ポスティングの平均費用と料金相場【2024年最新版】
この記事では、ポスティングを外注した時の費用相場について解説しています。また、費用の仕組みや失敗しないためのポイントについても触れていますので是非最後までご覧ください!
配布方法別のポスティング費用の相場
配布方法 | 相場 |
---|---|
ローラー配布 | 3円から6円/枚 |
セグメント配布 | 5円から10円/枚 |
続けて配布方法別の費用の相場を見ていきましょう。
ローラー配布
投函禁止の家を除き、指定エリア内のすべての住宅にチラシやパンフレットを配るローラー配布。ターゲット以外の人に販促物が届いてしまうというデメリットはある反面、配布のスピードは速く、短期間で大量のチラシやカタログを届けたい際にはぴったりの方法です。
ローラー配布の一般的な費用の相場は、A4サイズまでの小型の販促物が1枚あたり3円から4円前後、A3・B3といった大判の販促物が1枚あたり4円から6円前後。後述するセグメント配布よりもリーズナブルに依頼することができます。
セグメント配布
マンションや一戸建てなど対象を絞って、販促物を投函するセグメント配布。
メリットは、ローラー配布で起こりがちな無駄打ちを抑えられること。おのずと反応も得られやすく、ファミリー向け商材や不動産物件を扱う企業のなかには、戸建て住宅のみを対象にしたポスティングを定期的に行っているところも少なくないようです。
セグメント配布にかかる費用の相場は1枚あたり5円から10円前後。ポスティング会社によってはボリュームディスカウント(ロットに応じた割引)を行っているところもあるので、コストを抑えたい場合はできるだけまとめて依頼した方がいいでしょう。
見落としがちなポスティングにかかる費用にも注意
販促物のデザイン・印刷から依頼する場合はそれぞれ別途費用を支払わなければなりません。金額はサイズ・依頼内容にもよりますが、A4チラシの場合デザイン費は2〜5万円前後、印刷費は1枚あたり2円から3円前後が相場です。
また、配布エリアを細かく指定(〇〇市△△町●●番地から半径1km以内、など)した場合や、配布期間を絞り込んだ場合には、ポスティング会社によっては追加費用がかかるので注意しましょう。
- 【これだけは押さえておきたいポイント】
-
- ポスティング費用の主な内訳は、配送スタッフの人件費
- 販促物のサイズや配布方法、配布エリアの人口密度などに応じて
料金が変わる - ローラー配布の場合、費用の相場は1枚あたり3円から6円前後
- セグメント配布の場合、費用の相場は1枚あたり5円から10円前後
- その他、デザイン・印刷を依頼したり、
エリアや時間を細かく指定する場合は別途費用がかかる
依頼内容別のポスティング費用の相場
依頼内容 | 相場 |
---|---|
A4チラシ1万枚のローラー配布 | 3万円から4万円 |
A3チラシ1万枚のデザイン・ 印刷&セグメント配布 | 12万円から18万円 |
次に依頼内容別の費用の相場をご紹介します。
A4チラシ1万枚のローラー配布
対象を絞らず、小サイズの販促物を投函するだけならポスティング会社のスタッフの労力は最小限で済むため、費用を抑えることができます。仮にA4サイズのチラシ・1万枚をローラー配布した場合、費用の相場は3万円から4万円前後です。
ちなみにポスティング会社の多くは5,000枚、1万枚といった最低ロットを設けており、それを下回る場合は依頼を受け付けてくれないので注意しましょう。
A3チラシ1万枚のデザイン・印刷&セグメント配布
一方、大型の販促物の制作から配布までトータルに依頼すると、費用も相応に高額になります。A3サイズのデザイン・印刷+セグメント配布にかかる費用はトータル12万円から18万円前後です。
- 【これだけは押さえておきたいポイント】
-
- A4チラシ1万枚のローラー配布にかかる費用は3万円から4万円前後
- A3チラシ1万枚のデザイン・印刷・セグメント配布にかかる費用は
12万円から18万円前後
ポスティング費用の算出方法
ポスティングにかかる主な費用は、配送スタッフの人件費です。小サイズ・小ロットの販促物のポスティングならコストを抑えられる反面、大型のカタログやパンフレットを大量に、広いエリアへ配布すれば人手と手間がかかるため費用は高くなります。
