社会保険労務士事務所を
お探しですか? PRONIアイミツを使って手間なく最良の会社と出会いましょう

社会保険労務士
無料で一括見積もり
0120-917-819 平日10:00-19:00

60歳以上の高齢者雇用で利用できる助成金を解説【2024年最新版】

更新日:2024.01.24

近年は少子高齢化によって政府が高齢者の就業機会の確保に対するさまざまな助成金を設けていますが、詳細についてはよく理解していないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では社労士をはじめとする幅広い分野の発注先を「アイミツ」が、60歳以上の高齢者を雇用した際に申請できる助成金をまとめて紹介するとともに、高齢者雇用のメリットについても解説します。

【関連ページ】
社会保険労務士への依頼にかかる費用・相場感や、あなたの目的別に社会保険労務士事務所をお探しいただけます。
社会保険労務士の費用・相場
助成金申請に対応できる社会保険労務士事務所一覧

社会保険労務士事務所の見積もりが
最短翌日までにそろう

マッチング実績30万件!

一括見積もりをする

(無料)

60歳以上の高齢者雇用で利用できる助成金まとめ

2021年に施行された「改正高年齢者雇用安定法」により、70歳までの労働者の就業確保措置が事業主の努力義務とされました。政府は高齢者雇用の推進を図るべく、さまざまな助成金制度を運営しています。ここからは、60歳以上の高齢者雇用を対象とした助成金制度を紹介します。

中途採用等支援助成金(中途採用拡大コース)

「中途採用等支援助成金(中途採用拡大コース)」は、中途採用に取り組む事業主向けの助成金です。受給対象は中途採用率が60%未満の事業者で、中途採用計画期間中に対象労働者を2名以上雇い入れると採用率の向上幅に応じて50万円もしくは70万円が支給されます。はじめて中途採用を実施する場合は10万円が追加される仕組みです。

また、中途採用計画期間中に45歳以上の労働者を初採用した場合は60万円が支給されるほか、60歳を超えてから6ヵ月以上雇用した従業員がいる場合はさらに10万円が支給されます。60歳以上のみが対象の制度ではないものの、高齢者の雇用時に押さえておくべき助成金の1つです。

特定求職者雇用開発助成金(特定就職困難者コース)

「特定求職者雇用開発助成金(特定就職困難者コース)」は、高齢者や母子家庭の母親、障がい者など一定の要件を満たす人を雇用した事業主に支給される助成金です。以前は「生涯現役コース」も利用できましたが、令和5年からは廃止となっています。高齢者を雇用した場合、1年間の助成期間に受給できる助成額は以下のとおりです。

短時間労働者以外の高齢者(60歳以上65歳未満)
対象企業 支給額 対象期間ごとの支給額
中小企業 60万円 30万円×2期
中小企業以外 50万円 25万円×2期
短時間労働の高齢者(週あたりの所定労働時間20時間以上30時間未満)
対象企業 支給額 対象期間ごとの支給額
中小企業 40万円 20万円×2期
中小企業以外 30万円 15万円×2期

※1

助成対象となるのはハローワークか民間の職業紹介所などを経由して雇用し、雇用保険の高年齢被保険者として2年以上の雇用が確実な場合に限られます。

※1出典:厚生労働省 特定求職者雇用開発助成金(生涯現役コース) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/tokutei_kounenrei.html

65歳超雇用推進助成金(65歳超継続雇用促進コース)

「65歳超雇用推進助成金(65歳超継続雇用促進コース)」は、高齢者を継続雇用した事業者に支給される助成金です。1年以上雇用されていて雇用保険に加入している60歳以上の雇用保険被保険者が1名以上在籍していることが支給要件となっています。助成金は以下4つのうちのいずれかを実施した場合に支給されるもので、支給額は「対象被保険者数」と「定年等を引上げる年齢」に応じて変動します。

対象被保険者数・定年等の引上げる年齢別の支給額
対象被保険者数 定年65歳
支給額
定年66〜69歳
(引上5歳未満)
支給額
定年66〜69歳
(引上5歳以上)
支給額
定年70歳以上
支給額
1〜3人 15万円 20万円 30万円 30万円
4〜6人 20万円 25万円 50万円 50万円
7〜9人 25万円 30万円 85万円 85万円
10人以上 30万円 35万円 105万円 105万円
定年廃止の支給額
対象被保険者数 支給額
1〜3人 40万円
4〜6人 80万円
7〜9人 120万円
10人以上 160万円
全希望者を66歳以上までの継続雇用制度導入の支給額
対象被保険者数 継続雇用引き上げ
66〜69歳
継続雇用引き上げ
70歳以上
1〜3人 15万円 30万円
4〜6人 25万円 50万円
7〜9人 40万円 80万円
10人以上 60万円 100万円
他社の継続雇用制度導入の支給額
措置の内容 継続雇用引き上げ
66〜69歳
継続雇用引き上げ
70歳以上
支給上限額 10万円 15万円

※2

※2出典:独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構 65歳超雇用推進助成金(65歳超継続雇用促進コース)  https://www.jeed.go.jp/elderly/subsidy/subsidy_keizoku.html

