ファミレス席をオフィスに設けるメリットは？事例も紹介【2024年最新版】

ファミレス席とはファミレスなどによくあるボックス席のことで、オフィスではミーティングや商談などに使いやすい席となっています。そこでこの記事では、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、ファミレス席をオフィスに設置するメリットをご紹介！具体的なレイアウトの事例も詳しく解説していきます。

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オフィスにおけるファミレス席とは、テーブルを中心に向かい合わせにソファを配置するボックス席のことです。ファミレスでよく見かけるタイプの席であることからファミレス席と呼ばれています。複数の人がまとまって着席できることが特徴。

また周囲の空間との仕切りがないためセミオープンな空間をつくりやすく、ソファの背もたれに仕切りを置けばセミクローズドな空間にすることも可能です。いずれにせよ、会議室のようなかしこまった雰囲気にはならないため、気軽に利用しやすくなっています。

会議は基本的に守秘性が高くなければ個室で話す必要もないでしょう。いつでも移動でき、すぐにメンバーと話し合いができることから、オフィスにファミレス席が導入されるようになりました。

次に、オフィスにファミレス席を設置するメリットを3つに分けて詳しく紹介します。

オフィスとして活用できるスペースは限られており、そのなかでいくつもの会議室を設置することは難しいでしょう。しかしファミレス席はソファとテーブルの設置だけで完了します。そのため会議室をつくるよりも比較的少ないスペースで設置でき、追加なども行いやすいです。

狭い空間に配置しても圧迫感を感じることもないでしょう。会議室のような予約も必要なく、移動もできるため、レイアウトを変更する場合もスムーズです。

ファミレス席は、例えば突発的にミーティングが必要となった場合でも、会議室のようにわざわざ空き状況をシステムなどで確認せずとも一目で把握でき、スムーズに利用できます。

また急な来客があった場合には、簡易的な応接スペースとしても活用できるでしょう。設置するテーブルが大きければ資料も広げやすく、モニターが設置できれば画面を見ながらの打ち合わせもできます。このように急な対応でも柔軟に活用できる点が魅力です。

ファミレス席は会議室のように硬い雰囲気にはなりません。見た目のやわらかさが加味され、ソファに座ることでリラックスした状態で会話が行えます。これによりコミュニケーションが活性化され、円滑に業務が進めやすくなるでしょう。

またリラックスした雰囲気や、ファミレス席というこれまでになかった空間により、デザイン的にもいい効果が得られることから、新しいアイディアのひらめきなどにも期待できます。

次に、実際に企業で導入されているファミレス席の事例について、詳しく紹介します。

コンサルティングなどを行っている株式会社ミスミグループでは、組織や人員の増強に伴いオフィススペースを拡張。仕切りのないシンプルなファミレス席を設置しているほか、一部を洞窟型のファミレス席にしています。

洞窟型とは、部屋の壁をくり抜いたような形のことで、3方向と天井が壁に囲まれる形となっています。洞窟型は囲われている安心感が得られるほか、片面が完全にクローズドになっていることから、周囲に人がいなければ内密の話を行うことも可能です。クローズドになっている奥側の壁を利用すれば、ホワイトボードやモニターも設置できるため、簡単なプレゼンなども行えるでしょう。

事例参照元：https://www.konicaminolta.jp/business/solution/space-design/case/013.html

美容系サイトを運営している株式会社アイスタイルでは、女性比率が高いこともあって、社内コミュニケーションが活発です。オフィスはこれに対応するためさまざまなタイプの会議スペースを設置しており、ファミレス席も導入されました。

スペースには特注のホワイトボードが用意されていることがポイント。座って書ける高さと幅のある大きなボードで、キャスター付きにすることで自由に移動できる工夫がされています。ファミレス席自体は1つのソファに4人ずつ座れる大きめのスペースで、スペースごとにソファの張地の柄を変えることで気分が変えられます。

事例参照元：https://www.shigotoba.net/istyle_1703_2_kaigishitsuwotukurutoki.html#007

デザイナーズオフィス事業を行っている株式会社ヴィスでは、自社のオフィス自身も先進的なオフィスづくりのエッセンスが盛り込まれており、その1つとしてファミレス席が設置されています。

ファミレス席は、カフェに設置されているような個性的なコの字型の作りとなっています。コの字型は、通常のファミレス席よりもやや狭く、横並びに座ることでよりディスカッションをしやすいことが特徴。個人的なスペースとしても利用できるでしょう。また窓際に配置し、床を一段高くしてフロアが見渡せる向きに作っているので眺めもよく、心理的に引き付けられる場所となっています。

事例参照元：https://www.shigotoba.net/vis_1703_1_kazukazuno_designers_office.html

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前述したように、ファミレス席は会議室のような重苦しさがなく、気軽にミーティングなどに利用できる便利なスペースです。しかし背もたれの高さや配置の場所などによっては、逆に利用しにくくなってしまいます。

実際に設置する場合は、用途や声の響き方、動線などを考慮する必要があるため、より効果的なファミレス席を設けるためには、オフィスデザイン会社へしっかりと相談を行いましょう。

本記事ではオフィスにファミレス席を設置するメリットや、具体例などについて紹介しました。ファミレス席は比較的狭いスペースにも設置しやすく、コミュニケーションの活性化などにも期待できます。ぜひ今回の記事を参考にファミレス席の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

なおアイミツではオフィスデザイン会社の情報を多数保有しており、無料で一括見積もりを承っております。そのほかオフィスデザイン会社への依頼で困りごと・悩みのある方もぜひ「アイミツ」へお問い合わせください。

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