海外発送の料金相場|大手3社の国際発送料金表【2024年最新版】
「海外に荷物を発送したいが、送料がいくらかかるのか不安……」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、海外発送にかかる料金の相場を主要郵送・配送業者別にご紹介。また、海外に発送できないものにはどのようなアイテムがあるのかについてもまとめて解説していきます。海外に荷物を発送する予定があるという方は、ぜひ参考になさってください。
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海外発送の料金相場
それでは早速、海外への発送料金はいくらほどかかるのか、相場について確認していきましょう。海外への発送料金は、それぞれの郵送・発送業者によって異なります。郵便局・ヤマト運輸・佐川急便それぞれの料金を簡単にまとめると、以下のとおりとなります。
・郵便局(30キログラムまで)1,450円〜7万7,000円
・ヤマト運輸(25キログラムまで)940円〜5万3,000円
・佐川急便(50キログラムまで)4,400円〜19万4,400円
※もっとも料金の安いエリア〜高いエリアで最低金額・最高金額を提示
以下では、それぞれの業者別により詳しく相場を確認していきましょう。
【郵便局】海外発送の料金相場
はじめに、郵便局から海外へと発送した場合にいくら発送料金がかかるのかを確認していきましょう。郵便局を通じて海外に荷物を発送する場合は、EMSなのか、小型包装物なのか、国際eパケットなのかなど、荷物の種類によって必要となる料金が異なります。以下でそれぞれの種類について詳しく見ていきましょう。
EMS
EMSとは、国際スピード郵便のこと。120以上もの国・地域を対象に荷物を発送できるサービスで、対象国エリアは限られますが、クールEMSであれば冷蔵便・冷凍便の荷物も発送することができます。荷物の重量は、500グラムまでを最小に、最高で30キログラムまで対応しています。
発送料金は以下の通りです。
・中国・韓国・台湾(第1地帯) 1,450〜2万6,600円
・中国・韓国・台湾以外のアジア(第2地帯) 1,900〜3万3,350円
・オセアニア・カナダ・メキシコ・中近東・ヨーロッパ(第3地帯) 3,150〜6万5,500円
・海外領土込みの米国(第4地帯) 3,900〜7万5,100円
・メキシコ以外の中南米・アフリカ 3,600〜7万7,700円
エリア | 料金 |
第1地帯 | 1,450〜2万6,600円 |
第2地帯 | 1,900〜3万3,350円 |
第3地帯 | 3,150〜6万5,500円 |
第4地帯 | 3,900〜7万5,100円 |
第5地帯 | 3,600〜7万7,700円 |
小形包装物
小型包装物とは、重量が2キログラムまでの小型の発送物であれば、EMSよりもリーズナブルに発送できるサービスです。発送先の国によっても異なりますが、航空便扱い、船便扱い、エコノミー航空(SAL)便扱いの3つから発送方法を選択することができます。
ただし、リーズナブルではあるものの、国際小包ラベルを使用できないほか、通常郵便物扱いとされてしまうため、書留・受取通知オプションを利用しなければ記録扱いとはならないので注意が必要です。
料金は以下のとおりです。
・アジア(第1地帯) 350〜2,250円
・オセアニア・カナダ・中米・中近東・ヨーロッパ (第2地帯) 480〜2,760円
・南米・アフリカ(第3地帯) 510〜3,740円
・海外領土込みの米国(第4地帯) 750〜3,220円
エリア | 料金 |
第1地帯 | 350〜2,250円 |
第2地帯 | 480〜2,760円 |
第3地帯 | 510〜3,740円 |
第4地帯 | 750〜3,220円 |
国際eパケット
国際eパケットとは、小型包装物と同様に、2キログラムまでの荷物であればEMSよりもリーズナブルに発送できるサービスです。6,000円までの限度がありますが、補償もついています。書留付きで一部エリアでは追跡も可能など、小型包装物よりも安心して発送できる点が特徴です。
料金は以下のとおりです。
・アジア(第1地帯) 690〜2,400円
・オセアニア・カナダ・中米・中近東・ヨーロッパ (第2地帯) 790〜3,070円
・南米・アフリカ(第3地帯) 820〜4,240円
・海外領土込みの米国(第4地帯) 1,150〜3,620円
エリア | 料金 |
第1地帯 | 690〜2,400円 |
第2地帯 | 790〜3,070円 |
第3地帯 | 820〜4,240円 |
