マスコットキャラクターの作り方!制作の流れや外注のコツも紹介【2024年最新版】
オリジナルのマスコットキャラクターを、プロモーションに活用している企業は少なくありません。自社でもマスコットキャラクターを作成したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、デザインやマーケティングなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、マスコットキャラクターの作り方や制作の流れを解説していきます。
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マスコットキャラクターとは?
マスコットキャラクターとは、企業やプロジェクトのシンボルとなるキャラクターのこと。熊本県のゆるキャラであるくまモンや、千葉県船橋市の非公認キャラクターであるふなっしーなど、有名なキャラクターであればご存知の方も多いのではないでしょうか。
一般的にマスコットキャラクターは、動物や人をデフォルメしたり、物を擬人化した可愛らしいデザインを採用しており、見た人に親しみやすいイメージを与えることができます。オリジナルのマスコットキャラクターを作成して、宣伝に利用している企業も少なくありません。マスコットキャラクターを作成すれば、自社に対しても親しみやすいイメージを持ってもらえたり、知名度を高められたりする可能性もあるでしょう。
企業がマスコットキャラクターを作るメリット
企業がマスコットキャラクターを作成する主なメリットとして、以下の3つが挙げられます。
・企業の認知度が上がる
・他社と差別化ができる
・マーケティングに活用できる
マスコットキャラクターは、自社のプロモーションに幅広く活用できます。それぞれのメリットについて詳しく解説しましょう。
企業の認知度が上がる
マスコットキャラクターを作成することで、企業の認知度向上が期待できます。マスコットキャラクターをプロモーションに利用しターゲット・顧客にブランドや企業イメージを視覚的に訴えられることによって、ブランドを覚えてもらいやすくなり、認知度を高められるでしょう。また、キャラクターの利用には、自社ブランドに対する顧客の愛着を高める効果も期待できます。
他社と差別化ができる
企業がマスコットキャラクターを作成するメリットとして、他社と差別化を図れる点も挙げられます。競合他社がマスコットキャラクターをプロモーションに使用していない場合、キャラクターを利用することで、ターゲットに自社ブランドや社名を覚えてもらえるでしょう。また、キャラクターに対する愛着から、自社商品を選んでもらいやすくなる効果も期待できます。
マーケティングに活用できる
マスコットキャラクターは、マーケティングにも活用できます。マスコットキャラクター自体の人気が高まると、キャラクター単体でも集客効果を発揮する場合があるでしょう。マスコットキャラクターを軸にしたマーケティングを展開すれば、効果的に集客できるかもしれません。また、キャラクターの二次利用を許可すれば、より多くの人に自社のイメージを広められます。
マスコットキャラクターを制作する流れ
手探りのまま始めてしまうと、余分な時間やコストがかかってしまう可能性もあるので、マスコットキャラクター制作の流れを確認しておきましょう。
1.サービスのコンセプトを明確にする
自社のサービスやブランドイメージとマッチするマスコットキャラクターを制作するためにも、まずはサービスのコンセプトを明確にしておきましょう。サービスのイメージとマスコットキャラクターが与える印象にギャップがあると、ターゲットに違和感を与えてしまうことも少なくありません。期待したような効果を得られない可能性もあるので、サービスとの親和性を考慮したマスコットキャラクターを作成することが大切です。
サービスのコンセプトを決める時は、誰に対して何をどのように提供するのか、極力具体的に決めておくことが重要です。マスコットキャラクターを制作するのは、ある程度サービスの概要が固まった段階でよいでしょう。
2.アイデアをたくさん出す
サービスのコンセプトが固まったら、どのようなマスコットキャラクターを制作するのかアイデアを出していきましょう。アイデア出しの段階では、可能な限り多くの案を集めていきます。ただし、キャラクター像がブレないように、サービスのコンセプトに沿ったアイデアを集めることが重要です。具体的には、見た目に関するアイデアのほか、性格やしゃべり方などのアイデアを集めていきます。
