TikTok広告の成功事例13選!成功のコツ・ポイントも解説【2024年最新版】
TikTok広告とは、全世界で10億人以上、日本だけでも1,600万人以上のユーザーが利用している大人気のSNS「TikTok」に出せる広告のこと。短い動画に特化したSNSのため、動画広告ならではの高い訴求力が期待できるほか、若い世代にターゲットを絞って商品やサービスを訴求したい場合に最適です。
そこでこの記事では、TikTok広告の運用を考えている方に向け、TikTok広告の成功事例や広告種類別のコツなどを詳しくお伝えします。
【関連ページ】
Web広告にかかる費用・相場感や、あなたの目的別にWeb広告会社をお探しいただけます。
Web広告の費用・相場
TikTok広告に強いWeb広告代理店
種類別:TikTok広告の成功事例13選
TikTok広告は、起動画面広告、ハッシュタグチャレンジ広告、インフィード広告、運用型広告、インフルエンサー広告に分かれます。広告の種類によって特徴が異なるため、TikTok広告の運用を始める前にはそれぞれの広告の特徴を知ることが重要です。ここからは広告の種類ごとに成功事例を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
TikTok広告の種類
広告の種類 | 費用 | 特徴 |
---|---|---|
起動時広告 | 500万円ほど | TikTokのアプリ起動時に広告が表示される |
ハッシュタグチャレンジ広告 | 1,000万円ほど | 企業が独自設定したハッシュタグを活用した広告 |
インフィード広告 | 42万円~ | TikTokアプリのおすすめ欄に広告が表示される |
運用型広告 | 予算に合わせて設定可能 | 広告の配信期間や課金方法を自由に設定できる |
インフルエンサー広告 | インフルエンサーのフォロワー数×3円~5円 | 発信力や影響力のあるインフルエンサーの力を借りることができる |
TikTok広告には大きく分けて5種類の広告があり、それぞれで特徴や必要となる費用が異なります。起動画面広告は、TikTokアプリを起動すると最初の画面に出てくる広告のこと。ハッシュタグチャレンジ広告は、企業が独自に用意したハッシュタグを活用した広告で、ユーザー参加型という特徴があります。インフィード広告は、TikTokの「おすすめ欄」に表示される広告です。運用型広告は、企業自らが運用する広告のことで、少額からでも広告運用ができます。インフルエンサー広告は、多くのフォロワーを持ち影響力のあるインフルエンサーを起用した広告のことです。
起動画面広告の成功事例2選
TikTokアプリを起動したすべてのユーザーに広告を表示できる起動画面広告。ここでは、起動画面広告における成功事例を紹介します。
デカビタ
出典: 株式会社OTOZURE プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000032261.html
TikTokの起動画面広告をいち早く運用したサントリー食品インターナショナル。看板商品である清涼飲料水「デカビタ」の起動画面広告では、ブランドキャラクターであるお笑いコンビのブラックマヨネーズを起用したインパクトがありながらシンプルで伝わりやすいデザインを採用しています。また、人気TikTokerが手掛けた「全力〇〇始まるよー」から始まる「全力〇〇」をアレンジした音源を使った広告キャンペーンは、広告掲載が終了したあとでも一般ユーザーからの投稿が相次ぐほどの人気を博しました。※
※ 出典:株式会社OTOZURE プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000032261.html
キレイモ
出典: 株式会社ヴィエリス プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000026568.html
ヴィエリスが運営する全身脱毛サロン「KIREIMO(キレイモ)」では、お笑いタレント渡辺直美さんを起用した起動画面広告を展開しました。また、同時に「#指ハートチェンジ」というハッシュタグチャレンジ広告も運用。ハッシュタグをつけたダンス動画を投稿するという内容で、選ばれた人はキレイモのWebコマーシャルに出演する権利がもらえるというものでした。TikTokアプリを利用するすべてのユーザーにキャンペーンを告知でき、ハッシュタグをつけたダンス動画を投稿するだけで参加可能というハードルの低さも相まって、多くのユーザーが参加し話題となりました。※
※ 出典:ヴィエリス プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000026568.html
