SNSの種類一覧|サービスの変遷と特徴を解説【2024年最新版】
さまざまなツールや外注先を比較検討できる「アイミツ」が、SNSを徹底解説します。SNSの基礎知識、SNSの種類、代表的なSNSの特徴や利用者数など、SNS関連の情報を分かりやすくまとめました。SNSを活用したマーケティングに興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
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SNSとは
SNSは、「ソーシャルネットワーキングサービス」の頭文字を略した言葉で、ネットを通じてコミュニケーション・つながりを持てる場所を提供するサービスのことです。基本的にサービスを利用するためには会員登録が必要で、会員になるとユーザー同士でコミュニケーションを取ったり、グループに参加して複数人と交流したりできます。また、情報発信はテキストだけでなく、写真や動画の共有、スタンプと呼ばれるイラストなど、さまざまな形式に対応しています。
他のWebコンテンツとの違い
ネットを通じて情報発信・情報共有できるのはSNSだけでなく、Webサイトやブログといった他のWebサービスでも可能ですが、これらとの違いはどのような点にあるのでしょうか。まず、WebサイトやブログはSNSと同様に情報発信が可能ですが、Webサイトは「発信者からユーザーへ」という一方方向の発信である点がSNSと大きく異なります。また、ブログはコメント機能などにより、発信者・ユーザー相互のコミュニケーションが可能ですが、SNSと比べて拡散力には劣ります。つまり、SNSは「発信・共有・拡散」すべてがバランスよく整えられたサービスだといえるのです。
ソーシャルメディアとの違い
SNSは「ソーシャルメディア」と呼ばれることもありますが、「SNS=ソーシャルメディア」ではありません。ソーシャルメディアとは、情報の発信者・受信者双方がつながることのできるメディアの総称を意味し、電子掲示板、ブログ、動画共有サイト、口コミサイト、SNSなど、ネットを用いたあらゆるサービスが該当します。つまりSNSは、「ソーシャルメディアという大きな枠組み中のひとつのサービス」というわけです。したがって、「SNSはソーシャルメディアである」という表現は誤りではありませんが、SNSとソーシャルメディアは全く同じ意味でもありません。
SNSの多様化と広がり
ここ最近普及してきたイメージの強いSNSですが、その始まりは以外にも古く、個人がインターネットを使えるようになったOS「Windows 95(1995年発売)」の登場がきっかけだと考えられています。とはいえ、初期のSNSは現在とは大きく異なり、通信環境が整備されていない影響もあって低用量のテキストデータでのやりとりが中心でした。その後、世界初のSNSがアメリカでサービスを開始して以来、国内でも2004年に「GREE」「mixi」といった現在も続いているサービスが登場。その後、SNSを爆発的に普及させることになる「Twitter」「Facebook」「YouTube」などの拡散力に優れたサービスが2006年にリリースされました。近年では、スマートフォンの普及と共に、SNSの多様化や利用方法もさまざまになっており、ビジネスでも注目されている分野と言えるでしょう。
SNSの目的別の種類例と特徴
登場からまだ30年も経過していないSNSですが、時代の流れに伴う人々のライフスタイルやニーズの変化に伴い、多種多様な特徴を備えたSNSが次々に登場してきました。SNSは明確に分類されているわけではありませんが、ここではSNSを目的別に以下5種類に分類し、それぞれの特徴を解説します。
1.メッセージ投稿型
2.写真投稿型
3.動画投稿型
4.ライブ配信型
5.交流型
メッセージ投稿型
メッセージ投稿型は、読んで字のとおり「メッセージのやりとり」をメイン機能として備えたSNSです。代表的なサービスには以下のようなものがあります。
・LINE
・カカオトーク
・WeChat
・WhatsApp
メッセージ型に分類されるSNSは、基本的に該当するサービスでアカウント登録を行い、ユーザーになった者同士が相互にやりとりできる仕組みです。現在では多くのSNSで個人間のメッセージのやりとりはもちろん、グループチャットや通話、ビデオ通話など、多様なコミュニケーションが取れます。
