Googleリスティング広告における「入札単価」とは?基本から応用まで徹底紹介【2024年最新版】
リスティング広告入札で耳にする「入札単価」ですが、その内容や設定方法についてはあまり知られていません。この記事ではWeb広告など、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、リスティング広告の入札単価について詳しくご紹介。リスティング広告におけるオークションや、入札単価を設定する際の注意点なども詳しく解説していきます。
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リスティング広告にかかる費用・相場感や、あなたの目的別にWeb広告会社をお探しいただけます。
リスティング広告とは?
リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでユーザーが入力したキーワードに合わせて表示されるテキスト形式の広告のことです。検索エンジンの上部、下部に「広告」と表示されている部分がリスティング広告に該当します。
リスティング広告は「検索連動型広告」とも呼ばれており、インターネット広告の代表的なものです。クリック課金制で、広告がクリックされると費用が発生します。
リスティング広告における入札単価とは?
リスティング広告における入札単価とは、一回のクリックに対して支払える上限の金額です。前項でも触れたとおり、リスティング広告はクリック課金制です。クリックされたときのみ費用が発生しますが、金額が高すぎると予算オーバーになる可能性があります。
また、入札単価は掲載順位に大きく影響するため、金額が低すぎると広告掲載の機会を損失する恐れも。費用対効果を高めるには高すぎず、低すぎない入札単価の設定が必要です。ちなみに、掲載順位は入札単価だけで決まる訳ではなく、Googleだと「広告ランク」、Yahoo!だと「オークションランク」が高い順に掲載されます。
リスティング広告におけるオークションとは?
リスティング広告では掲載する広告をオークション形式で決めています。オークションとは売却条件に対して最高価格をつけた人が落札する競売方式ですが、リスティング広告におけるオークションでは広告出稿を希望するキーワードに対し、上限金額を決めて入札する仕組みです。この際に入札単価が必要となります。
なお、先述したように掲載順位は入札単価だけで決定されるわけではなく、入札単価と広告ランクで決定されます。Googleの場合、広告ランクは「入札単価×品質スコア(さまざまな要素を加味した10段階の評価)」によって算出されます。
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入札単価の決め方
ここからは、入札単価の決め方について解説します。入札単価の決定方法には複数の方法があります。以下では、初心者から経験者まで運用経験別におすすめの決め方をご紹介しましょう。レベルに合った方法でトライしてみてください。
完全初心者は「入札の自動化」がおすすめ
リスティング広告の完全な初心者は、まずは入札の自動化機能を利用してみましょう。入札の自動化機能を使えば、目標に対して自動的に入札単価を設定し、配信を調整してもらえます。ただし、Googleの自動入札機能には7種類の入札戦略があるため、どの入札戦略を採用するかは目標に合わせて決定しなければなりません。
入札単価を決めるには経験が必要です。まったくの初心者にとっては難易度が高い作業となるため、最初は自動化機能を活用するのがおすすめです。
初心者は100円で設定し様子を見る
完全な初心者の段階をクリアしたら、自動化機能を卒業して自身で入札単価を決めてみましょう。Googleリスティング広告の運用経験が浅い場合は、最初の入札単価を100円に設定し、様子を見るのがおすすめです。
Googleが推奨するこの方法でリスティング広告の運用を実体験していくことで、徐々に適切な金額を設定できるようになるでしょう。
中上級者は自身でカスタマイズを
Googleリスティング広告運用の中上級レベルになったら、競合調査や自社戦略、予算などと相談しながら個別に入札単価を設定しましょう。入札単価の決め方には以下の計算式を利用します。
入札単価=「目標CPA」×「 想定コンバージョン率」
CPAとは「Cost Per Acquisition(顧客獲得単価)」の略語で、1件の成果を得るためにかかるコストのことです。CPAは「コスト÷コンバージョン数」で算出します。仮に目標CPAが5万円で、想定コンバージョン率が1%だった場合、入札単価は5万円×1%=500円です。
Googleリスティング広告における入札単価の設定方法
Googleリスティング広告の入札単価の設定方法は以下の手順です。実際にリスティング広告を出稿する際の参考にしてください。
1. 「Google広告」にログインする
2. メニューバーの「キャンペーン」 をクリックする
3. 編集するキャンペーンを選択する
4. メニューバーの「広告グループ」 をクリックする
5. リストから適切な広告グループを選択する
6. 「デフォルトの上限クリック単価」の列で「編集」をクリックする
7. 入札単価を入力する
8. 「保存」 をクリックする
入札単価を決める際の注意点
最後に、入札単価を決める際の注意点についてお伝えします。実際に入札する際は以下の2つの点に気を付けましょう。
相場を調べて十分な戦略を練る
リスティング広告では、入札単価が低すぎると機会を損失してしまいます。高額設定による予算オーバーは心配ですが、単価を低く設定したばかりに広告掲載されなければ元も子もありません。費用対効果を最大限にするためにも、相場を調べて十分な戦略を練ることが大切です。競合が多いキーワードと商材単価が高いキーワードほど入札単価は高くなる傾向にあります。なお、Googleプランナーを活用することでキーワードごとの相場を掴めます。
コンバージョンにより利益につながるかを確認する
入札単価は「目標CPA × 想定コンバージョン率」で算出しますが、そもそもコンバージョンで利益につながらなければリスティング広告を出稿しても成果を得られません。そのため、コンバージョンによって利益につながるかどうかを事前に確認する必要があります。
Web広告の費用相場
つづいては、Web広告を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
<Web広告の種類> | <費用相場> |
動画広告 | 10円〜/1再生 |
アフィリエイト広告 | 3万~5万円 |
Twitter広告 | クリック課金:24~200円/1クリック インプレッション課金:1,000表示ごとに400~650円 |
Instagram広告 | クリック課金:40~100円/1クリック インプレッション課金:1,000回表示ごとに500~1,000円 |
Facebook広告 | クリック課金:100~200円/1クリック インプレッション課金:1,000回表示されるごとに100~500円 |
LINE広告 | クリック課金:24~200円/1クリック インプレッション課金:1,000回表示ごとに400~650円 |
TikTok広告 | 起動画面広告(インプレッション課金型):1,000回表示ごとに770円 |
より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】リスティング広告の入札単価でお困りの方はアイミツへ
入札単価に関する特集は以上です。リスティング広告を出稿する際には入札単価を決定する必要がありますが、運用経験に応じた決め方をすると失敗を避けられます。経験を重ねることで自分でカスタマイズして入札単価を決められるようになるでしょう。
しかし、リスティング広告で早く結果を出したい場合は専門会社に運用を依頼するのも一手です。リスティング広告出稿について何かお困りのことがあればアイミツまでお問い合わせください。ご要望を丁寧にお伺いした上で、最適の解決策をご提案させていただきます。
【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
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リスティング広告の費用・相場
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