DVDのファイル形式はビデオモードとVRモードのどちらを選ぶべき？DVD作成の注意点も紹介【2024年最新版】

動画を記録したりデータを保存したりする方法として、代表的なのがDVDです。DVDにはファイル形式がビデオモードとVRモードの2種類あることをご存じでしょうか。この記事では、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、目的に応じたDVDのファイル形式の選び方や記録する際の注意点について詳しく解説していきます。

【関連ページ】
動画制作・映像制作にかかる費用・相場感や、目的別に動画制作・映像制作会社をお探しいただけます。
DVD制作の平均費用と料金相場
DVD制作に強い動画制作・映像制作会社一覧 

DVDのファイル形式は「DVD-Video形式（ビデオモード）」と「DVD-VR形式（VRモード）」の2種類があります。DVDに記録したあとでファイルを追加したり、編集したりするかどうかで選択するとよいでしょう。なお再生するパソコンやDVDプレーヤーとの互換性に注意が必要です。以下では、ビデオモード・VRモードとは何かやそれぞれの特徴、また記録方式の違いなどについて説明していきます。

DVD-Video形式は、一般的にビデオモードと呼ばれるファイル形式です。市販の映像作品などのDVDソフトに使われている規格であり、広く普及しています。DVDプレーヤーやパソコンで再生する際に最も互換性があるといえるでしょう。ただし、ファイルを追記することはできないため、記録後に編集したい場合には適していません。動画データの記録と再生だけが目的であれば、DVD-Video形式（ビデオモード）で問題ないです。

DVD-VR形式は、一般的にVRモードと呼ばれるファイル形式です。VRは「Video Recording」の略。記録後も編集を自由に行いたい場合に適している形式といえます。DVD-Video形式との互換性がないため、再生にはVR形式に対応したDVDプレーヤーが必要です。なおVR形式に対応したDVDドライブや、再生ソフトウェアを搭載したパソコンであれば再生できます。制作した動画データを保存するだけでなく編集したいという目的があるのであれば、DVD-VR形式（VRモード）がおすすめでしょう。

パソコンを使用してDVDのファイル形式を確認する方法をご紹介します。まず、パソコンのDVDドライブに確認したいDVDを挿入。DVDを視聴するためのアプリケーションが自動的に起動した場合は、終了してください。また自動再生の画面が出た場合も閉じます。
Windows OSを使用している方は、エクスプローラーを開きましょう。その中のDVDドライブをクリックすると、DVDディスク内にあるファイルが表示されます。フォルダ名が「VIDEO-TS」となっている場合はDVD-Video形式（ビデオモード）です。一方で「DVD-RTAV」となっている場合はDVD-VR形式（VRモード）です。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数ある動画制作会社・映像制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

ここまでは、DVDにはビデオモードとVRモードという2種類のファイル形式があることや、その違い・確認方法などについてを説明してきました。ここからは、パソコンに保存された動画をDVDに記録する方法について紹介します。

動画をDVDに記録する方法の前に、まず動画形式の説明をします。動画は映像データと音声データでできており「コンテナフォーマット」にまとめられています。それがいわゆる動画ファイルと呼ばれるものです。動画形式にはAVI、MOV、AVCHD、FLVなど、さまざまなタイプがありますが、一般的とされているのが「MP4」です。Windows OSでは標準サポートされていることから、特にソフトウェアをインストールしなくても再生できます。なおMP4形式の動画にはファイル名の後に「.mp4」という拡張子が付く点を覚えておきましょう。

静止画に比べてデータ容量が大きくなってしまう動画を保存する際は、圧縮が必要です。圧縮や動画形式を変換する作業のことを「エンコード」と呼びます。また再生や編集をするために復元する作業は「デコード」と呼ぶことも併せて覚えておきましょう。
多くのハイビジョンビデオカメラで採用されているAVCHD形式からMP4形式へ変換すれば、幅広いデバイスで再生することが可能です。また動画編集ソフトウェアの中には、自動で変換してくれるものもあります。

記録の際はまず、空のDVD-RかDVD-RWを準備しましょう。なおDVD-Rは記録が一度のみしかできません。DVD-RWは記録したデータの削除や書き換えも可能である一方で、DVD-Rより価格が高い傾向にあります。動画をDVDに記録する際は、動画編集ソフトウェアやエンコーダーを用います。DVDのファイル形式を選択する項目があるため、DVDプレーヤーなどでの再生が目的であればDVD-Video形式（ビデオモード）、データ保存が目的であればDVD-VR形式（VRモード）を選びましょう。

動画をDVDに記録したあと、利用する予定のDVDプレーヤーやパソコンで再生されるかを確認します。正しく記録したつもりでも再生できないことがよくあるからです。またDVDにはDVD-RかDVD-RWかの違いだけではなく、Blu-ray Discかどうかや1層式（25GB）か2層式（50GB）かなどの細かい違いもあります。

DVDに記録する際にファイル形式を間違ってしまうとさまざまなトラブルが発生します。ここからは、DVDに動画を記録する際の注意点について紹介します。

DVDに動画を記録する際にファイル形式を間違ってしまうと、動画を見たい人がすぐに見れないといった問題につながる可能性があります。まず動画を書き込みする前に、DVDに記録したあとでどのように利用したいかというように、目的を明確にすることが大切です。多くの方に見てもらいたい場合は、一般に普及しているDVDプレーヤーで再生可能なDVD-Video形式（ビデオモード）で記録することをおすすめします。

DVDへの記録については、実績豊富なソフトウェアを使用したほうがよいでしょう。なお一定の性能を備えたパソコンでないと必要以上に書き込みに時間がかかってしまったり、フリーズやエラーなどの不具合が出やすくなったりする可能性があります。特にエンコーダーで動画形式を変換する作業には、非常に時間がかかる点を覚えておきましょう。

つづいては、動画・映像制作を外注した際にかかる費用相場を映像の種類ごとにご紹介します。

動画・映像制作の費用相場を映像の種類ごとにご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

動画をDVDに記録する際のファイル形式に関して「DVD-Video形式（ビデオモード）」と「DVD-VR形式（VRモード）」の2種類あることは把握しておきましょう。なお自社で行うのではなく外注を検討している方もいるでしょう。アイミツではご要望を伺った上で、条件に合う動画制作・映像制作会社を無料で複数社ご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
DVD制作に強い動画制作・映像制作会社一覧
 
【費用感を知りたいという方はこちら】 
DVD制作の平均費用と相場