タペストリーの作り方:種類や目的に応じた作成方法を紹介【2024年最新版】
タペストリーを作成したいけれど、作り方がよく分からないとお悩みではないでしょうか。また、どのような作成方法があるのか制作の選択肢を知りたい人もいるはずです。
そこでこの記事では、営業・バックオフィス・情報システムなど、さまざまな分野の法人向けサービスを比較検討できる「PRONIアイミツ」が、タペストリーの作り方を詳しく解説!また、タペストリーとはどんなものなのか、どんな種類があるのか、自作する方法も含めて詳しく紹介します。
【関連ページ】
印刷にかかる費用・相場感や、あなたの目的別印刷会社をお探しいただけます。
印刷の費用・相場
タペストリー印刷に強い印刷会社一覧
タペストリーとは?
タペストリーとは、布生地の幕にインクジェット印刷を施したアイテムのことです。好きな画像・イラスト・フォントをプリントできるため、次のような目的で使用されています。
-
- 店舗に設置する販促広告
- 自宅に設置するインテリア
- 展示会などに利用するPR広告
壁かけできるもの、天井に吊り下げられるものなど種類も豊富です。また、利用できるサイズの幅も広いので、目的やデザインに合わせて利用できます。
タペストリーの種類
タペストリーは主に、次の種類で分類できます。
-
- 材質
- 形
- デザイン
選ぶ種類によって作り方・加工方法が異なります。タペストリー制作は種類の違いを理解した上で動き始めるのがおすすめです。それぞれの特徴を紹介します。
材質(布タイプ、紐タイプなど)
タペストリーの材質は、大きく「布タイプ」「紐タイプ」に分類されます。
布タイプは写真やイラスト、文字を印刷する際に利用するのが一般的です。タペストリーの幕全面を使用してデザインを表現します。インクジェット印刷を利用するため自由自在に表現可能です。
紐タイプは紐を編んで模様にしたおしゃれなデザインのタペストリーです。編み込みのデザインをそのままタペストリーとして使用します。素材の色や質感がデザインに影響するため、主にインテリアとして利用します。
形(長方形、三角形、U字形など)
タペストリーの形は、主に次の3種類が利用されています。
-
- 長方形
- 三角形
- U字形
長方形は文字通り角張った長方形のタペストリーです。もっともスタンダードな形状として利用されています。また、三角のタペストリーは下部を三角形にするのが特徴です。あわせてU字形についても下部を丸めて使用します。
形状が変わるとタペストリーの印象も変化するので、デザインに合わせて形状を使い分けましょう。
デザイン(北欧風、アジアン風、アメリカン風など)
タペストリーをインテリアとして利用する場合、次のように雰囲気をイメージするのがおすすめです。
-
- 北欧風
- アジアン風
- アメリカン風
設置場所の雰囲気に合うタペストリーを選ぶのはもちろん、色や柄、利用する素材にこだわることも重要です。北欧スタイルにしたいならホワイトカラーを使用する、アジアンにしたいならアースカラーを選ぶというように、メインカラーを決めてみてください。インターネットでデザインを調べてみるのも有効です。
家庭用プリンターによる布製タペストリーの作り方
布製タペストリーであれば、家庭用プリンターで簡単に作成できるとご存じでしょうか。ここでは、6つのステップに分けて作り方を解説します。材料や機材を準備してお好みのタペストリーを自作してみてください。
ステップ1:材料や機材の準備
まずはタペストリー制作に利用する次の材料・機材を準備しましょう。
- 機材
-
- 家庭用のインクジェットプリンター
- アイロン
- 材料
-
- 布
- 布用接着剤
- アイロンプリントペーパー
- 棒
- 紐
- 定規
- ハサミ
- 印刷したいデザイン
上記のうち、材料の布は必ずアイロンプリントペーパーで転写できるものを選んでください。例えば、綿、綿/ポリエステル、ポリエステルアクリル、ポリエステル100%、ナイロン100%(ナイロン専用カラー)は転写できます。
ステップ2:布を好きな形に切る
