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3Dプリンターの値段はいくら?造形方式別に相場を解説!【2024年最新版】

更新日:2024.01.24

3Dプリンターは開発や試作、製品の制作にいたるまで幅広い用途で活用できるものの「値段がいくらかかるのかよく知らない」という方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は「3Dプリンターの値段」をテーマに、導入費用の内訳、造形方式別の費用相場などをまとめるとともに、コストを抑えて3Dプリントを活用する方法も合わせてご紹介します。

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3Dプリンターの値段はどう決まる?

3Dプリンターの導入時には、機器の購入費用だけでなくソフトウェア費用や保守費用、設備費、材料費などのコストがかかります。ここからは、それぞれの費用の概要について解説していきます。

初期費用

初期費用は3Dプリンター本体の費用だけでなく、3Dデータの作成に必要なソフトウェア費用も含めて考える必要があります。本体は数万~30万円程度の個人向け低価格3Dプリンターから、150万~1,000万円超の産業用プリンターまで幅広い価格帯の製品が存在しています。

保守費用

保守費用は3Dプリンター本体や3Dデータ制作ソフトウェアなどの年間保守料金のことで、材料費や設備費とは別のランニングコストに含まれます。普通のプリンターとは異なり、場合によっては年間保守料金が数百万円規模になることもあるので、事前に確認した上で予算を考えておく必要があります。

設備費

設備費には、3Dプリンターを設置する場所代や空調設備、洗浄装置(後処理用機器)などが含まれます。3Dプリンターの中には本体が大きな製品もあるため、設置スペースの確保に必要なコストも想定しなければなりません。また、洗浄装置は本体の購入時に付属しているケースもあります。

材料費

3Dプリンターを用いて造形を実施する際には、当然ながら材料が必要です。フィラメントや石膏などが代表的ですが、種類や機能によって材料の価格は異なります。また、造形物を支えるサポート材の費用も材料費に含まれます。複雑な造形物に用いる材料ほど高額になる傾向にあるので、覚えておくとよいでしょう。

造形方式別に見る3Dプリンターの費用相場

3Dプリンターでは元データから一層ずつ材料を積層して造形物を制作しますが、造形方式には複数の種類があり、それによって3Dプリンター本体の値段も変わります。ここからは、造形方式別の3Dプリンターの費用相場について解説します。

造形方式別にみる3Dプリンターの費用相場
造形方式 相場
FDM方式 10万~7,000万円
光造形方式 60万~3,000万円
粉末焼結方式(SLS法) 1,000万~7,000万円
粉末固着式 300万~2,000万円
マテリアルジェッティング方式(インクジェット方式) 300万~7,000万円

FDM方式

フィラメントを熱で溶かした上でノズルから押し出して積層・固化する方式のことで、数ある造形方式の中でも特に多く採用されています。家庭用・ホビー用の3Dプリンターで用いられているのが特徴で、製造業の試作品製作にも活用されています。安価な家庭用製品は2万〜数十万円ほどで販売されている製品が多く、中には5万円以下の機種も。ただし、価格はスペックによって変動し、業務用の量産対応型やハイスペックな機種になると数千万円規模になることも珍しくありません。

光造形方式

光硬化性樹脂という液体の材料にレーザーを照射して積層・造形していく方式で、なめらかな形状や複雑な形状に対応できるメリットがあります。FDM方式と並ぶ安価な造形方式で、もっとも安いクラスは50万円前後で購入可能です。しかし、業務用のハイエンド機は価格が3,000万円規模となるため、用途や求める機能によって価格帯が大きく変わります。また、本体だけでなく洗浄・二次硬化に必要な後処理用機器や空調設備の導入も重要な造形方式なので注意しましょう。

粉末焼結方式(SLS法)

粉末の材料にレーザーを照射し焼結させて造形する方式のことです。強度に優れた造形物が作れることやサポート材が不要というメリットがありますが、本体がかなり大きいためスペースの確保が欠かせません。強度が重要視される金属加工に用いられる金属3Dプリンターとしても知られており、価格は以前よりは下がったものの最安クラスであっても1,000万円からと高額です。

粉末固着式

粉末の材料と接着剤を交互に吹き付けながら積層・造形していく方式です。主な材料は石膏ですが、砂糖やプラスチックの粉末を使用できる製品も登場しており、フルカラー印刷が可能なことが多い傾向にあります。材料費の安さや造形スピードなどから試作の製作にも人気の方式ですが、造形サイズやスピード、機能などによって価格は300万〜数千万円まで大きく変動します。

