格安でおすすめのトランクルーム11選！費用を抑えるためのポイントまで解説【2024年最新版】

オフィスが狭くて備品や書類の置き場所がない、在庫を探すたびに時間がかかり本来の仕事が捗らないとお悩みの法人担当者の皆さま、トランクルームが解決策となるかもしれません。しかし、価格は抑えて格安で利用できるトランクルームが望ましいでしょう。そこでこの記事では、そもそもトランクルームとは何か、そのメリット・デメリットを理解し、月額1万円以下で利用できるおすすめの格安トランクルームを日本最大級の発注プラットフォーム「アイミツ」が11社ご紹介します。

トランクルームとは、不動産会社や物流サービス企業が運営しているレンタル収納スペースのこと。英語では「Self-Storage」と呼ばれ、面積や設備に応じた賃料と引き換えに、家具やOA機器、書類、資材などを保管するスペースの使用権が与えられます。災害や緊急時のBCP対策に取り組む企業や、テレワークを推進する企業が増加する中でトランクルーム市場は急激に拡大しており、2021年には年間約670億円規模に。2026年には1,000億円以上に達すると予測されています。そうした背景から運営会社間での競争も激化し、近年では段ボール箱単位で契約できる低価格・小規模のトランクルームや、オンラインから入庫の申し込みができるサービスも増えてきました。

トランクルームには種類があり、それぞれ特徴や利用シーンが異なります。正しい種類のトランクルームを選ぶことで、効率的に荷物を保管できますが、選択を誤ると思わぬ不便やコストが必要です。そこで、トランクルームの種類とその特徴を紹介します。

屋内型トランクルームは、建物内に設置された個別の保管スペースです。温度や湿度が一定に保たれるため、家具や衣類、書類などの保管に適しています。また、屋内型は雨風から荷物を守ることができる点も大きなメリットです。多くの屋内型トランクルームは、セキュリティが厳重に管理されており、入退室の際にはICカードや暗証番号を使ったシステムが導入されています。料金は屋外型に比べてやや高めですが、品質や安全性を重視する場合にはおすすめです。

屋外型トランクルームは、コンテナやガレージタイプの保管スペースで、屋外に設置されています。このタイプは屋内型に比べて料金がリーズナブルで、大型の荷物や車両、機械類などの保管に適しています。また、駐車場や駐輪場が利用できることが多く、出し入れが簡単です。一方、天候の影響を受けやすいため、防水・防湿対策が必要な荷物には向いていない場合があります。また、セキュリティは屋内型ほど厳重ではないことがあるため、その点も注意が必要です。

宅配型トランクルームは、保管場所と利用者の間で荷物の運搬を行ってくれるサービスです。利用者は自宅やオフィスにいながら、荷物の出し入れが可能で、運搬や保管にかかる手間が大幅に削減されます。また、宅配型は空間を借りるのではなく、荷物の量に応じて料金が設定されるため、無駄なコストがかからない点が魅力です。ただし、急な荷物の出し入れが難しい場合もあり、利用シーンによっては不便さを感じることがあるかもしれません。

ここからは、法人がトランクルームを利用するメリットについて解説していきます。

何より大きなメリットは、オフィスや事務所の限られたスペースを有効活用できるようになる点です。トランクルームを借りれば、それまで在庫や資材の保管場所となっていたスペースをスタッフの座席やミーティングルームとして利用できます。加えて、トランクルームの中にはバイクや社用車用のガレージを備えている物件も。使い方次第では省スペース化とあわせて駐車場代などの節約にもつながるでしょう。

業務効率の向上が期待できるというのも、トランクルームを利用するメリットです。多くのトランクルームには収納用ラックのほか、荷物運搬用のエレベーターや台車が用意されており、基本的に24時間365日入室が可能。在庫や備品を効率的に管理しつつ、出荷・配送業務の拠点としても利用できます。上手く活用すれば、狭いオフィス内で在庫を探し回ることや、伝票出力・梱包作業で右往左往することがなくなり、おのずと生産性向上につながるはずです。

