検索エンジンのシェア率を世界・日本で紹介【2024年最新版】
Web広告運用を行うにあたっては、どの検索エンジンにどの程度注力すれば良いか、どのように予算配分を行うべきかを決めるために、検索エンジンのシェア率を把握しておくことが重要です。
当記事では、日本・世界の検索エンジンシェア率ランキングと検索エンジンの順位決定の仕組みについて解説していきます。Web広告運用に従事する方は、ぜひご参考下さい。
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検索エンジンとは
検索エンジンとは、インターネット上に無数に存在している情報を探し出すためのシステムのことです。利用者が検索ウィンドウに入力したキーワード・検索条件に合致したデータを探し出し、検索結果画面(SERP)に表示します。
SERPにはURL・タイトル・要約文などが表示されており、利用者はその情報を参考にする事で目的の情報へと辿り着くことができます。Webサイト・Webページだけでなく、画像・動画・地図などを検索することも可能です。
日本の検索エンジンシェア率ランキング
ここでは、日本国内で活用されている主要な検索エンジンについて、シェアの高い順に概要とシェア率を解説していきます。Web広告運用に従事する方は、検索エンジンの現状について把握しておきましょう。
1位:Google
Googleは、GAFAの一角である世界的インターネット企業のGoogle社が提供する、世界で最も多く利用されている検索エンジンです。現在世界では91.9%のシェア率、日本では76.19%のシェア率を誇ります。
Googleは検索エンジンに対する使命を以下のように掲げており、非常に便利で精度の高い検索サービスを提供しているのが特徴です。
「Google の使命は、世界の情報を整理して誰もが便利に利用できるようにすることにあります。」
引用:Google「GoogleSearch概要」https://www.google.com/intl/ja/search/howsearchworks/#ourApproach
Googleの検索エンジンはそのシェア率の高さから、Web広告運用・SEOといったWebマーケティングを行う際には絶対に無視できない存在。各施策はGoogleの検索エンジンに重きを置いて実施していくこととなります。
出典: Google https://www.google.com/
2位:Yahoo!
Yahoo!は、オークション・ショッピング・ブログなどさまざまなインターネットサービスを提供する企業であるYahoo!が提供する検索エンジンです。
検索エンジンはGoogleのものを採用しているため検索性能自体は同じですが、検索結果画面にYahoo!が提供する各種サービスのデータも一体となって表示されるのが特徴。世界ではシェア率1.43%の3位、日本ではシェア率17.33%の2位と、日本国内ではやや大きなシェアを獲得している検索エンジンです。
出典: Yahoo! https://www.yahoo.co.jp/
3位:Bing
Bingは、2009年にリリースされたマイクロソフト社が提供する検索エンジンです。Windows10に標準搭載されているブラウザ「Microsoft Edge」のデフォルトの検索エンジンにも指定されています。動画検索を行った際に大きなサムネイルが表示されることや、サムネイル上で動画のプレビューを行えるのが大きな特徴。
現在世界では3.04%のシェア率で第2位、日本では5.92%のシェア率で第3位と一定のシェアを獲得しており、今後の伸びしろが期待されている検索エンジンです。
出典: Bing https://www.bing.com/
4位:DuckDuckGo
DuckDuckGoは、アメリカのDuckDuckGo.Incが2008年より提供している比較的新しい検索エンジンです。ユーザーの個人情報を記録せずに良質な検索サービスを提供していることから徐々に人気を集め、プライバシーを重視している方からのニーズが高まっています。
世界でのシェア率は少なく、日本でのシェア率も0.27%で4位とまだまだですが、堅実な成長を見せている検索エンジンです。
出典: DuckDuckGo https://duckduckgo.com/
5位:Baidu
Baidu(百度)は、中国でトップクラスのシェアを誇る検索エンジンです。中国国内は検閲方針の事情から、GoogleやYahoo!の検索エンジンが使えないため、これらに替わる検索エンジンとしてBaiduが約70%以上ものシェアを占めています。検索エンジンとしての機能・性能については、Googleとよく似ていることが特徴です。日本語版のサービスはすでに提供を終了していますが、0.13%のシェアを占めています。
出典: Baidu https://www.baidu.com/
世界・日本の検索エンジンシェア率ランキング一覧
検索エンジンシェア率は、世界・日本ともにGoogleが圧倒的なシェアを誇ります。日本はGoogleのシェアが世界平均よりもやや低い代わりに、2位のYahoo!・3位のBingのシェア率が比較的高いのが特徴です。
世界・日本ともに上位の3種類の検索エンジンがシェアのほとんどを占めており、4位以下はロシアのYANDEXや中国のBaiduなど、各国特有の検索エンジンが若干のシェアを有しています。
検索エンジン | 世界ランキング | 世界シェア率 | 日本シェア率 | 日本ランキング |
1位 | 91.9% | 76.19% | 1位 | |
Bing | 2位 | 3.04% | 5.92% | 3位 |
Yahoo! | 3位 | 1.43% | 17.33% | 2位 |
Baidu | 4位 | 1.24% | 0.13% | 5位 |
