おしゃれなパンフレットをデザインしよう!注意点や料金を抑えるコツも紹介【2024年最新版】
おしゃれなパンフレットを作成するには余白の使い方や配色など、デザインのポイントを押さえておく必要があります。また、参考になりそうな他社の事例を確認しておくことも重要です。
この記事ではおしゃれなパンフレットを作成するためのポイントを解説するほか、パンフレットデザインの料金を抑えるコツもご紹介します。
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おしゃれでわかりやすパンフレットをデザインする10のポイント
おしゃれなパンフレットやリーフレットを作成するには、デザインのスキルが求められます。また、パンフレットは商品やサービスを宣伝するためのツールです。ただ単におしゃれなデザインを採用するだけでは、パンフレットとしての役割を果たせない可能性があります。
わかりやすいパンフレットを作成するには、情報を整理して読み手の目線でレイアウトを検討しなければなりません。おしゃれでわかりやすいパンフレットをデザインするためのポイントをご紹介しましょう。
その1:パンフレットを作成する目的とターゲットを整理する
パンフレットの役割は、商品やサービスを紹介することです。製品紹介や会社案内など、パンフレット作成の目的を明確にしておく必要があります。目的・ターゲットによって、適切なパンフレットの内容やデザインも変化します。
新規顧客をターゲットにしたパンフレットでは、自社の主力商品のコンセプトや具体的な使用方法などを紹介するとよいでしょう。使用イメージやメリットが伝われば商品に興味を持ってもらえる可能性があります。
その2:他社のパンフレットを調査・分析しておく
パンフレットの作成に取りかかる前に、他社のパンフレットを調査しておくことも重要なポイントです。他社の事例をチェックして掲載している情報やデザインを確認しましょう。複数の会社のパンフレットを分析すれば、他社の訴求点や商品の見せ方を把握できるでしょう。
見込み客は複数の会社のパンフレットを比較して、商品の購入を検討することもあります。他社と似通ったパンフレットは見込み客の印象に残りにくいため、分析結果をもとに差別化を図りましょう。
その3:情報はグループ化する
パンフレットに記載する情報は、内容ごとにグループ化しましょう。情報が整理されていないパンフレットは、目にした人を混乱させてしまいます。訴求点が正確に伝わらず、商品の魅力を理解してもらえないことも。同じページ内に複数の情報を記載する場合は、内容ごとにまとめて記載しましょう。
情報を上手く整理するには、レイアウトを工夫する必要があります。ページや見開きごとに情報を区切るなどして、一目で情報のグループがわかるようにそれぞれの要素を配置しましょう。
その4:配色ルールに則ってデザインする
配色はおしゃれなパンフレットを作成する上で、外せないポイントの1つです。パンフレットに使用する色の種類が多すぎるとデザインにまとまりがなくなってしまいます。
使用する色をベースカラーとサブカラー、アクセントカラーの3種類に絞ると、デザインとしてまとめやすくなるでしょう。各色を使用する比率は、ベースカラーが70%、サブカラー25%、アクセントカラー5%が目安です。配色の基本的なルールを意識しながらデザインを検討しましょう。
その5:素材のテイストをバラバラにしない
おしゃれなパンフレットに仕上げるために、画像などの素材選びにも気を配りましょう。テイストがバラバラな素材を使用してしまうと、デザインの統一感が失われてしまいます。デザインに統一感を持たせるには、パンフレットに掲載する写真やイラストのテイストを揃えることが大切です。また、使用する素材が自社の商品やブランドイメージにマッチしているかどうかも考慮しながら素材を選びましょう。
その6:写真はクオリティにこだわる
パンフレットに写真を掲載すれば、ターゲットに商品のディテールや使用イメージを伝えられます。一方で、パンフレットに掲載する写真次第で、見込み客の商品に対するイメージも大きく変化します。クオリティの低い写真を使用してしまうと、自社のイメージを損ねてしまう可能性も。
パンフレットに写真を使用するのであれば、クオリティにこだわりましょう。自社で撮影が難しい場合は、無理せずプロに撮影を任せたほうがよいでしょう。
その7:余白をためらわずに設ける
パンフレットの余白を減らせば、より多くの情報を掲載できます。しかし、余白の少ないパンフレットは、見た人に窮屈な印象を与えてしまうことも。また、読みづらいレイアウトになってしまい、商品の魅力が上手く伝わらない可能性があります。
おしゃれなパンフレットを作成するには、余白の使い方も重要です。適度に余白を入れるとシンプルなデザインになるため、読みやすさも向上します。重要な情報の周りに余白を設けると、情報を際立たせることもできます。
