福岡県でキャリアアップ助成金申請におすすめの社会保険労務士事務所9選【2024年最新版】

九州地方最大の人口を擁し、経済の主要エリアである福岡県には多数の企業が拠点を構えるとともに、比例して数多くの社労士事務所が存在しています。今回はそんな福岡県の社労士事務所の中でも、キャリアアップ助成金におすすめの社会保険労務士事務所9選をご紹介！また、キャリアアップ助成金のコース一覧、助成金の申請代行を社労士に依頼するメリット、気になる費用相場や社労士選びのポイントなど、役立つ情報を一挙にご紹介します。

キャリアアップ助成金とは、「有期雇用労働者、短時間労働者、派遣労働者といったいわゆる非正規雇用の労働者（以下、「有期雇用労働者等」という。）の企業内でのキャリアアップを促進するため、正社員化、処遇改善の取組を実施した事業主に対して助成するもの※」です。分かりやすくまとめると、アルバイト・パート、派遣社員などを正社員雇用した場合や処遇改善を実施した場合に事業者へ支給される助成金です。

※ 出典：厚生労働省　キャリアアップ助成金とは
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/part_haken/jigyounushi/career.html

キャリアアップ助成金では「正社員化支援」の2コース、「処遇改善支援」の5コースの計7つのコースが用意されています。ここでは、各コースの目的や概要をまとめますので、ひととおりチェックしてみましょう。

正社員化コースとは、契約社員や嘱託社員といった有期雇用労働者などを正規雇用労働者または無期雇用労働者に転換した場合、内容に応じて一定の助成を実施するコースです。キャリアアップ助成金の中で最もスタンダードなコースとなっており、有期契約労働者などを雇用している企業はまずここから検討をはじめるのがおすすめです。なお、支給額は「有期雇用→正規雇用」「無期雇用→正規雇用」で倍の開きがあるのも大きな特徴です。

障害者正社員化コースとは、文字どおり「障害のある有期雇用労働者などを正規雇用労働者に転換」した場合に助成を実施する制度です。障害者の雇用促進および職場への定着を目的としており、支給額は最大で1人あたり「有期雇用→正規雇用：90万円」「有期雇用→無期雇用：40万円」「無期雇用：正規雇用→45万円」となっています。また、対象者が重度障碍者の場合には支給額が増額されるのも大きな特徴です。

賃金規定等改定コースとは、有期雇用労働者などの基本給を定める賃金規程を3％以上増額するとともに、その規程を適用した場合に助成が実施されるコースです。支給額は最大で1人あたり「3％以上5％未満で5万円」「5％以上で6万5,000円」となっており、基本給の増額割合に応じて変動する仕組みとなっています。有期雇用労働者や非正規雇用労働者の賃上げを検討している企業におすすめのコースです。

賃金規定等共通化コースは、有期雇用労働者や非正規雇用労働者と正規雇用労働者との共通の賃金規程を新たに策定するとともに適用した場合に助成が実施されるコースです。支給額は1事業所あたり中小企業で60万円、大企業で45万円となっています。非正規雇用労働者と正社員に共通する業務がある状態などを踏まえ、両者の処遇を平等化するために新たな賃金規程の策定を検討している企業におすすめです。

賞与・退職金制度導入コースは、事業主が非正規雇用者や有期雇用労働者などに対して、賞与や退職金制度を導入した上で、支給または積み立てを実施した場合に助成が実施されるコースです。支給額は1事業所あたり最大で40万円となっており、賞与と退職金の両方を同時に導入した場合には、さらに追加で最大16万8,000円（1事業所あたり）の助成金を受け取れるのが大きな特徴です。

選択的適用拡大導入時処遇改善コースは、非正規雇用労働者を社会保険の被保険者とした場合に助成が実施されるコースです。このコースの目的は、対象労働者を社会保険に加入させるだけでなく、手取り収入の減少防止も重視していることから、合理的な理由なしで基本給以外の定額支給される諸手当を減額した場合などには支給対象から外れます。また、本コースは2022年9月末をもって廃止されているため注意が必要です。

短時間労働者労働時間延長コースは、短時間勤務の非正規雇用労働者に対し、週所定労働時間を3時間以上延長するとともに社会保険を適用した場合に助成が実施されるコースです。手取り収入を減らすことなく、社会保険への加入より処遇改善を促進するのが目的です。支給額は最大で1人あたり23万7,000ですが、3時間未満の延長であっても一定の条件を満たす場合には助成金が支給されます。

