【2024年最新版】アクリル板への印刷方法は？おすすめの会社も紹介

企業のノベルティや販促物、記念品として人気のアクリルグッズ。アクリルボードやアクリルパネルは加工性に優れているため、さまざまなデザインを自在に表現できます。ノベルティとして、アクリルグッズを制作したい企業の販促担当者は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、日本最大級の発注プラットフォーム「アイミツ」が、アクリル印刷でおすすめの印刷会社を厳選して紹介！アクリル素材の概要やアクリル印刷の種類も詳しくお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

アクリルは合成樹脂の一種で、正式名称は「ポリメチルメタクリレート樹脂（ポリメタクリル酸メチル樹脂）」です。プラスチックは合成樹脂の総称のため、プラスチックのなかの1つの種類がアクリルという関係性です。

アクリルパネルはアクリルガラスと呼ばれることもありますが、ガラス以上の透明度を持ちつつ、ガラスより強度が高いのがアクリルの大きな特徴です。ガラスの光線透過率が92%に対して、アクリルの光線透過度は93%。アクリルの強度はガラスの16倍にも上ります。また、太陽光や風雨にさらされても10年や20年などの長い期間劣化しません。このような利点があり、なおかつ加工がしやすいため、アクリルは企業のノベルティグッズや販促ツールの素材として高い人気があります。

アクリル板への印刷方法には、転写式印刷、シルクスクリーン印刷、UV印刷の3種類があります。制作したいものによって、向いている印刷方法は異なります。そのため、アクリル板へ印刷する前には、それぞれの印刷方法の特徴をよく知ることが重要です。ここでは、転写式印刷、シルクスクリーン印刷、UV印刷の特徴やメリット・デメリットをお伝えします。

転写式印刷とは、製品に直接印刷するのではなく、印刷データをシール状の転写フィルムにプリントし、そのフィルムを熱と圧力によって製品に転写する印刷方法です。アクリル素材は40度から65度で変形してしまう特徴があるため、アクリル素材に転写式印刷で印刷する場合、熱を加えずに転写できる特殊な転写紙を使用します。

製品に直接インクを載せて印刷する方法に比べると発色性に優れ、データの色を忠実に再現できるのが最大のメリット。写真やイラストを印刷する場合など、繊細な色表現が必要とする印刷に向いています。また、印刷工程は貼ってはがすだけと非常に簡単ですが、その分、貼ったデザインははがれやすく、劣化しやすい点には注意しなければなりません。

シルクスクリーン印刷とは、網の目状のスクリーン（版）にインクをつけて印刷する方法です。現在、スクリーンにはポリエステルやナイロンなど化学繊維で作られた布が使われることが一般的ですが、かつてはシルク（絹）が使われていたことからシルクスクリーン印刷と呼ばれています。色別に版を作り、印刷するのがシルクスクリーン印刷の特徴です。

一度版を作ってしまえばあとは印刷するだけなので、印刷する枚数が多ければ多いほど、1枚当たりの単価が安くなります。また、シルクスクリーン印刷は対象物にインクを染み込ませるのではなく、対象物の表面に載せたインクを熱で圧着させるため、色あせしにくいというメリットもあります。ただし、小ロットの場合、割高になる点には注意しましょう。

UV印刷のUVとは、紫外線（Ultra Violet ray）のことです。その名のとおり、UV印刷は紫外線を照射すると固まり、乾燥する性質の「UVインク」というインクを使った印刷方法です。シルクスクリーン印刷の場合は油性のインクを使うため、インクを乾燥させるのに数日間かかります。一方、UV印刷は紫外線を照射すると瞬時に乾燥するため、インクを乾かすための時間は必要ありません。

作業工程を短縮できるため、短納期にも対応しやすいメリットがあります。また、シルクスクリーン印刷より、精密な印刷が可能な点もメリットとして挙げられます。ただし、UV印刷の使われるインクはコストが高く、その結果、印刷費用も高くなりやすい点は押さえておきましょう。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数ある印刷会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

どのような基準で印刷会社を選んだらいいかわからない方も多いと思います。そういった方は、まずは実績豊富な印刷会社のなかから選ぶことをおすすめします。実績豊富な印刷会社にはノウハウが豊富に蓄積されているため、どのような依頼もスムーズに対応してくれるでしょう。

印刷会社は、自社工場を持ち印刷物の企画から制作、印刷までワンストップで対応できる会社と企画や制作は社内の担当者が行い印刷はほかの会社に任せる会社とに分かれます。スケジュール調整や納期を含めて、より臨機応変に対応してもらえるのは前者の方です。ここでは、アクリル印刷をワンストップで対応可能な印刷会社を紹介します。

イベントは間近に迫っているのに、配布するアクリルグッズの手配を忘れてしまっていた。このようなときに頼りになるのが短納期に対応している印刷会社です。印刷会社のなかには、データ入稿から最短で当日発送が可能な会社もあります。ここでは、短納期でのアクリル印刷に対応できる印刷会社を紹介します。

「アクリルグッズを制作したいけれど予算が不安」という方もいると思います。また、できるだけお金をかけずにノベルティグッズを作りたいという方も多いでしょう。そういった方におすすめなのが、格安な料金の印刷会社です。ここでは、アクリル印刷を格安な料金で依頼できる印刷会社を紹介します。

印刷会社を選ぶポイントを2つご紹介します。

・さまざまな種類の用紙に対応できるか
印刷物の種類は非常に多く、さらに紙質においても、つやのあるコート紙や、反射を防ぐマット紙のほか、透かし模様などが入った特殊な紙など実に多彩です。沢山の紙が扱えるということは、面取りを多く（紙の数を少なく）することにも繋がります。価格にも反映されるため重要なポイントです。

・印刷技術だけでなく製版技術にも注目する
印刷は4色のインクを掛け合わせて色合いを調節します。このため商材と全く同じ色を出すには優れた技術が必要です。「この商品だけ赤みを抑えたい」というとき、その調整は製版作業で行います。印刷技術はもちろん、製版技術も確かめた上で会社選定を行いましょう。

さまざまな特徴を持つ印刷会社が増えており、前述したポイントだけでは会社を決められない場合もあるでしょう。会社選びでお悩みの際は、ぜひアイミツへご相談ください。

つづいては、印刷を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。

印刷の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

低価格で大量に生産できることから、企業のノベルティや販促グッズとしても人気のアクリル製品。アクリル製品は自作することも可能ですが、「高品質なアクリル製品を作りたい」「大量生産したい」といった場合は、専門業者への依頼が現実的です。

とはいえ、どのような会社に依頼したらいいかわからないという方もいるでしょう。依頼先にあてがない方はぜひアイミツにご相談ください。ニーズや予算に最適な印刷会社を紹介いたします。