用途に合ったチラシ用紙の選び方│用紙の種類も解説【2024年最新版】
チラシは用紙の種類や厚さを変えることで、まったく異なるイメージに仕上がります。自社の商品やサービス、ブランドイメージと合った用紙を利用することで、チラシの効果を高められるでしょう。
そこでこの記事では、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、チラシにおすすめの印刷用紙についてご紹介!選ぶべき用紙の種類や厚みについても詳しく解説していきます。
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用途に合わせたチラシ用紙の選び方
チラシに適した用紙は、チラシの目的や用途によって大きく異なります。例えば、キャンペーン情報をできるだけ多くの人に、できるだけ安く共有したいのであれば、値段の安い薄めの用紙を用いるのがおすすめ。一方で特定のターゲットに向けて重要な情報を提供したいのであれば、厚紙光沢紙などを用いるのがよいでしょう。目的や用途に合わせて適切な用紙を選ぶのが重要です。
チラシで利用される一般的な用紙の種類
チラシで利用される一般的な用紙の種類について紹介します。用紙の選び方でお困りの方は、このなかから選択するとよいでしょう。
光沢紙(コート紙)
光沢紙は、表面にポリマーの薄い膜を塗布することで光沢感を出した印刷用紙です。光沢膜によって紙の表面がつやつやと輝き、写真やイラストなどの色彩が鮮やかに表現されます。そのため、飲食店やブランドショップなど、商品の鮮明さや質が重要な商品を取り扱うチラシに向いています。高級感が出るため、長期間保存しておいてほしいチラシを制作する際にもおすすめです。
マット紙
マット紙は、光沢感がなく、滑らかで柔らかな質感を持つ印刷用紙です。落ち着いた印象を与えられるのが特徴。光沢紙のような高級感や派手さはない一方で、テキストや画像をありのままの姿で表現できることから、読み手に安心感を与えられます。不動産チラシや家電チラシ、塾や習い事の募集チラシまで、さまざまな用途のチラシで利用できる用紙といえます。
普通紙(上質紙)
普通紙は、木材パルプを原料とした一般的な印刷用紙です。普通紙の特徴は値段が安いこと。そのため、大量のチラシを準備したい場合には普通紙が適しています。一方で、印刷面の表現力は光沢紙やマット紙に劣ります。
そのため、日常的に配布するチラシや文字中心のチラシなどで頻繁に利用される傾向にあります。チラシのコストをできる限り抑えたい企業にとっては選択肢の1つになるでしょう。
そのほかのチラシ向けおすすめ用紙
一般的にはチラシで利用はされないものの、扱う商材によっては、以下の用紙を利用することで効果を高められる場合があります。
古紙
古紙とは、使用済みの紙製品を再生して作られた印刷用紙のことを指します。環境にやさしい用紙のため、環境に配慮した企業であることをアピールしたい場合や、リサイクル関連のチラシを制作したりする際には効果的。ただし、新紙と比べて強度が劣る、紙によって色合いや手触りが異なる点などは理解したうえで利用するとよいでしょう。
わら半紙
わら半紙とは、藁を原料として作られた半紙のこと。藁を原料とすることで繊維が長く強くなり、手触りが滑らかでありながらも丈夫で耐久性に優れた半紙に仕上がります。わら半紙は高級感があり、上品で温かみのある印象を与えるため、高級感やブランド力を重視したいチラシや和風テイストな商品用のチラシにおすすめです。
パール用紙
パール用紙は、白色または淡い色の紙の表面に微細なパールのような輝きが入った、光沢感のある用紙です。パール用紙は、主に高級感のある印刷物や装飾品などに利用されます。
パール用紙をチラシ向けに利用することは稀ですが、ほかのチラシと差別化したい、長期で保管してもらえるようなチラシに仕上げたい場合にはパール用紙も検討するとよいでしょう。ただし、ほかの用紙と比べてコストは高くなる点には注意が必要です。
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チラシにおすすめの用紙の厚さ
チラシは用紙の種類だけでなく、用紙の厚みも重要です。薄いチラシは安価である一方で、安っぽく見えます。一方で厚いチラシは上部で高級感がありますが、折りたたみにくかったり、コストがかかったりします。目的や用途に応じて使い分けるとよいでしょう。
また、紙の厚みは「kg」で示します。これは、原紙1,000枚を重ねたときの重さです。以下では、チラシにおすすめの用紙の厚みについて紹介します。
70kg(目安:0.08~0.10mm)
70kgは、一般的なコピー用紙程度の厚さです。新聞折込チラシやポスティングチラシでは、この厚みが使われるのが一般的。コストを抑えられる、チラシが扱いやすいなどのメリットがある一方で、一般的な厚みのためほかのチラシに紛れてしまう、すぐに破棄されてしまうなどのデメリットがあります。
90kg(目安:0.09~0.13mm)
90kgは、コピー用紙よりも少し丈夫だと感じる厚みです。70kgの用紙と比べると紙質がしっかりしているように感じます。チラシでも利用されることが多く、重要な情報を共有したい、他者と差別化したい際などに積極的に用いられます。特別なプロモーションを行う際に利用してみるとよいでしょう。
110kg(目安:0.10~0.16mm)
110kgは、文庫本の表紙やパンフレットなどに利用される厚みです。一般的な紙と比べると明らかな違いを実感できます。
分厚い分コストもかかるため、折込チラシで利用されることは稀。一方で、ポスティングチラシなど、一軒一軒に手渡しで配布するようなチラシでは利用される場合があります。チラシの高級感を高めたい場合には検討するとよいでしょう。
135kg(目安:0.13 ~ 0.19mm)
135kgは、CDジャケットやポスターなどに利用される厚みです。チラシでこの厚みが使われることはほとんどありませんが、もし他社と差別化したチラシを制作したいのであれば候補の1つにはなるでしょう。ただし、その分コストが大きくなる点には注意が必要です。
チラシデザインを印刷会社に依頼するのもおすすめ
チラシ制作では、チラシの企画からデザイン制作、印刷用紙や厚みの選択、印刷作業など、さまざまな工程が発生します。初心者がこれらの全工程をスムーズに実施するのは簡単ではありません。
もし自社での対応が難しい、時間短縮を図りたい、質の高いチラシを制作したいと考える方は、外注を検討するのがおすすめ。デザイン対応の印刷会社に依頼すれば、全工程をワンストップで実施してくれるため、業務の大幅な削減につながるでしょう。
印刷の外注費用
つづいては、印刷を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
種類 | 相場 | 備考 |
チラシ | 1万~3万円程度 | ※A4、片面カラー、1営業日、5,000部、光沢紙の場合 |
封筒 | 5,000円~ | ※長3、オフセット印刷、500枚の場合 |
名刺 | 600円~ | ※片面、モノクロ、100枚の場合 |
パンフレット | 2万5,000円~ | ※A4、両面カラー、8ページ、 100部、光沢紙の場合 |
冊子 | 3万円~ | ※A4、フルカラー、20ページの冊子100部の場合 |
印刷の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】チラシ用紙の選び方を踏まえて外注先を選ぼう
本記事では、チラシにおすすめの用紙の種類や厚みについて詳しく説明しました。チラシ用紙は目的や用途によって使い分ける必要があります。本記事で紹介した用紙の特徴などを参考に、自社にぴったり合った用紙を見つけてください。
もしチラシ制作に強い印刷会社の外注先をお探しでしたら、アイミツまでお気軽にご相談ください。あなたの悩みをしっかりとヒアリングしたあと、ぴったり合った印刷会社を複数選定し、ご紹介させていただきます。
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