大切な備品や在庫を安心・安全に管理できるのも、トランクルームの見逃せないメリットの1つです。たとえば、業界トップクラスのシェアを持つある会社のトランクルームでは、全館に防犯カメラが設置されているほか、セキュリティカードと暗証番号による解錠システムを完備。さらに大手警備会社と提携し、全店舗に管理担当のスタッフが常駐しています。
また、災害・緊急時のBCPにおけるリスク分散対策の一環として、トランクルームを利用している企業も少なくありません。

従来の物流倉庫や営業倉庫では、利用にあたって倉庫会社や運送会社と寄託契約を締結する必要があり、契約後は委託費や出庫日、検品にともなう作業費が発生します。一方トランクルームは、マンションやアパートと同様の賃貸借契約となるため、賃料以外の費用が発生しないサービスが大半です。加えて、急激な市場拡大にともない価格競争が進んでおり、1帖未満の小規模トランクルームなら千代田区・中央区といった都心であっても月額数千円ほどで借りることができます。

営業倉庫・物流倉庫のほとんどは短くて1年、おおむね2～3年の契約期間が定められているのに対して、トランクルームの多くは短期間での契約が可能です。オフィスや事務所の移転にともない、一時的に荷物を保管しておきたいような場合には非常に適しています。中には1ヵ月間から利用できるトランクルームもあるようです。

低料金で利用でき、オフィスの省スペース化や業務効率化にも効果を発揮するトランクルームですが、利用にあたってはいくつかの制限があるので注意しましょう。

レンタル収納スペースとしてのトランクルームは賃貸借契約です。運営会社によっては荷物の運搬・搬入を補助するサービスが用意されていますが、基本的に場所の貸し借りのみの契約となるため、在庫の確認や備品を出し入れしたりする際は、利用者が現地に赴かなくてはなりません。アクセスの悪い物件や遠隔地の物件を借りてしまうと、交通費や移動時間の負担が増してしまうので注意が必要です。

トランクルームは不動産会社が買い取った物件をリノベーションしたものや、空き地にコンテナが設置されているものが多く、ほとんどの物件に食品や薬品の保管に必要な冷蔵・冷凍設備はありません。また、物流倉庫と比べるとスペースも狭く、大規模なトランクルームでも10帖ほど。大きな資材や機械類の保管場所としても適しているとは言えないのが事実です。
加えて、現金や有価証券や貴重品の入庫は、ほとんどトランクルームで禁止されています。こうした物品の保管場所を探している場合はトランクルームではなく、物流倉庫や金融機関のサービスを検討しましょう。

トランクルームを利用する際、費用面が気になる方も多いでしょう。そこで、コストを抑えつつ、品質やセキュリティも確保できるトランクルーム選びのポイントを紹介します。適したトランクルームを選ぶことで、業務効率の向上とコスト削減が可能です。

屋外型トランクルームは、屋内型に比べて建物やエアコンなどの設備コストが抑えられるため、運営コストが低く、利用料金も安くなります。また、駐車場が広く設けられていることが多く、車でのアクセスもしやすいので、荷物の出し入れが楽になる点も魅力です。ただし、屋外型は天候や温度変化に左右されやすいため、保管物の種類には注意が必要です。さらに、防犯面での不安がある場合も、セキュリティ対策が整っているか確認しておきましょう。

都心部に比べ、郊外にあるトランクルームは家賃や土地価格が低いため、利用料金も安くなります。また、郊外では敷地面積が広いことが多いので、広々としたトランクルームが確保できることが一般的です。さらに、郊外のトランクルームは競合が少ないため、割引キャンペーンなども頻繁に行われることがあります。ただし、アクセス面で不便に感じることがあるため、頻繁に荷物の出し入れが必要な場合は、立地条件を慎重に検討する必要があります。

