【2024年最新版】鹿児島県でおすすめの司法書士事務所15選

法律に関するさまざまな業務を依頼できる司法書士。会社設立の登記や、役員変更の登記が依頼できるほか、経営コンサルティングが得意な司法書士事務所も少なくありません。そのため、信頼できる司法書士事務所を探している鹿児島県内の企業も多いのではないでしょうか。この記事では、さまざまな角度から鹿児島県内でおすすめの司法書士事務所を紹介します。司法書士に業務を依頼することのメリット・デメリット、依頼する場合の費用相場もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

司法書士は不動産・商業（法人）登記、供託などに関する業務を扱う法律の専門家です。司法書士は国家資格であり、登記や供託の代行は独占業務となっているため、資格を持たない人は代行業務を行うことができません。法律関連の業務のほかにも、関連する業務やアドバイスを提供する司法書士もいるようです。
また、法務大臣の認定を取得した「認定司法書士」は、簡易裁判所における請求額140万円以下の民事訴訟の代理人になることもできます。

司法書士と行政書士は、どちらも法律を扱う国家資格という点では同じなため、よく混同されがちです。しかし、業務内容は異なります。司法書士の主な業務内容は、法務局や裁判所に提出する書類の作成や提出代行です。一方、行政書士のメイン業務は、国や都道府県、市区町村といった官公署に提出する許認可書類の作成や提出代行です。たとえば、会社設立にあたっては、「会社の憲法」とも呼ばれる定款を作成することが義務付けられており、助成金の申請や金融機関の法人口座を作成するときに提出が求められます。行政書士は、定款の作成や提出を代行できますが、会社設立の登記業務を依頼できるのは司法書士だけです。

司法書士のメイン業務は登記や供託ですが、ほかにも事業承継や企業法務などさまざまな業務を依頼することができます。ここからは、それぞれの業務内容について詳しく解説していきます。

司法書士には、会社や法人に関する商業（法人）登記の代行を依頼できます。商業登記とは会社に関する情報を登記簿に登録して広く公示することで、会社を設立するときはもちろん、役員構成や社名、本店所在地などの変更や資本金を増やす際にも手続きが必要です。
司法書士は登記申請に必要な書類作成から申請代行、定款認証手続きなどに対応しているため、業務を依頼すれば最小限の負担で登記手続きを進めることができます。

事業承継に関するサポートも、司法書士に依頼できる業務の1つです。事業承継とは会社の資産や経営権を後任へ引き継ぐこと。円滑に進めるには株式や不動産といった経営に必要な資産を後継者に引き継いでおく必要があります。
中小企業では経営者個人の資産を事業に使用しているケースも少なくありません。きちんと事業承継の準備を進めなかった場合は後継者に経営権を移譲できず、事業継続の危機に陥る可能性も否定できません。

不動産登記も司法書士の主要業務です。不動産を取得した際にも所有者や利害関係を公示するために、登記簿へ登録する必要があります。司法書士には申請書類・契約書の作成や登記申請手続きの代行を依頼することが可能です。
社屋を新築したときはもちろん、不動産の購入・売却や抵当権を設定した際にも登記申請をしなければなりません。

企業法務とは、文字どおり企業活動の中で必要となる法務業務のことです。紛争への対処を行う「対処法務」とトラブルを防ぐための「予防法務」、法務視点から経営戦略を策定する「戦略法務」の3種に大きく分けられます。
対処法務は弁護士が担うケースが大半であるものの、少額の民事訴訟の場合は司法書士が担当することも。契約書の見直しは予防法務、事業継承などは戦略法務でサポートを受けられます。

供託とは何らかの事情で債務者が債権者への支払いが成立しない際に法務局へ金銭を預けて未払いを避けるもので、「弁済供託」「保管供託」「担保供託」「執行供託」「没収供託」の5種類があります。司法書士には、供託手続きの代行や、供託した財産の還付、取り戻し手続きを依頼できます。
業種によっては事業開始の際に営業保証金の供託が必要となるため、司法書士は心強い存在となるはずです。

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司法書士の業務は専門性が高く、知識のない人にはわかりにくい部分も多いもの。はじめて司法書士への業務依頼を検討しているのであれば、実績ある事務所を選ぶのが安心でしょう。
ここからは、鹿児島県内にある実績豊富な司法書士事務所を紹介します。

司法書士だけでなく行政書士や土地家屋調査士も在籍している事務所なら、司法書士の範囲外の業務であってもワンストップで対応が可能です。ここからは、ワンストップサービスが魅力的な鹿児島の司法書士事務所を紹介していきます。

「司法書士に業務を依頼したいけれど、費用がかさむことが心配」という方も多いと思います。そんな方は、格安で依頼できる司法書士事務所の中から選んでみてはいかがでしょうか。ここでは、鹿児島県に拠点を構える司法書士事務所や鹿児島県対応の司法書士事務所の中で、格安な料金で業務を依頼できる事務所を紹介します。

