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Google広告のコンバージョンとは?設定方法やデータの確認方法を解説【2024年最新版】

更新日:2024.01.24

Google広告のコンバージョンとは、広告を経由したユーザーが、出稿主の目標行動(資料請求、商品購入など)に至ったことを指します。しかし、言葉は知っていても具体的な内容まではわからないという方もいるでしょう。そこで、こちらの記事ではビジネスマッチングサービス「PRONIアイミツ」がGoogle広告におけるコンバージョンや設定方法なども詳しく紹介します。

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Google広告におけるコンバージョンとは

先にご説明したように、Google広告のコンバージョンとは、広告を経由したユーザーが、出稿主が目標とする行動を起こすことです。例えば、商品購入や会員登録などが具体的な目標として挙げられます。
コンバージョンを計測するには、対象となるWebサイトページへのタグの設置が必要です。また、コンバージョン数の計測は、主に2つの方法があります。

・すべてのコンバージョン
全てのコンバージョンを計測。1回の広告クリックで2度の商品購入があった場合のコンバージョンは2回。

・ユニークコンバージョン
コンバージョンに至った人の数を計測。1回の広告クリックで2度の商品購入があってもコンバージョンは1回。

売上個数などを知りたい場合は全コンバージョン、会員登録数を知りたい場合はユニークコンバージョンといったように使い分けることができます。

コンバージョンを測定するメリット

Google広告のコンバージョンの測定は、どの程度の広告効果が出ているのか確認し、より訴求力を高めるために欠かせないものです。具体的には以下のようなメリットを挙げられます。

・PDCAサイクルを回せる
・自社に適した施策がわかる

以下から、更に詳しく見ていきましょう。

PDCAサイクルを回せる

PDCAサイクルとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返すことで、業務内容や効率の改善を目指すフレームワークのことを表します。Google広告を始めとするWeb広告の場合、コンバージョンで効果を確認し、改善点を検討するのがPDCAの基本的な流れです。
例えば、コンバージョン数や広告のクリック数が低いことがわかった場合は、ユーザーに対する訴求ポイントの変更や、より魅力的なクリエイティブの導入といった対策ができます。このように効果検証と改善を繰り返すことで、よりクオリティの高い広告を配信できるでしょう。

自社に適した施策がわかる

複数のマーケティング施策を導入している場合、Google広告のコンバージョンを測定することで最も自社に適した施策を確認できるのも大きなメリットです。例えばSNSや運用型広告、SEOといった施策を導入している場合、コンバージョンの測定でSNSが最も大きな効果を発揮しているとわかれば、より多くの予算をSNSに割いて効果を高めるといった対応もできます。
反対に、ほとんど効果が出ていない施策を発見した場合は、改善策を考えたり、予算の縮小などの工夫が必要です。このように、コンバージョンによって広告の効果を明らかにしていけば、集中して投資すべき施策の選択と、投資を抑えるべき施策の判断ができます。

コンバージョンタグの取得・設置方法

Google広告のコンバージョンの測定のためには、タグの取得と設置が必要です。こちらでは具体的な取得と設置の方法について解説します。

Googleタグマネージャーで取得・設置する

まずは、Googleタグマネージャーにログインし、「コンテナの設定」で測定を行うプラットフォームを設定します。発行画面に表示されたコードを、headタグとbodyタグ内に入れたら設置の完了です。



その後Google広告にログインし、コンバージョンを設定します。「新しいタグ」→「タグの設定」→「Google 広告コンバージョン トラッキング」を選択し、新しいGoogle広告タグを用意します。「ツールと設定」から「コンバージョン」を選び、「コンバージョン アクション」の中から、使用したいものを選択。「タグを設定する」を開き表示します。次に、Google タグ マネージャーのカードを選択し、コンバージョンIDとコンバージョンラベルをコピー。タグマネージャーで、値をフィールドに追加します。「トリガー」でタグを配信するタイミングを指定し、「保存」をクリック。プレビューで確認し、問題がなければ「公開」しましょう。

直接コンバージョンタグを取得・設置する

Google広告で自動タグ設定をオンにし、「目標」から「コンバージョン」を選んだら、「新しいコンバージョン アクション」をクリックし作成して種類を選びます。


コンバージョンアクションの設定画面で詳細を決めたら、「完了」をクリックしましょう。


「ウェブサイトのドメイン」を入力しスキャン、保存して次へを押します。次に編集画面でグローバルサイトタグとイベントスニペットタグをコピーして「完了」を選択します。グローバルサイトタグは全Webサイトページに、イベントスニペットタグはコンバージョンページに設置したら作業の終了です。
なおグローバルサイトタグは、Webサイト訪問したユーザー情報やクリックされた広告の情報、イベントスペニットはどの広告を通じてコンバージョンに達したかを確認できます。

