物流倉庫の費用相場は?保管料の坪単価や商品別料金、会社選びの秘訣も解説

物流倉庫会社へ商品保管や検品、配送を依頼する際に気になる費用と相場。実際にサービスを利用する際にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか?
そこで今回は、60万件以上の企業間受発注のマッチング実績を誇る当社が、物流倉庫にかかる料金相場を紹介。さらに物流倉庫会社に依頼する際の注意点やトラブルを回避するコツなどもまとめて解説します。物流倉庫会社選びの基礎となる知識も掲載しているので、ぜひ最後までご覧ください。
▼おすすめの物流発送代行会社を知りたい方は以下の記事もご覧ください。
物流倉庫利用のおもな料金相場
物流倉庫の商品保管サービスを利用する場合、システム利用料の相場は月額2万円〜5万円、業務管理料は1万円〜5万円、1個あたりのピッキング料と検品料はそれぞれ10〜30円が相場で、ほか倉庫保管料が1坪あたり5,000円前後発生します。
保管を依頼する数量だけでなく、商品の特性や利用サービスの範囲によって料金が加算されるため、料金形態や仕組みを十分理解して利用するとよいでしょう。

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物流倉庫利用の費用構成内訳(固定費/変動費)
物流発送代行の費用は大きく2つに分けられます。ひとつは、梱包や出荷の量にかかわらず発生する「固定費」、もうひとつは入荷や出荷に応じてその都度発生する「変動費」で構成されています。

-
- 固定費
物流代行会社が一連の作業を管理するためのシステム(WMS)利用料、契約の際の業務管理料、倉庫内の使用スペースに応じた倉庫保管料など - 変動費
商品の仕分けや入庫、ピッキング、梱包それぞれの手数料、梱包資材の料金、配送料など、実際に「モノを動かす」際にかかる費用
- 固定費
物流会社によっては個別に料金を設定せずにパッケージ化したプランを用意しているところもありますが、物流代行業務の内訳として固定費と変動費がかかるという点では変わりありません。それでは、固定費と変動費それぞれの特徴や費用項目について解説していきます。
固定費のおもな項目と費用相場
それではまず、固定費の相場について解説していきます。
| 項目 | 費用相場(月額) |
|---|---|
| 基本料 (システム利用料) |
2万〜5万円 |
| 基本料 (業務管理料) |
2万〜3万5,000円 |
| 倉庫保管料 | 常温倉庫:4,000〜7,000円 /1坪あたり 冷凍倉庫:6,000〜9,000円 /1坪あたり |
基本料(システム利用料)
基本料(システム利用料)の費用相場は2万〜5万円ほど。
預かった荷物の種類や個数、入荷日時、出荷予定日、ステータスなど、物流業務全般を管理するシステム(WMS)の利用料金です。契約時に基本料として計上されることが多く、最近では「トーマス」など、より低コストで運用できるクラウド型システムを採用する物流会社が増えてきました。
基本料(業務管理料)
基本料(業務管理料)の費用相場は1万〜5万円前後です。倉庫での商品管理全般にかかる手数料として、システム利用料とは別に発生します。
主に毎月の出荷件数に応じて決まり、物流会社によってはディスカウントされることもあるようです。
倉庫保管料
倉庫内の保管スペースの利用料は、4,000〜7,000円前後。関東エリアで中小規模の冷凍倉庫が必要ない場合、6,000〜9,000円前後の料金を設定しているところが多いようです。1坪、1パレット、1ラックなど、貸し出しの単位は物流会社それぞれですが、いずれも一方で首都圏に比べて土地代のかからない地方の倉庫の場合、最大5割程度安くなることもあります。
変動費のおもな項目と費用相場
つづいて、変動費の相場について解説していきます。
| 項目 | 費用相場 |
|---|---|
| デバンニング (荷下ろし)料 |
2万〜3万5,000円/1件あたり |
| 入庫料 | 10〜80円 /1個あたり |
| ピッキング料 | 10〜30円/1個あたり |
