イベントトラッキングをGoogleアナリティクスで設定する方法【2024年最新版】
Googleアナリティクスは、もっともポピュラーなWebサイトのアクセス解析ツール。通常の使い方でも十分に情報を得られますが、トラッキングコードにカスタマイズを加えればより詳細な情報の取得が可能です。
当記事では、ユーザー行動の把握ができる「イベントトラッキング」について解説していきます。
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イベントトラッキングとは
イベントトラッキングとは、Googleアナリティクスの従来の機能では計測できないユーザーの行動(イベント)を計測する機能です。GoogleアナリティクスではトラッキングコードをWebサイトに設置して各種数値の計測を行いますが、標準のコードではWebサイト内のページ遷移のみの計測となるため、ページ遷移の無いバナーやボタンのクリック等を計測することはできません。
イベントトラッキングでは、イベント計測用のトラッキングコードを用いることで、ページ遷移を伴わないユーザーの行動も追跡が可能です。活用には設定が求められますが、ビジネスに有益なさまざまな情報が得られます。
イベントトラッキングでできること
イベントトラッキングを活用すると、以下のユーザー行動の計測が可能です。
・リンクのクリック数
・電話ボタンを押された回数
・資料がダウンロードされた回数
・動画再生ボタンが押された回数
・広告の表示回数
行動が起こされた回数に加えて、次のような情報も得ることができます。
・ページスクロールの有無
・外部リンクへの移行率
・記事の読了率
・イベント発生率
・イベント発生順序
イベントトラッキングは柔軟な設定が可能となっており、Webサイトにおけるユーザーのさまざまな行動の把握が可能です。情報をうまく活用すれば、今後の戦略・施策に役立つでしょう。
Googleアナリティクスの設定方法
Googleアナリティクスにイベントトラッキングを設定するには、大きく分けて2つのプロセスを踏襲する必要があります。具体的な設定方法を解説していきますので、ぜひチャレンジしてみてください。
①HTMLコードに記述する
電話ボタンを計測するイベントトラッキングを例に、設定方法を解説します。電話ボタンが設置されているWebページのボタンリンクタグに、次の記述を加えます。
「send」「event」随時共通の記述となります。「sp」「tel」「sample」の部分は、次のようにイベントトラッキングの内容に応じて記述します。
カテゴリ(クリックする対象):pc、sp、linkなど
アクション(行動):click、tel、downloadなど
ラベル:任意のイベント名を入力
値:イベントに関する数字
上記の例ではスマホでの電話ボタンを計測するため、「sp」「tel」と入力しています。ラベル・値に関しては必須ではありません。
②Googleアナリティクスの目標に設定
トラッキングコードの設定後は、Googleアナリティクス上でより詳細な分析を行うために「目標」を設定します。目標を設定すると、CVにいたるまでのユーザー動向・契機の把握や達成度合いの可視化などが可能となります。
■目標設定の手順
1.「設定画面」>「ビュー」>「目標」>「+新しい目標」の順にクリック
2.「目標設定」>「カスタム」をクリック
3.目標の説明にはイベント名を入力。タイプは「イベント」を選択して続行
4.目標の詳細(カテゴリ・アクション・ラベル・値)について、HTMLコード作成時と同一の何用を入力。
5.「保存」をクリックして完了
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イベントトラッキングを設定したら確認しよう
続いて、設定したイベントトラッキングを実際にGoogleアナリティクスで確認する方法について解説します。イベントトラッキングの設定後は、動作確認のためにも必ずGoogleアナリティクスを確認するようにしましょう。
イベントの発生回数を確認する
イベントトラッキングで設定したイベントの発生回数は自動で集計が行われ、Googleアナリティクスの管理画面上から以下の手順で確認することができます。
1.管理画面から、「行動」>「イベント」>「上位のイベント」の順に選択
2.「イベントカテゴリ」表示されるイベント一覧から、確認したいイベントをクリック
3.「イベントアクション」に表示されるアクションを選択・クリック
4.表示された「イベントラベル」の「合計イベント数」「ユニークイベント数」を確認
合計イベント数:イベント発生回数の合計
ユニークイベント数:同一セッションでの重複を除いたイベント発生回数
1人のユーザーが同じアクションを複数回起こすこともあるため、必ず両方のイベント発生回数を確認しましょう。
イベントコンバージョンが発生したページを確認する
同一のイベントトラッキングがページ内に複数する場合や複数ページに存在する場合には、どこでクリックされたのかを把握することも非常に重要となります。その場合は以下のような設定を加えることで、各所のイベントを区別して計測・確認することが可能となります。
■設定方法
イベントトラッキング設定時に記述するHTMLコード内の「ラベル」に、異なる名称をつける(例:banner_a、banner_b、banner_c)
■確認方法
Googleアナリティクスの管理画面で「行動」>「イベント>「上位のイベント」を選択。「ラベル」を選択して各箇所のイベント発生を確認
複数ページにイベントが存在する場合は「行動」>「イベント」>「ページ」から確認が可能
ネット広告料金表
ネット広告の費用をご紹介します。
ネット広告の種類 | 費用相場 | |
動画広告 | 10円〜/1再生 | |
アフィリエイト広告 | 3万~5万円 | |
Twitter広告 | クリック課金:24~200円/1クリック インプレッション課金:1,000表示ごとに400~650円 |
|
Instagram広告 | クリック課金:40~100円/1クリック インプレッション課金:1,000回表示ごとに500~1,000円 |
|
Facebook広告 | クリック課金:100~200円/1クリック インプレッション課金:1,000回表示されるごとに100~500円 |
|
LINE広告 | クリック課金:24~200円/1クリック インプレッション課金:1,000回表示ごとに400~650円 |
|
TikTok広告 | 起動画面広告(インプレッション課金型):1,000回表示ごとに770円 |
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【まとめ】精度重視ならネット広告会社への依頼もおすすめ
Googleアナリティクスでイベントトラッキングを設定すると、通常の機能では追跡できないユーザーの行動を計測することが可能となります。Webサイトでは資料のDLや電話ボタンの押下など、売り上げに直接影響のある行動も想定されるため、積極的に活用すべきといえるでしょう。
なお、イベントトラッキングの設定・活用や内製も可能ですが、より的確かつ精度の高い分析を行いたいならWeb広告代理店への相談もおすすめです。自社にノウハウがなくても、解析や分析を得意とするネット広告会社であれば、安心して依頼できるでしょう。
「アイミツ」ではご要望をうかがった上で、条件に合う複数のネット広告会社を無料でご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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