第4地帯 | 1,150〜3,620円 |
国際eパケットライト
国際eパケットライトとは、国際eパケットと同様に2キログラムまでの発送に対応していながらも、さらにリーズナブルに荷物を発送できるサービスです。追跡サービス付きで安心して送ることができますが、本人受け取りではなく郵便受け箱へのお届けとなるため注意しましょう。送達方法に関しては、SAL便扱いとなります。
料金は以下のとおりです。
・アジア(第1地帯) 620〜2,045円
・オセアニア・カナダ・中米・中近東・ヨーロッパ (第2地帯) 690〜2,495円
・南米・アフリカ(第3地帯) 720〜3,000円
・海外領土込みの米国(第4地帯) 960〜2,860円
エリア | 料金 |
第1地帯 | 620〜2,045円 |
第2地帯 | 690〜2,495円 |
第3地帯 | 720〜3,000円 |
第4地帯 | 960〜2,860円 |
国際小包
国際小包とは、一般的な荷物を海外に発送する際に用いるサービスで、送達方法は航空便、船便、エコノミー航空(SAL)便の3つから選択可能。発送する荷物が多い場合には、10~20%ほどのボリュームディスカウントが適用ます。重量制限は発送先の国によって異なるものの、基本的には30キログラムまで対応可能です。必要な場合は保険を付けることもできます。
発送料金は以下のとおりです。
・中国・韓国・台湾(第1地帯) 1,800〜1万8,350円
・中国・韓国・台湾以外のアジア(第2地帯) 2,100〜2万6,300円
・オセアニア・カナダ・メキシコ・中近東・ヨーロッパ(第3地帯) 2,500〜5万5,200円
・海外領土込みの米国(第4地帯) 2,600〜6万6,700円
・メキシコ以外の中南米・アフリカ 2,700〜6万4,850円
エリア | 料金 |
第1地帯 | 1,800〜1万8,350円 |
第2地帯 | 2,100〜2万6,300円 |
第3地帯 | 2,500〜5万5,200円 |
第4地帯 | 2,600〜6万6,700円 |
第5地帯 | 2,700〜6万4,850円 |
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【ヤマト運輸】海外発送の料金相場
ここからは、ヤマト運輸の海外発送料金について確認していきましょう。ヤマト運輸の国際発送は、サイズがB4以内・重量1キログラムまでの書類パックをはじめ、160センチ以内25キログラムまでの物品まで対応しています。それぞれのパック料金に集荷料・通関料・配達料のすべてが含まれており、発払いのみ可能です。対象となる国・地域はゾーン1からゾーン4の4種類に分けられており、それぞれのエリアで発送料金が異なります。以下で詳しく確認していきましょう。
ゾーン1
ゾーン1は、韓国や台湾、中華人民共和国、香港をはじめ、タイ、ベトナムやマカオ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポールなどのアジア地域を対象としているゾーンです。
料金は以下のとおりに定められています。
サイズ | 料金 |
書類パック(B4以内1キログラムまで) | 950円 |
60センチ以内2キログラムまで | 2,050円 |
80センチ以内5キログラムまで | 3,450円 |
100センチ以内10キログラムまで | 6,450円 |
120センチ以内15キログラムまで | 1万950円 |
140センチ以内20キログラムまで | 1万4,950円 |
160センチ以内25キログラムまで | 1万8,950円 |
ゾーン2
ゾーン2は、オーストラリアやニュージーランドなどのオセアニア地域をはじめ、アメリカやカナダ、メキシコ、さらにはインドまでも含むゾーンです。
料金は以下のとおりに定められています。
サイズ | 料金 |
書類パック(B4以内1キログラムまで) | 1,200円 |
60センチ以内2キログラムまで | 2,750円 |
80センチ以内5キログラムまで | 4,650円 |
100センチ以内10キログラムまで | 8,850円 |
120センチ以内15キログラムまで | 1万5,050円 |
140センチ以内20キログラムまで | 2万550円 |
160センチ以内25キログラムまで | 2万6,050円 |
ゾーン3
ゾーン3は、イギリスやドイツ、フランス、オランダやイタリア、スペインのほか、オーストリアやスイス、トルコなどヨーロッパ地域が対象となっているゾーンです。
料金は以下のとおりに定められています。
サイズ | 料金 |