準備した布・ハサミを使って、タペストリーの形状を自由に決めましょう。形状を決める際には、事前に設置場所のサイズを測っておくのがおすすめです。定規と鉛筆を使って切り取り線を書いておくと、キレイな形状にできます。
また今回は、上側だけに棒を取り付ける「吊り下げタイプ」のタペストリーを作成します。布の上側を棒に巻き付けてタペストリーを作成するので、ある程度余裕を確保しておきましょう。
ステップ3:デザインをアイロンプリントペーパーに印刷する
布にデザインを載せるためには、一度アイロンプリントペーパーにデザインを印刷しなければなりません。準備しておいた印刷用のデザイン(準備していない場合はMicrosoft Officeなどで作成)をインクジェットプリンターで印刷してください。
このとき重要なのが、転写したデザインが反転しないように、左右反転した上で印刷することです。向きが正しいまま印刷すると、転写時に反転してしまうので注意してください。
ステップ4:アイロンでデザインを布に転写する
形状を決めた布、印刷したアイロンプリントペーパーが揃ったら、アイロンを準備してデザインを布に転写しましょう。
まずは布とアイロンデザインペーパーの印刷面を合わせてください。その上から温めたアイロンを押し付けてデザインを転写します。転写を行う際は、均等に力を加えること、そしてアイロンを当てる時間に気を付けましょう。事前にデザインを転写したい範囲だけハサミで切り取っておくと、転写しやすくなります。
ステップ5:棒を取り付ける
布への転写が完了したら、布に棒を取り付けましょう。
まずは棒に巻き付ける布の範囲に布用接着剤を塗ります。クルクルと巻くように布と棒を接着させればタペストリーの上面部分が完成です。もし布が風邪でめくれてしまう、カーブしているとお悩みなら、同じ方法で布の下部にも棒を取り付けてみましょう。また、棒が長すぎる場合には、布から外側に2~3cmほど残してカットすると見栄えが良くなります。
ステップ6:紐で好きなところに設置する
タペストリーを壁かけできるように、棒の両端にひもを取り付けましょう。例えば、次の方法で紐を取り付けられます。
-
- 棒にひもを巻き付ける
- 棒とひもを接着する
- 棒に穴をあけてひもを通す
ひもが長すぎるとタペストリーが垂れてしまうため、取り付ける前にひもの長さを確認しておきましょう。ひもの取り付けが完了したら、最後にS字フックを取り付けて壁に飾ってください。つっぱり棒や壁の突起を活用した飾り方がおすすめです。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「PRONIアイミツ」にお問い合わせください。数ある印刷会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
タペストリーを簡単に作成する方法
前述したタペストリーの作り方よりも、簡単かつおしゃれに作る方法を探している人もいるはずです。参考として、タペストリーの作り方を5つ紹介します。始めやすい方法でタペストリーを手作りしてみてください。
手拭いを使ってタペストリーを作る方法
タペストリーは、手ぬぐいと棒を用意するだけで簡単に作成できます。例えば、100円均一といったお店で販売されている手ぬぐいを購入すれば、インクジェットプリンターやアイロンプリントペーパーを使わずにタペストリー用意できます。
手ぬぐいの上下に棒を巻き付けてひもでくくるというシンプルな作り方ですので、数分でタペストリーが完成します。おしゃれな手ぬぐいを探して、季節や雰囲気に合うタペストリーを作成してみてください。
薄手マットを切ってタペストリーを作る方法
海外にあるカフェのようなタペストリーを作りたいなら、薄手マットを切り取ってタペストリーにするのがおすすめです。薄手のマットと棒を用意し、接着するだけですぐにタペストリーが完成します。
薄手マットは、素材を活かしたデザインも多いので、おしゃれなタペストリーに仕上がります。前述した手ぬぐいよりも厚み・重さがあるので、材料をしっかり固定するのはもちろん、壁かけする際の重みに注意してください。
黒板シートを使ってタペストリーを作る方法
