海外への発送方法は?越境ECで利用できる配送業者【2024年最新版】
日本の人口は減少に転じている一方で、世界の人口は増え続けています。今後安定して顧客を獲得するためにも、越境ECに参入したいと考える方も多いでしょう。しかし、越境ECの大きな問題が「どのように荷物を海外に配送するか」です。本記事では、海外に向けて発送する方法をまとめました。越境ECに興味のある方は参考にしてください。
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越境ECで海外へ発送する3つの手段
越境ECとは、インターネットなどを介して海外の顧客に商品を販売し届けることです。日本は海に囲まれていることもあり、国内発送とは異なる方法を用いる必要があります。越境ECで海外に商品を発送する3つの方法を紹介します。
その1:個別で直接配送する
販売者から購入者に、直接発送する方法です。例えば、商品購入があった際に商品を郵便局に持ち込み、個別で発送手続きを行うなどです。日本国内には海外発送に対応した運送業者が複数存在します。それらのサービスを利用し、海外に商品を届けます。
メリットとして、都度発生する発送費のみで運営できる点が挙げられます。海外発送の個数が少ない場合などには、維持費などの点で大きなメリットがあります。一方デメリットとして、毎回手続きを実施しなければならないため従業員の仕事量が増えること、一回ごとの発送費用は高くなるなどがあります。越境ECに素早く参入したい、成約数が少ないため維持費をかけずに実施したいという方におすすめの方法です。
その2:国内物流事業者と提携する
国内物流業者と提携し、商品購入があった際に自動的に発送を行ってもらう方法です。例えば、商品を海外発送対応の物流業者の倉庫に大量に預けておき、購入があった際に販売者から物流業者に連絡を入れることで、物流業者が購入者に発送してくれます。
商品販売者の作業量が減るため、発送業務以外に時間が割けるというメリットがあります。また、発送数が多い場合には、都度発生する発送料を減額できる場合もあります。一方デメリットとして、一定額の費用を毎月運送業者に支払う必要がある、販売者が商品管理できないため不良品が混じる場合があるなどが挙げられます。越境ECの受注数が増え、できる限り作業を簡易化したい方におすすめの方法です。
その3:現地の物流事業者と提携する
越境ECのターゲット国に倉庫を設け、現地倉庫から購入者に発送する方法です。例えば、アメリカ向けの商品を扱う場合、日本からアメリカの倉庫に、事前に大量に商品を発送します。その後、注文があった際に現地倉庫から購入者に商品が発送されます。
メリットとして、商品購入後の手続きが1つの国のなかだけで行われるため、スピーディに発送が完了する点が挙げられます。また、海外輸送で発生する商品の破損などのリスクも避けられます。一度の大量の商品を輸送するため、発送コストも安くなります。一方デメリットとして、商品が売れ残ってしまった際の処理が複雑、その国にしか対応できないなどが挙げられます。
越境ECのターゲット国が明確に設定されており、一定の売上数が確実に見込める際におすすめの方法です。
越境ECで利用できる国内の配送業者
越境ECで発送を依頼する際には、海外発送に対応した物流会社を利用する必要があります。以下の3つの物流会社であれば、海外発送の実績も豊富で、安心して依頼できます。
・日本郵政
・佐川急便
・ヤマト運輸
日本郵便
日本郵政では、個人および法人向けに海外発送サービスを提供しています。ハガキや本・雑誌、荷物(小包)などが発送でき、最速で配送できる航空便や格安価格で利用できる船便など、さまざまな条件が選択できます。世界各地に存在する海外拠点を活用することで、商品の追跡もできるのがうれしいところ。
法人向けに「海外発送・越境EC」サービスを提供しており、海外倉庫への大量の商品発送や、Amazon物流倉庫への商品発送にも対応。人手が割けない企業向けに、Amazonの越境ECプラットフォームに対応したトータルサポートプランも提供しています(対象国に限る)。さまざまなサービスが提供されているため、自社にぴったり合った発送方法が見つかるでしょう。
佐川急便(飛脚国際宅配便)
佐川急便では、世界220ヵ国に対応したドアツードアの発送サービス「飛脚国際配達便」を提供しています。3辺の合計が260cmまで(一辺最大150cm)、もしくは重量50kgまでの荷物の発送が可能で、複数の場合には最大重量500kgまで同時発送可能。
0.5kg刻みで重量をチェックしてくれるため、発送費の無駄を省けるのがうれしいところ。個人でも法人でも利用できます。荷物のサイズが小さい場合や佐川急便の海外支店に近い倉庫に荷物を送りたい場合などは検討してみるとよいでしょう。
ヤマト運輸(国際宅急便)
ヤマト運輸では、世界200を超える国へのドアツードア発送サービス「国際宅急便」を提供しています。個人・法人のどちらでも利用できますが、発送主もしくは受取人のどちらかが個人の場合には一部制限が加えられることがあります(国によって異なる)。
国内宅急便と同様の60~160サイズ(最大で3辺が160cmもしくは重量25kg)および書類パックに対応しているため、宅急便を頻繁に利用する方であれば同様のケースで海外発送できるのもうれしいところ。自宅への集荷も依頼できるため、個人で越境ECを運営したい方にもおすすめです。
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海外発送代行が可能な物流倉庫も便利
越境ECの市場規模は大きいため、今後新たな顧客を獲得する手段として非常に有効です。しかしながら越境ECは国内でのECと比べ発送方法が複雑で、さらに関税などに関する知識が必要になります。また越境EC開始直後は個別対応が必要になることも多く、従業員の時間を多く割かねばなりません。
もし越境ECの負担を少しでも減らしたければ、越境EC対応の物流倉庫会社を利用する方法もあります。越境ECに精通したスタッフのサポートが得られるのに加え、梱包や発送など手間のかかる作業を代行してもらえるため、業務効率化につながります。
【まとめ】越境ECを成功させるには?
本記事では、越境ECで海外に商品を発送する方法と、おすすめの発送業者を紹介しました。今後、越境ECの重要性はさらに高まると考えられるため、できるだけ早く参入しておくのがよいでしょう。
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