DM発送代行会社の選び方・ポイント【2024年最新版】

DM（ダイレクトメール）は、企業と顧客とを繋ぐ、効果の高い宣伝方法です。そんなDMを大量に送りたい・より魅力的な仕様やデザインにしたいと考えた時に、頼りになるのがDM発送代行会社です。本記事では、DM発送代行会社選びでお困りの方に向け、選び方のコツや比較のポイントをご紹介していきます。DM発送代行会社選びでお悩みの方はぜひ参考にしてください。

DM発送代行の外注先選びで失敗しないための準備として最も重要なのは、DM発送の目的や発送に関する要望を自社内で明確にしておくということです。
DM発送代行会社の特徴は、大きく分け以下の3パターンに分けられます。

・値段が安く、価格で勝負している会社
・ノウハウ（作り方や書き方）が豊富な会社
・サービス（アンケート入力／封入封緘／切手貼り／地図制作等）が充実している会社

コスト削減や業務効率化を第一優先で行いたい場合は価格勝負の会社があっていると言えるでしょう。一方、売上の上がる周期を短縮したい、リピート率や継続購買意欲を高めたいなどの目的がある場合は、これまでのDM発送実績が豊富であったり、付随するサービスが充実した会社を選ぶのが安心です。自社にマッチする会社を選ぶためにも、まずは自社の要望やDM発送の目的を明確にしましょう。

ここからは、DM発送代行会社選びのポイントをご紹介していきます！

まず、DM発送代行会社選びを行う上で重要なのは、依頼先の強みを見極めるという事です。以下では、判断基準となる「強み」を見極めるポイントをご紹介します。

①得意とする発送数（規模）をチェックする
封入を手作業で行う小規模な会社は3万通未満の発送を得意としています。反対に、大きな工場で大型機械を導入する会社は3万通以上の大口発送を得意としています。自社の発送数に見合った規模の会社を選択するようにしましょう。

②特殊封入は可能か
紙以外のもの（ボールペンやポケットティッシュなど）を封入・同梱する場合や、規格外のサイズ、特殊な紙を使用する場合は手作業で封入を行う会社が好ましいと言えます。また、裏表のどちらでも内容が確認できる透明封筒を使った発送方法も「丁寧」かつ「柔軟」な作業が求められるため、手封入の方が安心と言えるでしょう。特殊封入を検討の際は、特殊封入に対応しているか、封入作業は手作業かを確認するようにしましょう。

③ 送付先（宛名）リストは保有しているか
送付する営業先リストをレンタルしたい場合は、まずリストのレンタルを行っているか、情報数が豊富か、を調べておきましょう。そのほか、ターゲットを細かく設定できるか、定期的なメンテナンスにより情報の鮮度を常に保っているかも大切です。ターゲットの新規開拓には不可欠なので事前に確認しま しょう。

④反応率（レスポンス率）や回収率を上げるためのノウハウがあるか
DM発送代行を用いることで、集客や売上の向上を目指したい場合は、反応率を狙ったキャッチコピーの書き方や回収率を上げたいアンケート形式のDMなどを提案してくれる会社を選ぶのがよいでしょう。これまでにそういったDM発送の実績があるかなども要確認です。

繰り返しの発送の精度を上げるためにも不達報告サービスは重要です。DMを発送した際に、送付した件数、到着した件数、不達だった件数は報告してほしいものです。会社移転、会社の廃業、担当者の変更・異動・退職などで、以前のリストが有効でないケースは多々あります。最新のリストでない場合は、反響率ダウンに繋がります。最近では一斉送信ソフトにより不達になっているメールアドレスやFAX番号を一瞬で導出できるDM発送代行会社も増えてきているので、チェックするようにしましょう。リストをレンタルしたい場合は、DM発送代行会社が定期的にスクリーニングをしているかも確認すると良いでしょう。