助成金の申請は企業が自社だけで行うことも可能ですが、実際には社労士のサポートを受けている企業が数多く存在しています。そこでここからは、キャリアアップ助成金の申請代行を社労士に依頼する主な5つのメリットを紹介します。

キャリアップ助成金を受給するには、以下のような複数の工程をクリアする必要があります。

・助成金の選定
・受給要件の確認
・助成金の審査に必要な書類作成および提出
・受給申請に必要な書類作成および提出

これら煩雑な業務を自社でまかなうには相当なリソースが必要となりますが、社労士のサポートを受けることにより煩雑な手続きから解放され、自社のリソースを他の業務にそそぐことが可能となります。

お伝えしたとおり、キャリアアップ助成金には複数のコースが存在するため、まずは自社に適したコースを選定する必要があります。しかしながら助成金の情報は不定期で更新されますし、自社の状況を踏まえて需給の可能性がある助成金を見分けるには専門的な知見が求められます。社労士なら助成金関連の情報に精通しているため、自社で労力を割くことなく、相性の良い助成金を提案してもらえるメリットがあります。

助成金にはそれぞれ要件が定められているため、審査に通過しない限りは助成を受けられません。しかし、助成金申請の過程では法廷三帳簿や就業規則の提出などが求められるため、書類チェック段階の審査ではじかれてしまう可能性があります。この点、助成金申請のサポートを社労士に依頼すれば、審査のポイントを踏まえて準備段階から専門家視点でのバックアップを受けられるため、審査通過の可能性をアップさせてくれる期待が持てます。

キャリアアップ助成金で要件を満たして受給を受けたとしても、申告内容に虚偽があった場合などには不正受給となってしまう可能性があります。仮に意図的でなかったにせよ、申告内容に誤りがあった場合は不正受給のリスクがありますし、不正受給が発覚すると「助成金は返還」「雇用関係の助成金に3年間申請できなくなる」「経済産業省のページで公開される」といった不利益を被ることから、最初の申請段階からプロである社労士のサポートを受けるのがおすすめです。

キャリアアップ助成金の中には、助成金の申請に伴い事前に就業規則や賃金規程の策定、変更などが必要なものもあります。ただし、これら就業規則や各種規程の内容は法律に基づいて定める必要があるため、専門家である社労士のサポートを受けるのが安心です。社労士は就業規程の作成や変更そのものだけでなく、内容に関するアドバイスまで行ってくれるため、万全の態勢で助成金申請に臨みやすくなるでしょう。

「自社にあった事務所が見つからない」「社労士選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数ある社会保険労務士事務所からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

まずは、福岡にあるキャリアアップ助成金に強い格安社労士事務所を紹介します。

ここまで、福岡にあるキャリアアップ助成金に強い格安社労士事務所を紹介しました。

福岡には助成金申請代行を専門とする社労士事務所が多く、比較的リーズナブルな料金でサービスを受けることができます。助成金申請代行の報酬相場は受給金額の20％ほどですが、福岡の格安社労士事務所であれば受給額の10％～20％の間でも契約できます。

報酬が10％違うだけでも費用は大きく変わるので、料金重視で業者選びをしたい方は、ぜひ成功報酬のパーセンテージに注目をして業者選びをしてみてください。

次に、福岡にあるキャリアアップ助成金実績が豊富な社労士事務所を紹介します。

ここからは、福岡にあるキャリアアップ助成金実績が豊富な社労士事務所を紹介します。

ここまで、福岡にあるキャリアアップ助成金実績が豊富な社労士事務所を紹介しました。

社労士事務所によって助成金申請代行を請け負うのは、顧問契約先のみということもあれば、助成金専門の顧問制度を設けている場合もあります。また、顧問契約なしでスポット対応をしている事務所も沢山あります。

助成金申請代行を依頼するにも契約形態は様々ですので、どのような形態がベストかよく考える必要があります。顧問契約を結ぶと毎月費用は発生しますが、継続的に最新の助成金情報を教えてもらえるので、将来的にも助成金で会社を強くしていきたいという方にはおすすめです。特に経験豊富な社労士事務所に依頼すれば、実体験をもとにより専門的な情報を得られるでしょう。

