フライヤーに最適な用紙はなに?種類ごとの特徴を解説【2024年最新版】
フライヤーは情報を多くの人に伝えるための紙媒体広告です。効果的に活用することで、大きな集客効果が期待できます。しかしながら、チラシやビラとの違いがわからない方も多いと思います。
そこでこの記事では、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、フライヤーとチラシ、ビラの違いを詳しくご紹介!フライヤーにおすすめの印刷用紙の種類やサイズも詳しく解説していきます。
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そもそもフライヤーとは?
フライヤーの語源は英語の「flyer」といわれています。戦時中は印刷物を多くの人に配布する際に、飛行機から用紙をまく方法がとられていたためです。そのため、多くの人に情報を届けるための紙媒体の広告がフライヤーといえます。
フライヤーは比較的小さい紙で作られるのが特徴。大きいものでもA4サイズ程度で、A6サイズ(ポストカードサイズ)の小さなフライヤーも人気があります。一方で用紙は少し厚く、丈夫なものが利用されるのが一般的です。
そもそもチラシとは?
チラシの語源は「散らす」という単語からきているといわれています。紙媒体を散らすことで、より多くの人に情報を届けるのがチラシの目的です。チラシはさまざまな用途で配布され、活用されています。例えば、折込チラシやポスティングチラシ、店頭配布チラシなどです。
チラシは基本的にはA4サイズが利用されますが、小さなものから大きなものまでさまざまなサイズがあります。例えば新聞折込では、B3サイズの大型チラシが折りたたまれて配布されることも。チラシはより多くの人に情報を伝えることが主目的のため、薄い用紙が利用されるのが一般的です。
そもそもビラとは?
ビラの語源は、「片」もしくは「枚」(どちらも読み方は「ひら」です)からきているといわれています。ビラは情報の一部をより多くの人に伝えるのが主な役目。掲示板などに張り出したり、街頭で配布したりする紙媒体広告をビラと呼ぶことが多いようです。
用途や目的によって異なりますが、ビラは薄めの紙を利用されるのが一般的。低コストで大きな広告効果を得られます。
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フライヤーとチラシ、ビラの違いとは?
フライヤーとチラシ、ビラは、上記で見てきたように語源が異なるため、目的や用途に違いがあるものだと考えられます。ただし、最近では紙媒体のことをすべてチラシと読んだり、フライヤー・チラシ・ビラを特に区別せずに利用したりするのが一般的。同じ紙媒体広告でも、企業によって呼び方が異なる場合もあります。もし厳密に区別するのであれば、以下のポイントを押さえるとよいでしょう。
・用紙のサイズ
フライヤーは比較的小さめの用紙が利用され、チラシやビラはA4以上のサイズが利用される。
・用紙の厚み
フライヤーは集めの用紙が利用され、ビラは薄めの用紙が利用される。チラシは配布方法や利用目的によってさまざまな厚みが利用される。
フライヤー作成に適した用紙の種類
フライヤーは、チラシやビラよりも用紙の品質にこだわる必要があります。特に用紙の種類はフライヤーの雰囲気や印刷の質を大きく左右するため、しっかりと検討するとよいでしょう。フライヤーで人気の用紙の種類を説明します。
光沢紙(コート紙)
光沢紙は、光沢感が強い印刷用紙です。表面にポリマーの薄い膜を塗布することで光沢感を出しています。色彩が鮮やかに表現されることから、写真やイラストを組み入れたフライヤーにおすすめ。高級感が出るため、長期間保存しておいてほしいフライヤーを制作する際にもおすすめです。単なる情報の提供ではなく、フライヤー自体を記念品にしたい、見た目に優れたフライヤーを作成したいという方は利用してみるとよいでしょう。
マット紙
マット紙は、滑らかで柔らかな質感を持つ印刷用紙。光沢感がほとんどないため、落ち着いた印象を与えられるのが特徴です。画像やテキストの色合いをありのままの姿で表現でき、読み手に安心感や信頼性を与えられるのも魅力。重要な情報を顧客に提供したい場合には、コート紙のフライヤーを用いるとよいでしょう。
普通紙(上質紙)
普通紙は、木材パルプを原料とした一般的な印刷用紙。値段が安いため、フライヤーの大量印刷に適しています。日頃からよく利用する用紙のため、読み手は抵抗感なく情報にアクセスできるのがメリット。
チラシやビラでは一般的に利用される用紙ですが、フライヤーでは上記で紹介した光沢紙やコート紙が好まれる傾向にあります。フライヤーをビラやチラシのような感覚で配布したい場合には選択肢の1つになるでしょう。
撥水紙
撥水紙は、紙の表面に撥水加工を施した用紙です。特徴は水に対して強いこと。フライヤーを屋外やドリンクを取り扱うレストランなどで配布する場合には、撥水紙を使ったフライヤーのメリットを享受できるでしょう。ただし、長時間の水濡れには対応していないため、扱いには注意が必要です。
フライヤー作成に適した用紙の厚み
フライヤーは用紙の厚みも重要です。フライヤーはチラシやビラよりも厚めの用紙が利用されるのが一般的。高級感を出したい場合や記念品としても利用したい場合には、できる限り厚めの用紙を利用するとよいでしょう。
0.08mm~0.10mm(中厚口)
0.08mm~0.10mm(中厚口)は、一般的なコピー用紙と同じ厚さです。チラシやビラの印刷において頻繁に利用されます。コストパフォーマンスに優れる反面、ペラペラで安っぽい印象を与えます。フライヤーの印刷にも利用されますが、高級感を出したい場合には下記で紹介する厚めの用紙を利用するとよいでしょう。
0.09mm~0.13mm(厚口)
0.09mm~0.13mm(厚口)は、一般的なコピー用紙よりも少し厚みがあり、カタログ用用紙などにも使われます。紙に重量感があるため、高級感を感じられます。また破れにくいため、多様な用途に利用可能。
フライヤーでもよく利用される厚みです。ある程度の品質が確保されたフライヤーを作成したい場合にはこの厚みを利用するのがおすすめです。
0.10mm~0.16mm(特厚口)
0.10mm~0.16mm(特厚口)は、しっかりした厚みが特徴で、商品パンフレットやポスターなどに利用されます。触った瞬間にコピー用紙とは明らかな違いがあり、丈夫さや高級感を感じることができるでしょう。品質の高いフライヤーを作成したい場合にはこの厚みが用いられます。ただし、コストはその分高くなるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
印刷の外注費用
つづいては、印刷を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
種類 | 相場 | 備考 |
チラシ | 1万~3万円程度 | ※A4、片面カラー、1営業日、5,000部、光沢紙の場合 |
封筒 | 5,000円~ | ※長3、オフセット印刷、500枚の場合 |
名刺 | 600円~ | ※片面、モノクロ、100枚の場合 |
パンフレット | 2万5,000円~ | ※A4、両面カラー、8ページ、 100部、光沢紙の場合 |
冊子 | 3万円~ | ※A4、フルカラー、20ページの冊子100部の場合 |
印刷の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】フライヤーにおすすめの印刷用紙について理解し、目的に合った印刷会社を選ぼう
本記事では、フライヤーとチラシ、ビラの違いや、フライヤーにおすすめの用紙(種類や厚み)について詳しく説明しました。どの用紙を用いるかによってフライヤーに質が大きく変わるため、しっかり検討するようにしましょう。
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