防犯カメラ・防犯システムを中心に、セキュリティ製品・システムの販売・施工・メンテナンスを行う株式会社コムネット様。防犯設備士が在籍し、豊富な製品知識を活かした提案力で顧客の要望や防犯の悩みに応えています。
2023年1月に創業20周年を迎えたコムネット様は、大切な節目に長年使用してきたロゴを刷新しようと考え、制作会社を探していたのだそうです。カエル・デザイン・プロジェクトが提案した10年、20年先の発展を見据えた新しいロゴの制作背景について、代表取締役の髙﨑様にお話を聞きました。
創業20周年を機に、会社ロゴをリニューアル
―御社の事業について教えてください。
髙﨑様:監視カメラ・防犯カメラをはじめとした、セキュリティ商品とシステムの販売・施工・メンテナンスサービスまでを一貫して行っている会社です。防犯とカメラのプロフェッショナルとして、製品性能を最大限に活かす提案力、 設置目的や環境に応じセキュリティ効果の高い施工力を強みとしています。本社は福岡県福岡市に置いていますが、全国エリアに対応しています。
―今回のご依頼の経緯について教えてください。
髙﨑様:当社は今年2023年1月に20周年を迎えました。気持ち新たに次の20年に向かっていくため、現在の会社のイメージに見合うロゴマークを作りたいと考えました。ロゴを一新することで、会社の今後の方向性を明確に打ち出し、社内外に示すためのツールのひとつとして活用したいと思いまして。
実は、依頼前に思い描くイメージを自分でデザインしてみたのですが、なかなかしっくりくるものが作れず…。やはり「餅は餅屋」ということで、専門業者の方のお力を借りることにしました。
距離を感じさせないコミュニケーションで、不安なくやりとりできた
―アイミツからご紹介した5社から1社を選ぶ上で重視したことを教えてください。
髙﨑様:デザインのクオリティはもちろん、 メールでの対応や提案内容など、ご担当の方の誠実さが伝わるかどうかを確認しました。セキュリティ商品・サービスを提供する当社は“人”を重んずるため、今後長いお付き合いになるかもしれない会社様とも誠実な関係を築いていきたいと考えていました。
オンライン面談やメールでいただいた会社説明やこれまでの制作実績を見せていただき、まずは5社から3社に絞り込んでやりとりを進めていきました。
―絞り込んだ3社からカエル・デザイン・プロジェクト様を選んだ決め手は?
髙﨑様:実は最終的にもう1社と迷ったところではありました。その会社様がロゴの今後の活用方法や展開の仕方を様々に提案してくれたのに対して、カエル・デザインさんは本来の依頼内容であるロゴについてのご提案をきちんとしてくださいました。
ご担当の方は分からないことを質問すると嫌な顔せず、快く説明してくださる姿勢が印象的でした。色々と汲み取ってくださり、私が納得するかたちで対応いただけてありがたかったです。カエル・デザインさんの本社は北海道の札幌ということで当社とは物理的距離があるものの、それを感じさせないコミュニケーションで不安を感じる場面はなかったです。
―カエル・デザイン・プロジェクト様との制作の様子を教えてください。
髙﨑様:会社としての今後の方向性や私が描いていたイメージをオンラインにてお伝えし、それをもとにしたデザイン案を5種類ご提案いただきました。デザイン面で要望したこととして、会社のイメージである青色を使いたいということ、セキュリティ会社のため誠実な印象を与えるものにしたいということです。こちらの想いを伝えすぎるとイメージが偏ってしまうと思い、初めの段階ではあまり話しすぎないよう意識していました。私が予想もしていないような、カエル・デザインさんからのご提案を見てみたいという気持ちでしたね。
5種類のご提案は社員に共有し、投票制で3種類にまで絞りました。その後、今後に向けての想いを改めて社員に伝えた上で1つを選ぶ工程に進みました。
―最終的に決定したロゴについても教えていただけますか。
髙﨑様:青と赤を基調にしたカメラのデザインで、カメラの縁取りは8角形になっています。赤と青の2色は過去と未来のような印象を持ちましたし、8角形は末広がりで未来に広がるイメージで気に入っています。カメラの上に付いている角のようなものは、防犯カメラの取り付け金具をイメージしているのだそうです。主力商品が変わる可能性があるため最初は取ろうかと思ったのですが、創業当時から注力してきた製品の痕跡を残しておくのもいいと思い、そのままに。
調整を依頼したのはカメラのレンズ部分です。最初はレンズの中の光が月のような形に光っていたため、夜間のイメージを強く受けました。防犯カメラは24時間・365日の商品なので変更したい旨伝えたところ、丸を使ったデザインにブラッシュアップしてくださいました。レンズの光という意味合いだけでなく、ネットワーク・つながりといったイメージになりました。
3種類のデザイン案について、制作されたデザイナーさんがそれぞれデザインに込めた想いをプレゼンしてくれました。説明を受けることでいっそうデザインに愛着が湧きましたし、短期間で当社のことを理解し、表現してくださったことが分かりました。
この先10年、20年と続く会社の歴史を新しいロゴマークとともに
―20周年を迎えた現在、新しいロゴはどのように活用されていますか。
髙﨑様:納品後、まずはすぐにホームページに掲載させていただきました。予定していなかったことですが、その後新しいロゴを使って名刺のデザインも一新しました。そのほか社章や封筒、社員証も制作しました。
こうしたアイテムはデータがあればどこでも作ってもらえるものだとは思いますが、どれも会社として大切なツールのため、ロゴ制作にあたって色々なことをお話ししたカエル・デザインさんにお願いするのが一番だろうと思い、引き続きご依頼させていただきました。
―最後に、カエル・デザイン・プロジェクト様に制作を依頼された満足度、推奨度を教えてください。
髙﨑様:どちらも100%ですね。今後またなにか制作したいと考えた時にはご相談したいと思いますし、周りの方に自信を持ってご紹介できる会社様だと思っています。