| 検品料 | 10〜30円 /1個あたり |
| 梱包料 | 100〜300円 /段ボール1個あたり |
| 配送料 | 400〜1,200円/1個あたり |
デバンニング(荷下ろし)料
デバンニングの費用相場は1回あたり2万〜3万5,000円前後です。
フォークリフトを使ってコンテナから荷物を降ろす作業(英:Devanning)の料金です。安全面への配慮やコンテナ内で荷崩れしていた場合の対応を含めて、相応の技術が求められるため、後述の入庫料とは別に計上されるのが一般的。
入庫料
荷物の仕分けや入庫にかかる費用の相場は、1個あたり10〜30円前後。
段ボール、パレットなど入荷の形態によって料金が変動します。物流代行のニーズが多い健康食品や化粧品の場合、15円前後の料金を設定しているところが多いようです。
さらに小さい商品の場合は、アイテム別ではなく1ケースあたりの料金(概ね30円〜100円)を設定している物流会社もあります。
ピッキング料
ピッキングにかかる費用の相場は1個あたり10〜30円前後。出荷にあたって、保管していた商品を倉庫から取り出す作業(=ピッキング)にかかる料金を指します。
商品と同封するチラシや挨拶状などがある場合は、それらも単価としてカウントされます(例:1個あたりの出庫料が10円の場合、商品+チラシで合計20円)。
検品料
検品料については、数量のチェックのみなら相場は1個あたり10〜30円程度、電化製品などの場合は1個あたり80〜100円かかることもあります。入庫する商品の検品(個数、破損の有無などの確認作業)にかかる費用です。
梱包料
梱包料は一般的な大きさ(長さ、幅、深さの3辺サイズ合計で概ね100cm以内)の段ボールの場合、費用は100〜300円が相場です。
内訳には作業自体の手数料や梱包資材の代金に加えて、納品書や送り状の発行手数料(10〜30円)、緩衝材の代金(20〜30円)などが含まれます。かけ紙(のし紙)をはじめ贈答用の包装などは、別途料金が発生するケースが多いようです。
配送料
物流会社を経由して運送会社に支払う費用は、首都圏への発送は400〜500円、北海道や沖縄で700〜800円、離島は1,000円〜が相場です。(一般的なサイズの段ボール1個あたり)
最近ではネット通販の利用拡大によって値上げの傾向がありますが、ほとんどの物流会社は大手運送会社(佐川急便、ヤマト運輸など)と割引契約を結んでいるため、それでも自社から直接送るよりは安く済むでしょう。
また、物流会社によっては自社のトラックとドライバーを使って配送まで請け負うところもあります。
ここまで解説した各費用に、商品1個あたりで按分した料金を配送料に加算すると、入荷、管理、出荷にかかる総コストは、概ね1個あたり350〜650円前後となります。
見落としがちな費用にも注意
冷蔵や冷凍が必要な商品を預ける際は、通常の倉庫保管料に加えて、冷蔵設備などの光熱費がかかることがあるので、事前に確認しておきましょう。
さらに、アパレル製品などにバーコードが付いていないケースなどは入荷時の仕分け作業に追加工数が発生するため、入庫料が加算される例も見受けられます。できるだけ無駄なコストを減らしたいのなら、バーコードの印刷を請け負う会社に事前に依頼しておくのがおすすめです。
たとえば、株式会社 明光舎印刷所(大阪府大阪市)の場合、JANコードのほか、商品コードの発行や小ロット商品のナンバリングにもリーズナブルな料金で対応しています。
PRONIアイミツでは実際の取引事例をもとにしたシミュレーターで、物流倉庫の費用を簡単に試算できます。 下のボタンから条件を入力して、目安金額を確認してください。
【商品種類別】物流費用相場と当社PRONIアイミツ取引事例
食品や生活雑貨、アパレルなど商品の特性によって料金設定は異なります。本項では商品別の物流代行費用についてご紹介していきます。
また、2020年1月〜2025年7月の当社PRONIアイミツの物流倉庫取引データより、いくつか事例をピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。
化粧品・健康食品の物流費用相場
はじめに、化粧品と健康食品の物流倉庫の費用相場を解説します。