ある程度アイデアが集まったら、自社のマスコットキャラクターに相応しい要素をピックアップして、キャラクター像を固めていきましょう。マスコットキャラクターが誕生した背景やストーリー設定なども決めておくと、より親近感を持ってもらいやすくなります。
3.ラフ画を描いてイメージを固める
キャラクター像が決まったら、実際にアイデアをビジュアルに落とし込んでいきます。初めからビジュアル的なコンセプトを1つに絞る必要はありません。ラフ画をいくつか作成しながら、少しずつ自社のイメージに近づけていくとよいでしょう。ただし、ぱっと見ただけで何のキャラクターなのか分からないデザインは避けておくことをおすすめします。コンセプトが分かりにくいキャラクターは説明が必要になるため、マスコットキャラクターとしての役割を果たせない可能性があるからです。
また、ラフ画を作成する際は、表情やポーズなども何パターンか作成しておくとよいでしょう。いくつか案を作成して、最も自社のイメージに合うデザインを選択してください。
4.デザインを決めてマスコットキャラクターを描き起こす
ラフ画制作は、あくまでもビジュアル的なコンセプトを決める作業なので、詳細まで詰める必要はありません。ラフ画の段階でビジュアルを詳細に決めてしまうと、書き起こしの際に大幅な手直しが必要になることもあるでしょう。そうなると手間が増えてしまうので、詳細は書き起こしの際に決めていきます。
書き起こしの段階では、配色や線の太さなどを調整して、イメージに合わせてデザインのテイストを固めます。ゆるキャラを作成するのであれば、輪郭の線を無くしたり、線の色を薄くして柔らかい雰囲気に仕上げるとよいでしょう。反対に線を太くしたり、線の色を濃くしたりすると輪郭がくっきりとして、遠くからでも見やすいデザインに仕上がります。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるデザイン制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
マスコットキャラクターを作る際の注意点
マスコットキャラクターを作る際は、企業イメージとの親和性を意識しましょう。また、既存のキャラクターと類似していないかチェックしておくことも重要です。意図的ではなかったとしても、訴訟などのトラブルに巻き込まれる可能性も少なくありません。ラフ画や書き起こしの際に、既存のキャラクターをリサーチしておくことをおすすめします。
また、作成したキャラクターのイラストの著作権は、基本的に制作者に帰属します。そのため、企業がイラストを自由に利用するには、制作者より著作権を譲渡してもらわなければなりません。契約の際に権利関係を明確にしておきましょう。悪質な競合による模倣を予防するためにも、キャラクターを商標登録しておくと安心です。
自社でマスコットキャラクターを制作できない場合は?
イラストレーターやデザイナーが自社に在籍していない場合、マスコットキャラクターの自社制作は難しいもの。マスコットキャラクター制作を外注する場合、主にフリーランスとして活動しているデザイナー・イラストレーターに発注する方法と、デザイン制作会社に依頼する方法の2つがあります。それぞれの方法の違いを確認していきましょう。
個人のイラストレーターやデザイナーに依頼する
個人で活動しているイラストレーターやデザイナーにマスコットキャラクター制作を依頼すれば、自社にデザイナーが在籍していなくてもキャラクターを作成できます。個人のクリエイターは、クラウドソーシングサービスなどを活用すれば見つけられるでしょう。
フリーランスのクリエイターにマスコットキャラクター制作を依頼するメリットは、コストを抑えられる点です。フリーランスのクリエイターは、デザイン制作会社と比較して料金を低めに設定しているケースが多いでしょう。
一方で、個人に外注する場合、イラストレーターやデザイナーによって成果物のクオリティに大きな差が生じます。事前に過去の実績やポートフォリオをチェックしておくことが重要です。
デザイン制作会社に依頼する
