ダイナミック広告とは?仕組みやメリデメを解説【2024年最新版】
高いCTR・CVRが期待できる広告として人気なのが「ダイナミック広告」です。特に旅行や不動産、ECなどに関連するWebサイトでは、ダイナミック広告によって売上の拡大に成功した会社も多く見られます。
本記事では、ダイナミック広告の特徴や仕組み、メリット・デメリットについて詳しく紹介します。ぜひ参考にしてください。
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ダイナミック広告とは
ダイナミック広告とは、閲覧履歴などの情報をもとにユーザーの興味・関心に合った広告クリエイティブを自動作成・配信できる広告手法です。たとえば、ユーザーが過去に購入を迷っていた商品があり、その際は購入にいたらなかったとしても、ユーザーは商品に対して関心を抱いていると考えられます。この商品の画像を広告欄に表示すれば、広告意欲を刺激することができるでしょう。
このように、ダイナミック広告ではタイムリーにユーザーの興味や行動に合わせた広告の配信が可能なので、購入(成約)につながりやすいという特徴があります。
ダイナミック広告の仕組み
AさんがECサイトで商品を検索したとします。ECサイト上でのAさんの行動データは事前に設置されたタグによって記録されており「Aさんはこの商品のページを開き、購入確認ページまで進んだ」といった情報が広告媒体へ共有されます。広告媒体側はこの情報をもとに、Aさんが興味を持つと考えられる広告を自動作成・配信するというのがダイナミック広告の仕組みです。
サイト内にタグを細かに設置することで、ユーザーが「どのページを閲覧したのか」「どのページに移動したのか」という情報はもちろん、ページの滞在時間などのデータも取得・共有することができます。
ダイナミック広告を配信できる主要媒体
ダイナミック広告が配信できる広告媒体にはどんな種類があるのでしょうか。ここからは、ダイナミック広告の配信が可能な主要広告媒体を紹介していきます。
Criteo
Criteoは、ダイナミック広告の代表的な媒体の1つです。世界中で1日あたり約40億ものダイナミック広告を配信しているとされており、Yahoo!JAPANをはじめとしたさまざまなWebサイトにも広告を配信することができます。
中でも購入にいたることなく離脱したユーザーの再訪問を促す広告表示を得意としているため、コンバージョン率の向上につながるダイナミック広告の運用をご希望の方におすすめです。
Google広告
Google広告は、Google社の信頼性や豊富な分析データが活用できる点、優れた使い勝手が魅力の広告媒体です。Google AdSenceの広告枠はもちろん、Googleが運営・提携するWebサイトやアプリにもダイナミック広告が配信できるため、ユーザーの目に触れやすいという特徴があります。
予算も細かく設定できるため、「ダイナミック広告を試してみたい」という方にもおすすめです。
Yahoo!広告
Yahoo!広告では、「動的ディスプレイ広告」という名称でダイナミック広告を提供しています。Yahoo!JAPANの関連Webサイトにダイナミック広告が配信できるため、Yahoo!JAPANの利用率が高いとされるシニア層をターゲットとした商品・サービスの訴求にもぴったりです。
Facebook広告
Facebook広告のダイナミック広告は、幅広いユーザー層にアプローチする「オーディエンス向けダイナミック広告」と、閲覧履歴のあるユーザーへ再訴求する「リターゲティングダイナミック広告」の2種類があります。目的やターゲットに合わせて使い分けることができるだけでなく、少額からダイナミック広告の配信が始められるというのがメリットです。
LINE広告
LINE広告のダイナミック広告は、タイムラインやLINEニュース、LINEマンガ、LINE BLOGなどへの広告配信が可能です。日本国内で膨大なユーザーを抱えているため、国内での施策に効果的な媒体といえます。ターゲット層と属性の近いユーザーを選択して広告が配信できるので、新規顧客の獲得にも役立つでしょう。
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ダイナミック広告のメリット・デメリット
ダイナミック広告にはさまざまなメリットがある一方で、デメリットがあるのも事実です。両者を十分に理解した上で運用を進めましょう。
メリット
ダイナミック広告には、以下のメリットがあります。
・ユーザーの興味関心に合わせた広告が表示できる
・ユーザーの関心の変化にも柔軟に対応できる
・CTR・CVRを高めやすい
・クリエイティブが自動生成されるため作業負担が抑えられる
・関連性が高いユーザーに自動でアプローチできる
中でも多くの商品を扱っている会社や、商品の入れ替わりが激しい会社はダイナミック広告をうまく活用することで、新規顧客獲得への貢献が期待できます。旅行業や不動産業、ECサイトなどはダイナミック広告との相性に優れているとされているため、積極的に活用するとよいでしょう。
デメリット
ダイナミック広告のデメリットは、以下のとおりです。
・業種によって相性の良し悪しがある
・事前準備が多い
・複雑なタグやデータフィードの設置が必要
・広告クリエイティブの質は画像タグに劣ることもある
ダイナミック広告を利用する際に多くの人が困惑するのが、データの追跡・送信に必要なタグやデータフィードの設置です。目的に応じたタグやデータフィードをWebサイト内の適切な場所へ追加する必要がありますが、初心者には難易度が高いことから利用を諦める会社も少なくありません。しかし、タグやデータフィードは1度設置すればその後は大きな変更なく継続して利用できるため、初期設定をネット広告会社に依頼するのもおすすめです。
ネット広告料金表
ネット広告の費用をご紹介します。
ネット広告の種類 | 費用相場 | |
動画広告 | 10円〜/1再生 | |
アフィリエイト広告 | 3万~5万円 | |
Twitter広告 | クリック課金:24~200円/1クリック インプレッション課金:1,000表示ごとに400~650円 |
|
Instagram広告 | クリック課金:40~100円/1クリック インプレッション課金:1,000回表示ごとに500~1,000円 |
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Facebook広告 | クリック課金:100~200円/1クリック インプレッション課金:1,000回表示されるごとに100~500円 |
|
LINE広告 | クリック課金:24~200円/1クリック インプレッション課金:1,000回表示ごとに400~650円 |
|
TikTok広告 | 起動画面広告(インプレッション課金型):1,000回表示ごとに770円 |
ネット広告の費用をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターのご利用をおすすめします。
【まとめ】プロの力も上手く活用して効果的な広告運用を
本記事では、ユーザーごとの興味関心やWebサイト内の閲覧履歴に応じて自動で広告が作成・配信できるダイナミック広告について解説してきました。旅行業や不動産業、ECサイトなどはダイナミック広告によってCTR・CVRが高めやすいとされているため、ぜひ活用を検討してみてはいかがでしょうか。必要に応じて外注も利用すれば、専門性の高い作業に手間取られることもありません。
自社にノウハウがなくとも、信頼できるネット広告会社であれば、安心して依頼できるでしょう。「アイミツ」では、ご要望をうかがった上で条件に合う複数のネット広告会社を無料でご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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