内装工事とは？種類や流れについて解説【2024年最新版】

内装工事には、電気や消防設備、建具など、さまざまな種類があります。この記事では、オフィスデザインや内装工事などの発注先を比較検討できる「アイミツ」が、内装工事の種類や内容を徹底解説！内装工事の流れについても詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

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業務効率の改善やコスト削減、社内のコミュニケーションの活性化など、企業によってオフィスを改装する目的はさまざま。また同じオフィスの内装工事でも、電気工事やネット回線工事、床や壁の工事など、改装の内容によって必要となる工事は異なります。
各工事を別々の工事会社に依頼するのは効率的ではありません。オフィスの内装工事を依頼するのであれば、専門の会社へ依頼したほうがよいでしょう。

オフィスの内装工事の大まかな流れは以下の通りです。
1.内装のコンセプトを決める
2.内装工事会社を選定
3.デザイン・設計
4.施工
5.オフィス家具の設置
まずは、オフィスを改装する目的に合わせて内装のコンセプトを決めましょう。発注先を探すときは、自社のニーズに対応できる会社を選ぶことが大切です。発注先を決めたら、具体的なデザインやレイアウトを相談します。工事期間中は進捗を確認しながら入居までのスケジュールを組みましょう。

オフィスの内装工事は、大きく10種類に分類できます。それぞれの内容を解説しましょう。

軽鉄工事とは、オフィス内の天井や壁の骨組み・下地をつくる工事です。一昔前は木材を使用するのが主流でしたが、現在では消防法など法令の基準をクリアするために、耐火性能が高い軽量な金属を使用するのが一般的。軽鉄材と呼ばれる建材で枠組みを作成し、石膏ボードや消石灰やケイカル板などで壁や天井の下地をつくります。

仮設工事とは、工事を安全・円滑に進めるための一時的な設備を設置する工事です。高所作業用の足場や壁への塗料付着を防ぐ養生シートなどを設置します。またオフィスの電気設備だけでは、工事に必要な電力の容量が不足してしまうことも。電動工具を多く使用する工事では、電気設備を仮設する場合もあります。

電気工事とは、オフィス内の電気配線やコンセントなど電気関連の設備を設置する工事です。オフィスを改装・新設する場合、内装のレイアウトに合わせてコンセントや照明器具、スイッチなどを設置する必要があります。増築によって消費電力の増加が見込まれるのであれば、容量に対応できるよう分電盤も交換しなければなりません。

空調工事では、オフィスで快適に過ごすために欠かせないエアコンや換気扇などを設置します。エアコンを設置するには、室外機の工事も必要です。加えて、空調機器の設置にともなう配管工事も実施。また業務用エアコンの能力は「馬力」という単位で表され、オフィスの面積に応じた適切な性能の製品を選ぶことが重要です。

建具とは、ドアや窓などの扉を指します。建具工事とは、窓やドアの枠、扉の設置に必要な金具などを取り付ける工事です。建具メーカーが製造した既製品を使用する場合もあれば、特注で作成する場合も。コストを抑えたい場合は、既製品から選択するとよいでしょう。また電子ロックを設置する場合は、別途セキュリティ設備の工事も必要です。

パーティション工事では、オフィス内のスペースを分ける間仕切りを設置します。間仕切りには、アルミ製やスチール製が使用されるケースが一般的。アルミ製はコストを抑えられる一方で、遮音性はスチール製と比較すると低いため、間仕切りを設置するスペースの用途に合わせて材質を選ぶことが大切です。

看板工事は、建物の入口や敷地内に社名や店舗名などを記載した屋外看板を設置する工事です。屋外の工事ではありますが、内装工事として扱われるケースがほとんど。高い位置に看板を設置する場合は、足場を設置もしくは高所作業車を使用します。看板を設置する場所によっては、役所への申請も必要です。

サイン工事では、サインや案内板を設置します。看板工事と混同されることもありますが、サイン工事は屋内用の案内板などを設置する工事。オフィスの入り口などに社名入りのプレートやフロアの階数表示を設置します。サインにはカッティングシートを用いるケースが多く、部屋の名前や部署名などを記載したものを設置します。

消防設備工事とは、避難設備や消火設備などの防災設備を設置する工事です。消防法や建築基準法の基準を満たす必要があるため、オフィスを改装する場合は、既存の設備で基準をクリアできているかを確認しましょう。またオフィスを新設する場合も、避難経路などの安全面を考慮してレイアウトを決める必要があります。

床仕上工事とは、フロアに床仕上げ材を設置する工事です。床仕上げ材には、カーペットやタイル、フローリング材などを使用します。床下に配線用の空間を確保するOAフロアを設置しているオフィスも。OAフロアを新たに設置する場合は、床仕上工事の前にOAフロアの工事を済ませておく必要があります。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間を割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるオフィスデザイン会社から、ご要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

イメージどおりのオフィス環境を構築するには、発注先選びが重要です。発注先を比較する際は実績が豊富な会社を選びましょう。オフィスの内装工事を依頼するのであれば、オフィスのデザインや施工実績がある会社を選ぶ必要があります。またオフィスデザイン会社によってデザインのテイストにも違いがあるため、自社のコンセプトに近い実績があるかもチェックしましょう。
加えて、複数の会社に見積もりを依頼して費用の内訳やトータル金額を確認することも大切です。複数の会社の見積もりを比較して、慎重に発注先を決定しましょう。

内装工事の種類や流れを解説しました。内装工事にはさまざまな種類があるため、各工事の内容をしっかり把握しておきましょう。
アイミツでは、ご要望を伺ったうえで条件に合うオフィスデザイン会社を無料で複数ご紹介します。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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