3Dプリンターの世界シェアを解説!日本メーカーや選び方も紹介【2024年最新版】
幅広い用途に活用できることから、年々注目度が高まっている3Dプリンター。今回はそんな3Dプリンターの世界シェアや市場規模の動向についてまとめました。また、日本メーカーに関する情報や産業用3Dプリンターの選び方など、事前に知っておくと役立つ情報をわかりやすく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
3Dプリンターの市場規模は拡大中
近年、さまざまな業界から注目を集めている3Dプリンターですが、市場規模は現在もなお、拡大中。3Dプリンターは造形の材料別に「樹脂3Dプリンター」と「金属3Dプリンター」の主に2種類に分類されていますが、ここでは樹脂3Dプリンターの市場規模について、現在および将来的な予測をご紹介しましょう。
- 樹脂3Dプリンターの市場規模と予測
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- 2020年度:680億円
- 2021年度:710億円
- 2022年度:750億円
- 2023年度:860億円
- 2024年度:990億円
- 2025年度:1,190億円
- 2026年度:1,430億円※
金属3Dプリンターも同様に右肩上がりの予想となっており、3Dプリンターの市場規模はまさに現在もなお、拡大している最中であることを示しています。
※ 出典:株式会社日本能率協会総合研究所 3Dプリンタの市場規模は?市場動向の調べ方を徹底解説!| 日本能率協会総合研究所(MDB) | 株式会社日本能率協会総合研究所 https://mdb-biz.jmar.co.jp/column/45
3Dプリンターの世界シェア|人気メーカー5選
3Dプリンターはさまざまなメーカーから販売されていますが、ここでは人気メーカーを5つピックアップしてご紹介します。各メーカーの特徴も合わせてまとめますので、違いを比較しながらチェックしてみましょう。
Stratasys
Stratasysは、1988年にFDM方式という技術に関する特許を取得するなど、創設者が世界初の3Dプリント技術の1つを発明したことで知られるアメリカのメーカーです。3Dプリンター領域においては世界でもトップレベルのシェアを誇り、業務用の中型・大型の機種を主に販売。価格帯は100万~5,000万円と幅広く取り揃えています。
EOS
ドイツに本社を置くEOSは、金属3Dプリンター分野において30年以上の実績を持つパイオニアであるとともに、現在も金属粉末3Dプリンターで世界トップレベルのシェアを誇っています。2017年には日本法人も設立されるなど日本での展開にも注力。主に大型機を取り扱っており、価格帯は3,000万円~です。
Markforged
アメリカに本社を構えるMarkforgedは、2013年設立と比較的新しい企業ですが、世界で唯一のカーボンファイバー素材で造形可能な3Dプリンターを取り扱っています。大型の機器はもちろん、卓上型の低価格なコンパクトタイプもリリースしているため、幅広いニーズをカバーできるのが特徴的です。
Concept-Laser
2000年に設立されたConcept-Laserは、発足直後より金属3Dプリンターの分野で世界でも有数のメーカーへと成長。その後、2016年12月にはGeneral Electricの傘下となりましたが、優れた品質と使いやすさ、再現性などを備えた3Dプリンターは現在もなお世界的に高い支持を集めています。
HP
1939年アメリカで開業したHPは現在、パソコンや一般的な2次元プリンターなどのメーカーとして世界的に知られていますが、3Dプリンターも積極的に展開しています。独自の3D造形方式により、性能・信頼性・生産性をバランスよく実現できることを強みとしており、日本全国に販売ネットワークを構築している点も特徴的です。
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3Dプリンターの日本メーカー3選
ここでは、3Dプリンターを提供する日本国内のメーカーを3つピックアップしてご紹介します。前述の海外メーカーとの違いを比較しながら、国内メーカーの特徴や強みをチェックしてみましょう。
ニコン
カメラメーカーとして知られるニコンは、自社の高度な光利用技術と精密制御技術を活用して手軽に導入できる金属3Dプリンターを提供しています。価格帯は3,000万円程度ととなっており、金属3Dプリンターとしてはリーズナブルで、コスト面がネックの企業におすすめです。
三菱重工工作機械
2015年に三菱重工から分社化した三菱重工工作機械は、高さ1m×横2.5mという国内最大クラスの大形部品造形に対応可能な3D金属プリンター「LAMDA」を提供しています。巨大な造形物を製作できるだけでなく、スピードも兼ね備えているのが特徴。また、金属積層の課題である造形中の酸化防止にも強い機種となっています。
キーエンス
自動制御機器や計測機器などの開発・製造販売を手掛けるキーエンスは、高精度と高靭性を実現した3Dプリンター「AGILISTAシリーズ」を手掛けています。国内で唯一のインクジェット方式を採用することで、高い精度での造形が可能に。試作製作などの開発シーンにおけるニーズを幅広くカバーします。
産業用3Dプリンターの選び方
一口に業務用3Dプリンターといっても、値段は数十万円から数千万円と幅広く、利用可能な素材、造形可能なサイズなど、仕様は千差万別です。そのため、自社に最適な産業用3Dプリンターを導入するには、以下のような流れでニーズを整理しながら固めておく必要があります。
1.主な用途を決める(試作、生産数の少ない部品の生産など)
2.造形サイズ(最大サイズまで考えておく)、求める精度、造形物の強度などの条件を固める
3.用途や条件にマッチする造形方式を選定する
4.造形物に用いる材料を決める
ここまで細かく自社のニーズを絞り込んだ上で、条件にマッチする機種を選ぶのがおすすめです。もちろん予算も重要ですから、まずは条件にマッチする機種の相場を把握し、予算オーバーしてしまう場合は条件を緩和するなど調整しながら機種選定を進めると良いでしょう。
印刷の費用相場
つづいては、印刷を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
種類 | 相場 | 備考 |
チラシ | 1~3万円程度 | ※A4、片面カラー、1営業日、5,000部、光沢紙の場合 |
封筒 | 5,000円~ | ※長3、オフセット印刷、500枚の場合 |
名刺 | 600円~ | ※片面、モノクロ、100枚の場合 |
パンフレット | 2万5,000円~ | ※A4、両面カラー、8ページ、 100部、光沢紙の場合 |
冊子 | 3万円~ | ※A4、フルカラー、20ページの冊子100部の場合 |
より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】3Dプリンターでお悩みの方はPRONIアイミツへ
さまざまな素材、サイズで自由に造形物を製作できる3Dプリンターは、今後も市場規模がさらに拡大していくと予想されています。とはいえ価格や機能性、使える材料などが千差万別であることから、自社のニーズにぴったりマッチした機種を探し出すのは簡単ではありません。
PRONIアイミツでは、多種多様な3Dプリンターに関する情報を取り揃えており、お客様のお悩みやご要望を踏まえて相性の良さそうな会社をご紹介できます。3Dプリンター選びの際にはぜひお気軽にご相談ください。
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