その8:ストーリーのあるレイアウトにする
情報を伝える順序を工夫すると、パンフレットを読んだ人の自社商品に対する理解度を高められます。パンフレットを作成する際は、内容がわかりやすいように順序立てて説明するよう心がけましょう。パンフレットデザインにストーリーのあるレイアウトを採用すれば、情報をわかりやすく伝えられます。特に商品の歴史や使用手順などを説明するときには、レイアウトにストーリーを持たせることで流れを理解しやすくなるでしょう。
その9:フォント選びを適切に行う
フォント選びもパンフレットデザインの重要なポイントです。よく用いられるフォントとして、明朝体とゴシック体が挙げられます。明朝体は高級感や信頼感を演出したいときに向いているフォントです。ゴシック体は親しみやすさやカジュアルな雰囲気を表現したいときによく使用されます。
ブランドイメージや紹介する商品に合わせてフォントを使い分けましょう。メインのフォントを決めて、強調したい箇所にサブのフォントを使用すると読みやすいパンフレットに仕上げられます。
その10:表紙の情報量が増えすぎないように注意する
ターゲットにパンフレットを読んでもらえるかどうかは、表紙のデザインにかかっています。表紙の情報量が多すぎると一目見ただけでは何のパンフレットなのかわからず、ターゲットに興味を持ってもらえないことも。
パンフレットの表紙には視覚的な訴求力のあるデザインを採用することが大切です。パンフレットの内容や商品の雰囲気を一瞬で伝えられるように表紙に記載する文字情報は、キャッチコピーを使用してコンパクトにまとめましょう。
おしゃれなだけはNG!パンフレットデザインの注意点
パンフレット制作では、デザイン以外にも注意すべき点があります。特に注意すべきポイントを2つご紹介しましょう。
著作権に違反していないか確認する
画像やデザイン素材は著作権によって保護されているため、原則として著作者に無断でパンフレットに使用することはできません。フリー素材サイトで配布されている画像であっても、クレジットの表記が必要な場合や商用利用が許可されていない場合もあります。著作権を侵害すると訴訟問題に発展してしまう恐れもあります。
素材の提供元の利用規約を必ず確認しておきましょう。オリジナルのイラストをクリエイターに発注する場合も、利用可能な範囲を確認しておくことが重要です。
サイズ選びにもこだわる
パンフレットの仕上がりサイズは、目的に合わせて決める必要があります。一般的なパンフレットではA4サイズの冊子を採用するケースが多いです。A4サイズはパンフレットのなかでも比較的大きなサイズに分類されます。紙面が広いのでさまざまな用途・デザインに対応できる点がA4サイズの利点といえるでしょう。
手渡しやDMでの配布を想定している場合は、A5やB6などのより小さなサイズを選択するのもよいでしょう。
パンフレットデザインにかかる料金を抑えるコツ
パンフレットデザインのコストを抑えたいと考えている方も多いのではないでしょうか。デザインの料金を抑えるコツをご紹介しましょう。
テンプレートを活用する
印刷会社によっては、パンフレット用のテンプレートを配布している場合もあります。テンプレートを活用してパンフレットデザインを自作すれば、料金を抑えられるでしょう。また、テンプレートベースのデザインソフトを利用して、コストを節約する方法もあります。デザインソフトのなかには無料で利用できる製品もあるので、テンプレートを利用してデザインを自作すれば費用を節約できます。
素材を用意しておく
パンフレットに使用する素材を自社で用意しておくこともデザインの料金を抑えるコツです。パンフレットに掲載する写真や画像、文章など、作成する素材の数が多くなるほど、コストがかかります。準備できる素材は外注せずに自社で用意するとよいでしょう。
ただし、パンフレットの素材はクオリティを重視すべきです。クオリティに不安がある場合は無理に自作しようとせず、プロに外注することをおすすめします。
ラフ案を作っておく
パンフレットデザインの費用を抑えたいのであれば、ラフ案を用意しておきましょう。発注先にもよりますが、デザインの修正回数に制限が設けられている場合もあります。修正回数をオーバーすると追加料金が発生するため、デザイン制作のコストも増加します。ラフ案を用意しておけば、作成したいパンフレットのイメージを発注先と共有できるので、大幅な修正が必要になるリスクを低減できるでしょう。
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テンプレートを活用してパンフレットをデザインできるサービス3選
パンフレットデザインを自作したい方のために、テンプレートでデザインを作成できるサービスを3つご紹介しましょう。
