After Effectsの値段は?安く買う方法や理由も解説【2024年最新版】
After Effectsは動画制作や映像制作の分野でプロのクリエイターからも高い支持を集めるソフトですが、実際に導入するにはどの程度の費用が必要なのでしょうか。
この記事では、After Effectsのプラン別・購入方法別の価格比較、安く買う方法とあわせて、メリット・デメリットについても解説していきます。
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After Effectsとは
After Effectsとは、Adobeが提供する映像加工・動画制作ソフトです。豊富な機能によって高い自由度を実現しており、あらゆる表現を用いた映像制作が可能という特徴があります。基本的な素材の加工や映像編集はもちろん、不要なオブジェクトの削除や新しいオブジェクトとの合成、イラストのアニメーション化といった本格的な機能も備えているため、プロが手がける映画やアニメーションなどでも活用されています。
After Effectsでは何ができる?
ここからは、After Effectsでできることを具体的に解説していきます。
モーショングラフィックス
モーショングラフィックスとは、イラストや画像、テキストなどに動きや音をくわえる手法のことで、静止画よりもわかりやすく情報を伝えられるとされています。After Effectsではキャラクターや背景のアニメーションや文字・画像のエフェクトなど多彩な加工ができるので、ニーズや用途に合わせたイメージの具現化が可能です。
VFX
VFXはVisual Effects(視覚効果)のことで、特撮映画やドラマなどで現実では表現の難しい画面効果を叶えるための技術を指します。VFXが使用された代表的な作品には、トランスフォーマーシリーズやロード・オブ・ザ・リングシリーズなどがあります。
After EffectsはVFXにも対応しており、架空のイメージを違和感なく組み合わせることでリアリティを保ちながらもファンタジー感ある映像を制作できます。
3Dトラッキング
After Effectsの3Dトラッキングを活用すれば、「トラッキング(追跡・追従)の文字どおり、映像の中で動く物体やテキストなどを追跡する3Dシーンを作成できます。映像に入れ込んだテキストの3D化にも便利な機能で、前後のフレームを分析した上で加工されるため、映像の変化に合わせてテキストに自然な形で動きをつけられます。
テンプレートによる映像表現
After Effectsはプロにも使用される本格的な映像加工・動画制作ソフトで、イメージを自由につくり上げることができる一方で、初心者向けの配慮もなされています。代表的なのが豊富なテンプレートやプラグインで、テキストやアニメーション、加工など映像制作で発生するさまざまな工程で活用が可能です。はじめはテンプレートやプラグインを積極的に利用し、徐々に技術を身につけていきたいという場合でも安心でしょう。
Premiere Proとのデータ共有(ダイナミックリンク)
Premier ProはAdobeが提供する動画編集ソフトで、初心者からプロまで幅広い人に使用されています。After Effectsの連携機能「ダイナミックリンク」はこのPremier Proとのデータ共有が可能で、After EffectsとPremier Proで作った動画の組み合わせによって高クオリティな作品を実現させられます。難易度の高そうな動画であっても、この機能を活用することで手軽に制作できるのも大きな魅力です。
After Effects導入にかかる値段の算出方法
動画制作にあたってAfter Effectsの導入を検討する際には、値段が気になるという方も多いのではないでしょうか。After Effectsには利用期間や支払いタイミングの異なる複数のプランが用意されており、どれを選ぶかによって費用が変動します。
ここからは、After Effectsの各プランの値段を表で紹介します。
プラン別:After Effectsの値段
プラン | 月額換算 | 年間合計額 |
---|---|---|
月々プラン(月々払い) | 3,828円 | 4万5,936円 |
年間プラン(月々払い) | 2,728円 | 3万2,376円 |
年間プラン(一括払い) | 2,398円 | 2万8,776円 |
※価格はすべて税込
利用期間が長いプランになるほど月額換算の値段は割安になることがわかります。また、同じ年間プランであっても一括払いのほうがより安価となっているので、トータルコストを抑えたい場合におすすめです。
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After Effectsに買い切り版はある?値段は?