マテリアルジェッティング方式(インクジェット方式)

液状の樹脂や接着剤の噴射後に、紫外線照射や加熱、冷却によって造形物をつくる方式です。複雑な造形物も高解像度・高精度で造形できるのが大きなメリットですが、サポート材を多く消費するためランニングコストが高くなるという面があります。価格帯は300万円からとなっていますが、安価な製品はサイズが小さく使用できる樹脂も限られるため、本格的な開発や大型造形を希望する場合は3,000万円超のハイエンド機の導入がおすすめです。

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3Dプリンターの出力サービスであればリーズナブル

3Dプリントの活用にあたって3Dプリンターを導入するのは手段の1つですが、導入にともなうコストの高さは大きなハードルと言えます。コストを抑えて3Dプリントを活用したい方におすすめなのが「3Dプリント出力サービス」です。3Dプリントの出力を外部に依頼する方法で、相場も数万円ほどとされているため、機器を導入するよりもリーズナブルに3Dプリントを活用できます。

なぜ価格が違う?価格差の出る理由

3Dプリンターは機械の部品やパーツ、工業製品、フィギュア・アクセサリの原型といったあらゆる造形物を製作できます。素材も石膏やアクリル、ゴム、ステンレス、チタンなど多種多様なため、さまざまな用途に活用できるのも魅力です。ただし、価格は素材やサイズ、3Dプリンターの機種によって変動するため、3Dプリント出力サービスを利用する際は「素材や大きさなどによって値段が変わる」と覚えておきましょう。

実際に3Dプリント出力サービスの料金表を調べてみた

ここからは、実際に3Dプリント出力サービスを提供する3社の料金を表で紹介します。

実際の3Dプリント出力サービス料金
制作会社 費用
A社 試作部品(62.0×134.3×55.8mm):4万~8万円
大型造形物(449×449×245mm):50万~80万円
B社 3辺合計~50mmまで:1,100円
3辺合計51~90mm:3,080円
3辺合計171~240mm:1万2,980円
C社 フィギュア(高さ150mm):1万~15万円
リンゴのサンプル(高さ90mm):6万~80万円

A社

A社の3Dプリンター出力サービスで「試作部品」と「大型造形物」を依頼する場合の値段は以下のとおりです。

試作部品(62.0×134.3×55.8mm)
  • FDM方式:4万2,000円
  • 粉末焼結積層造形(SLS)方式:8万2,000円
  • 光造形方式:5万9,000円
大型造形物(449×449×245)
  • FDM方式:79万5,000円
  • 粉末焼結積層造形(SLS)方式:48万1,000円

※価格はすべて1個あたり・税込

B社

B社の3Dプリンター出力サービスで耐熱仕様の高強度実用樹脂(D-SR2)を用いて出力した場合の値段を紹介します。

普通出力(50マイクロメートル)
  • 3辺合計~50mm :1,100円
  • 3辺合計51~90mm:3,080円
  • 3辺合計91~130mm:5,280円
  • 3辺合計131~170mm:8,580円
  • 3辺合計171~240mm:1万2,980円

※価格はすべて1個あたり・税込

C社

C社の3Dプリンター出力サービスで「人物フィギュア」「リンゴのサンプル」を出力した場合の値段を紹介します。

人物フィギュア(高さ150mm・幅49mm)
  • ナイロン樹脂:1万3,000円
  • フルカラー樹脂:2万2,000円
  • 高精度アクリル樹脂:7万2,000円
  • チタン:15万円
リンゴのサンプル(高さ108mm、幅90mm)
  • ナイロン樹脂:9万円
  • フルカラー樹脂:6万円
  • 高精度アクリル樹脂:20万円
  • 家庭用3Dプリンター:2万円
  • チタン:80万円

※価格はすべて1個あたり

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【まとめ】3Dプリントの依頼先選びで迷ったらアイミツへ

3Dプリンターを導入すればさまざまな素材で多様な造形物を製作できますが、導入に多額のコストがかかるケースも珍しくありません。コストを抑えて3Dプリントを行いたい場合は、3Dプリント出力サービスの利用も選択肢に加えることをおすすめします。
「アイミツ」ではご要望を伺った上で、条件に合う印刷会社を無料で複数社ご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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