4-1.Canva
Canvaは、Webブラウザで利用できるデザイン制作ツールです。スライドや動画、印刷物など、さまざまなデザイン用のテンプレートが用意されています。機能に制限はありますが、無料利用も可能です。
パンフレット用のデザインテンプレートも提供しており、企業向けのパンフレットはもちろん、大学や医療機関向けのテンプレートも用意。テンプレートのクオリティも高いので、おしゃれなデザインを作成できるサービスを探している方におすすめです。
4-2.ASOBOAD
ASOBOADでは、印刷物や広告のデザイン制作サービスを提供しています。リーフレットやパンフレット用のテンプレートを無料で提供。テンプレートはパワーポイント用のファイルで配布しているので、デザインソフトがなくても編集できます。使い慣れたオフィスソフトで編集できるので、デザインソフトの利用経験がない方でもデザインを自作できるでしょう。手軽にデザインを作成したい方におすすめのサービスです。
4-3.ラクスル
印刷通販サービスを提供しているラクスルでは、印刷物向けの無料テンプレートを提供しています。パンフレット用のテンプレートは、B6からA4まで幅広いサイズを用意。また、同じサイズでも折り方別にテンプレートが用意されているので、目的に応じたテンプレートを見つけられるでしょう。
封筒やカレンダーなど、ほかの印刷物用のテンプレートも豊富なので、パンフレット以外のデザインも自作しようと考えている方におすすめのサービスです。
パンフレットデザインを依頼する会社の選び方
パンフレットデザインを依頼する会社を選ぶ際は、実績や得意分野、担当者の対応をチェックしておきましょう。
制作事例を確認する
印刷会社では過去の実績をWebサイトで公開しているケースも多いです。実績を確認すれば過去にどのようなパンフレットを作成しているのかチェックできます。実績を確認する際は、パンフレットのジャンルやデザインのテイストなどをチェックしましょう。
パンフレットデザインを外注する場合は、自社のニーズに対応できる会社を選ぶことが重要です。発注先の制作実績をしっかり確認しておきましょう。
得意分野を確認する
印刷会社によって得意分野に違いがあります。高品質なパンフレットの印刷を得意としている会社もあれば、低コストでの大量印刷を得意としている会社もあります。パンフレットの印刷を外注する際は、発注予定のパンフレットの数量や納期、求める品質などを考慮して発注先を比較することが大切です。自社のニーズと発注先の得意分野がマッチしているかどうか発注前に確認しておきましょう。
円滑にコミュニケーションが取れるか確認する
円滑にコミュニケーションを取れる担当者が在席しているかどうかも、発注先選びの重要なポイントです。印刷会社と適切にコミュニケーションを取らなければ、認識にズレが生じてしまうリスクがあります。自社の要望がしっかり伝わっていなければ、デザインの修正が必要になり、余分なコストがかかってしまうことも。
特に初めてパンフレットを発注する場合は、単に自社の要望に応えるだけではなく、用紙や加工方法などをプロの目線で提案してくれる会社を選んだほうがよいでしょう。
見積もり内容をきちんと確認する
見積もりの内容をきちんと確認することも重要です。無駄なコストは削減するべきですが、見積もりの金額が低ければ低いほどよいというわけでもありません。自社の要望が、見積もりにしっかり反映されているかどうか確認しましょう。
見積もりに不明瞭な点があると、あとになってトラブルに発展する可能性もあります。見積もりの内容に不明点がある場合は、正式に制作を依頼する前に発注先の担当者に詳細を確認しておきましょう。
印刷の費用相場
つづいては、印刷を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
種類 | 相場 | 備考 |
チラシ | 1万~3万円程度 | ※A4、片面カラー、1営業日、5,000部、光沢紙の場合 |
封筒 | 5,000円~ | ※長3、オフセット印刷、500枚の場合 |
名刺 | 600円~ | ※片面、モノクロ、100枚の場合 |
パンフレット | 2万5,000円~ | ※A4、両面カラー、8ページ、 100部、光沢紙の場合 |
冊子 | 3万円~ | ※A4、フルカラー、20ページの冊子100部の場合 |
印刷の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】パンフレットデザインはプロに任せよう
おしゃれなデザインのパンフレットを作成するためのポイントをご紹介しました。パンフレットデザインのクオリティにこだわるのであれば、プロに任せたほうがよいでしょう。
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