POPの作り方のコツ!種類や設置メリットも解説【2024年最新版】
店頭に設置するPOPのデザインは、コツを理解していないと訴求力をうまく高めることはできません。その役割やメリット、デザインの方法を学び、実践に応用することが求められます。
そこでこの記事では、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、POPの作り方や設置のメリットなどについて解説します。
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POPの主な種類・役割
POPには大きく分けて以下の3つの役割があります。それぞれの違いを把握しておきましょう。
商品まわり
商品まわりに設置するPOPは、隣接する商品についてのお得情報や、来店者にアピールしたい情報を伝える役割を果たします。セール中であることや、新入荷商品であること、今売れている商品であることなどを伝えるのが主な目的です。その商品に注目している、あるいは購入を迷っている人を後押しする役割も果たします。
インショップ
インショップのPOPとは、主に店舗の雰囲気を構築するために用いられるものです。そのお店がどんなお店なのか、世界観やブランドコンセプトを支えて来店者の購買意欲を高めます。商品まわりのPOPとは異なり、直接来店者へ呼びかけるようなメッセージ性はありませんが、ブランド構築や認知向上において重要な存在です。
アウトショップ
アウトショップのPOPとは、店外に設置、あるいは店外の人たちへ呼びかけるためのPOPです。わかりやすい例としては、ポスターやのぼりなどが挙げられます。いずれも店外の人に向けて掲示しておくことで、そのお店がどんなことをしているのか、メッセージを伝えやすくなります。開催中のイベントやキャンペーンを伝える上でも重要な存在です。
POPを設置するメリット
POPを設置することで、主に以下の2つのメリットを期待できます。
商品やサービスの魅力を端的に伝えられる
POPは商品やサービスの魅力を端的に伝える上で非常に重要な存在です。スタッフにどんな商品か尋ねなくとも、どんなところがアピールポイントなのかをPOPにまとめていれば、それだけで案内が完結します。POPを使って商品への理解を深め、機会損失を防ぐことができるでしょう。
購買意欲を高められる
購買意欲を高める上でも、POPは重要な役割を果たします。売れ筋商品を紹介したり、セール中の商品の近くにPOPを設置したりすることで、手にとって欲しい商品の認知を店内で高め、購買に繋げることができるからです。せっかく来店してくれた潜在顧客に、顧客となってもらうためにも有効な方法と言えるでしょう。
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POPの作り方・基本手順
POPの作り方は以下の3つのステップに則ることが基本です。それぞれの手順について解説します。
目的・ターゲットを設定する
POPを作る際には、まず目的やターゲットを定めましょう。具体的にどんな人にアピールするのか、アピールしたい相手にどうなってほしいのかがわからないと、何を伝えれば良いのかがわかりません。セールをアピールするためのPOPか、イベントへの参加を呼びかけるPOPか、1つのPOPにつき1つの目的を定めることがおすすめです。また、目的やターゲットを決めておくと、POPに統一感が出てブランド認知を損なわない点も強みと言えます。
キャッチコピーを決定する
目的やターゲットが固まったら、キャッチコピーを考えます。キャッチコピーは、その言葉通りキャッチーな文言とするのがポイント。あまりに長文だと印象的な体験を届けられないため、販売促進などに貢献できません。「半額」や「新入荷」など、できるだけ短い言葉で伝えたいことを伝えきるコピーを考えましょう。気の利いた言葉が思いつかない場合は、シンプルなメッセージでも構いません。
POPのデザインを制作する
伝えたいメッセージを決めた後は、実際にデザインを制作していきます。デザインにこだわることはとても重要ですが、これはPOPが感覚に訴えるタイプの販促物だから。色使いを派手にしてみたり、大きな文字を使って見逃さないようにしたりと、確実に伝えるためにはどうすれば良いか?ということを念頭に検討してみましょう。POPはデザインを施せるスペースも限られているので、あまりディテールにこだわりすぎないことも大切です。
POPデザインのコツ
POPのデザインを満足のいくものに仕上げる上では、以下の3つのポイントも意識してみましょう。
優先順位の高い情報を大きく配置する
POPデザインは多くの情報を詰め込みすぎてしまうと、かえって見づらくなってしまいます。何が書かれているのかが明確でないと、それを見た人にメッセージを理解してもらうことはできません。これを回避するために有効なのが、重要な情報を大きく配置する工夫です。伝えたい情報に関しては、サイズ比率を他の素材よりも大きく設定して配置することで、メッセージを伝えやすくなります。それ以外の素材については、できるだけ大きさを揃えて目立たないように配置しましょう。
写真・イラストを活用する
文字だけではインパクトに欠ける場合、写真やイラストも活用しましょう。写真やイラストは文字よりも印象的な体験を与えることができるため、POPのような販促物作成においては非常に有効です。また、複雑で文字にするとややこしくなる情報を伝えたい場合にも、写真やイラストを使うことで端的に伝えることができます。POPに使えそうな写真素材やイラストは、あらかじめ用意しておきましょう。
余白を意識する
POPは全ての余白を埋める必要はなく、むしろある程度確保しておくのがおすすめです。あまりに情報が多すぎてしまうと、素材のサイズでメリハリをつけても、やはり煩雑な印象を受け手に与えてしまいます。POP作成の際にはある程度余白を意識し、メッセージが見やすいよう配慮しましょう。余白を残すためにテキストや画像の大きさを調節したり、フォントを工夫して余白が生まれやすいようにしたりと、見やすくなるように加工してみることが大切です。
POPの効果を重視するならプロにデザインを依頼しよう
「POPづくりが上手くいかない」、「設置してみたものの、あまり成果が感じられない」という場合、自社制作ではなく印刷会社やデザイン会社などといったプロの専門会社への依頼に切り替えるのもおすすめです。POPづくりを専門会社に任せることで、質の高いPOPを自社のリソースを圧迫することなく用意することができます。いくつかのパターンを制作すれば、長期的に活躍してくれるでしょう。
印刷費用の相場
つづいては、印刷を外注した際にかかる費用相場をより詳しくご紹介します。
種類 | 相場 | 備考 |
チラシ | 1~3万円程度 | ※A4、片面カラー、1営業日、5,000部、光沢紙の場合 |
封筒 | 5,000円〜 | ※長3、オフセット印刷、500枚の場合 |
名刺 | 600円~ | ※片面、モノクロ、100枚の場合 |
パンフレット | 2万5,000円〜 | ※A4、両面カラー、8ページ、 100部、光沢紙の場合 |
冊子 | 3万円~ | ※A4、フルカラー、20ページの冊子100部の場合 |
印刷の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】印刷でお悩みならアイミツへ
この記事では、POP作りの主な手順や、POP作りの際に覚えておきたいポイントについて解説しました。POPは大小さまざまな種類がありますが、どのタイプも作成にはデザインスキルが求められます。POP作成に難航している場合、印刷会社やデザイン会社などといった外部の専門会社に委託すると安心でしょう。
アイミツでは、そんなPOP作成を頼める会社をあなたのニーズに合わせて紹介しています。POPづくりにお悩みの際は、お気軽にご相談ください。
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