Google アナリティクスのインポート機能で設定する

Googleアナリティクスを開いたら、管理画面で「管理」から「ビュー」を選択し「目標」をクリックしてください。


「新しい目標設定」から「カスタム」を選んだ後に、目的に応じて「目標の説明」を指定します。「目標の詳細」の「到達ページ」には、遷移先となるWebサイトページのURLを記入しましょう。



次に、Google広告を開き、新しいコンバージョンアクションを作成します。測定方法では「インポート」を選び、インポートの対象として先ほど設定を終えたGoogleアナリティクスを選択します。最後に「続行」をクリックし、問題なくインポートができたら完了です。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「PRONIアイミツ」にお問い合わせください。数あるWeb広告会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

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Google広告のコンバージョンデータで確認する指標

Google広告の効果を測定する場合は、適切な指標を取り入れていくことが大切です。そこで、こちらでは代表的な2つの指標について詳しく解説します。それぞれの指標にどのような特徴があるのか確認し、正確なコンバージョンデータを取得するための参考にしてください。

顧客獲得単価(CPA)

Google広告の顧客獲得単価(CPA)は、1件のコンバージョンに対して、どの程度の費用が発生したのか確認するための指標です。具体的な数値は、以下の計算式で算出できます。

 広告費用÷コンバージョン数

例えば、20万円の広告費用で100件のコンバージョンが発生した場合、コンバージョン単価は2,000円です。あらかじめ決めた単価よりも高額になった場合は、費用対効果が下がっているサインです。

コンバージョン率(CVR)

Google広告のコンバージョン率(CVR)は、自社が目標として掲げる行動にユーザーが至った割合を示す指標のことです。以下の計算式で算出できます。

 コンバージョンの数÷クリックされた数×100

例えば、ランディングページの説明文を改善した後にコンバージョン率が上がった場合は、対策が上手くいったことを表します。反対に、コンバージョン率に変化がない場合は、他の改善策を検討しましょう。

Google広告のコンバージョンデータを確認する方法

コンバージョンデータを確認するには、Google広告へログインした後に「ツールと設定」を選びます。測定の項目から「コンバージョン」を選択し、ステータスを確認しましょう。もし、コンバージョンの測定結果を確認できない場合は、Google広告のトラブルシューティングを参考にしてください。
なお、測定が行われた場合に確認できるデータは以下のとおりです。

測定後に確認できるデータ
コンバージョン 広告を通じて得たコンバージョンの数
顧客獲得単価 1件のコンバージョンに対して発生した費用
コンバージョン率 コンバージョンに至ったクリックの割合
ビュースルーコンバージョン 閲覧時に広告のクリックまではしなかったユーザーが、30日以内にコンバージョンに至った数

Web広告の費用相場

つづいては、Web広告を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。

Web広告料金表
<Web広告の種類> <費用相場>
動画広告 10円〜/1再生
アフィリエイト広告 3万~5万円
Twitter広告 クリック課金:24~200円/1クリックインプレッション課金:1,000表示ごとに400~650円  
Instagram広告         クリック課金:40~100円/1クリックインプレッション課金:1,000回表示ごとに500~1,000円  
Facebook広告 クリック課金:100~200円/1クリックインプレッション課金:1,000回表示されるごとに100~500円  
LINE広告 クリック課金:24~200円/1クリックインプレッション課金:1,000回表示ごとに400~650円  
TikTok広告         起動画面広告(インプレッション課金型):1,000回表示ごとに770円

Web広告の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

まとめ

Google広告のコンバージョンは、広告の効果を確認するために欠かせないものです。あらかじめ設定を行い、対象のWebサイトページにタグを入れておくことで測定できます。
コンバージョン率や費用対効果が下がっている場合は対策が必要ですが、どうすべきかわからないこともあるでしょう。そのような場合は、プロに相談するのがおすすめです。相談先をお探しなら、Web広告代理店を始めとした優良パートナー企業から最適なプロをご紹介するビジネスマッチングサービス「PRONIアイミツ」をご活用ください。


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