トランクルームの利用料金は、建物の階数によっても変わります。一般的には、1階のトランクルームが最も高く、階数が上がるごとに料金が下がります。そのため、費用を抑えるためには2階以上のトランクルームを選択することがおすすめです。ただし、エレベーターがない場合は荷物の運搬が大変になるため、利便性とコストのバランスを見極めることが重要です。また、高い階にあるトランクルームは、防犯面でも有利になるため、安心して利用できます。

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ここからは、格安トランクルームを運営している会社を紹介していきます。それぞれの料金や設備、サービスを詳しく見ていきましょう。

トランクルームを利用する法人担当者の場合、特に価格を抑えることが求められることがありますが、単に安いだけのトランクルームを選ぶと、品質やセキュリティ面で問題が発生することがあります。そこで、トランクルームを選ぶために重要なポイントを紹介します。

トランクルームは、料金面をしっかりと比較検討することが重要な選び方です。格安で利用できるトランクルームを見つけるためには、初期費用や月額料金、割引キャンペーンの有無などをチェックしましょう。また、契約期間によっては違約金が発生する場合があるため、その点も確認しておくことが重要です。さらに、利用料金以外にも保険料や鍵の交換費用など、隠れたコストも把握しておくことをおすすめします。

立地条件もトランクルームの選び方で重要なポイントです。アクセスしやすい場所にあるトランクルームを選ぶことで、荷物の出し入れがスムーズに行え、時間を節約できます。また、駐車場や駐輪場が完備されているかどうかもチェックしましょう。さらに、周辺にコンビニやカフェなどの便利施設があると、利用者にとってストレスが軽減されるでしょう。郊外にあるトランクルームも、料金面で有利な場合がありますので、検討してみる価値があります。

トランクルームを選ぶ際には、環境設備も重要なポイントです。例えば、屋内型トランクルームの場合、温度や湿度の調整ができる設備が整っているかどうかがポイントとなります。これは、保管する荷物の品質を保つために重要な要素です。また、トランクルーム内に防水・防災対策がされているか、運搬用のカートやエレベーターが利用できるかどうかも確認しておくと良いでしょう。さらに、照明や換気設備が適切に設置されているかなど、使用時の快適さも考慮すると選択の幅が広がります。

トランクルームの利用では、セキュリティ面も意識しましょう。選ぶトランクルームは、24時間監視カメラが設置されているか、入退室時に個別のIDやカードが必要かどうかなど、セキュリティ対策が万全であることが重要です。また、火災や盗難などのトラブルに備えて、保険に加入しているかどうかも重要なチェックポイントです。加えて、トランクルーム内での犯罪や事故の履歴がないかを確認することも大切だといえます。

トランクルームの料金相場は、主に利用するトランクルームのタイプやスペースの大きさによって異なります。屋外型トランクルームの場合、一般的な相場は0.5畳で月額2,000～8,000円程度です。一方、屋内型トランクルームは、安全性や設備が充実しているため、0.5畳で月額3,000～8,000円程度と、やや高めの設定となります。
また、月額費用だけでなく、初期費用も考慮する必要があります。初期費用には、入会金、敷金、保証金などが含まれることが多く、トランクルームの運営会社によっても異なります。一部のトランクルームでは初期費用が無料の場合や割引を実施している場合もあるため、事前に料金を確認しておくと良いでしょう。

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トランクルームの料金相場・初期費用を解説

今回はトランクルームを利用するメリット・デメリットとあわせて、格安料金で利用できるトランクルームを運営する会社を紹介しました。
トランクルームはオフィスのスペースの有効活用、在庫・備品の保管場所として非常に役立つサービスです。オフィスからアクセスのよい場所にあるトランクルームが利用できれば、管理も効率的に行えるでしょう。
なお、「アイミツ」ではトランクルームに関するご相談を無料で承っています。「各社の違いがわからない」「自社に合うトランクルームを教えてほしい」といった方は、お気軽にお問い合わせください。あなたのご予算やご要望をうかがった上で、おすすめできる複数の会社を提案します。