化粧品と健康食品の入庫から管理、配送までを含めた商品1個あたりの物流費用は250〜600円です。
あらかじめボトルなどでパッケージングされているものが多く、ピッキングや検品の手間もかからないため、他の商材と比べると料金が抑えられるのが特徴といえます。
当社PRONIアイミツにおける取引事例
以下では、実際に化粧品の取引事例について紹介していきます。商材1個における入庫から保管、発送代行までの費用を算出しました。
- 化粧品の入庫・保管・梱包・配送
-
- 取引概要
商材:香水
期間:1ヵ月
依頼業務:保管、梱包、配送
保管から発送までの合計金額 約357円/個 - 費用内訳
固定費
保管料 6円/個
変動費
入庫費 40円/箱
出庫費 15円/個
梱包作業費 150円/個
ラベル貼り付け 10円/個
送り状発行貼付作業費 10円/個
配送料 約141円/個
- 取引概要
香水販売における入庫、保管、発送代行のコストは、1個あたりおよそ267円。比較的低水準の事例といえます。
内訳を見ると、配送料(約141円)、梱包作業費(150円)で全体の約7割を占め、保管や出庫、ラベル貼付などの費用は軽微。小型かつ軽量商材で保管効率が高い商品ほどコスト最適化が進む傾向が見られます
- ヘアケア商品の保管・梱包・配送
-
- 取引概要
商材:ヘアケア商品
期間:1ヵ月
保管から発送までの合計金額 約662円/個 - 費用内訳
固定費
保管費 約21円/個
変動費
ピッキング費用 10円/個
伝票作成、発送報告費用 50円/個
梱包費 150円/個
配送料 約326円/個
- 取引概要
ヘアケア商品の保管および発送代行の費用は、1個あたりおよそ662円でした。
配送料(約326円)と梱包費(150円)で全体の7割以上を占めており、保管やピッキング、伝票作成費は相対的に小さい構成です。したがって、商品単価が低い商材では配送料や梱包資材コストが利益を圧迫しやすく、単価効率改善には配送方法の最適化が鍵となります。
日用品・生活雑貨の物流費用相場
次に、日用品と生活雑貨の物流費用相場を解説します。

日用品および生活雑貨の物流相場は300~700円前後です。
ピッキングや検品の手間は、健康食品や化粧品とそれほど大きく変わりませんが、たとえば洗剤と掃除用品など、複数のアイテムを同時購入する消費者が多いため、出荷作業のコストがやや高くなります。
当社PRONIアイミツにおける取引事例
以下では、実際に生活雑貨の取引事例について紹介していきます。商材1個における保管から発送代行までの費用を算出しました。
- 生活雑貨の入出庫・保管・配送
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- 取引概要
商材:生活雑貨
期間:1ヵ月
保管から発送までの合計金額 約1,250円/個
※1個あたりの保管料は算出できないため含んでいません。 - 費用内訳
固定費
保管料 4,200円/坪
変動費
入庫費 25円/箱
出庫作業料 15円/箱
出荷検品作業料 20円/個
送り状発行貼付作業費 10円/枚
配送事務手数料 0.05円/式
配送料 約1,180円/式
- 取引概要
生活雑貨を対象とした短期保管と発送代行の料金は、1個あたり約約1,250円と比較的高単価です。
主因は配送費(約1,180円)が全体の9割超を占める点にあり、小口個別配送が中心であることがわかります。保管や入出庫などの作業単価は低水準(各15〜25円)ですが、配送形態が個別直送型のため、輸送費主導のコスト構成です。
アパレル製品の物流費用相場
次に、アパレル製品の物流費用相場を解説します。

アパレル製品の物流相場は、500~1,000円前後です。
健康食品などと比べると、単価あたりの体積が大きいことや、折りジワや型崩れを避けるため丁寧な取り扱いが必要なこともあり他の商品より料金が高くなる傾向にあります。
また、アパレルは1着単位の個別出荷が多く、同梱率が低いため送料を1点で負担するケースが多いのも、料金を押し上げる要因といえるでしょう。
当社PRONIアイミツにおける取引事例