マスコットキャラクター制作は、デザイン制作会社に依頼することもできます。デザイン制作会社にはプロのデザイナーが在籍しているので、クオリティが安定しているのがうれしいポイントでしょう。加えて、デザイン制作会社では制作にとりかかる前にクライアントと打ち合わせを行い、イメージをすり合わせていきます。認識のズレが生じにくいので、自社のイメージに沿ったマスコットキャラクターを制作してもらえる点も心強いのではないでしょうか。そのほか、個人に外注する場合とは異なり、突然連絡が取れなくなってしまうリスクも低いでしょう。
一方で、デザイン制作会社に依頼すると、個人よりもコストが高くなるデメリットもあります。デザイン制作会社ではチームで業務にあたるケースが多いため、個人と比べてコストがかかってしまうもの。しかしクオリティを重視するのであれば、デザイン制作会社に依頼したほうがトラブルになるリスクも抑えられるでしょう。
マスコットキャラクター制作を外注する際の3つのコツ
同じ内容で制作を依頼しても、発注先によってマスコットキャラクターのテイストやクオリティ、料金は異なります。マスコットキャラクター制作を外注する際は、必ず複数の制作会社を比較した上で、発注先を決めましょう。マスコットキャラクター制作で失敗しないために、最低限押さえておきたい発注時のコツを解説します。
コツ1.複数の会社に見積もりをとる
マスコットキャラクター制作の料金は、デザイン制作会社ごとに異なります。見積もりを確認して、料金が高い・低い理由を把握することが重要です。初めから発注先を1社に絞るのではなく、複数の会社で見積もりをとりましょう。複数の会社を比較することで、おおよその相場も把握できます。また、見積もりを比較する時は料金の総額だけでなく、内訳も必ずチェックしてください。
コツ2.サンプルを確認する
マスコットキャラクターの外注先を選ぶ際は、デザインのクオリティを確認しておくことも重要です。キャラクター制作に対応しているデザイン制作会社のホームページには、過去の実績やサンプルが掲載されているケースが多いでしょう。事前にサンプルをチェックしておけば、自社の求めるクオリティに対応できる会社かどうか確認できます。加えて、デザインのテイストは制作会社に在籍しているデザイナーやイラストレーターに左右されるので、実績・サンプルで自社のイメージに合うテイストの作品があるかどうかも併せてチェックしておくとよいでしょう。
コツ3.会社やクリエイターの対応力を確認する
デザイン制作会社やクリエイターの対応力もチェックしておきましょう。発注先によってクライアントの依頼にどこまで対応できるのかも異なります。例えば、デザインの微調整が必要になった場合、どの工程までであれば対応してもらえるのか、別途料金が発生するかどうかは発注先によって異なります。納期の変更やデザインの微調整など、どこまで対応してもらえるのかを事前にチェックしておくことで、発注後のトラブルを予防できるでしょう。自社にイラスト制作に詳しい人材が在籍していない場合は、発注先の提案力を確認しておくことも大切です。
デザイン制作の費用相場
つづいては、デザイン制作を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。デザイン制作費用の相場は、依頼内容によってさまざまです。アイミツでは、内容別の費用相場に関する記事をご用意しているので、ぜひご覧ください。
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<印刷物デザイン>
カタログ制作の平均費用と料金相場
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<ホームページデザイン>
ホームページデザインの平均費用と料金相場
バナーデザインの平均費用と料金相場
より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】デザイン制作でお悩みならアイミツへ
本記事では、マスコットキャラクターの作り方や制作の流れなどを解説しました。企業イメージに合わせたオリジナルのマスコットキャラクターを作成できれば、自社の認知度を高められます。もしもオリジナルのマスコットキャラクター制作を外注したいという場合には、ぜひアイミツにお問い合わせください。ニーズに沿ったデザイン制作会社を複数提案し、一括で見積もりを取ることも可能です。
【費用感を知りたいという方はこちら】
キャラクターデザイン制作の費用・相場
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