写真投稿型
写真投稿型の大きな特徴は、「基本的に写真投稿することを前提としている」点です。Instagram、Pinterestなどが代表例で、写真をそのまま投稿する機能に加え、画像加工や文字入れ機能などが搭載されているのも特徴的だといえるでしょう。また、写真投稿型SNSは、基本的に写真や動画といった視覚的にインパクトの強い情報発信が可能なことから、フォロワーの多い人気ユーザーによる商品・サービスの宣伝効果が高いという特徴があり、マーケティングでも注目されている側面を持ちます。
動画投稿型
動画投稿型SNSは、動画の投稿および閲覧を目的としたSNSです。YouTubeやTikTokなどが代表例ですが、これらのSNSではアカウント開設さえすれば誰でも手軽に動画を投稿できるようになっており、あらゆる情報を閲覧可能。近年ではさまざまなSNSの中でも爆発的な人気を誇っています。ただし、動画投稿者として多くの視聴回数を稼ぐためには、オリジナル性や編集による質の高さが求められるため、動画投稿自体は手軽に行えるものの、高い評価を得るには時間とノウハウが求められるといえるでしょう。
ライブ配信型
ライブ配信型SNSは、リアルタイムで動画を配信する、いわゆる「生配信」が特徴的なサービスです。テレビの生放送と違い、ライブ配信は一方方向ではなく、視聴者はリアルタイムでコメントすることが可能なため、配信者・視聴者双方向のリアルタイムなコミュニケーションが可能。昨今では、アーティストのライブやイベント中継など、ビジネスが絡んだ場面でもライブ配信型SNSが幅広く活用されています。代表的なサービスは、「17LIVE(イチナナ)」「ツイキャス」「ふわっち」などです。
交流型
交流型SNSの特徴は、登録したユーザー同士がコミュニケーションを取る場として用いられる点にあります。ユーザーが何らかの情報を不特定多数に発信・共有するのではなく、限られた相手・メンバー間で情報共有や連絡に用いられるものであるため、以下のようなビジネスシーンで用いられるサービスが多い性質を持っているのです。
・Slack
・Chatwork
・LINE WORKS
こうしたサービスはビジネスで多く用いられることを考慮し、単純なメッセージのやりとりだけでなく、タスク管理やチーム単位でのグループトーク機能なども充実しています。
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主なSNSの種類一覧と利用者数
さまざまなSNSの中でも特に利用者数の多い以下6つのサービスの利用者数をまとめました。
・Facebook:2,600万人
・Twitter:4,500万人
・LINE:9,200万人
・Instagram:3,300万人
・YouTube:6,500万人
・TikTok:950万人
※データは国内のアクティブユーザー数。
ここから、上記で挙げた代表的なSNSの主な機能や特徴などを解説します。
SNSを全世界へ爆発的に普及させるきっかけとなったことで有名なFacebookですが、現在でも全世界のユーザー数では他を圧倒しています。
・月間アクティブユーザー数:29億4,000万人(2022年3月時点)
国内月間アクティブユーザー数は2,600万人と、世界シェアに比べると落ち着いていますが、それでも全SNSの中で未だ屈指の人気を誇っています。Facebookの大きな特徴は、「多くのユーザーが実名登録している」点。名前や出身地・学校などのデータを登録することにより、同級生や同郷の出身者など、リアルな人間関係を反映しながら情報共有できるのが大きな特徴で、さまざまなSNSの中でもフォーマルな色を持っている点も個性的です。
出典: Facebook https://www.facebook.com/brand/resources/facebookapp/logo
Twitterは、140文字までの短文を手軽かつリアルタイムで発信・共有できるSNSです。「今起きていること、感じていること」をすぐに発信し、全世界と共有できるのが大きな特徴で、ワンタッチで投稿を拡散できる「リツイート」機能により、爆発的な拡散力を備えています。全世界の月間利用ユーザー数は2019年4月発表時点で3億3,000万人だったものの、他のSNSに押されて2018年以降は減少傾向です。しかしながら、国内での月間アクティブユーザー数は4,500万人(2017年10月時点)と、未だSNSの中では高い人気を誇っています。テキストに加え、画像や動画を添付できることもあり、爆発的な拡散を狙ってビジネスシーンでも幅広く活用されているSNSといえるでしょう。