以下では、実際にアパレル製品の取引事例について紹介していきます。商材1着における保管から発送代行までの費用を算出しました。
- レディース服の入庫・保管・梱包・配送
-
- 取引概要
商材:レディース服
期間:1ヵ月
依頼業務:入庫、保管、梱包、配送
入庫から発送までの合計金額 約1,310円/個
※1着あたりの保管料は算出できないため含んでいません。 - 費用内訳
固定費
保管料 4,200円/坪
変動費
入庫費 10円/個
タグ付け費用 20円/個
梱包作業費 150円/個
ピッキング費用 10円/個
同梱封入作業費用 80円/件
梱包資材費 80円/件
段ボール費 130円/枚
配送料 830円/1件
- 取引概要
レディースアパレル商品の入庫、保管、発送代行の費用は、1件あたり約1,310円とやや高水準です。
タグ付けや検品、個別梱包といった人的作業の比重が高く(全体の約7割)、運送費よりも入出庫や加工費がコストの中心になっています。
アパレルはSKU数(どの商品をどんなバリエーションで在庫管理しているかを区別するための単位)が多く、サイズやタグ、包装形態の多様化により作業工程が複雑です。その点が物流単価を押し上げている要因といえます。
食品・飲料の物流費用相場
次に、食品や飲料における物流費用相場を解説します。

食料や飲料の物流相場は200~800円前後と、料金の幅が大きいのが特徴です。
食品および飲料の物流単価は、温度帯や容器形状、出荷形態、保管期間で大きく変動し、冷凍や小口配送は設備や人件費負担が高く、常温や大量出荷ほど低コストになる傾向があります。
当社PRONIアイミツにおける取引事例
以下では、実際に食品の取引事例について紹介していきます。商材1つにおける保管から発送代行までの費用を算出しました。
- 冷凍食品の入庫・保管・発送までの事例
-
- 取引概要
商材:冷凍食品
期間:1ヵ月
依頼業務:入庫、保管、梱包、配送
入庫から発送までの合計金額 約250円/個
※1個あたりの保管料は算出できないため含んでいません。 - 費用内訳
固定費
冷凍食品の保管料 9,800円/坪
常温食品の保管料 4,500円/坪
変動費
入庫費 50円/ケース
検品費用 10円/個
ピッキング費用 5円/個
冷凍宅配梱包費用 60円/個
同梱物封入 5円/個
ラベルシール貼り 10円/個
梱包資材費 3円/個
クール便の配送料 107円/個
- 取引概要
冷凍食品の保管および発送代行の事例では、1件あたり約250円と冷凍商材としては低コストな水準です。
内訳を見ると、配送費と保管費が全体の6割超を占めています。冷凍や冷蔵帯は電力や設備維持コストが高い一方、定型化された入庫、検品、梱包工程により作業単価が抑えられている点が特徴です。
大量出荷や均一サイズ商品に適した運用モデルといえます。
印刷物の物流費用相場
次に、印刷物の物流費用相場を解説します。

印刷物の1冊あたりの物流費用の相場は400~800円程度です。
費用は冊子やカタログの厚み、サイズによって倉庫保管料や出庫料が変動します。費用が高くなるのは、出版点数が多く在庫が長期滞留するケース。一方、費用を抑えられるのは短期キャンペーンなど大量一括出荷の場合です。定型サイズで自動化が進み、作業単価を低く抑えられます。
当社PRONIアイミツにおける取引事例
以下では、実際に書籍の取引事例について紹介していきます。商材1冊における保管から発送代行までのおよその費用を算出しました。
- 書籍の入庫・保管・発送までの事例
-
- 取引概要
商材:書籍
期間:1ヵ月
依頼業務:保管、梱包、配送
入庫から発送までの合計金額 約1,150円/冊
※1個あたりの保管料は算出できないため含んでいません。 - 費用内訳
固定費
保管料 5,000円/坪
変動費
封入作業(リーフレット、冊子封入) 50円/冊
梱包費用 350円/ダンボール1個
発送費用 100サイズ:750円/箱、120サイズ:2,180円/箱
- 取引概要
書籍(冊子・リーフレット等)の保管・発送代行で、1冊あたり約1,150円とやや高めの水準です。
費用構成をみると、梱包費(350円)と配送費(約750〜2,180円)が全体の大部分を占め、重量やサイズによってコストが変動する構造です。
