板橋区のおすすめ司法書士事務所10選【2024年最新版】

「現在契約中の司法書士のレスポンスが遅くて悩んでいる」「不動産登記について相談できる事務所を知りたい」など、お悩みの方に向け、今回は板橋区にあるおすすめの司法書士事務所を紹介していきます。司法書士事務所にはどんなことを依頼できるのか、司法書士事務所に依頼する際にはどのようなステップを踏むのかなども解説するので、司法書士への依頼を検討中の方は参考にしてください。

司法書士に相談したことがない、業務を依頼したことがないという方の場合、そもそも司法書士とはどのような存在なのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。はじめに、司法書士とはどんな専門家なのか確認しておきましょう。
司法書士は、簡単に説明すれば登記などの法務事務に関する専門家。行政機関への提出が求められる書類の作成代行、ならびに審査請求などを行うことができます。具体的には、不動産登記をはじめ会社設立登記や商業登記のほか、相続関連の業務や簡裁訴訟代理に関係する業務、成年後見関連業務など幅広い業務に対応可能で、書類作成などの法務事務のみならず、法律に関する相談を依頼することもできます。

「司法書士と行政書士では何が違うの？」と疑問に思う人も多いかもしれませんが、司法書士と行政書士とでは役割が大きく異なります。先にも説明している通り、司法書士は登記申請などといった法務事務を行う専門家です。一方で行政書士が担っているのは、名前からも分かる通り行政手続き関連業務。許認可申請を行う際には行政書士に依頼することとなります。両者ともに書類作成・提出代行といった業務を担うものの、作成する書類や提出先などは全く異なるため注意しましょう。

先ほど司法書士の業務内容について簡単に説明しましたが、どのようなことを依頼できるのかより詳しく確認していきましょう。

・法人登記関連業務
・不動産登記関連業務
・債務整理関連業務
・裁判関連業務
・相続関連業務
・企業法務コンサルティング

従来から司法書士の主な業務として知られているのが、登記申請業務です。不動産を所有した場合や、会社を新たに立ち上げるという場合には登記申請を行う必要がありますが、書類作成・申請を自分で行うのはなかなかハードルが高いもの。しかし、登記申請の専門家とも言える司法書士に依頼すれば、書類作成や法務局への提出などといった一連の手続きをまとめて任せることができます。債権額が140万円以内の少額債務整理や、民事関連の書類作成などを依頼することも可能です。また、企業法務について相談できる専門家と契約したいという場合にも、司法書士は非常に頼りになる存在でしょう。

ここからは、司法書士事務所に依頼する際の大まかな流れについて確認していきましょう。今回は、司法書士に「会社設立手続き」について相談する場合を例に、全体の流れを解説していきます。

司法書士に依頼する際、まずは、依頼を検討している司法書士への問い合わせから始めましょう。司法書士事務所によって対応しているお問い合わせ方法はさまざまですが、その多くがメールや電話、ホームページのお問い合わせフォームなどから気軽に問い合わせることができます。事務所とは相性もあるため、まずは複数の事務所に目星をつけておくようにしましょう。

問い合わせ内容や依頼内容に問題がない場合には、面談へと進みます。Zoomなどでオンライン面談を行う場合もあれば、実際に事務所へと出向いてオフライン面談を行うこともあるでしょう。
初回相談・見積もりが完了したら、会社の基本情報を提出します。商号（会社名）をはじめ、本店（本社）所在地、役員名や事業目的などといった、登記申請に必要な情報を提供します。ちなみに、初回相談や見積もりは無料で行っている司法書士事務所も少なくありません。

会社設立に関連する登記申請に必要な情報を提供したのちは、実際に書類作成へと進みます。司法書事務所によっては、必要書類の収集や作成などといった手続きが始まった時点で着手金が発生する場合もあるため、依頼時に確認することを忘れないでください。
書類収集・作成が完了したら、書類のチェックを行いましょう。内容に問題がなければ、前もって用意しておいた会社印（代表印）を押印し、登記費用を預けます。司法書士事務所によっては、会社印の作成もあわせて依頼可能です。

