uu数とは？GoogleAnalyticsでの見方やpv・セッション数との違いを紹介【2024年最新版】

自社サイトの運用を行う際、知っておきたい言葉に「uu数」が存在します。uu数はWebマーケティング活動にとって重要な指数です。そのため、これからネットでのマーケティングを活発に行おうと考えている企業は、uu数の意味を理解しておく必要があります。しかしuu数には混同しやすい指数も存在しており、その意味を正確に把握していない方もいるでしょう。そこで本記事では、uu数の基本的な情報を解説します。数値の見方やpv数・セッション数との違いも併せてご紹介しているため、今後のサイト運用にぜひお役立てください。

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uu数とは、ある期間内にWebサイトにアクセスした利用者の数です。「ユニークユーザー数」を省略した言葉であり、サイトに訪れた人数を意味します。uu数をカウントする際は、1人のユーザーを「1」と定める点を理解しておきましょう。たとえばユーザーAさんが自社サイトに3回訪問し、合計8つのページを回遊した場合、uu数は「1」と計測されます。なお、uu数はIPアドレスやホスト名、Cookieの情報を分析し計測されており、GoogleAnalyticsなどのツールを利用して確認が可能です。

pv数とは、ユーザーが開いたWebサイトのページ数です。「ページビュー数」を省略したものであり、10ページ開いた場合のpvは「10」と算出されます。カウントは、ページの更新ボタンや戻るボタンを使用した際も有効です。アクセスしたユーザーの人数をカウントしているuu数に対し、pv数はユーザーが表示したページの総数をカウントします。たとえばユーザーAさんが自社サイトに3回訪問し、合計8つのページを回遊した場合、uu数が「1」なのに対しpv数は「8」です。pv数＝表示されたページ数と理解しておきましょう。

セッション数とは、ユーザーがWebサイトに訪れてから出ていくまでを「1」として導き出した数値のこと。1人のユーザーが1ページのみ閲覧した場合も、複数のページを閲覧した場合もカウントは「1」と算出されます。ただし、サイトに訪問後ユーザーが無操作状態を30分以上続けた場合や、閲覧中に日付をまたいだ場合はカウントが取り直されます。uu数とセッション数の違いは、人数ではなくサイトを出入りした回数をカウントしている点。たとえばユーザーAさんが1日で自社サイトに3回訪問した場合、uu数が「1」なのに対しセッション数は「3」です。

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GoogleAnalyticsを使ったuu数の見方は2とおりです。
1.ユーザー→概要
このケースでは、折れ線グラフ下側の「ユーザー」部分がuu数に該当します。
2.ユーザー→アクティブユーザー
このチェック方法の場合「アクティブユーザー数」と表記された箇所がuu数に該当します。また、折れ線グラフ上部の「〇日のアクティブユーザー数」にチェックを入れると、指定した期間のuu数が確認可能です。
どちらのケースも画面右上で計測期間が変更できます。このように、GoogleAnalyticsではuu数という表記がされないことを把握しておきましょう。

「uu数の見方は分かったけれど、自社サイトのuu数が多いのか少ないのか知りたい」とお考えの方もいるでしょう。しかし、uu数の目安は一概に数値化できるわけではありません。なぜなら、uu数の目安は運営しているサイトの内容や目的によって異なるからです。また、サイトの属性がBtoBかBtoCか、コポーレートかなどによっても変化します。そのため、uu数の目安を知りたい場合はベンチマークとしている他社のサイトや、狙っているキーワードで上位表示されているサイトを複数分析して概算を出すのがおすすめ。なお、他社サイトのuu数の確認は、専用の解析ツールで行うことが可能です。

前項でご紹介したとおり、競合他社など他サイトのuu数は解析ツールを利用して確認することができます。主な解析ツールとして挙げられるのが、SimilarWeb・eMark+・ahrefs・SEMrushなどです。これらのツールには無料のものと有料のものが存在しており、無料で利用できるものでも有料版への移行により多彩な情報を取得できるケースもあります。uu数だけでなく、pv数やセッション数の確認ができるツールも多く、流入経路の分析やユーザー属性などを確認することでサイト運用に活用が可能。中でもSimilarWebは無料で利用できる上、競合同士の比較や１回の訪問あたりのPVなどを1ページで確認できるためおすすめです。

競合サイトを分析するツールとして推奨できるSimilarWeb。ここからは、SimilarWebでuu数を確認する方法をご紹介します。
1.Similarweb（https://www.similarweb.com/ja/）にアクセス
2.画面右上のログインボタンからログイン
2.分析したい他サイトのURLを検索窓に打ち込む
検索をクリックすると解析結果が表示されます。結果画面で確認できるのは月間のuu数（ユニーク訪問者数）です。また、uu数だけでなく1ユーザーあたりのpv数や直帰率、平均滞在時間などもひと目で確認できます。

uu数の目標となる数値は、自社サイトの目的を踏まえた上で算出しましょう。たとえば会員登録が目的で運用しているサイトの場合、現状のCVR（コンバージョン率）を基準に計算します。アクセスした100人のユーザーのうち、1人が会員登録を実行しているサイトのCVRは1％です。つまり、1ヵ月で200人に登録をしてほしい場合、月間の目標uu数は「200登録×100人=2万uu」。このように、uu数は目標とするCVRを割り出した上で決定する必要があります。また、uu数とpv数の比率を重視するケースもあるでしょう。この場合も、指標はサイトの目的や内容により変化します。たとえばECサイトではuu数とpv数の比率は1：2程度が一般的です。一方、コーポレートサイトや専門性の高い内容を扱うサイトではpv数の割合が低下しやすく、ニュースサイトでは上昇しやすい特徴も。そのため、uu数やpv数を増やすことだけを目的とせず、自社サイトに合った指標の設定が重要です。

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本記事では、uu数の意味や他サイトの数値が確認できるツールのご紹介をしました。uu数は意味を理解しpv数やセッション数との違いを把握することで、サイト運用に役立てることが可能です。しかし、実際に高い成果を生み出すためにはノウハウが必要なのも事実。そのため、自社でのサイト運用にお困りの場合は外注するのも手段の1つです。自社にノウハウがなくとも、条件に合うWeb広告会社であれば、安心して依頼できるでしょう。アイミツではご要望を伺った上で、条件に合うWeb広告会社を無料で複数社ご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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