それでは次に、福岡にあるキャリアアップ助成金と就業規則作成に強い社労士事務所を紹介します。

ここから、福岡にあるキャリアアップ助成金と就業規則作成に強い社労士事務所を紹介します。

助成金申請代行を社労士に依頼した場合の費用相場を紹介しますので参考にしてください。

【着手金ありの費用相場】
・着手金：2万～5万円
・成功報酬：助成金額の10～15％

【着手金なしの費用相場】
・成功報酬：助成金額の15～25％

着手金がない場合は受給できなかった際の費用は抑えられますが、助成金の種類によっては受給が認められるとトータルコストがかさむケースもあります。

社労士は対応領域が幅広いため、すべての社労士事務所がキャリアアップ助成金のサポートを得意としているわけではありません。また、社労士の得意分野や提供可能な業務内容、過去の実績なども重要ですので、ここから紹介する5つのポイントを参考にしながら社労士事務所選びを進めてみましょう。

  社会保険労務士の扱う業務は幅広く、全ての社労士が全部の業務をオールマイティに対応できるという訳ではありません。社労士はそれぞれ得意分野があり、助成金を依頼をする際は相手の得意分野を確認する必要があるでしょう。

キャリアアップ助成金の中には、就業規則の提出を必要とするものがあります。就業規則は作るだけでなく、労働基準監督署に提出済であることが求められます。また、今現在、就業規則があるという方も、その内容が助成金受給に足る要件を満たしていることが条件となるので、何年も見直していないという場合は、そのまま提出しても審査に通らないこともあるでしょう。

そのため、キャリアアップ助成金を申請したいけど「就業規則がない」「内容が古い」という場合は就業規則を整備する必要があるので、就業規則位に対応している事務所かどうか確認する必要があります。また、キャリアアップ助成金については、申請を行う6ヵ月前に就業規則を整えておくことが条件ですので、助成金受給をお考えの方は速やかに社労士に相談に行くことをおすすめします。  

過去に自身が従事していた業界や顧問を多く引き受けてきた業界など、特定の業界に対して強みを持つ社労士も中には存在しています。業界によって企業が抱える悩みやトラブルの傾向、労働環境などは異なりますので、やはりパートナーとなる社労士は自社の業界に精通しているのが好ましいといえます。自社業界に強い社労士ながら、業界特有の慣習、よくある悩みなどに対応するノウハウを豊富に備えている可能性が高いため、効果的なアドバイスやサポートに期待できるでしょう。

キャリアアップ助成金のために社労士を選ぶのであれば、やはり知識・経験が豊富であるに越したことはありません。助成金はそれぞれ要件や難易度が異なるため、知識・経験が豊富であれば「助成金が受給される可能性」「受給のために重要なポイント」などを熟知している可能性が高いと考えられるからです。特にキャリアアップ助成金の場合はコースが豊富であるため、過去にどのようなコースでのサポート実績があるのかチェックしておくことをおすすめします。

助成金申請代行業務はスポット対応している社労士事務所もありますが、顧問契約を前提としている社労士事務所もあります。助成金申請の成否は日頃の労務管理が鍵を握るので、日常的に労務管理をしている事務所であれば助成金申請もスムーズにいくためです。将来的にも継続的に助成金を受給したい場合は顧問契約をするのがベストですが、顧問契約を結んだら長い付き合いになります。その場合、社労士が何でも相談できる相手かそうでないかは重要なポイントとなります。最初に相談をした段階で態度が横柄だったり、リアクションが遅いなど違和感を感じる場合は避けた方が無難でしょう。逆に、話をしていて波長が合う、相性の良さを感じるなど何らか好感が持てる場合、その人はあなたにとっての「良い社労士」となる可能性が高いでしょう。

いかがでしたでしょうか。福岡にあるキャリアアップ助成金に強い社労士事務所の紹介は以上です。

福岡は社会保険労務士事務所が多く、助成金を扱っている事務所も多いので、業者選びの選択肢には事欠きません。ここで紹介した業者はいずれも地元で評判の社労士事務所ですので、ぜひ業者選びの際の参考にしていただけければと思います。

もし社労士選の方法が良く分からないという場合は、お気軽にアイミツにご相談ください。専門のコンシェルジュがあなたのニーズを丁寧にうかがい、最適な社会保険労務士事務所を無料で紹介させていただきます。

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