また、配布エリアの人口密度も料金を左右する要素の1つ。マンションや戸建てが密集していれば最小限の移動で効率よく配布できますが、住宅が少ないエリアではスタッフの移動にも時間がかかり人件費がかさむからです。
そのため、ポスティングを請け負う会社の多くでは、販促物のサイズや配送方法※に応じたプランを用意したうえで、エリアの人口密度に応じて値引きまたは割り増しする形をとっています。
※多くの場合、エリア内の全戸に配布する「ローラー配布」と、投函先を指定できる「セグメント配布」の2種類
他の集客方法との比較
集客を目的とする場合は、ポスティング以外にも様々な方法があります。発注後に「もっといい方法があった…」と後悔しないよう、それぞれのメリットを比較しておきましょう。
手段 | 概要 | メリット |
---|---|---|
SEO対策 |
GoogleやYahoo!などの検索エンジンにおいて、検索結果の上位に自社サイトを表示させるための対策のこと。 | コストパフォーマンスが高く、上位をキープできれば追加コストをかけることなく集客につなげることが可能。※費用相場はこちら |
自社SNS運用 |
Twitter・Facebook・Instagram・LINEなどのSNSに自社アカウントを作り宣伝活動を行うこと。 | 無料から始められる集客手段。SNS上でユーザーとコミュニケーションが取れるためサービスのファン獲得に繋がりやすい。※費用相場はこちら |
リスティング広告 |
GoogleやYahoo!などの検索エンジンにおいて、検索結果上部・下部に表示される広告。 | ユーザーの検索ワードに連動して広告が表示されるため、関心度の高いユーザーをターゲットにして集客できる。※費用相場はこちら |
ディスプレイ広告 | Webサイトやアプリ内で表示される画像や動画、テキストを用いた広告。「バナー広告」とも呼ばれる。 | 広告主のWebサイトに訪れた履歴のあるユーザーに広告を配信できるため、関心度の高いユーザーに再度アプローチできる。 |
SNS広告 |
LINE・Twitter・Facebook・Instagram・YouTubeなどそれぞれのSNSに配信できる広告。 | SNSの特性に加えて、地域や年齢、性別、閲覧しているコンテンツなどから細かくターゲティングできるので効率的な訴求が可能。※費用相場はこちら |
交通広告 |
電車やバス・駅やタクシーなどの媒体に掲載する広告のこと。 | エリアや場所を指定して広告を出せるため、ターゲットを絞って広く認知を獲得できる。毎日の通勤や通学で見る広告のため反復的に広告を訴求できる。※費用相場はこちら |
マス広告 | テレビやラジオ、新聞、雑誌といった4大マスメディアに出稿される広告のこと。多くのユーザーに広告を届けたい場合にはぴったり。 | 4大マスメディアに出稿することから非常に多くのユーザーにリーチできるだけでなく、信頼も獲得しやすい。また、年齢層を問わずにアプローチ可能。 |
DM発送 |
宣伝目的で作られたハガキやチラシ(ダイレクトメール)などを印刷して発送すること。 | 意外にも開封率が高く効果的に宣伝できるほか、DM開封後の行動喚起率にも優れており、休眠顧客等の行動を促したい場合にはぴったり。※費用相場はこちら |
ポスティング |
チラシや手紙をポストに投函しサービスを訴求する手法。 | 1枚あたりの単価が3円~で安価に配布ができる。地域と投函する住宅(戸建て・マンション・オフィスなど)を指定して効率的な訴求が可能。※費用相場はこちら |
展示会出展 |
展示会はテーマに則って企業が集まり商品を宣伝するイベントのこと。一部のエリアを借りて宣伝できる。 | 参加者と直接コミュニケーションを取りながら自社商品を宣伝できるのが大きなメリット。また、顧客のリアルな感想・反応を把握することもできる。※費用相場はこちら |
なぜ価格が違う?ポスティングで価格差の出る理由
価格競争が進んでいることもあってか、ポスティング会社間の価格差はそこまで大きくはありません。ただし、前述の人口密度の理由から、東京・大阪といった大都市圏と比べると地方エリアのポスティング会社の配布単価はやや割高なようです。