完成した書類の確認・押印が完了したら、司法書士事務所によって定款認証手続きが進められます。自分で・自社で定款認証申請を行いたいという場合、法律的に不可能というわけではありませんが、非常に手間がかかるためおすすめできません。定款の認証申請を行うだけで数日間以上の時間がかかってしまうこともあるため、スムーズに進めるためにも司法書士に依頼しましょう。

このタイミングで、会社設立時に必要となる資本金を振り込んでおきましょう。しかし、必ずしもこのタイミングで資本金を振り込まなければならないわけではなく、司法書士事務所に登記費用を預けるタイミングで資本金を振り込むことも少なくありません。資本金の振込方法などについて不明な点がある場合には、司法書士に相談しながら進めてください。

資本金の振り込みまで終わったら、あとは司法書士事務所が登記申請を行うのを待つだけ。法務局にて登記申請が行われた日がそのまま会社設立日となりますが、実際に設立登記が完了となるのは申請から1〜2週間ほどなので注意してください。設立登記が完了したということは会社設立が認められたということなので、会社印の印鑑証明書などを取得したい場合には別途手続きを進めましょう。

税理士や行政書士、社会保険労務士などさまざまな士業が存在するなかで「司法書士には一体何をお願いできるの？」と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。
司法書士の業務内容には、

・会社・法人の設立や不動産の権利に関する登記または供託に関する手続きの代理
・裁判所・検察庁、法務局への提出書類の作成
・法務局長に対する登記または供託に関する審査請求の手続きの代理
・簡裁訴訟代理等関係業務

などがあげられます。また、法務大臣の認定を受けた「認定司法書士」は、上記の業務にくわえて簡易裁判所で取り扱いができる民事訴訟や訴え提起前の和解、支払督促、証拠保全、民事保全、民事調停などの業務も代理で行うことが可能です。

司法書士事務所には行政書士や社会保険労務士が所属しているケースもあるので、事務所によって得意・不得意があるといえるでしょう。アイミツでは、お客様ごとの要望や課題に応じた司法書士事務所のご紹介も行っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

ここからは、板橋区にあるおすすめの司法書士事務所を紹介していきます。
まずは依頼費用がリーズナブルな司法書士事務所3選を紹介するので、なるべく費用を抑えたいという場合には参考にしてください。

ここからは、債務整理に強い板橋区の司法書士事務所を紹介していきます。
法人債務整理などを依頼できる司法書士事務所をお探しの場合は、以下の2選をチェックしてみましょう。

ここからは、板橋区にある不動産登記に強い司法書士事務所を紹介していきます。不動産登記の得意な司法書士事務所、実績の豊富な司法書士事務所をお探しの場合は、ぜひ以下の2選をチェックしてみてください。

日本司法書士会連合会が2018年に行なった報酬についてのアンケート結果をベースに司法書士の主な業務と、業務別の費用相場をご紹介します。

会社設立手続きの場合
 ・設立時の出資者は2名
 ・発起人は出資者2名
 ・資本金は500万円
 ・登記に必要な全書類の作成や定款認証、登記申請をまとめて行う

この条件で株式会社の設立手続きを行うと想定した場合、報酬の全国平均価格は10万2,752円。 報酬額に加えて、登記申請時に納める必要のある登録免許税を支払う必要があり、もしも電子申請でなければ定款認証の印紙税も支払わなければならないため注意しましょう。

役員変更の登記申請の場合
 ・取締役3名、代表取締役1名、監査役1名の取締役会設置会社
 ・定時株主総会終結によって役員全員が任期満了となり改選
 ・株主総会議事録や取締役会議事録をはじめとする全書類を作成
 ・登記申請の代理も行う

 この条件で役員変更に伴う登記申請を依頼した場合、2万9,358円が全国の平均価格です。
「依頼前に司法書士の費用相場についてもっと詳しく知りたい！」という方は、以下の記事をチェックしてください。

今回は、板橋区にある司法書士事務所の中から、特におすすめの10選を紹介しました。
数ある司法書士事務所から自社にぴったりの相談先を探すのは難しいですが、慎重に選ぶことで選定ミスを防ぐことができます。
これまでの実績や得意分野、会社からのアクセス、オンライン面談は可能かなども確認しながら、ニーズにあった事務所を選びましょう。どのように選ぶべきかお悩みの場合は、アイミツにご相談ください。