【2024年最新版】訂正シールの印刷におすすめの印刷会社6選

印刷物に誤植が発覚した際に刷り直すのには時間もコストも二重に発生します。修正対象の部分が限定的なのであれば再印刷ではなく訂正シールで対応するのが現実的ですが、「訂正シールをどのように作ればいいのかわからない」という方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、訂正シールを使うべき理由や作り方などの解説とあわせて、訂正シールの印刷におすすめの印刷会社を紹介します。

訂正シールとは、印刷物に誤植や変更が生じたときの修正に用いられるシールのことです。訂正に特化しているため隠蔽性のある素材・粘着剤が使われるのが一般的で、貼付後に訂正前の内容が透けて見えてしまうことを防ぎます。しかし、グレーの糊を使用するため、シールが白色であっても真っ白にならない点には注意が必要です。
訂正シールの代表的な使用場面としては、価格変更や住所変更、電話番号変更などのほか、カタログやパンフレットの誤植訂正があげられます。

訂正シールは専用の用紙・糊で作られるのが一般的で、通常のシールとは「透けにくさ」の部分に大きな違いがあります。一般的なシール用紙では下地の文字が透けてしまいますが、訂正シールならそうした心配は不要です。訂正シールはカットラインを自由に設定でき、訂正対象部分に合ったサイズに仕上げられるため、修正事項が発生した際に見栄えを追求するのであれば訂正シールを使うべきでしょう。
しかし、訂正シールを作るには印刷データの制作が必要なだけでなくコストも発生します。完成した訂正シールは1枚ずつ手作業で貼りつけることになるため、場合によっては再印刷ほうがコストパフォーマンスに優れている可能性も考えられます。訂正シールを用いるべきか否かは検討が必要です。

訂正シールを作る方法は「自作」と「印刷会社への依頼」に分かれます。ここからは、それぞれの方法のメリット・デメリットについて解説します。

自身で訂正シールを作る場合は、ExcelやWordで作成したデータをシール用紙に印刷します。訂正対象となる印刷物に倣ってフォントやサイズを決定し、同一の内容を用紙サイズいっぱいに記入して印刷・カットするのが基本的な作成方法です。
自作はコストを抑えられるメリットがありますが、カットが必要な場合は手間・時間がかかると考えられます。また、文字サイズを誤ると手作り感が出てしまう点にも注意が必要でしょう。

印刷会社に依頼するのも、訂正シールを作る方法です。訂正シール印刷に対応している会社を探し、デザインを用意したら枚数を指定して依頼します。入稿データの内容・サイズに合わせたラベル作成に対応していることが多く、フルカラーや変形の相談も可能です。対象の印刷物を確認した上で色合わせが可能な会社もあり、修正部分が目立ちにくくなるというメリットがあります。コストはかかりますが、自作と比べると手間・品質の面が魅力といえます。

訂正シールは自作も可能ですが、質にこだわるのなら印刷会社への依頼がベストだと言えます。印刷会社へ依頼した場合は用紙・糊ともに専用のものを使って訂正シールを作ることができるので、自作と比較するとその品質の違いは明らかでしょう。任意のサイズでの切り抜きが可能なため、自作のように手作り感が出てしまうこともありません。また、印刷会社は短納期に対応している会社も多いので、急ぎで訂正シールが必要になったときにも心強いはずです。訂正対象が大切な顧客・取引先などへ配布するカタログやパンフレットの場合は、プロの技術を積極的に活用することをおすすめします。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数ある印刷会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

ここからは、訂正シールの印刷を格安で依頼できる印刷会社を紹介していきます。予算が限られている場合にも頼りになる存在となるでしょう。

続いては、クオリティにこだわって訂正シールを作りたいという方に特におすすめの実績豊富な印刷会社を紹介します。

訂正シールの用紙の必須条件は「透けないこと」で、アート紙やマット紙、上質紙、ミラーコート紙などが用いられるのが一般的です。ここでは、訂正シールを作るときにおすすめの用紙を紹介します。

・アート紙
やや光沢のある紙質で鮮やかさが求められる場合にに適しています。
・マット紙
しっとりした紙質でアート紙と比べる光沢感が控えめです。
・上質紙
コピー用紙に似た紙質で鉛筆での筆記も可能です。
・ミラーコート紙
鏡面仕上げによる強い光沢感が特徴の用紙でアート紙と並ぶ人気があります。
・スーパーキャスト紙
アート紙よりも強い光沢感があり水性・油性ペンでの筆記も可能です。
・白PET素材
白地でPET（ポリエステル）素材、耐水性があるのが特徴です。ツルツル滑らかな感触で屋内、屋外どちらでも使用できます。

訂正シールは貼付までが完了してはじめて意味をもつものです。印刷会社に訂正シールの作成を依頼しても、貼付作業にミスがあれば印刷物の質を下げる結果になることも十分に考えられます。そうした事態を防ぐためにも、事前に失敗せずに訂正シールを貼付する方法を覚えておくとよいでしょう。

・貼り付け面を綺麗にする
訂正シールを貼る部分に埃や小さなごみ、油分などが付着していないか確認して必要に応じて取り除きます。

・位置決めは正確に
訂正シールのサイズが小さい場合はピンセットを用いて、サイズが大きい場合は1/3ほどシールを剥がして台紙をおりまっげて貼付する位置を決めます。

印刷会社を選ぶポイントを2つご紹介します。

・さまざまな種類の用紙に対応できるか
印刷物の種類は非常に多く、さらに紙質においても、つやのあるコート紙や、反射を防ぐマット紙のほか、透かし模様などが入った特殊な紙など実に多彩です。沢山の紙が扱えるということは、面取りを多く（紙の数を少なく）することにも繋がります。価格にも反映されるため重要なポイントです。

・印刷技術だけでなく製版技術にも注目する
印刷は4色のインクを掛け合わせて色合いを調節します。このため商材と全く同じ色を出すには優れた技術が必要です。「この商品だけ赤みを抑えたい」というとき、その調整は製版作業で行います。印刷技術はもちろん、製版技術も確かめたうえで会社選定を行いましょう。

さまざまな特徴を持つ印刷会社が増えており、前述したポイントだけでは会社を決められない場合もあるでしょう。会社選びでお悩みの際は、ぜひアイミツへご相談ください。

訂正シール印刷の費用相場は以下のとおりです。（10～300枚以下、上質紙シール・モノクロを想定）

これらはあくまでも費用の目安であり、訂正シールの大きさや使用する素材、印刷色数などに応じて料金は変動します。より正確な費用を知りたい場合は、見積もりを依頼するとよいでしょう。

訂正シールについて解説するとともに、訂正シールの印刷におすすめの印刷会社を紹介してきました。訂正シールは隠蔽性のある素材・粘着剤を用いて下地の文字が透けない工夫が施されています。ExcelやWordを使えば自作も可能ですが、どうしても手作り感が出てしまうのも事実です。手作り感を抑えて違和感のない訂正を叶えたいのなら、印刷会社への依頼を検討すべきでしょう。
「アイミツ」ではご要望を伺った上で、条件に合う印刷会社を無料で複数社ご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。