封入作業や保管費は比較的低く、印刷物の物量よりも配送距離、箱サイズが料金を左右する点が特徴といえます。
ここまで実際の事例を交えて、物流倉庫に関連する費用を紹介してきました。
以下のシミュレーターを使うことで、より詳細な物流倉庫の費用を試算できます。 条件を入力して、目安金額を確認してください。
物流倉庫の料金を左右する要因は?立地と配送料のバランスに注意
物流会社によって料金が異なる最も大きな理由は、商品を保管する倉庫スペースの利用料金です。
「おもな費用項目と相場」でも少し触れましたが、首都圏に大規模な倉庫を構えている物流会社に比べ、地方に倉庫を持つ物流会社の倉庫保管料は最大で50%程度安く設定されています。商品と出荷量が同じであれば、変動費(入庫料、梱包料など)には大きな差は生じにくい傾向があるため、できるだけ費用を抑えたい場合は地方に倉庫拠点がある物流会社を中心に検討しましょう。
その際に注意したいのは、配送料とのトータルバランス。せっかく倉庫保管料を抑えても、配送料がそれ以上にかさんでしまうようでは本末転倒です。物流会社のなかには可能な限り配送料を均一にするため、中部エリア(長野県など)に倉庫を構える会社もあります。日本全国に発送するケースではそうした会社に相談してみるのもひとつの方法です。
また、地方の遠隔地の倉庫ではよりスピーディーな出荷作業が求められます。運送会社は基本的に遠い場所から順に集荷に回るため、配送センターから距離があるほど集荷時間が早くなるからです。翌日配達を担保しているネットショップなどの場合は、集荷のタイミングまでに出荷作業が間に合うのかどうかしっかり確認しておきましょう。
- これだけは押さえておきたいポイント
-
- 料金の差が出る大きな理由は商品を保管する倉庫スペースの利用料金
- 地方に倉庫を構えている物流会社の場合、
倉庫保管料が最大50%程度安くなることも - コスト重視で地方の物流会社に依頼する場合は、
配送料とのバランス、集荷時間に留意すること
▼低コストを強みとする物流倉庫会社を知りたい方は以下の記事もご覧ください。
実際に物流発送代行の料金表を調べてみた
実際の物流倉庫の料金は、商材のサイズや出荷件数、配送方法によって大きく変動します。
ここでは、複数の物流会社が公開している「月次の物流費用事例」をもとに、1点あたりの物流料金がどのように構成されているのかを具体的に見ていきます。
| 単価 | 数量 | 金額 | ||
|---|---|---|---|---|
| 変動費 | 入荷など | 100円 | 150箱 | 1万5,000円 |
| ゆうパケット | 320円 | 1万2,000梱包 | 384万円 | |
| 佐川急便 | 580円 | 1,200梱包 | 69万6,000円 | |
| 資材費 | 25円 | 1万3,200点 | 33万円 | |
| オプション費用 | ー | ー | 6万9,000円 | |
| 月間物流費 | ー | ー | ー | 495万円 |
| 商品売上数 | ー | ー | ー | 1万4,000点 |
| 1点あたりの物流費 | ー | ー | ー | 353.57円 |
男性用化粧品の定期通信会社の事例では出荷件数が約1万4,000件と多く、小型で軽量の化粧品を中心に取り扱うことで、1点あたりの物流単価を約354円に抑えています。
内訳ではゆうパケット(320円)がコストの中心で、資材費は25円と低水準。入荷作業やオプション費用も限定的で、配送費が全体の7〜8割を占める典型的な化粧品ECのコスト構造となっています。
| 単価 | 数量 | 金額 | ||
|---|---|---|---|---|
| 変動費 | 入荷など | 40円 | 2,500点 | 10万円 |
| 佐川急便 | 860円 | 1,000梱包 | 86万円 | |
| 資材費 | 60円 | 1,000点 | 6万円 | |
| オプション費用 | ー | ー | 22万円 | |
| 月間物流費 | ー | ー | ー | 124万円 |
