大阪で債務整理におすすめの司法書士事務所14選【2024年最新版】

債務整理とは借金の減額や返済期限の延長に関する交渉を行う法的な手続きのことです。事業の収益悪化とともに返済が滞ってしまった場合には、債務整理によって立て直しを図ることができます。債務整理の実施にあたっては司法書士のサポートを利用するのが一般的とされており、現状に合わせた提案が受けられるのはもちろん、専門知識がなくてもスムーズに手続きを進めることが可能です。
この記事では、債務整理を検討中の方へ向けて大阪にあるおすすめの司法書士事務所を紹介するとともに、債務整理の流れや費用相場などについても解説していきます。

債務整理を行う際には、その時どきの状況に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。債務整理の基本的な流れは以下のとおりです。
①専門家への相談
②債権者へ受任通知を送付
③利息の計算・裁判所への申し立て
④債権者との交渉・計画書の作成
⑤再建計画の認可・破産手続き
司法書士へ相談し契約を締結すると債権者へ受任通知が送付され、督促を停止することができます。続いては過払金の有無を把握するための利息計算や裁判所への申し立てを行い、債権者との交渉および再生計画の作成を進めていきます。再建のめどが立てば計画を遂行、めどが立たない場合には破産を申請するのが一般的です。

「債務整理を司法書士へ依頼するためにどの程度の費用が必要なのか知りたい」という方も多いのではないでしょうか。債務整理の費用は依頼する手続きや規模によって開きが生まれますが、一般的な相場としては着手金・報酬含め3万円以上・70万円以下とされています。場合によっては裁判費用が発生するので、規模の大きな債務整理では相場以上の費用が必要になる可能性があるでしょう。
債務整理の手段は「任意整理」と「個人再生」「自己破産」の3種類で、任意整理は裁判手続きが発生しません。また、司法書士事務所の中には分割払いに対応しているところもあるので、負担を抑えながら手続きを進められる方法を選びましょう。

任意整理は裁判所を介さず、債権者と直接借金の減額交渉を行う方法です。司法書士が対応できる業務としては「不要な取り立ての停止依頼」や「法外な利息の見直し・適正レートでの返済を促すこと」などがあげられます。もっとも簡易的な手続きで借金の減額を交渉できるため、比較的取り組みやすい方法だと言えるでしょう。
任意整理については相談料を無料とする司法書士事務所も多く、着手金・基本報酬は1社あたり約3万〜5万円ほど、減額報酬10%前後に設定されているケースが一般的なようです。また、任意整理では過払金があった場合の請求も可能となっており、返還額の20%前後が相場とされています。

個人再生は金額の大きな借金の減額を目的とした措置です。裁判所への申し立て、再生計画の認可を受けることで手続きを進めることができます。司法書士への依頼が一般的とされており、書類作成の代行を一括で任せることが可能です。ただし、司法書士には弁護士のように代理出廷を依頼することはできないので注意が必要でしょう。
個人再生を司法書士へ依頼する場合の費用相場は約30万〜40万円とされていますが、住宅ローン特則を使用する場合は費用が加算される傾向にあるようです。

自己破産は裁判所を通して行う債務整理方法の1つで、借金返済が困難になってしまった際に支払い義務を免除を受けることができます。自己破産の手続きを司法書士に依頼する場合は書類作成代行や督促の停止、郵送物の受け取りが任せられます。
自己破産手続きを司法書士へした場合の費用相場は約20万〜30万円とされていますが、司法書士は債務者に代わって裁判所とのやりとりを行うことはできないため注意が必要です。裁判所とのやりとりも任せたいという方は、弁護士への依頼も視野に入れるべきだと言えるでしょう。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数ある司法書士事務所からあなたの要望にあった事務所をピックアップして無料でご紹介いたします。

ここからは、大阪で無料で相談ができる債務整理に強い司法書士事務所を紹介していきます。

続いては、着手金不要で債務整理を依頼できる大阪の司法書士事務所を紹介します。着手金なしの司法書士事務所に依頼することで、経済的な負担を抑えながら手続きを進められるでしょう。

