SEOと広告の違いとは？それぞれの特徴を解説【2024年最新版】

SEOと広告（とくにリスティング広告）は同じものとして勘違いされることが多くあります。しかし、実際にはこの2つは全くの別物です。
そこでこの記事では、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、SEOと広告の違いについて詳しくご紹介。それぞれの仕組みや効果も解説していきます。

【関連ページ】
ネット広告にかかる費用・相場感のご紹介。あなたの目的別にネット広告会社をお探しいただけます。

リスティング広告に対応できる会社一覧
ネット広告の費用・相場

SEOと広告ではそもそもの仕組みに大きな違いがあります。まずはSEOと広告、それぞれの仕組みと違いについて詳しく確認していきましょう。

SEOとは「検索エンジン最適化」を指す言葉であり、Googleなどの検索エンジンへの対策が主となります。SEO対策は簡単に言えば、検索サイトで特定のキーワードを検索した際に、自社のサイトや記事を検索結果の1ページ目に表示することが目的です。Googleなどのアルゴリズムに対応したサイト運営を行い、時間をかけてコンテンツ力を上げて評価を高めていきます。そのため、基本的には中長期的な施策です。

広告は、商品・サービスをPRするために枠を買い取って文章や画像、動画などを掲載することによって集客を行います。SEOがWeb上での対策であるのに対し、広告はWebのほかにもマスメディア、看板、乗り物などさまざまな場所に掲出できます。SEOと間違われやすいリスティング広告は、検索サイトで検索結果が表示される際に一番上に表示される広告のこと。左上に「広告」と表示はされるものの、料金を支払えば検索結果で上位表示される仕組みです。

前述したようにSEOと広告では仕組みがそもそも異なるため、特徴や効果にも大きな違いがあります。以下で詳細について解説しましょう。

SEOはGoogleなどのアルゴリズムを分析し、その結果をWebサイトで配信するコンテンツなどに反映する施策。無料ではじめられるため、コストが低い点にメリットがあります。また、SEO対策のために制作したコンテンツも資産となるため、中長期的に安定した集客が可能です。上位表示によるブランディング効果も得られるでしょう。
一方で、効果が出るまでには時間がかかるため、即効性には欠けます。キーワードによっては上位表示の難易度が非常に高い場合もあり、必ずしも効果が出るわけではない点がデメリットです。

広告はSEOとは違い、即日で効果に期待できる点がメリット。広告は掲載するだけで人の目に触れるため、キャンペーン時の集客など、短期的な効果がほしい場合には最適です。
また、掲載場所をはじめ、的確なマーケティング展開に成功すれば、購買意欲の高い見込み客にアプローチできるだけでなく、売り上げの向上も実現できます。
デメリットは、基本的に誰でも内容を見られることから、競合他社との競争が激しくなり、費用対効果が下がる可能性がある点でしょう。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるネット広告会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

広告は大きく分けて3種類あり、それぞれ特徴が違います。以下では広告の3つのタイプについて、掘り下げてご紹介していきましょう。

インターネット広告は、Web広告やオンライン広告とも呼ばれており、インターネット上に表示される広告のことを指します。デジタル化と共に市場規模も拡大し続けており、スマホなどのモバイル端末専用の広告も少なくありません。
種類が豊富で、少額からでもはじめられる点がメリット。効果測定しやすいのもインターネット広告ならでは。先述したリスティング広告もインターネット広告の1種です。

マス広告は、インターネットが普及する以前から広く利用されてきた広告媒体です。不特定多数の消費者をターゲットとしており、主なものはテレビ・新聞・雑誌・ラジオの4つ。
Webメディアの台頭により、以前ほどの影響力はありませんが、テレビ広告は今でも膨大な人数にアピールできる媒体として人気があります。ただし、テレビ広告はコストが非常に高く、直接的な効果検証をしにくい点がデメリットです。

セールスプロモーション広告は、販売促進を目的とした広告です。たとえば会員誌の広告やイベントプロモーション、フリーペーパーなどがSP広告に分類されます。
マス広告では抽象的な表現も多くありますが、SP広告では商品の魅力や価格などが直接的に表現されている点が特徴。ポスティングチラシをはじめ、新聞折込チラシ、交通広告、イベント・店内プロモーションなど、考えられる施策が多く、併用による効果を出しやすいのもメリットです。

「予算をかけられない」「即効性のある方法だけ行いたい」などの希望がなければ、基本的にはSEOとリスティング広告は併用するのがおすすめ。なぜなら、リスティング広告とSEOはそれぞれにデメリットを補い合うことができるからです。
たとえば、SEOで一定の効果があらわれるまでは、即効性のあるリスティング広告を運用することで、SEOのデメリットを解消できます。また、リスティング広告を実施すると、どんなキーワードで検索された場合に成果につながりやすいか、などの分析データを蓄積することも可能。リスティング広告の運用から得られたデータをSEOに反映させることによって、より上位表示を達成しやすくなるでしょう。

ネット広告の費用をご紹介します。

ネット広告の費用をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターのご利用をおすすめします。

本記事ではSEOと広告の違いや仕組み、効果などについてご紹介しました。基本的な仕組みは異なりますが、併用することでより高い効果に期待できます。

アイミツでは、ネット広告会社の情報を多数保有しており、無料で一括見積もりを取得することも可能です。SEO対策やネット広告会社への依頼にお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
ネット広告の費用・相場

【費用感を知りたいという方はこちら】
リスティング広告に対応できる会社一覧