DMの発送作業だけでなく、トータルに依頼が可能な会社かどうかはDM発送代行会社選びの大きなポイントのひとつです。DM発送代行会社は数多く存在しますが、委託する業務範囲はデザイン（テンプレート、ひな形の提供、あるいは完全オリジナル）からのデータ入力、パンフレットやチラシの封入作業、宛名印字、発送まで多岐にわたります。特に、封入作業・宛名印字・発送を一括で行ってくれる会社はおすすめです。封入から発送までを一括で依頼できる会社であれば、内容や発送件数などの変更、その他DMのトラブルへの対応がはやく、業務負担を軽減できる可能性が高いためです。また、業務負担の軽減だけでなく、コスト面の大幅なカットも期待できます。

DM発送代行会社の顧客対応力はしっかりと確認しておきたい需要なポイントです。チェックのポイントとしては以下の内容が挙げられます。

①専任担当者がつくか
②問い合わせメールの返信は早いか
③進捗状況を細かく連絡してくれるか
④DMの誤字脱字は無料で指摘してくれるか

特に、スムーズなやり取りを行うためには専任担当者の有無は重要です。専任担当者がいないと、「電話するたびにはじめから説明しなければいけない」など、スムーズにやり取りができない 原因になりかねません。専任担当者のいる会社を選ぶのがベストですが、専任担当者のつかない会社を選ぶ際は、上記でご紹介した②～④に問題が無いか、また納得できるサポート体制がある会社かを確認するようにしましょう。

安心して任せられるセキュリティ体制かどうかをしっかりと確認することも重要です。セキュリティ面で信頼できるかどうかを見極めるポイントとしては取引実績数などが挙げられますが、その他に重要なのが「発送伝票」のコピーをもらえるかどうかです。「発送伝票」は本当にDMが発送されたかどうかの証明になります。必ずコピーをもらえるかどうか確認するようにしましょう。また、その際「業者名」「日付」「量」「印」も必ず確認しましょう。さらにDM追跡調査ができる会社であれば、なお安心できます。また、営業先リストを持ち込む場合は、大切なお客様の個人情報を渡すことになります。情報漏洩による損失は大幅な利益のダウンだけではなく、信頼の失墜、企業の存続にも関わるため、正しく情報管理が行われているかどうかは非常に重要なポイントと言えます。プライバシーマーク取得業者であるかどうかもあわせて確認するようにしましょう。

主要課金項目をチェックして、見積もりの内訳を把握することも大切です。DM発送代行の主要課金項目としては下記のものがあります。

・送料
・封入、封綴じ、差出作業代
・宛名ラベル、宛名ラベル印字、宛名ラベル貼代

この他にも、封筒代（封筒の準備を依頼した場合）、リストレンタル代（発送リストをレンタルした場合）が別途必要になります。見積内訳を確認し、全ての課金項目が納得のいくものかどうかをチェックするようにしましょう。しかし、ただ安いだけで品質がともなっていなければ意味がありません。項目をしぼり会社ごとに料金比較をすることや、見本を作成しおおまかなコストを確認することも大切です。目をひく文面やレイアウト、手書き、丁寧な梱包などの工夫で開封率・返信率を上げながら成功に繋がるDM制作を進めていきましょう。

DM発送代行を外注するときの成功のコツ・失敗例を知りたい方はこちらの記事をぜひチェックしてみてください！

これまでは会社の選び方やポイントについて解説してきました。

ここからは、会社選びを実践してみましょう。

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DM発送代行の相場・費用を知りたい方はこちらの記事をぜひチェックしてみてください！

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今回はDM発送代行会社の選定ポイントと注意点についてご紹介しました。DM発送代行会社を選定する際に気をつけることは、自社が依頼したいDM発送の目的や要望と依頼会社の強み・得意分野とが合致しているのかという点です。自社にノウハウがなくとも、企画力・提案力を強みとし、アフターフォローも充実しているDM発送代行会社であれば、安心して依頼できるでしょう。

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