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「PRONIアイミツ」にお問い合わせください。数あるWeb広告代理店からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
ハッシュタグチャレンジ広告の成功事例5選
ハッシュタグチャレンジ広告とは、企業側が用意した独自のハッシュタグを活用するユーザー参加型の広告です。ここでは、ハッシュタグチャレンジ広告の成功事例を見ていきましょう。
#ファイブミニ
出典: TikTok for Busines ファイブミニ活用事例 https://tiktok-for-business.co.jp/archives/8757/
大手製薬メーカー・大塚製薬では、同社の看板商品の1つである「ファイブミニ」の広告で、ハッシュタグチャレンジ広告を展開しました。ファイブミニはロングセラー商品で、30代以上の人であれば誰でも知っているほど知名度が高い商品ですが、若い世代の認知度が低いという課題も。若い世代への認知拡大の方法として選んだのが、TikTokのハッシュタグチャレンジ広告です。「#ファイブミニ」を付けた投稿の総視聴回数が2,000万回を超えるなど「バズった」ことをきっかけに、1日の売り上げが2倍になるほどの成果が出ています。※
※ 出典:TikTokで若年層を購買に結び付けた大塚製薬「ファイブミニ」 TikTok for Business https://tiktok-for-business.co.jp/archives/8757/
ユニクロ #UTPlayYourWorld
出典: ユニクロ プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000030435.html
大手アパレルメーカーのユニクロは、グラフィックTシャツブランド「UT」のPRとしてTikTokのハッシュタグチャレンジ広告を展開しました。「#UTPlayYourWorld」というハッシュタグをつけて、お気に入りのユニクロ商品を着用した動画の投稿を募ったところ、日本だけでなく、フランスやアメリカ、台湾からも応募が殺到。チャレンジ動画の投稿数は約18.5万、総視聴回数は3億回を大きく超えています。また、グランプリに選ばれた5名はユニクロのテレビCM、世界のユニクロ店舗やユニクロ公式SNSでのプロモーション動画の出演権が与えられました。※
※ 出典:ユニクロ プレスリリース https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/corp/press-release/2019/09/19091315_uttiktok.html
ナイキジャパン #NIKE塾ポーズチャレンジ
出典: NIKE塾 トップページ https://www.nike.com/jp/nikejuku-detail
世界的スポーツメーカー・ナイキの日本法人では、若い世代に向けたオンラインプログラム「NIKE塾」のPRに、「#NIKE塾ポーズチャレンジ」というハッシュタグチャレンジ広告を出しました。ほかの企業のハッシュタグチャレンジ動画と大きく違うのは、ナイジャパンが主導したものではないという点。ナイキジャパンが用意した有名アーティスト「新しい学校のリーダーズ」とコラボしたオリジナルエフェクトフィルターが人気を集め、多くのユーザーがこのエフェクトフィルターを使ってハッシュタグチャレンジに参加しました。※
※ 出典:Nike Japan Nike塾 https://www.nike.com/jp/nikejuku-detail
ロレアルパリ #髪を咲かせよう
出典: 日本ロレアル株式会社 プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000073.000046801.html
世界最大の化粧品メーカーのロレアルパリの日本法人は、商品を訴求する手段としてTikTok広告を有効活用していることで知られています。ハッシュタグチャレンジ広告では、TikTokと共同開発したオリジナルエフェクトを活用した「#髪を咲かせよう」というキャンペーンを実施。若い世代に人気の高いアイドルグループ・欅坂46をアンバサダーに起用し、オリジナルエフェクトを使ったかわいらしい雰囲気の動画には多くの注目が集まりました。ハッシュタグチャレンジ広告を通して、ブランドイメージの向上と認知拡大に成功した事例です。※
※ 出典:日本ロレアル株式会社 プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000073.000046801.html