YANDEX | 5位 | 1.07% | 圏外 | 圏外 |
DuckDuckGo | 圏外 | 圏外 | 0.27% | 4位 |
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スマホの検索エンジンシェア率ランキング一覧(日本)
検索エンジンのシェア率は、PC・スマホといったデバイス別でも違いが見られるため、Web広告運用を行うのであればスマホのシェア率も必ず把握しておく必要があります。
以下は、日本国内の検索エンジンシェア率をまとめた表です。スマホでは、GoogleとYahoo!で全体の99%以上を占めており、Yahoo!のシェア率がやや高い傾向が伺えます。
検索エンジン | ランキング | シェア率 |
1位 | 77.78% | |
Yahoo! | 2位 | 21.45% |
Bing | 3位 | 0.31% |
DuckDuckGo | 4位 | 0.21% |
Baidu | 5位 | 0.1% |
※本記事の検索エンジンシェア率は2021年9月~2022年9月の数値です。
出典:Statcounter
世界シェア https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share#monthly-202109-202209-bar
国内シェア https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/all/japan/#monthly-202109-202209-bar
スマホシェア https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/mobile/japan/#monthly-202109-202209-bar
検索エンジンの順位の仕組み
Webマーケティングは、Web広告運用とSEOを併用するのが高い成果をあげるためのポイント。Web広告では検索順位を気にする必要はありませんが、SEOに取り組むのであれば検索エンジンがどのように順位決定を行うのかを知っておく必要があります。ここでは、検索エンジンの順位の仕組みについて解説します。
クロール
クローリングとは、クローラーと呼ばれるWebページを巡回する自動プログラムがインターネット上のリンクを辿り、Webページの情報を集めることです。クローラーに認知されて初めて検索エンジンにWebサイト・Webページの存在を知ってもらうことができます。
そのため、SEOによる上位化を狙う場合はWebサイト・Webページのクオリティ向上や内部リンク構造の最適化により、クローラーの巡回を促進する施策を行うことが重要です。
インデックス
クローリングによって集めたWebサイト・Webページの情報は、全てGoogleの検索エンジンのデータベースに登録されます。この登録される作業のことをインデックスと呼びます。
検索エンジンはインデックスされた情報を読み取ってWebサイト・Webページに対する評価を行うため、適切な評価をもらうためには検索エンジンが理解しやすく読み取りやすいページを作成しておくことが重要です。このような施策のことをインデックス最適化と言います。
ランキング
ランキングとは、検索エンジンがデータベースにインデックスされたWebページについて分析を行い、各ページの検索順位を決定していく作業のことです。
ランキングを行う際には、アルゴリズムと呼ばれるキーワードとの関連性・コンテンツの内容・コンテンツの質など、200種類以上のさまざまな評価要素・順位要素から総合的に判断されるのが特徴。Googleは日々アルゴリズムのアップデートを行っているため、上位化を目指すのであればその動向についても意識しておく必要があります。
Web広告の費用相場
つづいては、Web広告を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
Web広告の種類 | 費用相場 |
動画広告 | 10円〜/1再生 |
アフィリエイト広告 | 3万~5万円 |
Twitter広告 | クリック課金:24~200円/1クリック インプレッション課金:1,000表示ごとに400~650円 |
Instagram広告 | クリック課金:40~100円/1クリック インプレッション課金:1,000回表示ごとに500~1,000円 |
Facebook広告 | クリック課金:100~200円/1クリック インプレッション課金:1,000回表示されるごとに100~500円 |
LINE広告 | クリック課金:24~200円/1クリック インプレッション課金:1,000回表示ごとに400~650円 |
TikTok広告 | 起動画面広告(インプレッション課金型):1,000回表示ごとに770円 |
Web広告の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】検索エンジンのノウハウなどWeb広告会社に相談しよう
Web広告の運用で成果を出すには、パフォーマンスが見込める部分にリソースとコストを投下するのがポイント。そのためには、主要検索エンジンのシェア率やデバイス別のシェア率についてもしっかりと把握しておく必要があります。
検索エンジンやデバイスの差異まで含めた運用が難しい方は、Web広告運用会社への発注もおすすめ。アイミツでは、Web広告に対する目的・ニーズのヒアリングを行い、おすすめの発注先の紹介を行っていますので、ぜひご相談下さい。
【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
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