| 商品売上数 | ー | ー | ー | 3,200点 |
| 1点あたりの物流費 | ー | ー | ー | 387.5円 |
バッグの販売会社の事例では1点あたりの物流費が約388円と、定期通販型よりやや高水準です。
主な要因は配送単価が高く(860円)、バッグなど大型商材で梱包がかさむためです。さらに出荷件数が3,200点と少なく、数量割引が効きにくい点も影響しています。
大型商材は配送費が上振れしやすく、出荷数が少ないほど単価が上がる典型的な構造といえます。
| 単価 | 数量 | 金額 | ||
|---|---|---|---|---|
| 変動費 | 基本作業量 | 75円 | 4,000ピース | 30万円 |
| 運送 | ー | 2,000個 | 76万円 | |
| 月間物流費 | ー | ー | ー | 106万円 |
| 商品売上数 | ー | ー | ー | 2,000点 |
| 1点あたりの物流費 | ー | ー | ー | 530円 |
化粧品、健康食品、ヘッドケア商品の事例では1点あたりの物流費が約530円で、先ほどのA社の化粧品定期通販より高水準です。
要因は基本作業料(75円×4,000件)の比重が大きく、配送費も1件あたり約380円と高めで、小口出荷による割引率の低さも影響しています。小〜中規模のEC事業では、ピッキングや流通加工といった作業費がコストの中心となる典型的な構造です。
| 単価 | 数量 | 金額 | ||
|---|---|---|---|---|
| 変動費 | 基本作業量 | 271円 | 4,600ピース | 125万100円 |
| 運送 | ー | 4,500個 | 218万2,500円 | |
| 月間物流費 | ー | ー | ー | 343万2,600円 |
| 商品売上数 | ー | ー | ー | 4,500点 |
| 1点あたりの物流費 | ー | ー | ー | 762円 |
ハンドバッグや財布など大型で高単価なファッション雑貨を扱うケースで、1点あたりの物流費は約762円と高水準です。
作業単価が271円と突出しており、サイズが大きく個別梱包に手間がかかるほか配送費も約480円と高めです。さらにSKU数が多く検品や梱包工数が増えるため、アパレルや雑貨ECで単価が上がりやすい典型的な構造となっています。
| 単価 | 数量 | 金額 | ||
|---|---|---|---|---|
| 変動費 | 基本作業量 | 150円 | 7,200ピース | 108万6,000円 |
| 運送 | ー | 6,000個 | 381万円 | |
| 月間物流費 | ー | ー | ー | 489万6,000円 |
| 商品売上数 | ー | ー | ー | 6,000点 |
| 1点あたりの物流費 | ー | ー | ー | 816円 |
カバンやキーホルダー、アフターケア商品など多品種を扱うケースで、1点あたりの物流費は約816円と5事例の中で最も高い水準です。
要因は基本作業料(150円×7,200点)による流通加工の多さに加え、SKU数と作業工程の複雑さ、さらに大型商材比率の高さで配送費が381万円と突出している点でしょう。
大型かつ多品種で加工を伴う場合、1点あたり800円前後まで上昇する典型例といえます。
トラブルを防ぐ!出荷依頼前の最重要チェック項目
出荷をスムーズに進めるには、依頼前の準備も重要。商品情報や配送先リストの整備、料金変動の把握など、事前確認を徹底することで、誤出荷や追加コストを防ぎ、安定した物流運用を実現できます。

梱包仕様と資材ルールを明確に共有する
出荷前に、自社指定の梱包仕様や資材使用ルールを倉庫側に共有しておくことが重要です。
段ボールサイズ、緩衝材の種類、ラベル位置などの指示が曖昧だと、商品破損やブランドイメージ低下につながるおそれがあります。
取扱商品の特性に応じて「標準梱包マニュアル」を作成し、倉庫担当者と認識をすり合わせておくのが理想です。
配送先リストは入念に確認する
最も基本的でありながらミスが多いのが、配送先リストの誤りです。住所、郵便番号、宛名、電話番号のいずれかが間違っているだけで、配送遅延や返送コストが発生します。