自由に書き換えられるタペストリーを作成したいのなら、幕の代わりに黒板シートを使ってタペストリーを作るのがおすすめです。黒板シートを好きな形状にカットし、シートの上部にクリップ式のハンガーを取り付けます。あとは好きな場所に壁かけすれば、おしゃれなタペストリーの完成です。
カフェ風の絵を書いたり、自分の好きなイラストを描いたりと、気分でデザインを変えられます。おしゃれなマグネットを取り付けるのもおすすめです。
セメント袋を使ってタペストリーを作る方法
インダストリアルな雰囲気のタペストリーを作りたいのなら、セメント袋を使ってタペストリーを作成してみてはいかがでしょうか。セメント袋に書かれている文字やデザインは、雰囲気作りにぴったりです。素材としても丈夫に作られているので、劣化しにくい素材としてタペストリー制作に利用できます。
作り方も袋の上下に棒を取り付けるだけです。手軽にワイルドな雰囲気のタペストリーを作り出せるので、ぜひ試してみてください。
タペストリーキットを利用する方法
手軽にハイクオリティなタペストリーを手に入れたいと考えていないでしょうか。それなら、タペストリーキットを利用するのがおすすめです。
タペストリーキットには、制作に利用する材料がすべてまとまっています。1つずつ準備する手間がかからないため、初めてタペストリーを作るという人も安心して制作にとりかかれるのが魅力です。利用するキットによって幕のデザインが異なるので、気になるキットを探してみてください。
質にこだわりたい場合には外注がおすすめ
タペストリーは自作することも可能ですが、人によって品質が変化してしまうのがネックです。場合によってはうまく作れないケースもあるでしょう。
もしプレゼントや商用としてタペストリーを作成したいのなら、制作のプロである印刷会社に依頼してみてはいかがでしょうか。印刷会社などのプロに任せれば、スピーディーに高品質なタペストリーを作成してもらえます。デザインから対応してくれる業者もいるので、まずは相談から始めてみてください。
印刷の費用相場
つづいては、印刷を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
種類 | 相場 | 備考 |
チラシ | 1万~3万円程度 | ※A4、片面カラー、1営業日、5,000部、光沢紙の場合 |
封筒 | 5,000円~ | ※長3、オフセット印刷、500枚の場合 |
名刺 | 600円~ | ※片面、モノクロ、100枚の場合 |
パンフレット | 2万5,000円~ | ※A4、両面カラー、8ページ、 100部、光沢紙の場合 |
冊子 | 3万円~ | ※A4、フルカラー、20ページの冊子100部の場合 |
印刷の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】タペストリーの作り方を理解し、目的に合った印刷会社を選ぼう
タペストリーは、道具さえ揃えてしまえば、初心者でも手軽に作成できるアイテムです。しかし、制作に慣れていないと品質にバラつきがあるほか、おしゃれなデザインのタペストリーを作成できません。
もしタペストリー制作をデザインからワンストップ対応してくれる印刷会社に相談したいのなら、ぜひPRONIアイミツがリストアップしているサービスをご検討ください。おすすめのサービスの資料をまとめてご請求いただくことも可能です。
【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
タペストリー印刷に強い印刷会社一覧
【費用感を知りたいという方はこちら】
印刷の費用・相場
印刷会社探しで、こんなお悩みありませんか?
-
一括見積もりサイトだと
多数の会社から電話が・・・ -
相場がわからないから
見積もりを取っても不安・・・ -
どの企業が優れているのか
判断できない・・・
PRONIアイミツなら
発注先決定まで
最短翌日
- 専門コンシェルジュが
あなたの要件をヒアリング! - 10万件の利用実績から
業界・相場情報をご提供! - あなたの要件にマッチした
優良企業のみご紹介!
診断とヒアリングから
お探しします