日本マクドナルド #ティロリチューン
出典: TikTok for Business 日本マクドナルド事例 https://tiktok-for-business.co.jp/archives/953/
大手ハンバーガーチェーン・日本マクドナルドでは、若い世代に向けて、ワンコインで買えるお得なセットメニューの認知拡大と、来店促進を狙って、「#ティロリチューン」というハッシュタグチャレンジ広告を実施しました。マックフライポテトが揚がった時の「ティロリ」という音に合わせてダンスを踊りながら「500円バリューセット」を食べる様子を投稿するという内容です。広告開始からわずか23日間で、総再生数1億回と5万件のユーザー動画投稿数を獲得するなど、短期間で大きな成果を上げた事例です。※
※ 出典:日本マクドナルドの「 #ティロリチューン」事例 TikTok for Business https://tiktok-for-business.co.jp/archives/953/
インフィード広告の成功事例2選
インフィード広告とは、TikTokの「おすすめ欄」に表示される広告のことです。ここでは、インフィード広告の成功事例を紹介します。
アリシアクリニック
出典: アリシアクリニック https://www.aletheia-clinic.com/#enblback
全身医療脱毛のアリシアクリニックは、広告らしさをできる限り排除したインフィード広告で成功を収めました。全身医療脱毛が売りのクリニックですが、広告ではあえて脱毛に関する情報は一切触れていません。人気バンド・緑黄色社会の楽曲「Mela!」を起用した動画は、アーティストのプロモーション動画を思わせるような演出が行われるなど、随所にスキップされないための工夫が施されています。動画の最後にはクリニックのキャッチコピーでもある「このセカイに、自分らしく踏み出そう」というメッセージを入れ込んでいます。
※ 出典:アリシアクリニック 公式サイト https://www.aletheia-clinic.com/#enblback
FUJIMI
出典: FUJIMI https://fujimi.me/
サプリメントをカスタマイズできるサブスクリプションサービス「FUJIMI」のインフィード動画は、サービスを利用するまでの流れを動画で説明するというもの。美容分析を受け、分析結果をもとにカスタマイズされたサプリメントが自宅に届くまでの流れが分かりやすく動画で表現されています。単なる商品紹介動画にとどまっていないのが特徴的で、動画を見るだけで美容分析の必要性や、自分の状態に合わせてサプリメントをカスタマイズすることのメリットが分かるように工夫されています。商品とサービスの魅力を最大限にアピールすることに成功した事例です。
※ 出典:FUJIMI 公式サイト https://fujimi.me/
運用型広告の成功事例2選
運用型広告は、企業が自ら出稿期間や広告料金を決定するタイプの広告です。ここでは、運用型広告の成功事例を見ていきましょう。
きずな出版
出典: きずな出版 https://www.kizuna-pub.jp/book/847/
実用書や自己啓発本、ビジネス書などの出版を行っているきずな出版では、「20代にとって大切な17のこと」というタイトルの若者向けの本の広告で、TikTokの運用型広告を展開しました。タイトルの通り、若者向けの本の広告ということで、若者の利用が特に多いTikTokの運用型広告が選択したところ、ほかのSNS広告と比べて、クリック数は約10倍、クリック率は約5倍に。ターゲットを18〜34歳の男女、興味行動ターゲットで「読書」カテゴリーを選択するなど、広告を配信するユーザーを細かくターゲティングしたのが成功の秘訣です。※
※ 出典:クリック数は他のSNS広告の約10倍!潜在意識に残る動画広告が書店にまで波及【きずな出版】 TikTok for Business https://tiktok-for-business.co.jp/archives/7894/
バルクオム
出典: バルクオム https://bulk.co.jp/
男性向けスキンケアブランドを展開するバルクオムでは、18歳以上の男性をターゲットにした商品の宣伝にTikTokの運用型広告を選択しました。広告の配信にあたって重視したのは、ターゲティングの最適化。ターゲット層は18歳以上の男性に設定し、広告を配信するのは、ターゲット層が最もよくTikTokを見る夜間帯に集中させたそうです。また、一度LPに来たことのある人は広告配信から除外するなど、調整をしながら広告配信を最適化していきました。その結果、目標CPA(顧客獲得単価)を達成。ほかのSNS広告よりもCPC(クリックあたりの単価)も安く抑えられたといいます。※