出典: Twitter https://about.twitter.com/ja/who-we-are/brand-toolkit
LINE
数あるSNSの中でも特に日本国内で高い人気を誇っている「LINE」。2011年のリリース以来、アジア圏を中心に利用者数を伸ばしており、国内月間アクティブユーザー数は9,200万人(2022年3月時点)と他を圧倒するシェアを獲得しています。国内で高いシェアを獲得した大きな理由は、日常生活に欠かせないコミュニケーションツールとしての地位を獲得したことでしょう。また、個人間・グループ間でのメッセージのやりとりだけでなく、マンガ、ニュース、ギフト、決済など幅広いサービスを展開しています。
出典: LINE https://line.me/ja/logo
Instagramは人気の高いSNSの中でもリリースが2010年と比較的遅かったにも関わらず、2016年以降に大きく成長した結果、現在では世界TOP5の利用者数を誇るサービスにまで成長しました。2019年時点で世界の月間アクティブアカウント数は10億件を突破。日本での月間アクティブユーザー数も2019年6月時点で3,300万人に達しており、Facebookを超える利用者数を獲得しています。画像投稿型の先駆けともいえるSNSであり、ショッピング機能、アンケート広告機能といった広告関連の機能が搭載されていることもあって、特に国内ではビジネスの分野でInstagramを活用したEC化が進んでいる点も大きな特徴です。
出典: Instagram https://www.facebook.com/brand/resources/instagram/instagram-brand/
YouTube
動画投稿型の筆頭ともいえるYouTubeは、世界で20億人以上(2021年12月時点)、国内で6,500万人以上(2020年9月時点)の月間アクティブユーザー数を抱える人気のSNSです。PC、スマホ、ゲーム機など、さまざまな媒体で手軽に動画を投稿できるだけでなく、人気の高さから、現在ではテレビをはじめとした多様な媒体でYouTube視聴機能が搭載されるまでに至りました。また、単なる動画共有だけでなく、提供元のGoogleによる広告サービスがセットになった形で運営されているため、企業にとって有効なマーケティングの場としても幅広く活用されています。
出典: YouTube https://www.youtube.com/intl/ja/howyoutubeworks/resources/brand-resources/#logos-icons-colors
TikTok
動画投稿型として長らく圧倒的なシェアを獲得していたYouTubeですが、2017年の登場から一気に利用者を拡大していったのが中国のByteDance社によって提供されているTikTokです。日本では、国内月間アクティブユーザー数950万人(2022年6月時点)、世界では約10億人(2021年9月時点)と、たったの4年ほどで世界的に屈指のSNSにまで成長。大きな特徴は、15秒程度のショートムービーを投稿・共有できる点です。スマホで閲覧することを想定して縦長の動画形式にしたことも相まって、若年層を中心に支持を集めました。サクサク動画を見ることのできるTikTokは、じっくり動画を見るYouTubeとの差別化が図られており、両者の共存が実現しています。
その他人気のSNSの種類
先に代表的なSNSを紹介しましたが、その他にも人気のSNSは多数存在しています。そこでここからは、日本・世界それぞれで人気の他のSNSを5つずつ取り上げながら、概要や特徴を紹介します。
【日本で人気のSNS5選】
・note
・Pinterest
・mixi
・Mobage
・SHOWROOM
【世界で人気のSNS5選】
・LinkedIn
・WhatsApp
・WeChat
・Tumblr
・Snapchat
日本で人気のSNSの種類
まずは日本で人気の5つのSNSを紹介します。
【note】
テキストを中心に動画や画像などを交えて情報発信できるSNSです。写真家や漫画家などのクリエイターにもよく用いられており、国内の月間アクティブブラウザ数は2020年6月時点で約6,300万人と、日本で高い支持を集めています。
