- 課題
- 化学業界A社様では、競合が少ないニッチな市場でトップシェアを誇っていたが、外部環境の変化に伴い、グローバル化の推進や新規事業の創出を方針として掲げた。これにあたって、これまでの成功要因だけでなく、物事の本質を把握するスキル(コンセプチュアルスキル)を強化しないと、市場で勝っていくことが難しいと危機意識を感じていた。また、人材の課題としても、計画組織力・推進力が弱いというアセスメント結果が出ていた。
- 解決
- 次期管理職候補者として必要となるコンセプチュアルスキルの習得とリーダーシップの醸成を目的に、まずは、次世代を担う人材を選抜し、コンセプチュアルスキルを強化する、ロジカルシンキングや問題解決思考などをテーマにした研修を提供した。
- 効果
- ほとんどの受講生に対して、業務上で活用できる学びを与えることができた。
本質的な問題解決や、周囲を巻き込むためには、コンセプチュアルスキルが必要だというコメントが多く見られた。
また、リーダーシップにおいても、多様なリーダーシップの発揮の仕方があることや、周囲のメンバーに合わせた働きかけをしないと人はついてきてくれないなどのコメントが見られた。