補助金が利用できる場合も

「エイジフレンドリー補助金」は、高齢者が安心して就労するための環境改善・安全衛生対策に取り組む事業者を対象とした補助金制度です。令和5年度については発表されていませんが、昨年までの支給要件は60歳以上の高齢者を常時1名以上雇用しており、労働保険へ加入していることでした。対象となる企業規模は以下のとおりです。

エイジフレンドリー補助金対象企業の業種・規模
業種 規模
小売業 常時雇用50人以下
資本金5,000万円以下
サービス業 常時雇用100人以下
資本金5,000万円以下
卸売業 常時雇用100人以下
資本金1億円以下
その他業種 常時雇用300人以下
資本金3億円以下

※3

※3出典:厚生労働省 エイジフレンドリー補助金について https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09940.html

「自社にあった社会保険労務士が見つからない」「社会保険労務士事務所選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数ある社会保険労務士事務所からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

社会保険労務士事務所の見積もりが
最短翌日までにそろう

マッチング実績30万件!

一括見積もりをする

(無料)

高齢者雇用におけるメリット

高齢者を雇用するとさまざまな助成金の支給機会が生まれますが、金銭面のほかにも高齢者の雇用メリットは存在します。

経験やスキルの豊富な人材を獲得できる

高齢者は豊富な経験・スキル・専門知識を持つ人材も多く、蓄積したノウハウや人脈を活用すれば競争力の向上につながる可能性があります。活躍する高齢者は若手社員のキャリア構築・人生設計のロールモデルになるかもしれません。

実際に業務に対して意欲的な高齢者も増加しており、ニーズに合った人材を採用できれば貴重な戦力としての活躍が見込めるでしょう。

ダイバーシティを実現できる

ダイバーシティは働き方改革のなかでも重要視される取り組みの1つですが、職場ではマイノリティとして認識されがちな高齢者を雇用することはダイバーシティの実現にもつながります。

高齢者は健康面の課題を抱えているケースも多いので、雇用の際には短時間勤務の導入やオフィスをバリアフリー化するなど、心身ともに無理なく働けるような環境づくりの推進が必要です。

職場の活性化につながる

高齢になっても意欲を持ち、前向きに業務に取り組む高齢者の存在は職場の活性化への効果が期待できます。高いモチベーションを持って働く高齢者は、若手社員にもポジティブな印象を与えるのではないでしょうか。
さらに、高齢者ならではの視点にもとづいた意見が新たな製品・サービスの開発につながる可能性が考えられるのも大きなメリットです。

社会保険労務士事務所の見積もりが
最短翌日までにそろう

マッチング実績30万件!

一括見積もりをする

(無料)

社会保険労務士の費用相場

社会保険労務士との契約には大きく2つの契約方法があります。

顧問契約は毎月継続して社会労務関連の仕事全般を行う契約です。労働保険・社会保険諸法令に基づいた書類の作成、ならびに提出代行を中心に、人事労務に関する相談やアドバイス、細かな指導や情報提供などが主な業務です。労務手続き+相談業務がセットになったのが、通常の顧問契約です。

また社労士事務所によっては顧問契約を個別に分けているところもあります。
労務手続きのみ、あるいは相談業務のみという場合には、包括的なプランと比較して30~50%ほど費用を抑えられるでしょう。

「依頼前に社会保険労務士の費用相場についてもっと詳しく知りたい!」という方は、以下の記事をチェックしてください。

【まとめ】60歳以上の高齢者雇用で利用できる助成金を踏まえて社労士を選ぼう

高齢者を雇用する事業主に対してはさまざまな助成金が用意されています。高齢者を雇用することは職場の活性化やダイバーシティの実現につながります。また高いスキルと経験を持つ専門人材を雇用できれば貴重な戦力として活躍してもらえるでしょう。助成金の申請は自力でも可能ですが、社会保険労務士に依頼することで効率よく申請できます。

アイミツではご要望を伺った上で、条件に合う社会保険労務士事務所を無料で複数ご紹介可能です。社労士選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

【相談前にまずは事務所の一覧を見たいという方はこちら】
助成金申請に対応できる社会保険労務士事務所一覧
【費用感を知りたいという方はこちら】
社会保険労務士の費用・相場

社会保険労務士事務所の見積もりが
最短翌日までにそろう

マッチング実績30万件!

一括見積もりをする

(無料)

社会保険労務士事務所探しで、こんなお悩みありませんか?

  • 一括見積もりサイトだと多数の会社から電話が・・・

    一括見積もりサイトだと
    多数の会社から電話が・・・

  • 相場がわからないから見積もりを取っても不安・・・

    相場がわからないから
    見積もりを取っても不安・・・

  • どの企業が優れているのか判断できない・・・

    どの企業が優れているのか
    判断できない・・・

PRONIアイミツなら

発注先決定まで最短翌日

発注先決定まで
最短翌日

  1. 専門コンシェルジュが
    あなたの要件をヒアリング!
  2. 10万件の利用実績から
    業界・相場情報をご提供!
  3. あなたの要件にマッチした
    優良企業のみご紹介!
マッチング実績30万件!

一括見積もりをする

(無料)

この記事に関連する社会保険労務士事務所一覧

助成金申請に条件を追加して企業を探す