特にBtoB出荷やキャンペーン発送では、宛先データが大量になるため、ExcelやCSVを自動チェックツールで検証するのが有効です。発送前の最終確認を徹底し、トラブルを未然に防ぎましょう。
時期による料金の違いを把握する
物流出荷代行の料金は時期により大きく変動します。Amazonセールや春節前など流通が集中する時期は出荷や配送料が高騰し、特にアパレル業界では12〜1月に費用が上がる傾向があります。
印刷物を扱う会社では新年度前の3〜4月も繁忙期で人手不足による値上げも発生しやすく、時期によっては通常の1.5倍以上のコストになることも。事前に見積もり確認をしておくことが重要です。
出荷依頼書のフォーマットを統一する
出荷依頼書の書式がバラバラだと、倉庫側での確認ミスや処理遅延が発生します。
商品名、数量、納品先、希望納期、特記事項などの記載項目を統一し、フォーマット化しておくことで、担当者間の引き継ぎもスムーズになります。
Excelやクラウドシートを活用し、修正履歴を残せるようにすれば、後日のトレーサビリティ確保にも役立つでしょう。
物流発送代行会社選びで失敗しないポイント
物流発送代行会社を選ぶ際は、単に費用の安さで判断せず、サービス範囲、品質、立地、システム対応など複数の観点から比較することが重要です。ここでは、契約後に「思っていたのと違う」とならないための判断基準を整理します。

総額より「内訳」で比較することが重要
見積もりを比較する際は、総額ではなく「費用の内訳」を見ることが最も重要です。物流費は保管料、入出庫料、システム利用料など多項目で構成されるため、総額だけでは実態が見えません。
たとえば、保管料が安くてもピッキング料や管理費が高ければ結果的に割高です。各項目の単価や算出基準を確認し、取扱量やSKU数と照らし合わせて比較しましょう。
倉庫立地と輸送距離のバランスを考慮する
最適な倉庫選定には「立地と輸送距離のバランス」が欠かせません。保管料が安い郊外倉庫でも、配送先から遠いと輸送費が増え、全体コストが高くなる場合があります。
主要配送エリアが首都圏なら千葉や埼玉などの中距離拠点が効率的で、EC事業のように小口発送が多い場合は都心近郊の出荷対応力を重視すべきです。保管料だけでなく総物流コストで判断しましょう。
サービス範囲と品質基準を事前に確認する
物流代行会社を選ぶ際は、「対応範囲」と「品質基準」を事前に確認することが不可欠です。安価な業者ほど業務範囲が限定される傾向があり、検品や梱包、返品対応などが別料金となるケースがあります。
また、誤出荷率や納期遵守率などのKPIが明確かどうかも重要です。品質管理体制やレポート頻度を確認することで、長期的な信頼関係を築けます。
料金の変動要因を把握しておく
契約前には、料金が変動する要因を把握しておくことが失敗を防ぐ鍵です。
物流費は商品のサイズや重量、繁忙期の出荷量、燃料費などで大きく上下します。特に配送費は運送会社の契約条件に左右されやすく、年単位で見直される場合もあります。見積書では「変動条件」や「最低保証料」の有無を確認し、想定コストの幅を明示してもらいましょう。
在庫連携システムの有無をチェック
業務効率と精度を高めるには、WMS(倉庫管理システム)の導入状況を必ず確認すべきです。自社ECや基幹システムと連携できない倉庫では、在庫反映が遅れたり手入力ミスが発生したりします。
月額数万円のシステム利用料でも、誤出荷削減や在庫最適化による効果は大きいです。費用だけでなく、連携性とデータ精度を重視して判断しましょう。
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本記事では物流倉庫、物流発送代行に関する費用相場や物流倉庫選びのポイントを解説しました。
上記でもお伝えしたとおり、物流倉庫を選ぶにはサービス範囲や品質、立地、システム対応など複数の要素を総合的に比較しなければなりません。しかし実際は、各社で料金体系や対応範囲が異なるため、最適な倉庫を自力で選ぶのは簡単ではありません。
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