化粧箱とは?利用するメリットやデメリット、種類について紹介【2024年最新版】
日常的に商品の発送を行っている場合、なかにはデザインや装飾を施したワンランク上の梱包資材を活用したいシーンもあるのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、「化粧箱」と呼ばれる梱包資材です。
この記事では、BtoB受発注サービスを提供する「アイミツ」が、化粧箱の概要をはじめ、メリット・デメリット、種類、外注費用の相場について詳しく解説していきます。
化粧箱とはそもそも何?
化粧箱とは、印刷・装飾等が施された箱のことです。通常のパッケージよりも高級感や特別感を演出できるため、古くから贈答品を送る場合や相手に敬意を示したい場合に活用されてきた歴史があります。
また、物流業界における広義の意味では、紙箱だけでなく美粧段ボール等も含め、印刷が施された紙器全般を化粧箱と呼ぶようです。化粧箱に対するニーズは非常に高く、数多くのパッケージ業者が高度な技術や独自の技術により化粧箱製作サービスを提供しています。
化粧箱を利用するメリット
化粧箱にはさまざまなメリットがあるため、多くの企業が商品の発送に活用しています。ここでは、化粧箱の利用で得られる主なメリットについて解説しましょう。
印刷の自由度が高まる
化粧箱を利用すれば、印刷の自由度が飛躍的に高まるのが大きなメリットです。通常のパッケージでも印刷を施すことはできますが、少ない色数でのシンプルな印刷までの対応が一般的。化粧箱であれば、凝ったイラストや模様を箱に印刷できるため、さまざまなデザインを実現すことが可能です。オリジナルのデザインを施したい場合にはおすすめです。
販促効果や高級感を生み出せる
化粧箱にワンランク上のデザインや装飾を施すことで、高級感の演出やブランディング・販促効果などが発揮できるようになります。同じ商品を発送する場合においても、通常のパッケージよりも商品に付加価値を付与することが可能です。このような特性から、実際に高級品・貴重品・贈答品等の発送に活用されるケースが多くあります。
表面加工や装飾ができる
化粧箱では、凝ったデザインを印刷できるだけでなく、箔押し・浮き出し・フィルム貼り等のさまざまな加工や装飾を施せるのも大きなメリットです。箱の耐久力を高めるだけでなく、手触りや見た目の美しさを大幅に向上させることが可能。技術力に優れた発注先を選べば、非常に高度な加工・装飾を施した化粧箱を製作できます。
化粧箱を利用するデメリット
化粧箱の利用には、メリットがあればデメリットもあるため理解しておくことが重要です。以下で解説していますので、化粧箱の利用を考えている方は参考にしてみてください。
追加のコストが発生する
化粧箱の製作には、特殊なデザイン・印刷・加工を施す必要があるため、通常のパッケージと比べてコストが高くなる点がデメリットです。デザインや技巧にこだわるほど、デザイン料や工賃が上乗せされてコストも高くなる傾向にあります。コストがかさむと利益を圧迫するため、化粧箱を利用する際には事前に見積もりをとっておくことが必須です。
完成までの作業プロセスが増える
化粧箱の製作では、特殊なデザイン・印刷・加工を追加で施すため、通常のパッケージの製作よりも多くの工数がかかるのがデメリットです。細かい修正や調整が発生して、予定していた以上の工数を要するケースも少なくありません。余裕を持って箱の製作を行っておくのが重要なポイントです。急ぎで手配するのには向かない点には十分に留意しておきましょう。
サイズの大きな箱には対応しにくい
化粧箱にはさまざまなデザイン・印刷・加工を施すため、発注先の設備や技術・製作に必要な資材の関係から、大きさに制限がかかるケースがあります。特に、一定サイズ以上の大きな箱には対応できない場合があるため注意が必要です。化粧箱を製作する際には、箱のサイズに関して発注先と入念な打ち合わせを行っておくようにしましょう。
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化粧箱の種類
化粧箱には、さまざまな種類があります。ここでは、現在活用されている化粧箱の主な種類について解説します。
キャラメル式
キャラメル式の化粧箱とは、箱の上下に差し込み式の蓋が付けられた形状の化粧箱のことです。キャラメルのお菓子を入れる箱の形状が名称の由来となっています。
数種類ある紙箱のなかでもっともオーソドックスな形状であり、汎用性や耐久性の高さから、さまざまな商品を梱包するのに活用されています。
ワンタッチ底
ワンタッチ底タイプの化粧箱とは、箱を起こすと自動的に底面が形成される化粧箱のことです。底面に2ヶ所の糊付け箇所が設けられているため、底抜けのリスクが少なく重い商品を梱包するのに適しています。
簡単に組み立てることができ、作業効率が高くコストパフォーマンスにも優れているため、さまざまな商品の梱包に活用されています。
スリーブ
スリーブ式の化粧箱とは、スライド式の筒状の蓋と組み立て式の身箱を組み合わせた化粧箱のことです。丈夫で商品を安全に梱包できる点や、スライド動作で高級感の演出を行える点が大きな特徴。
このような特性を活かして、化粧品・アクセサリー等の高価な商品や貴重な商品の梱包に活用されています。
キャリー式
キャリー式の化粧箱とは、持ち運びしやすいように取っ手が付いている化粧箱のことです。代表的な例としては、ケーキやお菓子の箱などが挙げられます。
商品の付加価値向上やブランディングのほかに、崩れやすい内容物を安全に持ち運べるのがメリット。製作の際には、内容物の種類や重さに合わせて素材や形状を検討することが重要となります。
化粧箱印刷を外注した場合の費用相場
自社のニーズを満たせる化粧箱を製作するには、発注先選びが非常に重要です。ここでは、化粧箱印刷を外注した場合の費用相場について解説します。
・A社:16万5,000円~(税込)/1,000枚/単価165円
・B社:10万5,796円~(税込)/1,000枚/単価105.7円
・C社:5万930円(税込)/1,000枚/単価50.93円
化粧箱は諸条件により費用の変動が大きいため、単価で比較するとわかりやすいです。
印刷の費用相場
つづいては、印刷を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
種類 | 相場 | 備考 |
チラシ | 1~3万円程度 | ※A4、片面カラー、1営業日、5,000部、光沢紙の場合 |
封筒 | 5,000円~ | ※長3、オフセット印刷、500枚の場合 |
名刺 | 600円~ | ※片面、モノクロ、100枚の場合 |
パンフレット | 2万5,000円~ | ※A4、両面カラー、8ページ、 100部、光沢紙の場合 |
冊子 | 3万円~ | ※A4、フルカラー、20ページの冊子100部の場合 |
より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】化粧箱の製作でお困りの方はアイミツへ
化粧箱の概要をはじめ、メリット・デメリット、種類、外注費用相場までをご紹介してきました。化粧箱は通常のパッケージよりもコストや工数を多く必要としますが、イメージアップ・ブランディング・販売促進などさまざまなメリットを得られるのが利点。商品の種類や発送シーンに合わせてうまく活用すれば、売上や顧客満足度の向上を実現できるでしょう。
アイミツでは、ニーズや予算に合わせておすすめの発注先をご紹介していますので、化粧箱の利用を検討している方はぜひお気軽にご相談ください。
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