※ 出典:バルクオム 公式サイト https://bulk.co.jp/
インフルエンサー広告の成功事例2選
インフルエンサーを広告に起用することで、そのインフルエンサーの影響力を借りることができます。ここでは、インフルエンサー広告の成功事例をお伝えします。
DROAS(ドロアス)
出典: DROAS https://droas.jp/
泥の成分を活用したパックなどで知られるDROAS(ドロアス)は、TikTok広告で、有名美容系TikTokerを起用しました。宣伝したのは看板商品の肌用の泥パックではなく、髪専用の泥パック。美容系TikTokerのフォロワーは、美容に強い興味・関心があるユーザーです。美容系TikTokerを広告に起用することで、ターゲットユーザーに髪専用の泥パックがあることを効率よく告知できた事例です。
※ 出典:DROAS 公式サイト https://droas.jp/
ululis(ウルリス)
出典: ululis https://ululis.jp/
シャンプー&トリートメントブランド「ululis(ウルリス)」では、ブランドのTikTok広告に1,000万人以上のフォロワーを誇る人気TikToker・景井ひなさんを起用しました。日常生活をありのまま切り取った動画が人気の景井ひなさんのモーニングルーティーンにウルリスを使ってもらうことで、PR感を感じさせることなくシャンプーやトリートメントの存在をユーザーに知らせることに成功しています。
※ 出典:ululis 公式サイト https://ululis.jp/
TikTok広告で成果をあげたいならプロへの相談がおすすめ
TikTok広告の出稿や運用は、自社だけでも行えます。自社に広告運用のノウハウがあればベストですが、ない場合でも運用すること自体は可能です。ただし、TikTok広告で確実に成果をあげたいのであれば、TikTok広告の運用のプロであるWeb広告代理店へ相談してみることをおすすめします。TikTok広告の運用は初心者・素人でもできるものの、成果を上げるためには専門的な知識や経験、スキルが必要でしょう。
Web広告の費用相場
続いて、Web広告を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
<Web広告の種類> | <費用相場> |
動画広告 | 10円〜/1再生 |
アフィリエイト広告 | 3万~5万円 |
Twitter広告 | クリック課金:24~200円 1クリックインプレッション課金:1,000表示ごとに400~650円 |
Instagram広告 | クリック課金:40~100円 1クリックインプレッション課金:1,000回表示ごとに500~1,000円 |
Facebook広告 | クリック課金:100~200円 1クリックインプレッション課金:1,000回表示されるごとに100~500円 |
LINE広告 | クリック課金:24~200円 1クリックインプレッション課金:1,000回表示ごとに400~650円 |
TikTok広告 | 起動画面広告(インプレッション課金型):1,000回表示ごとに770円 |
Web広告の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は、料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】TikTok広告運用の依頼先選びに迷ったらPRONIアイミツへ
TikTok広告と一口に言っても、さまざまな種類に分かれており、種類によって成功させるためのポイントやコツは異なります。なお、広告運用の知識やノウハウがなくてもTikTok広告の運用は可能ですが、時間とお金だけがかかって成果につながらない可能性も。確実に成果に結び付けたいのであれば、実績豊富なWeb広告代理店への依頼がおすすめです。依頼先選びに迷った方は、ぜひPRONIアイミツにご相談ください。
【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
TikTok広告に強いWeb広告代理店一覧
【費用感を知りたいという方はこちら】
Web広告の費用・相場
Web広告代理店探しで、こんなお悩みありませんか?
-
一括見積もりサイトだと
多数の会社から電話が・・・ -
相場がわからないから
見積もりを取っても不安・・・ -
どの企業が優れているのか
判断できない・・・
PRONIアイミツなら
発注先決定まで
最短翌日
- 専門コンシェルジュが
あなたの要件をヒアリング! - 10万件の利用実績から
業界・相場情報をご提供! - あなたの要件にマッチした
優良企業のみご紹介!
診断とヒアリングから
お探しします