360度動画とは?撮影や編集で必要な機材や動画編集ソフト・アプリも紹介【2024年最新版】
360度動画は視聴者が好きな方向から自由に視聴できることから、ビジネスシーンにおける活用が拡大しています。しかし動画撮影や編集には専門性が要求されるため、360度動画の制作は計画的に進める必要があります。
この記事では、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、360度動画の特徴や編集方法などについて解説します。360度動画の活用に興味のある方はぜひ参考にしてください。
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360度動画とは?
360度動画は文字どおり360度の視野を持つ動画のことで、視聴者が上下・左右を自由に見渡せるという特徴があります。一般的なカメラで撮影できるのは一方向の映像のみですが、専用のカメラを利用することで360度動画の撮影が可能です。360度動画はコンサートやイベントといったエンターテインメント分野をはじめ、旅行や社内見学、不動産の内見などさまざまな分野でのビジネス活用が期待されています。
360度動画の主な活用シーン
ビジネスにおいて360度動画が活用される主なシーンとしてあげられるのは、「施設紹介」「社内研修」「SNSへの投稿」の3つです。ここからは、それぞれのシーンについて解説します。
施設紹介
360度動画を活用すれば、企業のオフィス・工場や学校、観光地などの施設を現地を訪れなくても見学することができます。参加者はそれぞれが見たい方向を自由に変えられるので、満足度を得やすいのが魅力です。遠隔地にいる人や身体的な制限のある人であっても施設をリアルに体験できるので、今後も活用の機会が拡大していくと予想されています。
社内研修
社内研修でも360度動画が活用されており、従業員は場所を問わず動画を視聴するだけでリアルなな状況の体験が可能です。たとえば360度動画で店舗内を確認し、気づいたことを参加者同士で報告し合えば現場にもとづいたロールプレイができます。現場での対応が必要な職場なら、ベテラン社員の業務の様子を360度動画で残しておくことで「どんな点に配慮していたか」「どんな指示をしていたか」などの追体験が叶います。
SNSなどへの動画投稿
360度動画は現状では普及率が低く、新鮮・斬新と感じる人が多いと考えられることから、集客力・アピール力に優れているのが特徴です。SNSアカウントで360度動画を投稿して多くの人々の興味関心をひければ、集客や認知拡大にもつながるでしょう。また、360度動画を視聴した人が投稿をシェアすれば、短時間で情報が拡散されていく可能性もあります。
360度動画制作のために必要な機材やツール
360度動画の制作にあたっては、専用のカメラや編集ソフトが必要不可欠です。ここからは、360度動画制作に必要な機材・ツールを紹介していきます。
360度動画撮影用カメラ
360度動画の撮影には「360度カメラ」と呼ばれる専用のカメラが必要です。360度カメラにはレンズが1つのものから複数あるものまでさまざまな種類があり、価格も解像度やフレームレートなどによって異なります。360度動画に求める品質や予算などを踏まえて検討した上で、目的に合った360度カメラを用意するとよいでしょう。
360度動画に対応した動画編集ソフトやアプリ
360度カメラで撮影した動画は、360度動画に対応している動画編集ソフト・アプリで編集します。つづいては、360度動画対応で人気の動画編集ソフト・アプリを紹介していきます。
Adobe Premiere Pro
Adobeの提供する「Adobe Premiere Pro」は、動画制作のプロも利用する本格的な機能を持つ動画編集ソフトです。360度動画の編集にも対応しており、多彩なエフェクトやトランジションなどを利用できるので「とにかく高品質な360度動画を制作したい」という場合にもうってつけと言えます。
PowerDirector
「PowerDirector」はサイバーリンクが開発・提供する動画編集ソフトで、バージョン15以降が360度動画の編集に対応しています。基本のトリミングはもちろん、アニメーションPiPやオブジェクト追加といった高度な編集が可能です。作成した360度動画はそのまま出力できるだけでなく、国内外のクリエイターへ共有できる点も特徴的なポイントでしょう。
Insta360 ONE
「Insta360 ONE」は、Shenzhen Arashi Visionが提供するiPhone/iPad、Android端末向けの動画編集アプリです。専用カメラを端末に取り付けて撮影した360度動画を手軽に編集・共有することができます。PC向けのソフトと比較すると機能性や品質に劣る部分はあるものの、使い勝手や簡便性を重視する場合にはおすすめと言えます。
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360度動画編集時のポイント
360度動画を自社で内製する場合には、以下のポイントについてしっかりと検討するとよいでしょう。
360度動画編集用の高スペックPCを準備する
動画編集では容量の大きな素材を多く扱うため、使用するPCにはある程度のスペックが要求されます。特に360度動画は容量が大きくなりがちなので、快適に作業を進めたいのなら高スペックのPCを用意しておくのがおすすめです。メインメモリ16GB以上、最新のGPU・CPUが搭載されているものを選べば、360度動画の編集を効率的に行えるでしょう。
作りたい動画のタイプや特徴に合わせて動画編集ソフトを選ぶ
動画編集ソフトはPC向けとスマートフォン・タブレット向けに分かれます。スマートフォン・タブレット向けのアプリは手軽かつ短時間で360度動画を編集できるのがメリットですが、どうしても品質はPC向けのソフトと比べると劣るのが現状です。ビジネスでの活用を目的とした360度動画を制作するのなら、PC向けの動画編集ソフトを使用すべきだと言えます。360度動画の編集は複雑かつ専門性も必要となるため、使いこなせるか否かも重要なポイントです。
360度動画の制作に困ったら外注がおすすめ
360度動画の撮影や編集には通常とは異なる機材や技術が必要なため、制作の難易度が高いと言えます。360度動画をビジネスで活用したいと考えているなら、制作は360度動画制作の経験者が担当するのが好ましいでしょう。「社内に360度動画を撮影・編集できる人材がいない」という場合は、360度動画の撮影や制作に対応している動画制作・映像制作会社への外注を検討するのがおすすめです。経験豊富な会社に依頼できれば、質の高い360度動画の制作が期待できます。
VR動画(360度動画)制作の費用相場
つづいては、VR動画(360度動画)の制作を外注した際にかかる費用相場を費目別にご紹介します。
費目 | 相場 |
撮影費 | 5万〜30万円 |
編集費 | 5万〜25万円 |
3DCG制作費 | 40万円〜 |
音響・ナレーション費 | 5万〜10万円 |
その他オプション費 | 5,000〜2万円 |
VR動画制作の費用相場を費目ごとにご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
まとめ
本記事では360度動画の概要や主な活用シーンとあわせて、制作に必要な機材・ツール、編集時のポイントなどを解説してきました。360度動画は通常の動画とは制作方法が異なるため、活用を希望する場合は計画的に進めていく必要があります。社内で360度動画を制作するのが難しいのなら、動画制作のプロである動画制作・映像制作会社へ外注するとよいでしょう。
「アイミツ」ではご要望を伺った上で、条件に合う動画制作・映像制作会社を無料で複数社ご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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