また、ダイレクトメールの発送などと同様、デザイン・印刷からまとめて依頼する場合や、オプションサービスを組み合わせる場合には、配布のみの依頼と比べて当然料金はかさむでしょう。
しかし、まとめて依頼することによって、バラバラの会社に依頼するよりもトータルコストが抑えられる可能性も。きちんと複数社に見積もりを取り、どの方法がもっともお得か確認することをおすすめします。
できるだけポスティング費用を抑えるためには
予算が限られる場合は、可能な限り配布の条件を緩めること。前述の通り、エリアや配布期間を細かく指定すればするほど料金が上乗せされるからです。
また、ポスティング会社のなかには併配(他のクライアントの販促物と一緒に投函すること)によって割引してくれるところもあるので、併配で構わないのならあらかじめ見積もり時にその旨を伝えておくといいでしょう。
- 【これだけは押さえておきたいポイント】
-
- ポスティング会社同士の価格差はそれほど大きくない
- ただし、大都市圏と比べると地方のポスティング会社の単価はやや割高
- コストを抑えるためには、できる限り配布の条件を緩めること
実際にポスティングの料金を調べてみた
ここまでポスティングの費用の相場について解説してきましたが、実際に料金を公開しているポスティング会社を見つけたので、参考までにご紹介します。
サイズ(配布方法) | 料金/枚 | 備考 |
---|---|---|
A4(ローラー配布) | 4円から | ・配布エリアによって変動 ・最低ロット1万枚から |
A3(ローラー配布) | 5円から | ・配布エリアによって変動 ・最低ロット1万枚から |
サイズ(配布方法) | 料金/枚 | 備考 |
---|---|---|
A4・B4 (ローラー配布) | 3.8円から8円 | ・配布期間によって変動 ・戸建てへのセグメント配布は +3円 |
A3・B3 (ローラー配布) | 5.2円から9.6円 | ・配布期間によって変動 ・戸建てへのセグメント配布は +3円 |
ポスティングで失敗しないためには
最後はポスティング会社への発注にあたって注意すべきポイントについてご紹介します。
費用対効果を見極める
一般的に、ポスティングの反応率は0.1%から0.3%前後。仮に4万円の予算をかけて1万枚のチラシを投函した場合、商品の購入やサービスの予約につながるのは多くて30人ほどということです。その30人からの売り上げで4万円のコストをまかない、利益を出せなければポスティングをする意味はありません。
そのため、まずは自社の商材や消費者の平均単価などをふまえ、費用対効果を見極めることが大事。場合によっては低コストで実施できるSNS・webサイトでのクーポン施策などと組み合わせるのも1つの方法でしょう。
管理体制のしっかりしたポスティング会社を選ぶ
ポスティング会社の多くは、配布のためにアルバイトスタッフを雇用しています。スタッフへの教育研修が不十分だと、配布先を見落としてしまうことや、投函お断りの住宅にチラシを入れてクレームにつながってしまうこともあるようです。
そういった点でポスティング会社の業務管理体制も大切なポイント。最近はwebサイト上で見積もり・契約までできる会社が増えていますが、できれば営業担当者や現場リーダーと連絡をとり、採用の基準やスタッフの構成、教育体制までしっかり確かめたうえで発注先を選びましょう。
【まとめ】発注先選びで迷ったらPRONIアイミツへ
今回はポスティングの費用を中心に、費用を抑えるためのコツや発注にあたって注意したいポイントをご紹介しました。みなさまの参考になれば幸いです。
なお、PRONIアイミツではDMやポスティングに精通したコンシェルジュがみなさまからのご相談を無料で承っています。「ポスティングの費用についてもっと詳しく知りたい」、「自社に合うポスティング会社を紹介してほしい」といった方は、アイミツのコンシェルジュまでお気軽にご連絡ください。
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