オフィスデザインの自社対応、外注のメリット・デメリット【2024年最新版】
働き方の多様化や移転、新設をきっかけに新たなオフィスデザインを検討中の方も多いでしょう。近年では、動線を意識したオフィスや個別ブースが設置されているオフィスなど、これまでの常識にとらわれないオフィスデザインも少なくありません。
この記事では、オフィスデザインの外注と自社対応それぞれのメリットとデメリットについて解説します。オフィスデザインを外注するかお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
オフィスデザインを自社対応する場合と外注する場合の違い
オフィスデザインを自社対応する場合と外注する場合は、費用とデザインに大きな違いが出てきます。なぜなら、外注した場合のオフィスデザイン費用は依頼内容によって、50万〜400万円程度と幅広く設定されているからです。外注することで費用は発生しますが、理想のデザインを依頼できるでしょう。
オフィスデザインを変更する際にかかる主な費用は、以下の4つに分けられます。
・レイアウト設計(全体のデザイン)
・設計管理(オフィス家具など)
・内装、外装工事(壁紙、外壁など)
・通信工事(ネットワーク構築など)
上記の中で内装や通信工事などの場合、専門知識のない社員による自社対応は困難でしょう。不特定多数の顧客が訪れないオフィスであっても、フロアの数や面積によって見積もりは変わります。
また、オフィスデザインの変更までにかかる期間にも、自社対応と外注する場合に大きな違いがあります。外注する場合は、数ヵ月から1年程度の時間がかかることも少なくありません。一方で、オフィス家具の入れ替えなどの場合は、自社対応による数ヵ月で完成する場合もあるでしょう。それぞれの違いを理解した上で選択をする必要があります。
自社対応した場合のメリット・デメリット
ここからは、オフィスデザインを自社対応した場合のメリットとデメリットを紹介していきます。外注せずに自社対応でオフィスデザインを変更した場合の状況を自社に置き換えて考えてみてください。
メリット:自社の文化や理念を守れる
オフィスデザインを自社対応することで、自社の文化・理念を守れるようなデザインにしやすいことが挙げられます。一般的なオフィスデザインには使用されないこだわりやレイアウトを反映することで、自社ならではの理念を社員に伝えるきっかけになるでしょう。
また、外注業者の都合でデザインや素材を変更される心配がないことも強みです。ただし、理想を反映するためには、高いデザイン力や内装などの施工技術が必要になってしまいます。自社の社員に理想を実現させるノウハウがあるのかを事前に確認しておくことをおすすめします。
デメリット:理想を実現できない
続いて、理想とするオフィスの姿が漠然としていて、理想のデザインがわからず、実現できないというデメリットが考えられます。オフィスデザインのノウハウが少ない会社では、具体的に何から始めればいいのかを明確にするのが困難だからです。
たとえば「社員のコミュニケーションを促進するオフィス」を理想とする場合、どのデザインが促進につながるのかを具体的にイメージできない場合も多いでしょう。自社対応での実現が困難な場合、理想を実現してくれる外注業者を選択するのもおすすめです。
デメリット:施工業者の手配に手間がかかる
オフィスデザインを自社対応する場合、施工業者の手配に手間がかかるというデメリットが考えられます。オフィスデザインに必要な内装、外装工事やオフィス家具の手配など、関係性の少ない業界に依頼する場合は、多くの手間が発生するでしょう。
一方で、外注業者に依頼する場合は、デザインやイメージを確定させるだけであとは外注先に任せることも可能です。自社対応を検討している方は、内装や外装、通信関連の工事など、外部委託が必要な内容を事前に確認しておきましょう。
オフィスデザイン会社に外注した場合のメリット・デメリット
ここからは、オフィスデザインを外注した場合のメリット・デメリットを解説していきます。それぞれを自社と照らし合わせながら、満足度の高いオフィスを実現するために適した選択を見つけていきましょう。
メリット:専門家のノウハウを活用できる
オフィスデザイン会社に外注することで、専門家のノウハウを存分に活かせることがメリットです。オフィスに適した動線はもちろん、社長室や会議室など機密性の高い部屋を配置する方法、社員同士のコミュニケーションスペースをどう設けるかなど、さまざまな視点からアドバイスしてもらえるでしょう。
また、決してゆずれない部分や理想があれば、事前のヒアリングによって遠慮なく伝えられるため、図面に起こしてイメージを共有することも可能です。配線・什器の配置・OA機器の置き場所など、工事や設置をするプロの目線からも提案してもらえるため、結果的に手間の削減になる可能性もあります。給湯室やトイレなど水回り設備はとくにビルごとの指定がされている場合もあり、専門家のノウハウを頼った方が確実なデザインに仕上がるでしょう。
メリット:業務効率化と生産性向上
続いて、オフィスデザイン会社に外注することで、業務効率化と生産性向上を意識したオフィスを実現しやすいことが挙げられます。なぜなら、外注先のオフィスデザイン会社と打ち合わせを重ねる中で、社内の効率化や空間の作り方をアドバイスしてもらえる場合もあるからです。
たとえば、集中しやすい空間を作るためにパーテーションで区切られた個別ブースの用意や、反対にWeb会議やブレインストーミングに活用しやすい小規模な会議室を作るなど、会社ごとにアレンジできます。社員がリラックスできる空間や集中できるオフィスを作ることができれば、業務効率化によるパフォーマンス向上や、生産性向上による売り上げアップなどの効果を得ることが可能です。洗練されたオフィスで働くことで社員のモチベーションも上がりやすくなり、前向きな気持ちで業務を進められるでしょう。
デメリット:費用が発生する
オフィスデザイン会社に外注するデメリットは、まとまった費用が発生することです。自社でオフィスデザインを対応すれば、かかる費用は人件費と材料費のみに抑えられますが、外注した場合は当然費用がかかります。
ただし、自社ですべての準備をするよりも、中古の家具を扱うオフィスデザイン会社や、セット割引などを行っている企業もあるため、安く仕上げられる可能性もあります。
デメリット:イメージを伝えにくい
もうひとつのデメリットとして、考えているイメージを外注先に伝えにくいことが挙げられます。オフィスデザインの漠然としたイメージを言語化するのは難しく、何度も打ち合わせをしたり、図面を作ったりしても完成イメージが合わないと感じてしまうこともあるでしょう。
こだわりのあるオフィスデザインをしたいという方は、より具体的なイメージを伝えられるようにしましょう。
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まとめ
今回はオフィスデザインを自社対応、外注のメリットデメリットを中心に紹介しました。ほかにも、オフィスデザイン会社を選定するポイントや成功のコツ・失敗例などもご覧いただけたかと思います。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、自社対応をした場合の工数や労力などを把握したうえで、外注した方が効率がよいと考えた方も多いのではないでしょうか。
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