため、検索エンジンへのインデックスを避けるのが基本です。SEO対策が行われていないLPが検索エンジンにインデックスされると、メインのWebサイトへの評価にも悪影響を与える可能性があるとも言われています。
「LPにはnoindexタグを挿入しておく」というのは、noindexタグの効果的かつおすすめの活用方法でしょう。
noindexタグの設定方法は3種類
noindexタグの設定方法は3種類あります。ここからは、それぞれの方法について詳しく解説していきます。
robots metaタグで記述する
最初に紹介する方法は、「robots metaタグによる記述」です。以下のタグを~内に記述することで、Webページのインデックスが避けられます。
タグ内の「name=”robots”」という部分は、避けたい検索エンジンを指定できます。「name=”robots”」と指定すると、ほぼすべての検索エンジンのロボットプログラムを避けることが可能です。そのほか、「noarchive」では検索エンジンのデータベースへのデータ保存拒否、「nosnippet」では検索結果へのスニペット表示の拒否が指定できます。
HTTPレスポンスヘッダーを使う
続いて紹介するのは、「HTTPレスポンスヘッダー」を使う方法です。これはPDFファイルをはじめとするタグのないファイルのインデックスを避けるために用いられるもので、以下のように設定します。
1.「.htaccessファイル」を作成する
2.作成したファイルに下記の内容を記述する
Header set X-Robots-Tag ""noindex""
.htaccessファイルは、Webサーバーの動きを制御するためのファイルです。リニューアルや移転などによってWebサイトのURLが変更された際に新たなURLへ誘導できる「リダイレクト」や、ページ閲覧にID・パスワード認証を追加する「ベーシック認証」などさまざまなことが行えます。
WordPressでSEOプラグインをインストールする
最後に紹介するのは、「WordPressでSEOプラグインをインストールする」方法です。WordPressを用いてWebサイトを構築・管理している場合には、この方法がもっとも手軽だといえます。「mypace Custom Meta Robots」などを利用することで、テーマの編集を行わずにnoindexの設定が可能です。
「mypace Custom Meta Robots」でnoindexタグを設定する場合は、各ページ・投稿の編集画面に表示されるオプションからindexの許可・禁止、followの許可・禁止を選ぶだけで設定が完了します。
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書き方の注意点
ここからは、noindexタグの記述を行う際に注意しておきたいポイントを解説します。
robots.txtと併用するとインデックスから削除されない
まず覚えておきたいのが「noindexとrobotx.txtを併用すると無効になってしまう」ということです。robots.txtはWebページへさまざまな指示ができるファイルで、もちろん「このページのインデックスを許可しない」ということも指定が可能となっています。「インデックスを許可しない」という指示はnoindexタグと似通っており問題ないようにも見えますが、すでにインデックスされたWebページに新たにnoindexタグを設置する場合には注意が必要です。
インデックスされているWebページにnoindexタグを設置しても、robots.txtから「インデックスを許可しない」という指示が出されている場合はいつまでも検索エンジンにnoindexタグの情報が読み取られず、検索結果に表示され続けてしまいます。「テストサイトのインデックスが消えない」「noindexが反映されない」という場合は、この現象が起きている可能性が高いのではないでしょうか。まずはnoindexタグを使用してインデックスから情報を削除させ、その後にrobots.txtでインデックス拒否を設定するようにしてください。
nofollowと使い分ける
もう1つの注意点としてあげられるのは、「nofollowと使い分ける」こと。nofollowはmetaタグの1種で、設定すると検索エンジンのクローラーがWebページ内のリンクの良し悪しを評価しなくなるのが特徴です。Webページ内に掲載されている内部リンク・外部リンク先の評価によって、ページ全体への評価を下げることを防止できます。
nofollowタグの使用方法としては、申し込み完了ページや404ページなど、リンク先にクロールの優先順位が低いWebページが含まれている場合に設置するというのが代表的な例です。noindexとnofollowの違いを正しく理解して設置することで、Webサイト内のクロールの効率化が図れます。
エラーが出たときの対処法
noindexタグを設置した際には、Google サーチコンソールからエラー通知が届く場合があります。ここからは、その際の対処方法を解説していきます。
①送信されたURLにnoindexタグが追加されています
「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」というエラー通知が届く原因は、「XMLサイトマップ」に記載されたURLの中にnoindexタグが設置されたページが存在していることです。XMLサイトマップは検索エンジンにWebページをインデックスしてもらうために作成・設置するものであるため、そこにインデックスを拒否するnoindexタグが含まれているというのは矛盾となり、エラーとして認識されてしまいます。
対象方法は、以下の2種類があげられます。状況に応じてどちらかの方法で対処してください。
・XMLサイトマップから対象のURLを削除する
・該当のWebページからnoindexタグを削除する
②noindexタグによって除外されました
「noindexタグによって除外されました」という通知は、検索エンジンのクローラーがWebページの情報を読み取った際にnoindexタグを感知し、インデックスに登録しなかったという旨の報告です。noindexタグを設置しているWebページがインデックスされないのは当然のことで、この通知はエラーには該当しないため対処は必要ありません。
除外されたWebページが本当にインデックスが不要であったかを確かめたい場合には、以下の手順で確認することができます。
1.Google Search Consoleメニュー「インデックス」内の「カバレッジ」を選択
2.通知の詳細を表示
3.「noindexタグによって除外されました」と表示されている行をクリック
4.除外されたURLが表示される
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まとめ
この記事では、noindexの概要や効果的な使い方、具体的な設定方法などについて解説していきました。noindexはSEO対策を行う際に覚えておきたいmetaタグの1つです。役割や設置方法を正しく理解した上で、うまく活用してください。
しかし、HTMLやmetaタグを用いるSEO対策で効果をあげるには、専門的な知識が求められる場面が多いのも事実です。「内製で対応しているものの、なかなか効果がみえない」といった場合には、Web広告代理店への外注もおすすめといえます。
自社にノウハウがなくとも、SEO対策を得意とするWeb広告代理店であれば、安心して依頼できるでしょう。「アイミツ」ではご要望をうかがった上で、条件に合う複数のWeb広告代理店を無料で紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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