【Pinterest】
ボードに画像をピン留めする感覚で収集・閲覧できるタイプのSNS。国内の月間利用者数は870万人(2020年12月時点)と、世界的な人気だけでなく国内でも一定の人気を獲得しています。
【mixi】
日本におけるSNSの先駆け的存在ともいえるSNSで、「日記」「つぶやき」といったSNSらしいベーシックな機能が備わっています。最近の利用者数は明らかになっていませんが、累計発行ID数は2011年に3,900万IDに達しています。
【Mobage】
2006年にリリースされたMobageは、無料で楽しめる多数のゲームを中心に、チャット、日記などのコミュニケーション機能も兼ね備えたSNSです。具体的なユーザー数は公開していないものの、2021年末でも月間数百万人のアクティブユーザー数を抱えています。
【SHOWROOM】
ライブ配信型SNSとして国内で人気の高いSHOWROOMは、多くの人気アーティストやタレントがライブ配信するSNSとして近年多くの支持を集めています。2021年12月には登録者数570万人を突破。配信中に視聴者とリアルタイムでコミュニケーションを取れるのが特徴的です。
世界で人気のSNSの種類
次に、世界で人気のSNSを5つ紹介します。
【LinkedIn】
ビジネスでのコミュニケーションツールとして世界中で利用されているLinkedInは、登録ユーザー全世界8億3,000万人以上を誇る人気のSNSです。普段のビジネスシーンはもちろん、求職者へのアプローチをはじめとした求人の分野でも幅広く活用されています。
【WhatsApp】
WhatsAppは、チャットアプリとして世界で最も利用者数(約20億人)の多いSNS。機能性は日本で広く普及しているLINEと似ており、メッセージ交換や音声通話などが可能です。
【WeChat】
中国生まれのWeChat(微信)は、月間ユーザー数約12億人と世界的な人気を獲得しているSNSです。ベースとなる機能はメッセージ交換ですが、通販・決済サービスなどの機能も備えています。
【Tumblr】
Yahoo!が運営するTumblrはブログサービスを中心としたSNSで、テキストだけでなく動画・写真を交えたオリジナルブログの作成で人気を集めています。日本での利用者は少ないですが、世界では5億6,000万人以上が利用する人気のサービスです。
【Snapchat】
Snapchatは、メッセージに写真・動画を添えて共有できるSNSです。世界での利用者数は約5億人。投稿した写真や動画は1秒~10秒で消えるという独自の機能がドキドキ感を感じられるということもあり、若年層に支持されています。
SNSのアクティブユーザー数ランキング
ここでは、SNSのアクティブユーザー数ランキングを日本・海外で分けて紹介します。アクティブユーザーは、特定期間内に当該サービスを利用したことのあるユーザーを指しており、単なる登録者数やダウンロード数とは違い、実際の利用実態を表す指標となるので、現在人気の高いSNSはどのようなものかをチェックしてみましょう。
サービス名 | アクティブユーザー数 |
LINE | 9,200万人(2022年3月時点) |
YouTube | 6,500万人(2020年9月時点) |
note | 6,300万人(2020年6月時点) |
4,500万人(2017年10月時点) | |
3,300万人(2019年6月時点) |
サービス名 | アクティブユーザー数 |
29億4,000万人(2022年3月時点) | |
20億人(2020年2月時点) | |
YouTube | 20億人(2021年12月時点) |
12億6,820万人(2022年4月時点) | |
10億人(2018年6月時点) |
【まとめ】SNSの相談はWeb広告会社へ
今やSNSは私たちの生活とは切っても切れない存在であるといえます。もちろんこれだけ広く普及しているため、SNSを活用したマーケティングも効果的ではありますが、適切な運用には専門的なノウハウやスキルが求められるでしょう。アイミツではSNSの運用やマーケティングに強いWeb広告会社の情報を多数取り揃えています。お気軽にお問い合わせください。
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