- 課題
- 鉄鋼業界A社様では、経営理念および行動指針の刷新に伴い、教育体系の見直しを実施していた。50代社員において、キャリア教育を受けてきていないため、自分で自身のキャリアを築いていくというキャリア自律の意識が高くなく、これからの仕事やキャリアの展望を描けていない状態であった。また、65歳以降の人生設計が見えておらず、在職中及び、その後の人生を自分のためにどうするか、を考えられている社員が少ない。
- 解決
- 上記課題を踏まえ、人生100年時代の到来とともに、仕事人生も長くなるという環境認識ができ、自分のキャリアは自分で創っていく
心構えが育ち始める、会社での仕事以外にも、「もう一人の自分」を探るヒントが見つかり、卒業後への準備にも関心が向き始めていることを目的に、50代は仕事の総決算と位置づけ、「生き生きと前向きに仕事に取り組む」ためのきっかけを作るという方向性で研修を企画することを決定した。
- 効果
- すべての受講生に対して将来の自分を考えるきっかけを与えることができた。
将来の自分を今の内から考えておくことの重要性に気づいた点や、仕事だけでなく「もう一人の自分」について考えることで、生き生きと働くことにつながることに気づいたというコメントが多く見られた。