書類パック(B4以内1キログラムまで) | 1,500円 |
60センチ以内2キログラムまで | 3,200円 |
80センチ以内5キログラムまで | 5,350円 |
100センチ以内10キログラムまで | 1万150円 |
120センチ以内15キログラムまで | 1万6,450円 |
140センチ以内20キログラムまで | 2万3,950円 |
160センチ以内25キログラムまで | 3万450円 |
ゾーン4
ゾーン4は、ガーナ共和国や南アフリカ共和国、コートジボワール共和国などのアフリカ地域を中心に、ゾーン1〜3に含まれない国・地域を対象としたゾーンです。
料金は以下のとおりに定められています。
サイズ | 料金 |
書類パック(B4以内1キログラムまで) | 1,700円 |
60センチ以内2キログラムまで | 6,300円 |
80センチ以内5キログラムまで | 1万4,400円 |
100センチ以内10キログラムまで | 2万4,700円 |
120センチ以内15キログラムまで | 3万4,100円 |
140センチ以内20キログラムまで | 4万3,600円 |
160センチ以内25キログラムまで | 5万3,000円 |
【佐川急便】海外発送の料金相場
ここからは、佐川急便を利用して海外に荷物を発送した場合の料金についてご紹介していきます。佐川急便の海外発送は、ビジネス関連の小荷物を発送できるスモールパーセル、ビジネス関連の書類を発送できるドキュメントクーリエの2つに分けられており、それぞれでエリアや重量によって送料が異なる仕組みです。送料の支払い方法については、荷送人による元払い(売掛)を採用しており、ひと月あたりの合計料金がまとめて請求されます。
スモールパーセル(ビジネス小荷物)
佐川急便の国際発送サービスにおけるスモールパーセルでは、A〜Hまでの区分に国・地域が分けられており、それぞれで発送料金が定められています。
地域の区分は以下の通りです。
A:韓国、台湾
B:香港
C:中国、タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピン
D:インド、オーストラリア、ベトナム、ニュージーランド
E:アメリカ、カナダ、メキシコ
F:ヨーロッパ
G:アフリカ、ロシア、トルコ、サウジアラビア
H:アルゼンチン、ブラジル、チリ、キューバ
料金は以下のとおりに設定されています。(0.5キログラム〜50キログラム)
エリア | 料金 |
A | 4,400〜 6万8,400円 |
B | 4,400〜 6万9,800円 |
C | 4,400〜8万9,400円 |
D | 5,000〜10万7,900円 |
E | 6,300〜12万5,700円 |
F | 6,300〜13万2,100円 |
G | 8,100〜19万5,400円 |
H | 8,100〜 19万4,400円 |
ドキュメントクーリエ(ビジネス書類)
佐川急便の国際発送サービスのうち、物品ではなくビジネス書類を発送できるのがドキュメントクーリエです。ドキュメントクーリエでも、スモールパーセルと同様にA〜Hまでのエリアに分類されており、それぞれで以下のように料金が設定されています。
エリア | 料金 |
A | 3,800〜5,500円 |
B | 3,800〜5,500円 |
C | 3,800〜5,900円 |
D | 5,000〜7,100円 |
E | 6,000〜8,100円 |
F | 5,000〜1万300円 |
G | 8,100〜1万3,100円 |
H | 8,100〜1万3,100円 |
国際発送できないもの
国際発送サービスを利用する際には、いくつか発送できない物品があるため注意が必要です。以下にあげている物品は、サービス・業者問わず全世界共通のルールとして国際発送がNGとされています。
・花火やクラッカー
・アルコール濃度が24%以上の日焼け止めやヘアトニック、アルコール飲料
・モバイルバッテリー
・電子タバコ
・マニキュア
・香水
・スプレー缶
ほかにも、それぞれの発送業者やサービスによっては発送できないものがあるため注意しましょう。
アイミツでの取引事例
ここからは、アイミツであった実際の取引事例をご紹介します。参考にしてみてください!
費目 | 金額 | 備考 |
保管料 | 400円 | 1つあたりの金額 |
入出庫料 | 30円 | 1つあたりの金額 |
梱包料 | 250円 | 1つあたりの金額 袋詰めなどの作業を含む |
デバンニング料 | 25000円 |
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