ここからは、分割払いに対応している大阪の司法書士事務所を紹介していきます。報酬を分割で支払えれば、最小限の負担で債務整理を進めることができるでしょう。

続いては、女性専用の窓口を設けている大阪の司法書士事務所を紹介します。「司法書士に債務整理の相談をしたいけれど、きちんと対応してもらえるか不安」という女性の方でも心配ないでしょう。

大阪に絞っても多くの司法書士事務所があることから「自分に合った事務所を選ぶにはどうすればいいのか」とお困りの方もいるのではないでしょうか。「依頼してよかった」と感じられるような司法書士事務所を探し出すためには、いくつかのポイントを意識する必要があります。
特に意識すべきなのは「料金」と「コミュニケーション」「口コミ・評判」。それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

債務整理にかかる費用は事務所によって異なるものですが、中には明確な金額を公開していない事務所も珍しくありません。そうした事務所は依頼後に「成功報酬」といった名目で追加費用を請求してくる可能性があるため注意が必要です。情報を積極的に公開していない司法書士事務所や、見積もりの内容があいまいな司法書士事務所は避けるべきと言えるでしょう。
一方で、問い合わせや見積もりの際に「なにに・いくら必要なのか」を明確に示してくれる司法書士事務所なら、より誠実な対応が期待できると考えられます。不明点がある場合はそのままにせず、つど解消しながら手続きを進めることをおすすめします。

近年ではスマートフォンの普及によって、非対面であってもメールやLINEなどで気軽に相談できる司法書士事務所も増加傾向にあります。しかし、面談なしでの受任は法律で禁止されているため、契約にあたっては必ず面談が必要です。
また「面倒だから」といって債務整理に関するすべての工程を司法書士に任せきりにしてしまうと、想像とかけ離れた事態に陥る可能性も。万が一法的なルールに疎い事務所や、悪徳業者と結託する事務所を選んでしまった場合は多くのリスクを抱えることになるでしょう。そうした状況を避けるためにも、ダイレクトにやりとりのできる司法書士事務所を選ぶことをおすすめします。

インターネット上の掲示板やQ&Aサービスには、全国の司法書士事務所に関する口コミ・評判が多く投稿されています。実際の利用者が「どんな業務を依頼して・どのような対応を受けられたのか」を知ることができる手段ではありますが、投稿内容を信頼しすぎるのは危険というのも事実です。いわば「投稿者が本当にその事務所に依頼をしたのか」を閲覧社側が判断できる要素は少なく、すべての投稿の内容が正しいとは限りません。
口コミ・評判はある程度参考にしつつも、実際に問い合わせや相談の上で「相談のしやすい司法書士か」「スムーズに業務を進められそうか」を見極めることが大切です。

債務整理は司法書士のほかに弁護士にも依頼ができますが、業務範囲はそれぞれ異なります。弁護士の債務整理における業務範囲には制限がなく、幅広い業務を任せることが可能です。一方で司法書士が対応できる債務整理業務は書類作成に限定されており、代理人としての出廷は禁じられています。司法書士は140万円を超える債権額を取り扱うことができないため、その場合は弁護士へ依頼しなければなりません。

しかし、司法書士は債務整理における業務の制約があるぶん弁護士と比較すると報酬が低額な傾向にあるため、債権額が140万円以下であり「できるだけ費用を抑えて債務整理を進めたい」という場合は司法書士への依頼がおすすめと言えるでしょう。

この記事では、債務整理の概要や費用相場とあわせて、大阪にある債務整理におすすめの司法書士事務所を紹介してきました。司法書士は弁護士と比較して低額で債務整理を依頼できるため、「できるだけ負担を抑えたい」という場合に心強い存在です。現状をしっかりと理解した上で、最適な手続きを提案・実行してくれる司法書士に巡り合えれば、正確かつスムーズな進行が期待できるでしょう。
「アイミツ」ではご要望を伺った上で、条件に合う複数の司法書士事務所を無料でご紹介可能です。債務整理の依頼先でお困りの方は、お気軽にご相談ください。