After Effectsのサブスクリプションプランは、利用し続ける限り支払いが発生するため「できれば買い切り版を購入したい」と考える方もいるかもしれません。しかし、After Effectsの買い切り版は2013年に提供が終了しているため現在は購入は不可能です。
安く買える方法も!購入方法別に見るAfter Effectsの値段
After Effectsは単体だけでなく、さまざまな方法で提供されています。中でも同じAdobe製品であるPremiere ProやPhotoshopがセットとなった「Adobe CCコンプリートプラン」は、単体での利用よりも割安で利用できるのが特徴です。
ここからは、「Adobe CCコンプリートプラン」を利用する場合、公認アカデミー版の値段と、After Effectsを単体で利用する場合の差額を表で紹介します。
購入方法別:After Effectsの値段
購入方法 | 年額 | After Effects単体との差額 |
---|---|---|
After Effects単体 | 2万8,776円~ | - |
Adobe CCコンプリートプラン | 7万2,336円~ | +4万3,560円 |
公認アカデミー版 | 3万9,980円~ | +1万1,204円 |
※価格はすべて税込
値段はAfter Effects単体がもっとも安くはありますが、ほかの購入方法では複数のAdobe製品が利用できるため単純に比較はできません。After EffectsやPremier Proなど複数のAdobe製品を使って動画・映像を制作したいと考えているのなら、「Adobe CCコンプリートプラン」の方がコストパフォーマンスに優れていると言えます。
公認アカデミー版はなぜ値段が違う?安く使える理由
公認アカデミー版の安さの理由は、Adobe社の公認施策である「アドビスクールパートナー」でプラチナスクールパートナーに認定されると受講者に特別価格でAdobe製品を販売できるという点にあります。提供される「Adobe CCコンプリートプラン」も正規版と差はなく、すべての機能を1年間使用することができます。
Adobe社としても製品のシェアを広げられるというメリットがありますが、ゴールドスクールパートナーでは特別価格が適用されないため注意が必要です。
After Effectsも使えるAdobe CC コンプリートプランの値段を調査・比較してみた
公認アカデミー版の「Adobe CCコンプリートプラン」は割安で利用できるものの、スクール(会社)によって費用が異なります。ここでは、「Adobe CCコンプリートプラン」の値段を購入方法別に表で紹介しますので、比較にご活用ください。
購入方法別:Adobe CC コンプリートプランの値段
購入方法 | 年額 | 月額換算 |
---|---|---|
Adobe公式サイト | 7万2,336円 | 6,028円 |
Amazon | 5万9,184円 ※2023年8月15日時点 |
4,932円 |
公認スクールA | 3万9,980円 | 3,331円 |
公認スクールB | 3万9,980円 | 3,331円 |
公認スクールC | 5万1,700円 | 4,308円 |
※価格はすべて税込
価格を比較してみると、Adobe公式やAmazonなどで「Adobe CC コンプリートプラン」を購入するよりも、アドビスクールパートナーのプラチナスクールパートナーA・Bの特別価格が大幅に割安であることがわかります。
After Effectsのメリット・デメリット
つづいては、After Effectsのメリット・デメリットについて解説していきます。
After Effectsのメリット
After Effectsの大きなメリットはクオリティの高い動画編集・映像制作が可能な点です。エフェクトが豊富なため既存の素材を編集して多彩な調整・加工ができるのはもちろん、新たにオブジェクトを作り出したり合成することもできます。さらに、プラグインも充実しているため、ニーズに合わせて機能や使い勝手を拡張しやすいというのもメリットと言えます。
After Effectsのデメリット
After Effectsは加工や合成などに特化しているため、動画編集の基本である「複数素材のつなぎ合わせ」や「動画のカット、テロップ挿入」は得意としていません。Adobe製品は特定の領域・用途に特化したものが多いので、1つのソフトであらゆる工程をカバーするのは難しいのが現状です。また、感覚的な操作が難しく、学習が必要な部分も多いので、すべての機能を使いこなすのは容易ではありません。
個人向けのプランを法人で利用しても大丈夫?
Adobe社の規約上、個人向けのプランは「利用者の変更ができない」のが原則です。しかし、個人向けプランの料金を法人のクレジットカードで決済するのは可能で、個人向け=法人の利用不可ではないことも示されています。
したがって、利用者が変わる可能性がある場合は法人版を選ぶべきと言えますが、変わらないのであれば個人向けプランを法人で利用できます。
After Effectsを使った動画制作・編集は外注もおすすめ
After Effectsは機能が豊富で本格的な動画制作に役立ちますが、使いこなすのが容易ではないのも事実です。操作には学習が必要なことから習得に一定の時間を要するだけでなく、相応のコストもかかります。リソースが十分でない場合や急ぎで動画制作を進めたい場合などは、動画制作・映像制作会社への外注も視野に入れるとよいでしょう。
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動画制作・映像制作を外注するとなると「どの程度の予算が必要になるのか気になる」という方も少なくないでしょう。より具体的な相場感を把握したい方は、ぜひ料金シミュレーターをご活用ください。
【まとめ】動画制作・映像制作の依頼先選びに迷ったらアイミツへ
After Effectsは多彩な加工、合成などの機能により、プロ仕様の本格的な映像制作をサポートしてくれます。とはいえ、使いこなすには学習が必要なだけでなく、一定のリソースを割く必要があるため、自社での運用が難しいと感じた場合は外注も検討しましょう。
「アイミツ」ではご要望を伺った上で、条件に合う動画制作・映像制作会社を無料で複数社ご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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