相続手続きは自分で行うことも可能ですが、手続きを進めるには専門的な知識が求められるため、スムーズに手続きを済ませるには専門家に相談することをおすすめします。司法書士に相続手続きを依頼すれば、迅速に間違いのない手続きを進めてくれるでしょう。ここでは、鹿児島県に拠点を構える司法書士事務所の中でとくに相続に強みのある事務所を紹介します。

司法書士に業務を依頼すると、どのようなメリットが得られるのでしょうか。詳しく解説していきます。

会社設立にともなう定款を紙で作成すると、申請時に4万円の収入印紙を貼付する必要があります。しかし、電子定款認証ならば収入印紙の貼付義務がありません。電子定款認証に対応している司法書士事務所に依頼すれば、コストを抑えることができるでしょう。
なお、環境が整っていれば自身でも電子定款認証が可能ですが、電子署名システムやPDF編集ソフトを用意するとなると4万円以上の費用が必要となるためおすすめはできません。

会社を設立するためには、さまざまな書類を作成して法務局や公証役場へ提出する必要があります。書類に不備があった場合は何度も法務局・公証役場を訪問しなければならなくなる可能性も。司法書士は法律に関する専門的な知識はもちろん、会社手続きの経験も豊富だと考えられるため、未経験の素人が自力で申請するよりも効率的に作業を進められます。効率・スピード感の面でも、司法書士への依頼はメリットがあると言えるでしょう。

会社を経営する中で役員構成や本店所在地が変更する際にも、登記申請が必要です。変更が生じる際には速やかな届け出が求められる一方で、登記内容に不備があると過料を請求されることもあります。司法書士はこれらの変更登記にも対応しているため、法務部門を持たない中小企業にとっては非常に心強い存在となるのではないでしょうか。中には企業法務を得意とする司法書士も存在しています。

司法書士への依頼はさまざまなメリットが期待できる一方で、デメリットがあるのも事実です。デメリットについても把握した上で、司法書士への依頼を検討するとよいでしょう。

当然ながら、司法書士への業務依頼には報酬が発生します。「開業にあたって資金に余裕がない」という場合には、大きなデメリットと言えるでしょう。しかし会社設立時には設立の手続きだけでなく、事業戦略の立案や営業など、やるべき業務がが多いことも容易に想像できます。
費用を抑えるために自身で登記申請をしても、内容に不備があれば再提出を求められることもあるため、重要な業務に集中するためにも外注できる作業はプロへ任せるのが得策です。

司法書士の専門分野は、登記をはじめとする法務業務です。司法書士は経理や税務に関する相談に対応することはできません。会社設立に関する書類作成や申請代行をワンストップで依頼できますが、節税や経理に関するアドバイスは業務範囲外のため注意しましょう。
経理や税務に関しては、税理士へ相談する必要があります。税理士事務所と提携している司法書士事務所も多いので、必要に応じて紹介を受けてもいいかもしれません。

日本司法書士会連合会が2018年に行なった報酬についてのアンケート結果をベースに司法書士の主な業務と、業務別の費用相場をご紹介します。

会社設立手続きの場合
・設立時の出資者は2名
・発起人は出資者2名
・資本金は500万円
・登記に必要な全書類の作成や定款認証、登記申請をまとめて行う

この条件で株式会社の設立手続きを行うと想定した場合、報酬の全国平均価格は10万2,752円。

報酬額に加えて、登記申請時に納める必要のある登録免許税を支払う必要があり、もしも電子申請でなければ定款認証の印紙税も支払わなければならないため注意しましょう。

役員変更の登記申請の場合
・取締役3名、代表取締役1名、監査役1名の取締役会設置会社
・定時株主総会終結によって役員全員が任期満了となり改選
・株主総会議事録や取締役会議事録をはじめとする全書類を作成
・登記申請の代理も行う

この条件で役員変更に伴う登記申請を依頼した場合、2万9,358円が全国の平均価格です。

「依頼前に司法書士の費用相場についてもっと詳しく知りたい！」という方は「司法書士の平均費用と料金相場」の記事をチェックしてみてください。  

会社を設立したときや役員に変更があったときなどは、法務局に登記し、その事実を世間に広く知らせる必要があります。手続きには専門的な知識が求められ、知識がない方が手続きをした場合、膨大な手間と時間がかかってしまうおそれもあるでしょう。迅速に手続きを完了したい方は、司法書士に相談することをおすすめします。とはいえ、どの司法書士事務所に依頼すればいいか分からないという方も多いと思います。鹿児島県での司法書士事務所選びに迷った方はぜひアイミツにご相談ください。